U-NEXTで見れる海外ドラマ、HBO「アウトサイダー」を全話見たアニスのネタバレ感想・考察・解説・あらすじです。途中まではネタバレなしです。
注意書き以降の各話の感想はネタバレありでガッチリ考察してます!
「アウトサイダー」はU-NEXTで全話見放題できます。
このドラマは以前からかなり楽しみにしてました。
今流行りのスティーブン・キング原作で、「ブラッドライン」のベン・メンデルソーンに「オザークへようこそ」のジェイソン・ベイトマン出演!
おどろおどろしい雰囲気でさぞかし怖がらせてくれるだろう、とは予測してました・・。
ただですねぇ・・、まさか第1話の冒頭からこんな凄惨な映像を見せられるとは・・。
心の準備が全然間に合いませんでしたよ。
さらにまぁ、その後も救いのない展開が続き、おぞましいし、辛いし、哀しいし・・。
サスペンスミステリーっていうか、精神的虐待ホラーに近い。(まぁキング原作だしね。)
かなり凹んでしまってもう夕べは感想書く気力が消失・・、布団に入ってからもあの映像が消えなくてダメでした。
とはいえ、ミステリーの部分はかなり面白かったので、できたら見続けたいんですよね。(なんなのよ。)
だって、あの大胆な謎かけは凄かったでしょ?!
あそこまで無謀に挑まれたら、こちらも受けて立たないわけにはいかないって。
それに、どんなネタバレが待っているのか、続きが気になって仕方ない~。
この先には大きなどんでん返しと、衝撃の真実が用意されてると期待してますよ!
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
アウトサイダー予告編とあらすじ
ベテラン刑事と一風変わった天才探偵が不可解な謎を抱えた事件に挑む。
ジョージア州の小さな町で、11歳の男の子の惨殺死体が発見される。警察は複数の目撃者の証言や血液などの物的証拠からすぐに容疑者を特定し、少年野球のコーチをしている高校教師のテリーが逮捕される。ところが、事件は思わぬ方向に進んでいく…。
U-NEXTより引用
【追記】「アウトサイダー」全話見た後のネタバレなしの感想
当初の予想とは違う展開でしたけど、これはこれで面白かったですね~。
やっぱりスティーブン・キングだけあって、ただでは終わらない。
哀愁漂うオヤジ達が何かを懸けて戦う姿にしびれまくり!終盤は大いに盛り上がったと思います!
キャスト人が全員ベテランだけだって見ごたえあり過ぎ!この演技合戦を見てるだけでも最高に幸せでした。
ガチガチのミステリーとして肩ひじ張って見てしまうとちょっと違う展開にあれ~?となると思いますので、ここはマインドを大~きく広げ、リラックスして見て頂きたいです。
「アウトサイダー」はU-NEXTで全話見放題できます。
*この先からはネタバレ感想です。
「アウトサイダー」第1話のネタバレ感想・解説・考察
やられました・・。
子供のあんなシーンをあそこまで見せてくるとは、HBO特権を乱用し過ぎでしょ。
実際あんなシーンが放送できるのはHBOくらいしかないでしょうけど、だからと言って・・ねぇ・・。
それに、母の悲しむ姿がもう辛すぎるわ!
あぁ、もし自分の子供だったら耐えられるだろうか・・。と子供がいる人なら誰しも思ったはず。
悲しみあまり心臓発作で亡くなるという、これまたどうにも居たたまれない話になってましたが、それさえ彼女にとっては救いだったのでは・・と思ってしまうほど。
(残された長男君や夫も気の毒で仕方ないけど。)
だって、一人息子を癌で亡くしたという主人公のラルフの引きずりようを見たら、これまた悲しくて仕方ない!
あんな地獄を背負いながら自分が死を迎えるまで苦しむのなら、いっそのこと・・と考えずにはいられない救いのなさ。
もう、辛すぎるでしょ。このドラマ!
1話目からこんな底なしの闇にズブズブと引きずり込まれ、この先どんな展開が待っているのやら・・。
ミステリー部分はかなり興味をそそる!
謎かけとしては面白かったですね。
とはいえ、よく分からないんですよね。
え?あれだけ証拠あるのに無罪かもってどういうこと?!
