HBOの海外ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
第1話に関しては、注意書きがあるまではネタバレ無しの感想です。ただし、ゲーム・オブ・スローンズの大事なネタバレを含みますのでご注意ください。
いや~!ついに来ましたハウス・オブ・ザ・ドラゴン!
最後にドラゴンをお見掛けしてから、何年待ちましたかね?
ゲーム・オブ・スローンズの最終回が2019年5月放送なので、なんと3年以上前!
既に記憶の大部分が消えかかってることもあり、このハウスの感想を書こうかどうかは大分迷いました。
このところ忙しくてほぼ海ドラの情報を追えてなかったのと、たぶん今後もあまり追っていく時間がないこともあり、中途半端な情報ではまたお叱りを頂くかなぁ・・と。
でも、たくさんの方に「感想待ってますよ~」とお声掛け頂き、自分なりの感想ならいいかなぁ・・とアホなのでその気になってしまいました。
また「ベター・コール・ソウル」のように皆さまのサポートを期待しつつ、出来る範囲で書かせて頂きます!
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第1話の評価
第1話ですが、丸1日経ったところでのIMDbは2万3千件のレートがついて9.0!
これはファンの期待値をしっかりクリアしてきたと言ってよさそうですね。ちなみに本家の第1話は4万7千件ついて8.9でした。
トマトの方はまだTOP批評家たちのレートが反映されていないようだったので、後々追記します。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」相関図
とりあえずHBO公式の相関図に日本語読みが分かったキャラだけ名前を入れました。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第1話のネタバレ無しの感想
1時間5分てことでしたけど、やっぱり凄かった~!
怖かった~!途中でもう見てられなくて何度も休憩入れましたよ。
本家といえば、当初話題になったのはグロとエロ。その残虐性が大きな衝撃を呼びましたよね。
途中からエロの方は「もうそれどころじゃない」とばかりに、徐々に影を潜めましたけど、やっぱりハウスの方も1話目に関しては両方ぶっこんできましたね。
グロとエロはしっかり継承しますから・・!皆さんご心配なく!
と必要以上に、その宣言に力が入っていた気がするほどでした。
オープニングソングがなかったよ。
実はこれが一番楽しみだった!という方も多いんじゃないんでしょうかね?
ところが、そんな私達を見透かしたように第1話はお預け。2話で視聴者がしっかりハマりこんだところでどーん!とお披露目されるそうです。
でもラストにはGOTのテーマソングが流れて、あの世界に連れて行ってくれましたよね。(たぶん、本家の最終回のラストに流れたのと同じバージョン。)
やっぱりこれがないとね~と改めてしみじみです・・。
もちろん、今回もテーマソングを手掛けるのは天才ラミン・ジャワディなので、楽しみに来週を待ちましょう!
ターガリエン家の内輪話ってこじんまりなの?
それから、今回は約200年前のターガリエン家にまつわるお話ということで、GOTで見られた群雄割拠的な壮大なスケール感はないのかなぁ・・という心配がありましたが、見てみるとこれはこれで面白そうです。
私、ついついターガリエンとラニスターが混ざっちゃうんですけど、違いますよね。ラニスターは金髪のお金大好き一族で、ターガリエンは銀髪の竜使いで歴代の王。
なので、今回マット・スミスが演じるデイモンが絵に描いたような残忍キャラで「お~、ジョフリーみたいやん!」とテンション上がってしまったのですが、ジョフリーは純潔ラニスターなので血のつながりはなかったですね。
ターガリエンであれに近いキャラと言ったら、デナーリス兄のヴィセーリスになるのかな。
ただ、この方は自己顕示欲だけ強くてオツムはちょっと弱そうでしたからね。
デイモンはもう少し狡猾で計算高そうな大人キャラかな。一応、姪のレイニラとも仲が良さそうだし、秘めた側面もあったりしそう。
と、ここでデナーリス兄のヴィセーリスという名前が、今回の王様(デイモンの兄でレイニラの父)と同じことに気が付きました。
うわ、なんでそんな紛らわしいことするかな?と思ってこの記事を読んだんですが、特に意味はなさそうです。
ターガリエン家は昔から同じ名前を繰り返し使う習わしがあるようで、例えばヴィセーリスは今回のヴィセーリスが初めてではなく、その大叔父に次いで2度目。
デナーリスも他にいるらしいし、ジョン・スノウの本当の名前のエイゴン・ターガリエンに至っては、征服者エイゴンへのオマージュとして少なくとも7人はいるということでした。(えらいこっちゃ!)
それから、気になるのはレイニラとの関係ですね。単なる叔父・姪の関係だとは思いますが、2人でいる時だけターガリエン語(?)で話してたりとやけに馬が合ってる様子。
ヴァリリア鋼でできた首飾りのプレゼントもしてたけど、どんな絆があるんでしょ。
【追記】 ここで「ダークシスター」の名前が出ますが、これは元々エイゴン征服王の姉であるヴィセーニャ・ターガリエンが所有していたヴァリリア鋼の剣の名前で、現在デイモンが使っているものです。 女戦士が選んだ武器であっただけに、比較的薄くて軽いブレードだそうです。
とりあえずそんな感じで1話としては、期待を上回る面白さでした。
恐ろしい血みどろシーンが畳みかけるように襲ってきて、ひえ~!もう見れない~!という場面が3カ所くらいありましたから、もう面白さ云々より勢いというか、そっちですよ!ジェットコースター級の緊張感!
これは2話以降も期待大!
ただ敢えて難癖をつけるとしたら、まだあんまり魅力的なキャラが見当たらないってことでしょうか。(1話目なので当然かな)
主役らしきレイニラ(の少女時代)は今のところニコニコしてるだけだし、父である王ヴィセーリスも気のいいおっちゃん風。
アクの強そうな悪役キャラはしっかりいましたが(デイモン)、善人側がまだもう一つ‥というところでしょうか。
なにしろ本家では1話から、ネッド・スタークを始めとする魅力的なスターク一家、ジョン、ティリオン、デナーリスも強烈に登場(いきなり裸!)してくれましたからね。
でもまぁ、当時は誰が誰だかもよく分からなくて、見進めるにしたがって徐々にその魅力に引き付けられていったというのが正解ですけどね。
サンサだって始めはただニコニコだけの女の子でしたけど、あの後の激動の運命で皮が剥けまくりましたから。
それから、白黒どっちか分からないグレイゾーンキャラとしては、王の手のオットーあたりかな?
あ、あと、王の手オットー役の役者さんは「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラントの変な同居人を演じたリス・エヴァンスでした。(「スパイダーマン」や「スノーデン」にも出てます)
それから、このドラマでは過去と現在を行ったり来たりするらしいのですが、1話でのレイニラに関しては原作では7歳という設定だそうです。
でも7歳には見えないので、ドラマ版では年齢設定を上げてるのではないかと本国の記事に書かれてました。
まだ分からないけど、この2人は15、16歳くらいかな‥。(いや、ウィッチャーのシリみたいに12歳もあり得る?)
ちなみに、エマ・ダーシーが演じる大人の方は原作だと32才となってるそうです。
というわけで、今のところ1話までの情報でまだ私もまったく全貌が見えないのですが、ネタバレ無しの感想としてはこれくらいになりそうです。
ご注意ください。
この後はネタバレ有の感想になります。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第1話のネタバレ感想
揉めてるのは後継者問題
女性は王にはなれないということで、最年長のレイニスが選ばれずに、その従弟のヴィセーリスが選ばれたというのに、自分の娘を後継者に指名するっていうのはアリなのかな。
だってレイニスの方には息子がいるって言ってましたよね。
その辺がよく分かりませんが、早いとこ決定しておいたのは良かったですね。
なにしろ、この頼りない王ヴィセーリスにはもう危険信号が点滅してますから!
うーん、あの膿んだ傷口は怖いよ~。あの時代には抗生物質ないんでしょ?
