アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。今日も勝手なネタバレ感想をブツクサ書いてます。

「ウエストワールド」シーズン2 クライマックスはこう来た!!最終(10)話のネタバレ解説・感想

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【エンドクレジットの後にウィリアムのシーンがあるのを発見して、一番最後に追記しました!皆さん気が付きました??】

はぁ・・。終わりましたよ・・。

毎回のことながら2回見ないと理解できません。私の頭が弱いのかな・・。

素晴らしかった!!・・と言いたいけど、私は8話9話がピークだったかな・・。

なんだかこの最終回は一気に片を付けようと、色々説明されて疲れちゃった。

しかもご丁寧に、お得意の哲学問答が毎回あるので、もうお腹いっぱい。

頭使わなくても理屈抜きで感情的に揺さぶられる部分を増やしてくれたら良かったんだけど、そういうチープな演出はお好みじゃないみたいで、とにかく複雑な上に意味深なのよね。

 

結局、静かにしたたかにフォードはホスト達の未来を繋げ、自分は「地平線の彼方でまたいつか君に会うかもしれない・・」なんて詩人のようなコメントをバーナードに遺し、満足気に去っていきました。

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やっぱりフォードがゲームに勝った

そりゃそうよね。ゲームを作った本人だし、抜かりなく始めから全てを見抜いてたわよね。

ウィリアムは勝手に自滅すること、もしくはドロレスにやられること、ドロレスがパークの脱出に成功すること、その際バーナードの助けが必要になり、彼が見事それに応えること・・。

全てがフォードの目論んだ通りに事が運んだようです。

 

ドロレスがバーナードに加えた変化とは

ドロレスが「私が彼を創った」と自信たっぷりに言ってましたけど、再現性のテストを何万回もやってたんじゃ、そりゃそうでしょう~。

ウィリアムがジェームズ・デロスにしてたテストの回数とは桁が全然違うし!

 

そんな彼女がほどんど完璧にコピーできているバーナードに対して言うのです。

「それでも少し欠陥がある・・、言葉や仕草にね・・。

あなたを少し変えてみるのがいいかもしれない。

結局のところ、あなたは上手くいかなかったんだし・・」と。

へぇ~ホストのドロレスがそこまで考えますか!

にしても、ドロレスはどんな風に変えたんだろ・・。

 

最後の「あなたは上手くいかなかった」と和訳されてる部分ですが、、私は「結局のところオリジナルのアーノルドは生き延びれなかったわけだし・・」と解釈しました。

アーノルドは息子の死を乗り越えられず、開園前にはホストを悲観して全滅を試み、それに失敗すると自殺を図りましたよね。

ドロレスにとって、アーノルドは弱く、そのままコピーしても永遠の命にはそぐわない人間と考え、ほんの少しだけ強く設定して作ったのかも。

 

彼女がそのほんの少しの強さを与えたことで、この最後の究極の局面でバーナードが大きな決断を一人でし、ホストを終わりにはせずドロレスを園外へ逃がす手伝いをするに至ったのかも。

そう考えると、このフォードの計画は、長い年月をかけて緻密に緻密に積み重ねられてきたドロレスを代表するホスト達の進化の集大成とも言えそうですね。

 

ウィリアムは鍛冶場で何してた?

ずっと「目的を果たしたらこのパークをぶっ潰してやる。」みたいなことを言ってましたけど、そもそも彼は谷(鍛冶場)で何をしたかったんでしょ。

ゲームの答えを見つけたかった??

 

ウィリアムとドロレスがバーナードを鉢合わせした時に、「あなたの探していた者に会えたのに、誰だかも分からないのね。」なんて言ってましたけど、これがまた意味深過ぎて分かりません・・。

 

ここでいったん、鍛冶場のコントロールを誰がしていたかを考えると、どうも鍛冶場を造った本人のウィリアムよりバーナードの方が精通してそうなんですよね。

鍛冶場のデータ本体(これがローガンてどういうこと??)やそこで働く白ホスト達はバーナードの指示を待っていたと言うし、頻繁に通っていた形跡もある。

それに、実際はフォードに操られていたので記憶には残ってないのかもしれませんが、バーナードは鍛冶場にホスト達の楽園ともいえる世界を作り、道を開いておいた。

あ、それからもっと大事なことは、この人間のデータをドロレスらホスト側に横流ししていたそうなのです!

今後の戦いに備えて敵を知るために。

 

ウィリアムは自分に隠れてこうした事をしてる輩を密かに探していたのかな?

フォードの仕業とは知りつつも、バーナードのことまで知らなったみたいだし。

(この辺は想像です・・。)

 

で、話を戻しますとドロレスに手を吹っ飛ばされてさらに瀕死状態のウィリアムはふらふらになりながらも、鍛冶場のエレベーターに乗ってどこかへ向かってましたよね。

次のシーンでバーナードがエレベーターに乗った時には誰もいなかったので、どこかで降りたっぽい。

また推測ですけど、あの時点であの場所に用があるならもうエミリーのデータを奪取する以外にないと思うんですけど、どうなのかな。

当然親としてエミリーの復元を考えるだろうし、その事が彼の行動原理となって瀕死のウィリアムを突き動かしてると考えるのが自然なのかな・・。

 

リーは死ぬことなかったのでは・・?