って普通に思いましたよね。
とりあえず、検察側の証拠を挙げていきます。
- 死体現場や少年から採取した指紋70個くらいがテリーのものと一致
- 少年を発見した男性が、5時頃に路上で白いバンを目撃
- 黒人女性が当日3時ごろ、スーパーで少年フランキーを白いバンに乗せるテリーを目撃。女性はテリーの事を子供の頃から知っている
- 少女が血だらけのテリーが森から出て、白いバンで走り去るところを目撃。しっかり言葉を交わしている
- ストリップバーで働くクロードは当日8時ごろに血だらけのテリーと店内で立ち話をする。テリーはトイレで綺麗な服に着替えて出てきた。この時の様子は防犯ビデオに映っている。
- その後、配車したタクシーで駅に向かう。タクシードライバーがテリーの乗車記録を残す。
- バンからは大量の血痕を採取。被害者の血と一致。
↑これだけあってダメなの?!
口の周りが血だらけ状態を見られてもダメなの?!
もう分からないのですよ~。
だって、あの白いバンの登録は誰のになってるの?!テリーの車じゃないの?!
車のハンドルに少し付着していた血液型がAB型だから、それをテリーのものと特定したくてDNAテストをしたがってましたけど、いやいや、ハンドルにテリーの指紋が付いてただけじゃダメなの!?
70個も指紋が死体現場から採取されたのに、それじゃ不十分てどういうこと~?!!
もうね~、それで不十分ならこの世で殺人事件で有罪になる犯人なんていないでしょ。
それこそ現行犯逮捕できなきゃ無理ってこと?
それに、ガッチリ防犯カメラに映っていたあの彼はテリーじゃないの?
私でも、本人だって断言できますよ。
一方で弁護士側の証拠として決定的だと言っていたセミナーで質問してる時の映像は、テレビクルー撮影で画質がいいからこっちの方が有利ってことなの?!
そういうことなの??
同僚の証言も一致してるようだし、本屋で本に残した指紋もある。
だけど、ホテル内などでの映像はない。
ふ~む・・。
このトリック。どういう突破口が考えられるでしょうか?
双子??
でもたとえ一卵性でも指紋は違うそうです。
そもそもねぇ・・。
このカメラ目線ですよ。
この時、中指も立てて挑発しているので、本人がわざとしているのは間違いない。
大体、あの特徴的なバックルのベルトはどこで買ったの?(ヒーローに変身できそう)
あれを追えば結構本人と証明できたりして。
ともかく、この男の仕掛けたトリックであるのは間違いないので、テリーが犯人というのは固い気がする。
ということは、セミナーに行った方が双子で、本に残した指紋がトリックなのかな。
例えば始めからテリーの指紋がついた本を持って行き、すり替えておいた・・とか?
あの本は高くてずっと売れ残っていた本らしいので、目を付けておけばそれも可能かも。
いや、でも、双子説はない気がする。(安っぽいし)
あと、そもそもフランキーの自転車が故障しなければバンにも乗らなかったはずだし。
そこを計画するのは難しそう。
う~ん、もう分からん!!
テリーが犯人なのは固い気がするって書いちゃったけど、ジェイソン・ベイトマンはいい役者さんなので、この後一転二転する展開もありそうな気もするし・・。
ともあれ、5人の目撃証言と死体現場の70個の指紋があっても有罪にならないというのが衝撃的過ぎました。
そんな国には住みたくないなぁ・・。
次は第2話の感想です。
「アウトサイダー」第2話のネタバレ感想・解説・考察
うわぁ・・・。
さっそく、畳みかけるように衝撃展開来ましたね・・。
裁判所に入ろうとする一行が突然襲われ、首を撃たれたテリーが死んでしまいました!
残念!!
ジェイソン・ベイトマンの演技をもっと見たかったのに。
死を覚悟したテリーが最後に「俺はやってない」と言い残すのですが、なんでしょ、この後味の悪さ・・。
心の準備が追いつかない速さでポンポン行きますが、この物語はどっちへ向かっていくのでしょう。
ホラー?サスペンス?オカルト系?
とりあえず、振り落とされないようガッチリしがみついていきましょう!
テリーは無罪?
前回はひたすら怪しいテリーでしたけど、なんだかんだ話してみればいい人でしたね。
これで視聴者の多くがテリー無罪説に傾いたのでは?