本人、鉄の王座で少し切っただけって言ってましたけど、いや、ヤバいヤバい。
最後も指を怪我してましたけど、あの王座ってそんなに危険なの?!まさか毒か何かが塗られてる・・?それとも怪我したところが膿やすい体質なのかな。
ちょっとカッコ悪けど、とりあえずクッション的なものを敷く必要がありそうですね。
【追記】私もチラッと思ったんですけど、やっぱりあちらのファンサイトでは、ジョラー・モーモントの灰鱗病と同じじゃないか?という推測がありました。鱗を除去してた時の膿の感じとよく似てましたからね。でもあの病気なら進行するまでかなり時間かかるし、どうなんでしょ。
王の手オットーが信用できない
顔は真面目で誠実そうな男でしたけど、こりゃ腹に一物ありそうですな。
まだ若い娘に、妻と息子を失い失意のどん底にある王のところへ慰めに行ってこいだって?!
キモ!
自分の娘を使い、あわよくば後継者を産ませようって魂胆か?
デイモンと対立してるだけじゃなく、ヴィセーリスへの忠誠心も怪しいところですね。少なくとも気のいいヴィセーリスをいいように動かしてる感はある。
でも、これに対して娘アリセントの機転が素晴らしい!
分厚い歴史書を持って現れたら、いくらキレイな服を着てても「そっち方面の慰め」だとは王も思わなかったでしょう。(というか、あの王はそれ以前にジオラマ作ってる方がよさそうだったけど‥。)
しかも彼女は誠実な言葉をかけてましたね。少しずつ王の懐に入っていくなんて可能性もあるのかな?U-NEXTのキャラ紹介のところに「王やその側近たちに囲まれて育った彼女は、政治的洞察力も鋭い」とあったので楽しみなキャラですね。
ちなみにアリセントは「七王国一の美女」らしいです。そういえば、槍試合でデイモンがひいきを求めてたのも彼女でしたね。
オットーの息子の方は(アリセントの兄か弟)は容赦なくぶっ倒してましたけど、兄妹で随分態度が違いますなぁ。
それとも、娘に近づくのは王の手オットーの弱みを握るための策略?(考え過ぎか?)
血みどろの槍試合!
ちょっとー!あんなんアリ~!?
本家でもあんなにルール無視の決闘っていうのはなかったと思うけど、顔が割れるのを普通に子供たちに見せちゃってましたよ?
時が遡るほど残虐行為も普通になっちゃうのかな。怖いよー。
そんな中、やけにさわやかな騎士(クリストン・コール)がいましたね。レイニラにごひいきを求めてましたけど、ドーン人の血をひく平民だそうです。
ドーンには美男美女が多いイメージがあるかも。
ただねぇ~、よりによって対戦相手がデイモンで、しかもやめときゃいいのに、調子に乗って勝利宣言してるデイモンをやっつけちゃいましたからね。
あれはイカン。
あれでもう彼の儚く短い寿命は決定じゃないでしょうか。
分からないけど、それまではレイニラの彼氏になっていくのかな?
デイモンが王都で大暴れ!
あと、あんまり触れたくないんですけど、デイモンのあの大暴れは何ですかね?
あの民たちは犯罪者なの?お婆ちゃんまで殴ってましたけど・・。
自分の存在感を見せつけるため?それとも、ヴィセーリスに世継ぎが産まれることへの腹いせ?
翌日、そのことで評議会に呼ばれたデイモンはさすがに釘を刺されてましたけど、何気にコアリーズさんだけ味方していたのを覚えておきましょう。
ちなみにこの方はレイニスの夫のようです。あれ?彼も銀髪?と一瞬思いましたが、彼の場合は白髪みたいですね。髭のあたりがまだ黒いので‥。(でも子供達は完全に銀でしたね。)
それから小評議会で「メイゴル王」の名前が出ましたが、これはターガリエン王朝三代目の王で、残酷王と呼ばれるほどの恐ろしい暴君だったそうです。
出産シーンが壮絶過ぎる!
ひゃー!もうあんなの見れないって~!
あんな時代に出産することにならなくて良かったわ~・・と女性視聴者はみんな震え上がったでしょう。
もう無理無理・・。痛すぎるって。
せっかく男児が生まれたというのに、その子も短い命だったそうです。
この絶望的展開、救いのなさ・・。これこそがGOTですなぁ。
そして、いよいよ王の継承者はレイニラに決定。
最後にヴィセーリスが彼女に伝えていた「約束事」がGOTファンとしては嬉しいですね。
お~、繋がってるやん!と。
「エイゴンは人の世の終末を見た。それは遠い北方での突然の冬から始まる。その闇が人の世を破壊するのを見た。その大いなる冬が来たらウェスタロスは一丸とならねば。闇に勝ったらターガリエンが王座につくのだ。民を率い、冷たい闇を砕く強き者がだ。
エイゴンの夢は「氷と炎の歌」。エイゴンの時代から王より世継ぎに伝えている秘密だ。次の世継ぎに伝えて守るんだ。」
で、200年後にこれがどうなったかを私達は知ってるわけですが、隠れエイゴン(ジョン)が民を率い、冷たい闇を砕いたところまでは実現しましたね。
ただ、時代の流れとともに民主主義的な方向に世界は様変わりし、人知れず我らのエイゴンさんは表舞台から姿を消すことになるのですが・・。(淋しい~!涙)
【追記】ちなみにこの話の時にヴィセーリスが握りしめていたのはアリアが夜の王を倒した時に使った短剣だそうです。
ヴァリリア鋼の短剣が初めてGOTに登場したのは、シーズン1で塔から落下したブランが寝ているところを襲った者が持ち込んだ・・という場面でした。
高価なものなので、恐らくラニスター家の持ち物だろう・・という推測がされてましたよね。
その後、ネッド→リトル・フィンガー→ブラン→アリアと旅をしていくことになるわけです。
ではまた来週~!
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第2話のネタバレ感想と地図
オープニング来ましたね!でも同じ曲なんだな~。
ハウスの方もラミン・ジャワディが手掛ける、とどっかで読んだのでてっきり新曲かと思ってたのに・・。ちょっと残念。
でも、旦那に言わせると「そりゃそうだろ。スターウォーズだって全部同じ曲だ。」ということなので、これでいいのかな。
でも血が~・・!血だよ~。
もう、怖くて逆に笑っちゃった。血を見ながらだと力が抜けるというか、血の気が引くというか・・。(涙)
原作「炎と血」のタイトル通り、やはり血みどろのシーズンとなるんでしょうか。
では、振り返っていきまいしょう!
「踏み石諸島」、「蟹餌作り」って何?
のっけから知らない単語の連続で、なにがなんだか‥って感じでしたよね。
とりあえず公式の地図にカタカタを振りました。
ステップストーンというのが字幕で「踏み石諸島」と訳されてる小さな島がたくさん散らばってる要所。ナローシーとサマーシーに挟まれていて、ウェスタロス大陸とエッソス大陸の真ん中に位置してます。
なので、ウェスタロスの船はここを通らないとエッソスに行けないわけですね。
コアリーズ公の輸送船も含め、今回はここで4隻もやられてしまったそうです。
そして、襲ったほうは、エッソスのクラブフィーダー(蟹餌作り)。
この蟹餌作りが暴力的にこの諸島を押さえているのですが、原作によるとこの男の後ろにはトリアーキーと呼ばれるエッソスの自由都市ライス、ミア、タイロッシュの同盟組織があるそうです。
この諸島をウェスタロスの船が通るためには高い通行税を払わなければならないらしく、それを拒否すると、今回のように襲われる事態になる・・とこの記事には書いてありました。
ドラマの方ではミアの名前だけ出てましたね。
「ウェスタロスの弱体化を願う自由都市の後ろ盾を得ている」というセリフもあったので、ただの通行料問題だけでもなさそうです。
いずれにしてもコアリーズとしては、航路を安全に確保するためにウェスタロス海軍を派遣し、踏み石諸島で好き勝手してる「蟹餌作り」を追い払いたい。
でもヴィセーリス王はエッソスの自由都市と戦う気はなく、「他の自由都市に言っておいたから。」と完全に逃げ腰なのでした。
【自由都市】エッソス大陸にある9つの都市のこと。
(ライス、ミア、ペントス、ブレーヴォス、ロラス、ノーヴォス、クォホール、ヴォランティス(ヴォランテス)、タイロシュ)
ドリフトマークやドラゴンストーンの場所を地図で・・
こちらがウェスタロスの首都キングズランディングの周辺地図です。ウェラリオン家の本拠地ドリフトマークは現在デイモンが居座ってるドラゴンストーンの隣の島なんですね。
ヴェラリオン家は艦隊の半分を所有してるらしいし、財力もあるらしいし、敵対するとなるとかなり脅威となりそうです。
レイニラの腹が座ってる!