私はてっきり絶体絶命のメイヴを、男になったリーが助けるものだと思ってましたけど、全然ダメだったじゃないですか。泣いてたし。

その内、メイヴの子分たちがようやく到着していざ救出に・・という場面でメイヴが自力でこの難局を切り抜けちゃいました。

いや~、あのマントみたいのを羽織って闘牛の群れと現れた時はカッコよかった~!

あのシーンはシーズン2の予告編に使われてましたけど、どこで出てくるんだろってずっと思ってたんですよね。まさか最終回だったとは・・。

 

で、なぜかリーの活躍の場はその後に用意されてたんですね。

どうも中途半端なところで急にエンジンかかっちゃったみたいで、自分で書いたセリフを高らか唱えながらすっかり主人公になり切ってました。

そして、自らを犠牲にする形で撃たれてしまう・・!

リー、どうして急にそこまでしたの??!

あそこは別に死ななくても済んだ気もするので余計残念・・。

救出部隊の男たちはリーのことを「サー」と呼んでたんで、誰だか認識してたみたいだし、銃さえ放棄するば助けてもらえたと思うのに。

 

ドロレスは人間図書館でお勉強

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何冊か読んでましたけど、一瞬こんなシーンが映ってました。

「カール・ストランド」の右横3冊目に「シャーロット・ヘイル」と書かれた青い本が。

こうして彼らのデータをしっかり取り込んでいたので、ドロレスは今後ヘイルに成り代わってデロス社に挑んでいく際にも強い武器になりそうですね。

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バーナードのSorryの意味

バーナードはドロレスの危険性を理解し一度はこのモンスターを殺しますが、自分達の全てがこれで絶滅してしまう恐怖に捕らわれると、慌ててこの決断を覆すのでした。

フォードを頼る素振りを見せながらも、結局は一人で決断し、ドロレスを現実世界へ逃がす手助けをします。

その際、この決断がどういう結果をもたらすかは承知の上で・・。

バーナード本人が言っていたように、ドロレスを人間社会へ放てば、彼女が人間全員、女子供を含めて皆殺しにするのは確実なのです。

それでも、バーナードは決断してしまった・・。言い方を変えれば自分が人間を全員殺したのも同然。

そのことについて、ストランド達に謝っていたんでしょうね。(たぶん)

 

フォードはバーナードの記憶の中に・・

ドロレスをそのまま外の世界に逃がすことは不可能なので、ヘイルの姿のホストを作り、ドロレスの制御装置を埋め込んだバーナード。

この作業の時、ずっとフォードを感じていたようですが、実はバーナードが記憶を頼って想像していただけの存在だったようです。

今後はフォードもこうしてホストの記憶の中に生き残っていくのでしょうか・・。

人間の記憶の中に残っても、その人が死んだらお終いだけど、ホストは永遠に忘れませんからね。

 

ストランド達が衛星に送ったのはホストのデータだった!

実際どのデータなのかよくわかりませんでしたけど、ゲストのデータじゃないってことはホスト側のデータってことですよね。

ホストの自由意志が邪魔されることのない新世界と、そこに飛び込んだホスト達のデータかな・・。

ドロレスはストランド達を殺した後、軌道を変えて誰にも知られない衛星の場所にデータを移行してました。

 

テディとの永遠の別れ

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テディいい顔してましたね~!

なんだか切ないですけど、あの自由な新世界は誰も見つけられない場所で永遠にホスト達の「約束の地」として存在し続けるんでしょうね。

そして、ドロレスはそこにテディを送り、「私たちの善い部分を持つ落伍者を後に残し・・」と語っていましたので、テディには現実世界で生き残るだけの強さがないと判断したのでしょうね。

一度は彼と世界征服を考えていたドロレスですが、状況に応じて判断し、自分の決断を柔軟に変える所がホストたる彼女の凄い部分なんでしょうかね・・。

人間にはできないってさ・・。(本当かな?)

 

という訳で、ホストの現在地をまとめると・・

【新世界へ旅立ったホスト達】

アキチタさん、コハナ、他ゴースト・ネーションズの皆さん、メイヴの娘と新ママ、テディ

 

【ウエストワールドに取り残されたホスト達】

メイヴ、ヘクター、アーミスティス、ハナヨ、クレメンタイン

 

【現実世界へ脱出組】

ドロレス、バーナード、他4人は不明

 

という感じでしょうか・・。

メイヴ達は相変わらずパークでまた復活しそうですね。

しっかり仲間になった修理技師の2人がメイヴを見守ってましたから確実ですね。

 

でもさ、このドラマの惜しい部分が最後にも出ましたよね。

結局これだからメイヴがああして感動的な死に方をしても、どうしても衝撃レベルが弱いんですよね。

だって、また生き返るんですよ?

今回ビックリしたのは、脳の部分の制御装置(パールとも呼ばれてた)を包む部分が防弾仕様になってた点!