私もバントの話には泣きましたよ・・。
ラルフの死んだ息子デレクの生前の様子が生き生き描写されていて、テリーの愛を感じましたよね。
ラルフもこの段階でテリーへ対する見方が変わっていたと思います。
さらには、襲撃事件でテリーが死に至り、自分も少年(フランキーの兄)をあやめてしまう事態になると、もうすっかり落ち込みモード・・。
前回、鼻息が荒かった状態から、ス~っと自己嫌悪のスパイラルへ・・。
なぜ公衆の前で逮捕してしまったんだろう・・と後悔するまでに。
さらには、真犯人を捕まえるために協力して欲しいとテリーの妻グローリーへ頼んでましたね。
ラルフ的にはもう完全にテリー無罪を信じる気になったんでしょうか。
死に際の言葉もありますしね。
とはいえ、出てくる証拠はテリー犯人説を裏付ける強者ばかり。
ついにはフランキーから採取された唾液までテリーのDNAと一致してしまいました!
なのに、「それも決定的なものにはならない・・」と言うラルフ。(なぜ?!)
検事も次の選挙戦には出ない・・と、負けを見越したような雰囲気でしたね。
こうなってくると、見てるほうも何を探していいのやら・・。
テリーの娘は何を見てる?
悪夢にうなされてるジェッサちゃん、可哀そう。
男の人が見えるそうで、「パパが死んで嬉しい」と言っていたそうです。
また別の夜にうなされた時には、こんなシーンもありました。
子供部屋の床が濡れている・・。
水?血?
怖過ぎる・・!
父親を突然失い、周囲からは誹謗中傷の嵐・・。
小さな子供達には何が起きたのかも説明されることなく、恐怖しかないでしょうね。
ピーターソン家の悪夢
気の毒過ぎて見るに堪えない・・。
せめて長男君は生き続けて欲しかったのに。
一人残された父親も首を吊って意識のない状態。
救いなさすぎ!
そして気になるのが、首を吊った時に近所で見ていたこの男。(男?てか、人間?)
このフードの男は長男君がテリーを襲撃したシーンでも映ってました。
はい、これ犯人↑
って言いたくなりますけど、そういうことでいいんでしょうかね?
いくら深めにフードをかぶったとしても、ふらふらしてたら絶対注目されそうです・・。
もう一回言いますけど、人間??(悪魔とかそっち系は止めてね)
もしかしたら、ジェッサちゃんが見てる男ってこの男・・?
今回出てきたバンの手がかりは・・
人柄的にはテリーは無罪と思いたいんですが、やっぱり客観的に見ると怪しいんですよね。
家族旅行で何もない街に行き(オハイオ州デイモン)、家族を残して自分だけ毎日父親に会う、って奇妙じゃないですか?
いくら乱暴な父親といえども孫娘に会わせるくらいできそうですけど。
そして、白いバンについてですが、12歳の少年がニューヨークで盗み、オハイオのデイモンで乗り捨てたものでした。
しかも、その日にテリー一家がデイモンに来ていた時という偶然っぷり!
アメリカの地理的なものをマークしてみました。
彼らが住んでるのはジョージア州の小さな町だそうです。
白いバンは結構な長距離を移動してきたことになりますね。
さらに奇妙なことに、滞在中テリーは手首に傷を負い、それを看護師につけられたと話していたそうです。
う~ん。怪しい。
そして、最後に出てきたとある酪農場の納屋っぽい場所で若い青年が見つけたもの。
あのバックルは例のテリーが着ていたジーンズのベルトじゃないですか!
ベタ~と付いているのは血か何か??
青年は誰かいるのかと納屋を見渡していましたが、誰があの服をここに捨てたんでしょ。
っていうかあの場所はどこ??