レイニラ、15歳というのが今回分かりましたが、凄いじゃないですか。あの腹の座り方!
ほぼ無表情で大人相手に言いたい放題だし、自分で勝手にドラゴン出してどんな修羅場にもお出まししますよ。
レイニスのおば様にも平気で言い返してましたね。
それにしても、この年齢でもやっぱり鉄の王座に座りたいっていう権力欲があるんですね。まぁターガリエンだし、当たり前なのかな。
そんな中、よく分からないのは王の手の娘、アリセント。
見事に王のハートを射止めてましたけど、あれって本人的にはどうだったんだろ?
ちょっと今のところは表情も乏しいので分からないですね。
内に秘めたる権力欲があったのか、ただ父親の言いなりになってただけなのか。
でも、壊れた鳥の置物を修理してヴィセーリスを喜ばせてましたからねぇ。恐らく素の部分もあったとはいえ、イヤイヤだったらできないしょう。
怖いけど、あのお爺を好きになった可能性も・・?(でも爺よ?だけど王だと違うのか?)
いずれにしても、レイニラとの友情には確実に亀裂が入りそうですね。
結局アリセントを選んだ王
うわ!あの状況でそれってアリ?!
ヴィセーリス・・、すました顔して王国の安定より美女ですか。
世界中の男子の「そりゃそうだよな~」の賛同を得る選択だとは思いますが、王なんだし、とりあえず公式には12歳のヴェラリオン家の娘レーナと結婚しておいて、陰でいくらでも女遊びできそうですけど、そういうわけにはいかないのかな。
ある意味、ヴィセーリスは誠実で不器用なのかしらね。
でもさ、結局自分の好きな子を選ぶなら、なぜあのアドバイザーを呼んで話を聞いたの?
「ご自身の欲望のまま、若い美女を選んで結婚するのです。」とは言わないでしょ。
あと、この時に出て来た「海蛇」というのはコアリーズの別名みたいです。
今回の見どころはドラゴン乗り対決!
デイモンのドラゴンの名前は「カラクセス」で、レイニラのドラゴンの名前は「シアラックス」だそうです。
私は一瞬で忘れそうですが、今後も出てきそうなので皆さん覚えておきましょう。
やっぱりドラゴン登場のシーンにはゾクゾク鳥肌が立つものがありますね。CGとはいえ、本家よりなんだかちょっと質感が生生しくなったような気がします。
あとですね、今回レイニラとデイモンのやり取りを聞いてたら、デイモン意外と天然でいいヤツかもって思えてきましたね。
あのレイニラの場の制し方ったら、デイモンの立場がないじゃないですか。
今現在、妻になるミサリアが妊娠してないこともポロっと言っちゃってたし、
って駄々っ子みたい。(大体、赤ちゃんまだいないだから、卵要らんでしょ。)
なのに、突然ドラゴンを連れて現れた姪っ子が「私をころしなさいよ。」なんて言い出すもんだから、すごすご帰る羽目になり・・。
帰ったらミサリアに「子供を作る気はないって言ったじゃないの!」ってなじられてるし・・。
ちょっと可愛いかも。
デイモン大丈夫かな。ゲーム・オブ・スローンズが最高に面白かったのも、憎たらしくて仕方のない悪役お三方(ジョフリー、サーセイ、ラムジー)あってのことですからね。
あそこまで強烈なキャラになってくれたらいいんですけど。そっちの方には振り切らない「愛されグレーキャラ」になるのかな。
コアリーズとデイモンが・・
コアリーズがデイモンと接触してましたね。この鼻息の荒い2人が組んで「踏み石諸島」に向かうんでしょうかね。
王の政策に逆らうことになりますが、新妻を迎えたヴィセーリスはこれに対し、どんな行動に出るんでしょうか。
それと、細かいところですけど、ヴィセーリスの傷口がいよいよマズイことになってましたね!
あの見た目はやっぱり例の灰鱗病のような・・。(違うかもだけど)
でも、確かあれって感染しますよね。もしかしたらまだこの時代にはない病気なのかもだけど、アリセントは大丈夫なのかな?
ジョラーも発症してから長生きしてたので、すぐにどうこうなる病気ではなさそうだけど心配です。
それと、キングズガードって7人いて、その新総帥がサー・ハラルドって言ってましたね。
演じるのはこの方!
前回触れるのを忘れちゃったんですけど、グレアム・マクタヴィッシュさんですよ(きゃー素敵!!)
「アウトランダー」ファンにはたまらない!
なにしろ「ウィッチャー」にも出てますからね。SF系時代劇を制覇しちゃってます。
それから、当然ですけど、レイニラはクリストンを選んでましたね。唯一実戦経験があるのが彼らしいです。
というわけで、また来週~!
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第3話のネタバレ感想
うっひょー!!来ましたよ!まだS1の3話だというのに飛ばす飛ばす!
IMDbも現在9.3が付いてます!
なにしろこのキャスト陣ですからね‥。みんな顔つきだけで多くを語りますよ。
この高いドラマ性とド派手アクション。そして、どこまでもエグい演出!あと、バックの音楽もいいなぁ。
というわけで、盛り上がったラストの方から振り返ってみたいと思います!
デイモン、悪役じゃない?!
デイモン最高じゃないですか!これはもう悪役路線ないかもなぁ。
これだけ無茶する男気があればもうそれだけでヒーローでしょう。(ダークヒーロー含め)
例えば今後にどんだけ残虐な行いをしようとも一度ハートを掴んだファンは応援し続けちゃうでしょう。
「負けるのを見たくないから、応援を送ってやる。ガンバレ」という兄からの便りを「ありがとう、兄ちゃん!」ではなく、「屈辱」と受け取る辺りが世の次男さんたちから共感得そう。
これで囮作戦の腹を決めちゃうのも、ヤンチャで無謀でいいじゃないですか。
そして、弓矢が降る中を走る走る!おまけにガチバトルも強い!
あれだけ強いならドラゴンに乗って敵味方分からず火を噴きまくるより、地上で地道に剣を振ってた方がよかったかもね。
やっぱりドラカリスが威力を発揮するのは、敵陣だけがまとまっている時だけで、混ざっちゃってからじゃ遅いってことなんだな・・。
でも、今回は上手い具合に危機一髪!デイモンを包囲してた敵陣にドラゴンの火が~!