うわ、じゃ頭を撃ったって意味ないやん。

あの楽園に消えたホスト達は制御装置が空になってたそうですけど、それ以外のホストは基本パークのどこかにいるわけで、ドロレスが持ち出した5つのパールを除けばみんなどこかで回収可能ってことですよね。

 

結局のところ、9話で父親に撃たれて死んだエミリーの衝撃にはかなわないんですよね。なにしろエミリーは取り換え不能の唯一の存在ですからね。

 

ん?スタッブスどういうこと?

ヘイルに扮したドロレスがパークを去る時に、スタッブスが何やらごちゃごちゃ言ってましたけど、何が言いたかったんですかね?

「もう随分昔のことでよく覚えてないけど、とりあえず今後もフォードに言われた通りホストを園内で管理するよ。」みたいなことでしたよね。

なんだか空しいわ・・、人間。

もう少し崇高な行動原理を持ってくれや・・。

フォードが「人間は集団妄想に憑りつかれてるだけ」みたいなこと言ってましたけど、それを言われちゃお終いよ・・的な指摘が多いんですよね。

(ちなみにこのシーンから、スタッブスもホストだったという見方があるようです。

でも私にはどの辺がそうなのか分からない・・。)

 

結局フォードが言いたいのは、ホストは変われるけど、人間は変われないということみたいです。

あ、でも、今回リーがメイヴの為に犠牲になり、人間も変われることを証明しましたよね。

それにウィリアムだって少しずつホストへ対する行動の変化が起き始めていたし、そこのとこもちゃんと拾って~。

 

ドロレスは誰を持って行った?

 あ、そうそう、その脱出の際、ドロレスは5個のパールを持ってましたよね。

一つは当然後で蘇らせるバーナード。あとの4個は分からないです・・。

 

その後、以前アーノルドが住んでいた場所にドロレスが立ち寄るとフォードが用意してあったホストの製造機を発見します。

それを使ってさっそくドロレスは自分の体とバーナードの体を作ったようですね。

でも、ヘイルの体もいましたよね?

あれには誰が入ってるの?ドロレスの仲間?

それとも、最悪ドロレスのコピーなんてこともあり得る?

データである以上、コピーできるだろうし・・。

(空のパールを持ち出して全部自分のコピーを作り、違う体に入れるとか。)

ヘイルの体を使えば、今後デロス社で色々暴れられそうだし、ドロレスの人類破滅への計画も遂行しやすくなりそう。

怖いわぁ・・。

 

シーズン3はどうなる?

全然わかりませんけど、とりあえずウィリアムはエミリーを復活させようとしそうですね。

その必死な取り組みで、また狂気すれすれに追い詰められそう。

 

それと、パークに残されたメイヴ達もまた出てくるのかな?

今度はさらにデロス社側の管理がきつくなりそうですけど、修理技師の2人が味方してくれそうなので、いつか彼女も園外へ脱出する日が来るかも。

 

楽園組はもう完全にさようなら~なんでしょうね。

とりあえずアキチタさんと、コハナが幸せに暮らせそうで良かった良かった。

テディもいい顔してたしね。

 

で、いよいよ始まりますよ!ザ!ドロレスの世界制覇への道!!

バーナードとも微妙な関係を続けながら行くって言ってましたので、今度は現実世界で人間を装うドロレスやバーナードが見られそう。

「ウエスタンやらインディアンはもうウンザリ!!」って叫んでたドロレスがようやく掴んだ本当の世界。

どんな服を着るのかな?反動からすごい派手派手だったりして・・。ちょっと楽しみ。

 【追記】シーズン3はあるらしい

読者の方から、「これで完結するような終わり方だったので、シーズン3はないのでは?」というご意見を頂きましたのでちょっと調べてみました。
HBOはシーズン3の製作が実行中であることを認めていますが、放送日は未定ということです。

ただクリエイターのジョナサン・ノーランが「完璧を目指し、妥協しない」みたいなことを言ってますので相当時間はかかりそうなんですよね。

 

【追記】最後にウィリアムのシーンがあった!

エンド・クレジットがたっぷり流れた後に入っていたこのシーン。

気が付かなかった人も多いのではないでしょうか。

場所は完全に荒廃した鍛冶場の中で、かなり先の未来のようです。

傷ついて瀕死のウィリアムにホスト版エミリーが再現テストをしていますが、このルーチンを数えきれないほど繰り返しているようで、ウィリアムがシステムの中に囚われた状態であることが分かります。

うーん、これはどういうこと??

ジェームズ・デロス状態になってるウィリアムですけど、なぜあの瀕死状態でループを繰り返しているのか・・。

誰かが彼を罰しようと、こうした設定でシステムの中に閉じ込めたと考えるなら、それって復活させられたエミリーがやったことなのかな・・・?

その辺がシーズン3で明らかになるんでしょうか・・。

永遠に痛みを抱えながら苦しみ続けるという、なんとも気の毒過ぎるウィリアムでした。

また懲りずに考察を書いてみました↓

(9話の考察ではアホみたいなこと書いてますので、目次の「追記10話を見た考察」のところをクリックしてください。ウィリアムのループ説などに触れてます。)