ちなみに今回のエピソードタイトルは「ロアノーク」。
16世紀に初めて北米(ロアノーク島)に入植した115人が何の痕跡もなく姿を消した・・。
という今も解けない謎だそうです。
彼らと一緒に入植地を建設中だったジョン・ホワイト総督が物資調達のために船旅に出たのだが、すぐに戻るはずが不運にもスペインとの戦争に巻き込まれてしまう。
なんとか戻ることができたのが、なんと3年後。
ところが、妻と子供のいるはずの場所に着くと、そこには誰も残っていなかった・・という怖いお話。
これまたキングの世界観ですなぁ・・。
新キャラ登場
そういえば、今週から出てきた新キャラが気になりますね。
やけに暴力的でしたが、ラフルの同僚の刑事のようです。
この役者さんMarc Menchacaは「オザークへようこそ」でラス・ラングモア(ルースの叔父)を演じた方ですね。
髭がないからピンと来なかったわ。
ということで、オザーク組から2人出てます。
今回もかなりの強烈キャラになりそうなので、今後に注目ですね。
次は第3話のネタバレ感想です。
「アウトサイダー」第3話のネタバレ感想・解説・考察
うわ~・・。
これはマズイですよ・・。
この超常現象のオンパレードはかなりマズイと思います。
双子説はあっけなく否定され、もう、なんもアリじゃないの~!
何あの首をやられた刑事は?
何のリンチに耐えてるの?!
ストリップバー行ってる場合じゃないって。行くなら、お祓いでしょ!
だって、何かが憑いてるってことでしょ?!
せめて、同僚の刑事たちに起きたことを説明してあげて欲しい。
捜査の手がかりになるかもしれないから・・。
って、もはや何の捜査をしてるのかも分からないけど。
悪霊?!
タタリ?!
オカルト系?!
これじゃあ、色々推測してみるのも馬鹿らしくなってくるので、もう見守っていくしかないでしょう。
キング作品てこういう所ありますからね。
とりあえず怖けりゃいいでしょう、みたいな。
でも一応振り返ってみたいと思います。懲りずに仮説も立ててみます。
ジェッサちゃんが見た男は・・
「1回目の時はパパに似てた」っていうが気になりますね。
そして、「2回目の時は顔がぼやけてた」っていうのも。
納屋で発見されたベルトのバックルから採取された指紋がぼやけてたので「80代~90代の男」という鑑識の結果がありましたけど、これも同じ事情での「ぼやけてた」ってことでしょうか。
そっか・・。
そんな風にぼやけちゃうのね。
なんでだろね。
犯人は最悪、悪霊かな・・。
余談ですけど、ラルフの妻を演じるのはメア・ウィニンガム。
「セント・エルモスファイアー」の時から35年ですよ!?
(左はパンパン期のデミ・ムーア)
今年還暦ということですが、変わってないわぁ・・。
ホリー・ギブニーは「ミスター・メルセデス」と同じキャラ
これにはびっくりしました。
キング曰く「ホリーはこれまで描いてきた人物像の中で最も面白い役柄だ」とのことですが、私ちょうどスターEXで「ミスター・メルセデス」のS3を見てるところだったので、結構衝撃でした。
だって、見た目違いすぎでしょ~。
なんですけど、話し方がそっくり!
前のめり気味に早口でまくしたて、不安な様子を見せる感じがジャスティン・ルーペが「メルセデス」で演じてきたホリーのまんま。
でも、サヴァンぽい天才要素があるのは「アウトサイダー」のホリーだけですね。
ナニナニ?ホテルの部屋に行くだけで、当時の様子が感じ取れるってか?
それって霊能力者でもあるってこと?
マルチな才能を見せるホリーですが、今後どんな捜査で突破口を開いてくれるのか・・。
また呪われた男が・・
そして、少し前に少女二人が犠牲になる事件があったそうで、犯人として捕まったはその老人施設で働く看護師の男ということでした。
怖かった~。
自分の脛にメスのようなものを隠してましたよ?!
あれは何?
メス?
でも刃物系なら自分の眼鏡を削る必要なかったでしょ?
本に挟んでましたけど。
恐らくこの彼は無罪ですね。(私の推測では)
あの手紙を受け取り普通にショックだったようだし、自サツしたのも無罪だからこそではないかな。
普段から囚人たちの間で苛めにあっていて、ついにやられる・・!という時点で死を選んだように見えました。
この気の毒な彼も、たぶんテリーと同じように悪霊か何かに利用され、逮捕されてしまったのでしょう・・。
あ、わかった!
この男に憑りついていた悪霊みたいなのが、たまたま同じ施設を訪れていたテリーに飛び移ってしまったってことかも?!
そして、今現在憑りつかれてるのがこの刑事ってこと?!