そして、そのドラゴンに乗っていたのはレーナー・ヴェラリオン!たった3年でやけにイケメンに成長したコアリーズの息子です。
え?ターガリエンじゃなくてもドラゴンに乗れるの?!とここでみんな驚くわけですが、一番驚いたのは蟹餌さん達でしょうか。
ドラゴンにいつも乗ってるデイモンがここにいるのだから、デイモンさえやっつければドラゴンは来ないと思ったのかも。
ちなみに、レーナーはレイニスの息子なのでターガリエンの血が入ってましたね。このドラゴンは彼のでシースモークというらしいです。
そういえば、今回コアリーズの弟のヴェイモンドという新キャラが登場しましたが、やっぱり髪の色が同じだったので、彼らの方にも銀髪の血が流れてるのかな‥。(原作ではヴェイモンドはコアリーズの従弟らしい。)
蟹蟹リーダーあっけなく終了~
あれだけ濃い容姿の謎キャラだったのに、その背景が説明されるどころか、一度も声を発することなく終わってしまいました。
この彼が首をチョイチョイと傾けると手下たちがワ~っと洞窟から出て戦いに加わってましたね。あのチョイチョイ指令は日頃から訓練してないと難しそうです。
しかも、最後は一人でそ~っと洞窟に逃げ込んでましたからね。もう少し迫力あるところを見せて欲しかった。
デイモンにやられる時も無言だったんでしょうか・・。
ラニスターはやっぱり双子
ジェイミーとサーセイのようにラニスターのキャラで登場したのは双子の兄弟。
ジェイソンというらしいですが、今回レイニラにやたらと不器用にアピールしてましたね。
基本、ラニスターはみんな傲慢で性格悪いのかな?(ティリオン以外)
それとも、このジェファーソン・ホールが一人二役で演じる弟のタイランドの方は性格イイ感じなのかしら。ちょっと楽しみ。
それにしても傲慢な金髪男に迫られ、親からも政略結婚を勧められる・・。
「アタシはプリンセスだけど、自分で相手を選びたいの!」なんて、ベタな設定がいいですね~。ちょっとディズニーのプリンセス物みたいでワクワクします。
クリストン・コールとの駆け落ちが正解
雰囲気良かったですね~。このままロマンチックな方へ行って欲しいところですけど、王の楯になると一生独身を通すらしいです・・。
あぁ、あんなイケメンがもったいない。
これってもう一生ダメなのかな。王の楯を解任されたら結婚していいのかな。
まぁ、本当に2人が駆け落ちしたら王女も王の楯も関係なくなるんでしょうけどね。
レイニラは女王になれるのか?
私は原作を読んだことがないので、今後の展開については全然知らないのですが、なんとなくそう来てくれないと面白くなさそうですよね。
今回、ドラゴンが来て征服するまではウェスタロスの象徴が白の牡鹿だったということで躍起になって探してましたが、王様用に捕らえられた牡鹿は白じゃなかったですね。
一方で白の牡鹿を目撃したのはレイニラとクリストの2人。やけにドラマチックなシーンでしたが、これが何かを象徴しているのか、いないのか。
王は酒に逃げる
周囲からの「やっぱり跡継ぎは男児だろ?」圧に押され気味のヴィセーリスですが、あの様子だとあと半年くらいで陥落しそうですね。
酒に逃げようと、レイニラに宣言しようと、あれはもう持ちそうもないなぁ。
これで妻からの圧も加わったらさらに厳しい。いい人なんですけどね。
「エイマに男にしてもらった」なんて言っちゃうほどなので、以前はもっと頼りなかったのかしら。
何十歳も年齢が下の新妻にも、またお尻を叩かれて「立派な王」にしてもらうんでしょうか。
あ!
そういえば、今週の王のお肌の調子の報告がなかったですね。あれ、メッチャ気になってるんですけど、大丈夫なのかな?
3年前のウジ治療が利いて完治したのかな?
これを見ると、治ってるようにも見えます。
【追記】コメントでご指摘頂きました!小指と薬指が切られていると・・。スミマセン。私パッと見て包帯してないし、指が曲がって見えているのかと思いこみ・・。
でも、本当ですね~。
ということは、例の鱗が広がる病気とも違うのでしょうか。気になります。
いい父親といい王様は両立しない
そして、いい夫、いいオットーも両立しない・・。(なんのこっちゃ)
結局娘のレイニラには「相手は好きに選んでいい」って言ってましたね。
もっとも「自分だって若い娘を選んで勝手したじゃないの」と痛いところを突かれたらああ言うしかないか‥。
これでレイニラは誰を選ぶんでしょうかね。そもそも結婚願望自体がなさそうだし、仕方なく誰かを選ぶってこともなさそうだな。
ではそんなところでまた来週~!
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第4話のネタバレ感想
いや~‥。今回もまたケッタイなことになってましたね。
うーん、ターガリエン家の内紛を描くドラマですけど・・、いったいどんな世界観なんだろか。
これをどう消化すればいいんでしょ・・。っていうか、消化しきれる??
頭がちょっと「??」状態ですが、とりあえず振り返ってみたいと思います!
ターガリエン家の特殊な事情
まず、これを知っておかないと今回目にしたものが全然理解できないわけですが、ターガリエン家の皆さんは兄妹同士で結婚するという驚きの習わしがあるそうです‥。
この凄まじい家系図をご覧ください。
なんと、ヴィセーリスの両親も、彼らの親(祖父母)も兄妹らしいのです!
そもそもの征服王エイゴンも2人の姉妹と結婚してるらしいし、これはもうそういうお国柄(?)と諦めるしかなさそうです。
ふぅ~・・。そうですか・・。
本家のほうでジェイミーとサーセイの双子愛にビビりまくってた私はなんだったんだろか。
なので、レイニラとデイモンの姪・叔父の関係なんてたいしたことないってことですね。これを知ると、むしろデイモンがそういう発想をすること自体が自然なように思えてきます。
いえね、最初はデイモンが兄への嫌がらせでこんなことしてるのかと思ったんですけど、どうもそうでもなさそうですね。
兄に報告が行くように、オットーが見張らせてる(実際はミサリアだけど)のを計算ずくでレイニラを連れて行ったのかと思ったんですけど、性格的にそんな策略家でもなさそうなんですよね。
2話でも3話でも、デイモンは結構天然で子供みたいだし、意地に任せて命も危険にさらすし、基本的に無鉄砲。あと、意外地と寂しがり屋なんだろうなぁ・・と。
ミサリアともどうも上手く行ってないようだし子供も産んでもらえない、ヴェイルにいる妻ともほぼ他人。ターガリエンのはみ出し者として相手にしてくれる人も少ない。
そんな中、レイニラとは昔から波長が合ったんでしょうかね。
1話で首飾りをプレゼントしてたのも特に深い意味はなくて、そのまんまの愛情表現だったのかも。
私このシーンの首飾りを見てる時は違うのしてると思ったんです。1話では色が黒っぽく見えたんで・・。でも今見返したらコレでした。
なのでデイモンはご満悦だったんですね。
彼女の「子供を産む道具にはなりたくない。」という言葉に一番真っすぐにに応える形で外の世界に連れ出し、「その行為自体は楽しいよ。女だって楽しむものなんだ。」と、人生の先輩として教えてあげてたって部分もありましたからね。
一応、優しいとも言えるのかな。
それにしたって、あの展開で動じないどころか、ニヤニヤしながら反応を返すレイニラもスゴイなぁ。。
もはや「だって、ターガリエンですから。」としか説明できない。
クリストン・コールは命懸け
いや、あれはヤバいでしょ
レイニラの方は体に火が付いちゃったよ状態で城に帰ったら「あら、イイ男がいるじゃな~い」程度のテンションかもしれないけど、クリストン・コールからしたら命懸けでしょうからね。
なにしろ、結婚さえしちゃいけない誓いを立ててる王の楯がよりによってお姫様と・・とじゃね。
バレたらどうなることか。
それで、あんなに鎧を脱ぐのに時間をかけていたのかは分かりませんけど、GOTの中でのあのラブシーンはかなり新鮮でしたね。
振り返ると、本家でもジョンとデナーリスくらいかな・・?(双子は置いておいて)
とりあえず、クリストン・コール君にはまだ生きていて欲しいですけど、レイニラのノリが微妙なんですよね~・・
もちろん異性として惹かれてる部分はあるだろうし、前回の鹿狩りの時に行動を共にして距離が近づいたというのもあるとは思いますが、どちらかと言えば「本気」というより、「女だって自由に寝たい。楽しみたい。」というのを実践してみたかった感じも‥。
なんとなく心配になるレイニラの奔放さはありますね。ちゃんと色々分かってるならいいんですけど。
デイモンを見張っていたのはミサリア
えっと、オットーに報告しに行ってた男の子がその後ミサリアの元にいってお金を預けていたので、恐らくオットーとミサリアは繋がってるんですね。
レイニラは勝手に一人で外出することもないでしょうから、デイモンを見張ってたのかな?
オットーとしては、王の座を狙うデイモンは常に監視対象でしょうからね。
だとすると、ミサリアに影で裏切られてたデイモンはやっぱり可哀そうなのかな。
あ~、もう誰かいい女の人いないのかしら!
にしても、この辺の微妙なキャラを演じるマット・スミスがいいですね~。
正直、他の中年俳優が姪っ子にあんなことする叔父を演じたら「キモっ!」ですけど、これまで3話の間にアインビバレントで複雑なデイモンというキャラを作ってきてたので、なんだか妙な切なさまで伝わってきましたよね。
途中でやめて姿を消すあたりにも「く~!デイモン!」と、また彼なりの葛藤が見えるような・・。
これは今後もデイモンファンが増えて行きそうだわ。
アリセントは本当にいい子みたい
アリセントですけど、どうも父親の腹黒さは受け継いでないようですね。彼女の意志で親友レイニラをかばったりしてるし、前回デイモン達に援軍を送れと上手い具合にヴィセーリスに言っていたのも好感でしたよね。
そりゃ、あの年齢で爺に嫁がされたら淋しいよね。
にしても、ベッドが別なんですね。ターガリエン家のしきたりは知りませんけど、普通欧米では一緒のベッドが鉄則ですよね。
あんな風に夜遅くに起こされて・・なんて地獄だろうなぁ。
ヴィセーリスの肌はそうとうヤバい
あれはかなり悪化してましたね。もう傷口云々というより、全身のあちこちが膿んでるようで、お風呂で洗われるのも痛いようでした。
でもアリセント優しいなぁ・・。痛がる夫を見かねて、自分がやるわ・・というのは夫への愛情からですかね。
私だったら絶対ガッシガッシやりますけどね。
ヴィセーリスがようやく気が付く
王の手オットーに対して、「アリセントのことは全部企んでいたのか~!」って今頃遅くないですか?
それも分かってのことかと思ってましたよ。
しかも過去を振り返ると、かなりグレーな手法で王の手になってるらしいし、ん?お前は私欲にまみれとる!首だ~!って。
娘に指摘されてようやく・・ですけど、どんだけ素直なのかしら。
ただし、頼りないヴィセーリスも代々伝えるべき遺言「氷と炎の歌」についてだけは熱いものがあるんですね。これをレイニラに伝えたというだけでも相当な覚悟があったようです。
最後に届けられていたお茶は
レイニラに届けられてたお茶って、あの世界のモーニング・ピル的なものでしょうかね。まぁ、もう翌朝じゃないだろうから、ちょっと違うだろうけど・・。
絶対に飲みたくないわ~。怪しいし。
とはいえ、確率としてはクリストンとの子供が‥ってこともあるわけなので、レイニラにとっては迷うところでなのかな。
というわけで、サ~っとでしたが振り返りました。
なんだか少し本家とはテイストが違う毛色になってきましたけど、これはこれで面白いですね。これからもデイモンの女運を見守っていきましょう!
ではまた~。
スミマセン。もう全然調べてないで書いちゃってるので、事実誤認や勘違いがあるかもしれません。気が付き次第追記、修正しますのでどうかご了承を‥。涙
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第5話のネタバレ感想
え~っと。。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」大丈夫でしょうか・・。
私はなんだか昼メロを見ているような錯覚に陥ったんですけど、皆さん大丈夫でしたか?
いや、確かにグロイ。グロすぎる・・。血だまりをネズミがぺろぺろ・・なんてシーンは昼メロにあるわけないんですけどね。
でもさ~、なにしろクリストン・コールの顔が昼メロなのよ。
というわけで、一番気になる部分から振り返ってみたいと思います!
クリストン・コールがヤバすぎる
完全に危ない人でしたね。
お姫様にちょっと誘われてそうなっただけで、「エッソスに行き駆け落ちしよう!僕たち結婚するんだ!」と怖いくらい本気モード。
でも大人の事情があるお姫様に断られると、自分の立場を忘れて「フン!僕の名誉が回復できない!」とふてくされ・・。
さらには、姫の夫の愛人から「やぁ、僕たち色々あるけど、これからヨロシクやっていこうね。」と挨拶されたら、突然「うわ~~~!」となってプッツンですよ。
気が付いたら馬乗りで顔を潰してるし、結婚祝いのパーティ台無しにしてるし、大事な姫はパニック群衆に押しつぶされそうになってるし。
大丈夫なの?この彼。
と愕然・・。
いや、これがスペインかどっかのラテン国の昼メロなら分かりますよ。
彼にとっては命をかけた恋なわけだし、それが王妃にもバレちゃって(自分で言っちゃったんだけど)精神的にもかなり追い詰められた状態だったでしょうし、レーナーへの嫉妬もあったんでしょう(する必要ないんだけどね)。
それにチャラいレーナーの愛人に茶化された時には自分とレイニラの愛を軽く見られた悔しさでいっぱいだったのも分かります。
でもさ、仮にも王の楯でしょ?あんな風になりますかね??
それに、このオープンマリッジについてはあのチャラ男が決めたことじゃなくて、レイニラの選択でしょ?しかも事前にレイニラから直接聞かされたいたじゃないの。
もちろん、その時の鬱憤も根底にあって爆発したのでしょうが、あそこまでブチ切れる意味が分からない。
ちなみに原作だと、槍試合でこの2人が戦ってクリストンがチャラ男を倒す・・ってことになってたらしいです。うーん、それならまだ分かるけどね。
レイニラはもう少し妖艶であって欲しかった
スミマセン、見た目のことを書くとお叱りを受けるかもしれませんが、敢えて・・。
少女版レイニラ役のミリー・アルコックは素晴らしい女優さんだと思います。あの貫禄にあの余裕、ターガリエンの血を感じさせる何かを持ってますよね。見た目も可憐で可愛いです。
なのですが、いかんせん私達はエミリア・クラークが演じたデナーリスを知っちゃってるわけですよ。
妖精のような透明感と男を惑わす色気を兼ね合わせたその存在感には誰もが魅了されましたからね。(特にシーズン初期)
なので、これがデナーリスなら「王の楯」が愛や嫉妬に狂い、我を忘れて暴走するのも分かるし、叔父のデイモンが彼女となんとか結婚したがるのも分かるんです。
だけど、今のレイニラは歴代のターガリエンの女性達のようなセクシーボンバーなドラゴン使いっていうタイプじゃないですよね。
その辺が少し違和感というか、クリストンの凶行についてもどうも「??」な印象になってしまう原因かな。
とまぁ、勝手な事を言っちゃいましたが、この辺も製作陣がちゃんと意図したキャスティングだと思うので、今後の展開を待ちましょう。
恐らく、ウェスタロス一の美女アリセントとの対比もあるはずですから。
アリセントはクリストンで何をしようとしているの?
まず、クリストンが誓いを破ってレイニラとそういう関係を結んだと知った時点で、追及しませんでしたよね。
この時点でアリセントはレイニラの「母に誓って・・」の言葉が嘘っぱちだったことを悟るわけですが、この時はショックでクリストンの処遇どころじゃなかったのかな。
それと、最後のシーンでナイフを持ってるクリストンに声をかけてたのもアリセントですよね?
うーん、何をしようとしてるのか。
あそこで彼の自死を止めてどんな風に利用するんだろ。
クリストン自体はもう王の楯の誓いもクソもないほどにやらかしちゃったので、死刑は確実。いくらアリセントでも城に置いておけないでしょう。
それか、サーセイの王の楯だったグレガー・クレゲインみたいに、顔も鎧で覆って(もったいない!)アリセントの護衛にしちゃったり?