かなりの苦痛に見舞われ、「止めてくれるなら、何でもする!」と繰り返してました。
彼もまた取返しのつかない罪を犯してしまうのか・・。
超適当ですけど、大体そんな感じ?
いずれにしても、少しずつ先行きが怪しくなってきましたね・・。
そっち系に行っちゃうなら、第1話の謎はなんだったんだ・・って感じですが。
ではまた~。
次は第9話まで見た感想です。
「アウトサイダー」第9話まで見たネタバレ感想 盛り上がってきた!!
うわ~、いいじゃないですか~!
ミステリー要素がどうも非現実的な路線行くぞ?超常現象行く気か?!というところでテンションが下がってしまったのは事実ですが、こうなってくると西部劇を見てるような興奮を覚えますね!
男気溢れる仲間達が一致団結し、罪のない被害者らを救う為に力を合わせて怪物に立ち向かう!
この際、どんな怪物かはもうどうでもいいでしょう。
説明のつかない非現実的な現象を受け入れ、目を背けずに真実を認めることから始まるこの戦い。
世俗的な社会の中では対立する立場にあった弁護士や刑事達が、それぞれに責務を感じて立ち上がり、覚悟を決める姿に痺れます。
洞窟の話は凄惨だった・・
それにしても、あの恐ろしい過去エピは何なの?
もう鬱過ぎて、これぞスティーブン・キングだわ~。
1947年とはいえ、もう少し救出の手立てがあってもよさそうでしたけど、あのまま34人の男たちが死んだそうです。
うーん、想像したくない!
少年たちを救う為に命がけで洞窟に入り、そのまま犠牲になったわけですが、その男気は今回のラフル達の姿と重なりますね。
銃弾は4発!!
残念ながらジャックの1発目の銃弾に倒れたのがこのアレック。
「銅の味がしたから、今回自分は行かない。」と言いながら、仲間に加わってしまった段階で死亡フラグが立ってたような気がしましたよね。
最後の場面では、この後にも銃弾が立て続けに聞こえたので、他にも撃たれた人がいるかも。
あぁ、どうかホリー&アンディは無事でいてくれますように。
あのカップル可愛くて応援したくなるわ。
それにしてもクロード兄も罪なことしてくれたものよ。
弟にチキン買いに行かせてた辺りは良かったのに、なぜ急に言いたくなっちゃったんでしょ。
突然怒りのコントロールが効かなくなる体質のようで、カウンセリング通ってるって言ってましたね。
最後は猟銃持って飛び出してましたが、間に合うのかな。
なんとなく彼の最期も予想付く気がします・・。
(沸点低すぎるわ・・)
ちょっと復習
こちらの方のことをすっかり忘れてましたけど、始めにテリーを起訴した検事でした。
第2話では「テリーの謎は恐らくずっと解けない。でも受け入れて前に進むしかない。」と、いったん割り切るコメントをラルフにしてましたが、また別の少年が同じ被害に遭ったという報告を受け、テリーが犯人ではなかったことを確信。
途方に暮れてますね・・。
テリーの妻に訴えられる覚悟はしてましたが、いよいよ負けと諦めたのか。
でも悪い人じゃなかったですよね。あれだけの証拠があったら起訴するのは当然なので。
怪物の生態が超複雑!
それにしても、あのクーコっていう怪物の生態が全く掴めません。
子供をエサにしてるって言いながら大人も食べてるし、家族の悲しみがご馳走みたいな話もあったけど、子供には性的虐待も加えるんでしたっけ?
オリジナル人間と全く同じクローン人間を生成してなり切ることができ、オリジナルの方の思考も同時に読み取れるって、何そのマルチ能力?
さらに、ジャックのような人間を痛みで支配し、自由に操れる。
でもねぐらは墓場や洞窟なんでしょ?
知性があるんだか、ないんだか分からない怪物だわ。
さらにこれだけ複雑な生態をホリーは誰からも説明受けずに知ってるって、それも凄い。
皆仲間!敵はクーコのみ!