戦闘モードのアリセントはどうする気?
父オットーから、「レイニラが王になるなら、戦争が起き、危うくなった時点でお前の子供に手をかけるぞ。」と聞かされ、さらにはレイニラを信じてかばった自分が間違いだったことに気づき、いよいよ戦闘モードに突入みたいです。
分かりませんけど、クリストンのこともレイニラ対策としての切り札として使いそうな気もしますよね。
今後レイニラに対して何か策を企てていくなら、彼女の弱みになりそうなものは何でもキープしておきたいでしょうし。
アリセントも母ですからね。当然友情より、子供を守ることを優先していくとなると、どこまでやる気なのか。
パーティに翠色のドレスで遅れて現れたアリセントの目からは何も読み取れませんでした。
そんな彼女を面白そう~~に見ているのがこの男達。
「ハイタワーのかがり火は戦いを告げる時に何色に燃えると思う?」「翠(みどり)か?」と、兄弟で囁き合ってましたね。
この2人は現在の王の手の息子たちですが、何を企んでるんだろ。脚の不自由な次男ラリスはちょっと本家のリトル・フィンガーのような立ち位置なのかな。それともヴァリスかな?
なにしろ、このラリス・ストロングがメイスターがレイニラに「お茶」を運んだことをアリセントにチクり、レイニラの嘘がバレる・・という流れでしたからね。
悪意があるのかは分かりませんが、やってることはキモいです。
ともかく、この時のアリセントにどんな覚悟と思惑があったのか・・は、きっと後々分るでしょう。
デイモンは妻を・・
デイモンが「レイアは不器量な女」って言ってたので、ライサ・タリーみたいな感じを想像してたのに、あらま!全然可愛いじゃないですか!
そんな彼女を無残にも・・。
これはレイニラと正式に結婚するためだと考えていいのかな。
そこまでしてレイニラと結婚したいのは、レイニラが好きだから?それとも鉄の王座に近づくため?
どっちにしても、レイニラにはその気はないようですね。
また「王の楯を蹴散らして、力づくでドラゴンストーンに連れて行ったら?」と挑発してましたけど、デイモンとしては、こういう一筋縄ではいかない感じもいいんでしょうか。
なんだかんだデイモンて気が強い女が好きそうだなぁ。
そしてついにヴィセーリス倒れる・・
早いだろうと思ってましたけど、やっぱり早かったですね。
死期を悟っていたからこそ、レイニラとレーナーとの縁組を急いだのか‥。
ただやっぱりアホなので、最後までレイニラとアリセントが対立することになり、下手したら自分の息子がレイニラの毒牙にかかるかも・・というところまでは見通してなかったかと思います。
なにしろ、レイニラはああ見えてまだ本性が測り切れないというか、底が見極めきれないというか・・。
ケロッと嘘つくし、デイモンには平気で啖呵切るし、父を言いくるめてオットーを追放させるし、政略結婚もサクッと受け入れレーナーとは上手いこと協定結ぶし、真面目なクリストンを無意識ながら追い詰めてるしで、何気に「怖い女」ですからね。
この彼女と対峙するためにアリセントも怖い女に変貌するなら、容赦ない女同士の泥仕合が見られそうです。
あー、怖い!
今後、どれほど昼メロ感が強まろうとも、血の量だけは増えていきそうですね‥。
ということで、また来週~
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第6、7話のネタバレ感想
すみません。先週から体調不良でダウンしていたので、今回は2話分まとめて簡単に書かせて頂きます。
(7話のネタバレもすぐ触れますのでご注意ください。)
えっと、まず訂正ですが、ヴィセーリスが生きてましたね。
もう髪もボロボロで妖怪のような風情ですけど、なんなら皮膚病に悩まされてる時より今の方がちょっと元気になったんじゃないでしょうか。
でもまぁ、よかったよかった。
跡継ぎ問題はしばらく棚上げされていたような雰囲気で子供もやけに増えてるし、いきなり6話からは10年後の世界にジャーーンプ!でした。
オープニングも変わったらしい
ぼーっと見てる私でも、ん?少し変わったような・・?と思いましたけど、少し血の流れとか本数が変わったようです。
例えば、とある家の家紋に到達した血が3列の血に分かれてまたどこかへ流れていく・・というような演出は、その家に3人の子供が生まれて・・みたいな意味らしいです。
もう迷路のような複雑さなので、私はさすがにそこまで細かく研究できませんが、まさに血族を表すオープニングだったってことですね。
でも、今回ヴェラリオン夫婦がちょっと面白い議論してましたね。名前か、血か・・。
名前だ!
っていうんですけど、どうなんでしょうかね。
悪役少なくないですか?
なんだか、イイ人が多いな~って感じません?
勝手な印象ですけど、ゲーム・オブ・スローンズは半分くらいが頭おかしいサイコな悪役か、狡猾系か、どっちか分からないグレーゾーンキャラか、グレーと見せかけて実は・・みたいなキャラが占めていて、普通にイイ人は半分くらいだったような気がするんです。
だけど、このハウスはもう圧倒的にイイ人が多い、イイ人じゃなくても普通の人。
ヴィセーリスに至っては嘘みたいに気のいいおっちゃんで、GOTではあんまり見かけなかったタイプですよね。
本家のように見るのが怖い~やめて~!というような緊張感がちょっと足らない感じも‥。
今のところ、このハウスの方では強烈な悪役は見当たらず、デイモンもそれほどのサイコじゃなかったし、なんてったって今のところ一番怖いのは「難産」ですからね。
な~んて思いながら6話を見ていたのですが・・。
まさかの・・、主役が一番怖い??
うわ~、これってどうなの?
普通に性格良しに見えたレイニラですけど、夫レーナー君に「高潔で優しい人よ。」と言ってからの、うーん、あの人いたら叔父さんと結婚できないわね~。困ったわね~。で、いきなり、
丸焼き~!?
いやいや、そこへ行きつくまでのハードル低くないか?
レイニラ、怖い~。少しは葛藤してくれよ~!
って思ったら、ラストの場面で、丸坊主のレーナー君登場・・!!!
あぁ、情けをかけるってそういうことね!だから丸焼きだったんだ。(デイモンが首ポキッ!ってやった男を身代わりにしたのかな?)
はぁ、よかったよかった。彼氏もちゃんといましたね。
レーナー自身もこんな生き方を望んでたんですよね。ヴェラリオン家や王族の重圧から解かれ自由の身に・・。好きな人と好きな場所へ。
レイニラとの長年にわたる本物の友情が、結果的に皆にとってベストな解決法を見つけることに繋がったなんて・・、なんだかジーンとするなぁ。こんないいドラマだったっけ?やっぱり本家に比べてイイ人が多すぎるわ。
エッソスの土地でお幸せに~。
というわけで、叔父、姪同士でめでたく結婚
なんだかんだ強烈でIQ高めなターガリエン夫婦が誕生ですね。
実際には手をくだしてないレーナーのことも自分達の仕業と匂わせ、しっかり周囲からも恐れられる存在に・・。
恐らく、ヴェラリオン家も手が出せないんじゃないですか?孫娘たちも守らないといけないし・・と、これ以上は歯向かえなさそう。
彼らに対し、帰って来た王の手オットーと、その娘アリセント達はこれからどう攻めていくんでしょうか。楽しみなような、怖いような‥。
あとですね、全然関係ないんですけど、エマ・ダーシー演じるレイニラがちょっと20代後半には見えないんですよね。
エマ・ダーシーは実年齢30歳だそうなので、ちょうどいいくらいなキャストだと思うのですが、なんだろ、貫禄があるのかな‥。
叔父さんのデイモンと並んでも年代の違いを感じさせない普通のカップルに見えちゃいました。
全然顔が変わってないクリストン・コール
で、もう一人違和感なのはお肌つるっつるのクリストン・コール君ですよ。若いまんまで5話と全く同じ顔。
でも、あの時の突然の暴挙はお咎めなしだったんですね。
まぁ、良く考えたら相手はレーナーのボディガードという立場だったらしいので、彼より地位は低いのかな。レーナー自身が王妃に逆らってまで罰を求めなかったら平気だったのかも。
で、アリセントは自分の王の楯にしちゃったんですね。
やっぱりレイニラを憎むものは自分のそばに・・という考えからかな。
でも、クリストン自身は内心どうなんですかね?
表面的には大分突っ張ってますけど、まだレイニラに気持ちがあるのか、本当に心底憎んでるのかはまだよく見えないところです。
アリセント組の恐ろしいヤツ
というわけで、なんとなくアリセント組とレイニラ組とでキャラが分かれてきましたが、一番面倒くさそうなのがラリス・ストロング。
考えたら実の兄と父親を焼いて平気な顔してるわけですよ(こっちは本当に)。呪いのハレンの巨城の領主になったってほくそ笑んでるわけですけど、何が目的なんでしょうかね。
アリセントが好みなのか、レイニラが女王になるのに不満があるのか。ただ、ドロドロに対立させて面白がっているのか‥。よく分かりません。
それか本気でヴィセーリスの死後の夫ポジションを狙ってるとか??(王妃が再婚できるかは知らんけど‥)
今のところ、狡猾キャラはこのラリスと王の手オットーくらいですかね?
この2人に洗脳され、アッチの世界に行ってしまいそうなのがアリセントって感じです。レイニラの言う通り簡単に人は悪に染まってしまうのか‥。
ヴィセーリスが意外と頑張ってる・・
この気のいい王もヘラヘラしてるようで「娘のレイニラが跡継ぎだ!」という点においては頑固ですね。
事なかれ主義なようで、実は自分の決断が一番問題を作り出してるのに気が付かないタイプ・・。
せっかく追い出したオットーをまた王の手にしちゃうところもよく分からないですね。
でもまぁ、悪気のない人だし、孫同士の喧嘩の時も必死に収めようとしていたので(あくまで表面的なやり方だけど)、これからも温かく見守りたいです。
髪の毛の色の仕組みがよく分からない
えーっと、ここはあくまで私の勝手な意見なんですが、髪色のルールについてハッキリして欲しいですね。
だって、ハーウィンとレイニラの息子たちが三人ともあんなにダークヘアになります??
プラチナブロンドとダークヘアの中間色ってのはナシなの?それに、全員がダークヘアになるなら、そもそもアリセントとヴィセーリスの間の子供たちはなんで全員プラチナブロンドなの?アリセントは赤毛っぽい茶色でしょ?
スミマセン、この点については私も全然調べてないので勝手な事は書けないのですが、ちょっとフランスの義母の意見をご紹介したいと思います。
えっと、個人的なことなのですが、うちの夫の姉はダークヘアにダークアイ。なんですが、子供2人は父親と同じブロンドに青い目なんです。
別に私が聞いたわけではないのですが、それについて義母がこんな風に言ってました。
「娘が孫たちを連れて歩いてると全然親子に見えないわよね。母親の髪が黒で子供がブロンドになるのは珍しいのよ。でも、あの子達がブロンドなのは、私がそうだからよ。祖父母4人のうち、3人がブロンドだから孫もそうなったの。」
なるほど・・、祖父母世代で考えるわけですね。
で、これが正しいかどうかは置いておいて、そうなるとアリセントの両親の髪色が明るめだったということかな?
確かにオットーは少し色の濃いブロンドかも・・。亡くなった母親の色も明るかったのかな・・いや、でもあの赤毛は母親から来てるってことだろうし・・と、色々考えてしまいます。
でも、このドラマにおいてはあんまり意味ないのかな。
とりあえずデイモンの娘2人は母親にそっくり、レイニラの息子3人は父親にそっくりってことみたいです。
レイニラとデイモンに子供が生まれたらどうなるの?!
いや、もうこれを考えたら怖いわ~。
レイニラ自身が自分の息子たちはレーナーの子よ!将来の跡継ぎよ!と頑張ってるし、ヴィセーリスも出自を疑うものは舌を抜く!と宣言したわけです。
いまさら、自分とデイモンとの間にできたプラチナブロンドの子を「やっぱりこの子が跡継ぎよ。」と言った場合、兄弟間でどんなことになるのやら‥。
あー、怖い怖い‥。
でもまぁ、この辺は先の心配としておいて、とりあえず今のところ怖い存在になりそうなのは、この子でしょうか。
エイモンドの悪役化に期待
長男エイゴンがぼ~っとしてる癒し系キャラなのに対し、この子は怖そうですね~。
姉のヘレイナと結婚してもいいみたいなことも言ってたので、まだ正体不明なヘレイナと夫婦になった後にデイモン、レイニラペアとガチンコで戦う夫婦になったりして?
彼が今回ゲットしたヴァーガーは一番体の大きい竜って言ってましたよね。ってことは、竜同士で戦わせた場合には一番強いってことなのかな・・?
なーんて、妄想ばかり逞しくなってしまいますが、エイモンドにはちょっと期待。レイニラ組を脅かすレベルの恐ろしいキャラに育って欲しいです。
ちなみにですが、エイゴンを演じるのはなんとデイヴィッド・テナントの息子タイ・テナント。
確かに輪郭が似てるような、似てないような・・。
というわけで、今回はこの辺で。また来週~!
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話のネタバレ感想
あぁ・・。ヴィセーリスのおっちゃん・・、
あんなにカッコよかったのに最期に余計なことを言ってもうた~~。
今回の見どころはもうなんといっても、この王でしょう!
素晴らしかった・・!
目に穴が開いても、顔に穴が開いても、最後まで自分の意志を貫き通した王の生き様には感動さえしてしまいました。
おっちゃんもやる時はやるよ~。
では、振り返っていきましょう!
「海蛇」危篤の連絡から・・
ヴェラリオン家の領主コアリーズが海賊にやられて重傷を負ったという一報が入る形で、6年後の物語はスタートします。
彼は以前からヴェラリオン家の跡継ぎはルケアリーズだと言ってましたよね。「血より名前」だと。
ルケアリーズはレイニラの次男でしたよね。
レイニラの長男ジェイスは王を地位をいずれ継ぐので、弟の方がヴェラリオンの名を継ぐってことですね。名目上はレーナーの息子ってことになってるし、レーナーは表向き死んでるので。
ただ今回、これについてコアリーズの実の弟のヴェイモンドが異議を唱えてきました。
ヴェラリオン家の血が入ってないのは明らかだし、しかもまだ子供でこの戦時下に指導者になるなんてあり得ないと。
「うーん、困った。」
となったのがレイニラ達。
ここでヴェイモンドの意見が通っってしまったら、落とし子の烙印が決定的となり、ジェイスの継承権のほうも危うくなってしまう。
と、慌てて王都へ向かうのでした。
ヴィセーリスのド根性に感動!
6年前は結構元気に見えたんですけど、ここに来て一気に悪化してしまったんでしょうか。
もう芥子(アヘン)を飲んでいないと痛みに耐えられないような状態で、見ていても気の毒としか言いようがない‥。
そして、6年ぶりに再会したレイニラが父に紹介したのは、その間に生まれた双子、エイゴン(お!敵に真っ向勝負か。)と、ヴィセーリス(あんまり運のなさそうな名前・・涙)でした。
そして、お腹にはもう一人。
あんだけ「子供は産みたくない」と言ってたのに、随分生むな~。
6人か・・。6人目が男の子か女の子かがちょっと楽しみですね。
相手方が3人で(男2人女1人)なので、なんとなく数で圧倒しておくと将来的に心強いかも?
そして、ヴェイモンドの申し立てで開かれた聴聞会では、互いに誰がヴェラリオン家の跡継ぎにふさわしいかでスピーチバトル。
そして・・、
いいところで、
来た~!!!
衝撃のお爺ちゃんが・・!
これは鳥肌ものでしょう!
いや、真面目な話、ヴィセーリスにここまで根性があるとは思ってなかったです。(死ぬ前に絶対アリセント達に言いくるめられるかと。)
階段を上がるときに脇を支えたデイモンとの兄弟愛にもウルウル‥。
前の晩の娘の涙を朦朧とする意識の中でしっかり受け止めていたってことですね。
頭がボーっとするからと芥子も我慢し、傷みに耐えながらレイニラとその子供達を守り抜き、王として、父としての役割を果たすのでした。
突然シュパ~!!!
それにしても、このヴェイモンドはアホだなぁ。。
レイニラに対してあんな言い方してる時、今の夫が誰だか忘れちゃってたのかな。
そりゃそうなるでしょ・・。
ただですねぇ、分からないのが、その後2つに分かれちゃったヴェイモンドの遺体処理の過程をじ~~~~~~~っと見つめていたレイニスです。
あれは何かあるでしょう。
昔から気に食わないレイニラに対して、自分の息子をやられたという決定的な恨みがありますからね。
ルケアリーズと自分の孫娘レイナが結婚して跡継ぎを産むことで結果的にヴェラリオンの血が繋がれることになっても、それだけでは終わらせないわよ・・という不気味な何かを匂わせます。
成長したエイモンド
いい顔になりましたね~!期待を大幅に超えてきましたよ!
ウェスタロス随一の美女の息子とは思えないスネ夫顔で、邪悪な精神もちゃんと滲んでるし、いいですね~。
レイニラの息子たちがイケメン揃いなのに対して(長男はロブ・スタークみたい!)、こちら側は皆なんだかイマイチ揃い。
キャラ性で勝負するようです。
このEwan Mitchellという俳優さん、2002年生まれなので今年20才のはずですけど、なんかもっと上に見えるような。
そういえばエイゴンがデイヴィッド・テナントの息子君からもう次の俳優さんに変わっちゃいましたね。早いな~。
摩訶不思議キャラの妹と結婚させられて不満が溜まってるようでしたね。給仕の女の子を襲っても罪の意識ゼロのダメ男。
それにしても、あっという間に子供達も大きくり、そろそろ代替わりも感じさせますけど、こんなに早いスピードで行っちゃって大丈夫なんですかね?
レイニラもあっと言う間に中年、老年になっちゃいそう。
そんな中、やっぱり変わらないのがあの彼ですね。
まだまだ赤ちゃん肌を保ってます。
家族の宴会
王の捨て身の「みんな仲良くなってくれ~!」という訴えも衝撃的でしたけど、その想いを継ぐ形でのレイニラのスピーチ、良かったですよね。
「父上を献身的に支えてきた王妃に感謝を捧げたい。」っていうレイニラの言葉にはメチャメチャ説得力ありましたからね。
いや、視聴者の誰しも思ったでしょう。アリセント凄いよ!って。
10代で爺との政略結婚を強いられ、自分の人生を捧げる形であそこまで尽くせます?
もうそれだけで脱帽です。真面目なんでしょうね。王に対してまっすぐに畏敬の念や一定の情愛を持ち続けて来たという点において、もう勝てる人いないです。
そんな真面目でまっすぐなアリセントに・・、
よりによって・・。
爺ちゃんが・・。
ヴィセーリス・・!最後が~・・。
なんなの~。この天然ヴィセーリスのオチは!!
あれだけ一族の平和と王朝の繁栄を願っていたヴィセーリスなのに、ヴィセーリスらしい運のなさが最後に炸裂・・。
自身の必死の努力をすべて台無しにしてしまったのでした。
「エイゴンの話が本当かどうか知りたがっていただろ?」
というのは、前夜のレイニラの問いに一晩遅れて答えていたのでしょう。
これに対し、「真実だ。北で見たのは約束された王子。王土を1つにして冷たい闇に立ち向かう。」
「・・エイゴン・・」
「お前だ。」
あっちゃー・・、
征服王エイゴンが夢で見たという、北の闇と戦うエイゴン(ジョン)の話なんですけど、その「エイゴン」のことをアリセントは自分のしょうもない息子のエイゴンだと勘違いしてしまったようです‥。
「分かりました。陛下」と返事をして、どこかへ消えるのでした。
うーん、これはマズイ。
息子たちがいずれ対立するのは目に見えているとはいえ、レイニラとアリセントはせっかく和解に至ったというのに、完全に怪しい方向へ・・。
あー、なんだかムズムズする~。こんな展開あり~???
大体エイゴンが多すぎるんだって!!!(レイニラとデイモンの息子もエイゴンでしょ??)
ヴィセーリス、あんなに頑張ってレイニラの継承権を守り通したというのに、ここに来て‥。
最後までツキに見放されたヴィセーリス爺。気の毒です。。
というわけで、また来週!!
9話の感想はこちら↓
コメント
コメント一覧 (12件)
アニスさん、こんにちは。
ドラマも楽しみでしたが、アニスさんの感想&解説も楽しみにしていました!
ドラマ視聴後の余韻感じたままアニスさんのブログを見るのが楽しみですが、あまり無理されないように、アニスさんのペースで更新していただけると嬉しいです。
たまさん、こんにちは!
ありがとうございます。
マイペースな感じになりますが、続けてみたいと思います。^^;
のっけからドラゴン登場で大興奮でした。ドラカリスも聞けたし。(私もドラカリス葬でお願いしたい)
某情報では鉄の玉座の間にGoTよりかなりの数の剣が必要だったらしく、Neftlixのウィッチャーからレンタルしたとか。本当かいな
注目のキャラは生粋のターガリエンっぽいマット・スミス演じるデイモンです。グレーなキャラとして描かれていくのではないかと想像しています。
ハハ、ウィッチャーからレンタルという情報はスゴイですね!あれ、くね~~って曲がってましたけど、あの後また再利用できるんでしょうか。
ドラカリス葬は本家の方では家来を罰する時にも使ってましたけど(生きたまま)、しめやかなお葬式で使うとなると激しい感じですね。笑
デイモンは物語を引っ張っていくキャラになりそうですね~。楽しみです!
いつも楽しく読ませていただいています。王様の体調ですが、小指に加えて薬指までなくなってたの気付きました?この記事に貼られてる「王配として〜」のショットでも確認できますよ。確実に病状は進行しているのかと。。。
kel0tanさん、ご指摘ありがとうございます!
あれって切られていたんですか!スミマセン、てっきり指が曲がって見えているのかと・・。(汗)
でも本当ですね。追記しておきます~。
それと、レーナーはレイニス・ターガリエンの息子であり、ターガリエン家の血を受け継いでいるので、ドラゴンに乗れるらしいです。私も彼がドラゴンに乗って登場したときは「えーなんで!?」とビックリしましたがw
そうでしたね!訂正します!^^;
アニスさん、いつも楽しく読ませていただいてます。ベター・コール・ソウル、オザークへようこそを丁度見終わり次は何かなぁというタイミングでコレが始まり、また視聴後せっせと解説記事を読む日々です(笑)Alt Shift XというYouTubeチャンネルでかなりスマートにまとめられていました!ぜひ参考までに☆
cashewさん、はじめまして!
うわ~、メチャメチャ分かりやすい動画ですね!今度からこれを見てから書こうかな。もうこれ以上ないくらい説明してくれてますね。笑
なんだか新しいドラマだと、ベター・コール・ソウルみたいに力が入らずで・・。やっぱりキャラに思い入れがある場合は、どうしても理解したい!って気持ちが強くなるんですが。。
ちょっと気合いれていかないとですね。笑
あのお茶を持ってきた学者、前に会議のときオットーと目配せしてて、裏でつながってる感を出していたので、お茶はクビになったオットーが腹いせでレイニラを毒殺しようと手配した毒だろ〜と思ってるのですが、真相は次回にお預けですね。
え?!毒ですか!うわ、そこまでは考えなかったです‥。
次回楽しみですね!