なんだかいい感じなんですよね。
オヤジ達が次第に団結するのもいいし、みんな悲しい事情を背負ってるじゃないですか。
で、悪人がいないんですよね。
テリー妻とラルフ妻の交流もじんわり来るし、全員が味わい深くていい感じ。
オヤジ達はみんな渋くて影あるし・・。
悲しみと愛する者を失った喪失感。
ベタな言葉に出さなくても、互いに感じ取ってる感じがたまらない。
だからこそ、最終回は救いのあるエンディングをお願いしたいですね。
それから、襲われそうになった少年のお爺ちゃんですけど、タックルした時に絶対引っかかれてますよね。なんか様子がおかしかったし。
ということは、現在のクロード型の怪物を倒しても、既に次のヤツをお爺ちゃんが引き継いでしまうのでは??
そんな心配もちょっとありますが、とりあえず次回の最終回に期待したいと思います。
では、また明日!
次は最終回の感想です。
「アウトサイダー」最終10話のネタバレ感想 そんな~!!
もう、みんなやられちゃったじゃないですか!!
それもジャックに!!
ジャックも最終的に自害するなら、もう少し怪物に対して戦って欲しかった!
酒を飲みながらヤケクソ気味に銃をぶっ放してましたが、元々狩猟が趣味とあって、スイッチ入っちゃった感じでしょうか。
結局ラルフ、ホリー、ユニス、クロード以外全員やられてしまいました・・。
クロード兄、分かり易かったわ。
恐らく・・とは思ってましたけど、あんなに早いとは。
全然体隠す気なかったし。
それにしてもアンディに、弁護士のハワードまで!!
悔しすぎる最期でした。
エル・クーコ弱すぎだろ!!
そして生き残ったラルフとホリーがいよいよ怪物と対決すべく洞窟に足を踏み入れるのですが、クーコったら呆気なかった~!
吠えてる時だけ怖いけど、普通に銃で撃たれて死んでしまいました。
というか、まだ生きてたみたいですがラフルが石で顔を潰したら死んだようです。
「ナイフなんかじゃ死なないだろ」ってラルフ言ってましたけど、石で潰したら死ぬんですね。
(その微妙な違いが分からん。)
それに、あの洞窟の崩れやすいことったら!!
なんなら音だけでボロボロ崩れてましたよ?!
銃を撃ったくらいで崩壊するなら(しかも壁には当たってない!)、とっくに崩壊してそうですけどね。
ラルフが洞窟で見た少年2人は誰?
これ皆さん分かりました?
私は分からなかったので、調べました。
↑こちらが、ラルフの亡くなった息子デレクで、
↑こちらがオリー・ピーターソン。
弟フランキーの敵を討とうとテリーと警官たちを襲撃し、ラルフが射殺した少年です。
2人の亡霊を見て、ラルフはまだ怪物に留めを刺していないと気が付き、引き返すわけですね。
ラルフは何か具体的に彼らの言葉を聞いたのかな・・?
デレクが「僕を手放して」と言うのは確か、以前夢の中にも出てきてましたよね。
全ての後、彼らが作り上げた話とは・・
怪物の話はしないことに決めたんですね。
それを信じるのは自分達だけと確信しているようです。
でもテリーの無実は家族の為にも立証したい!
それに、死体の説明もしなければ。
というわけで、警官ジャックが謎の共犯と一緒に犯した事件という話を作り上げて口裏を合わせたようです。
クロードがテリーを見たという証言も、「テリーに似た誰かだった」と訂正。(似すぎだろ)
これにより、テリーに対する起訴は取り下げられ、家族はついに悪夢から解放されることに。
なんだか最後は強引だったけど、こういうシーンは救いになります。
いいねぇ・・。
それから、なぜエル・クーコのような存在を信じる用意ができていたのか・・?、ですが、「アウトサイダー(よそ者)はアウトサイダーが分かる」のだそうです。
なるほど。
それでアウトサイダーなのね。
ただ、あの怪物は種別的に「アウトサイダー」なんて枠は軽く飛び越えてる気もしますけど。
それと、もう一つのホリーのセリフ「男は男が分かる」ですけど、今回の件で力を合わせたオヤジ達はみんな「男」でしたね。
ホリーとラルフはまた何かで組もう、的な話をしていたので、もしかしたらまた別に事件で会ったりするのかもです。
(シーズン2もある??)
そして最後はまたあのシーンへ・・
この夫婦が息子を偲ぶ場面では必ず泣かされるわ・・。最後もじ~~~んと涙が・・。
なんとなく今回の件で少し吹っ切れる部分があったようなラルフ。
2人に少し希望が見えたのかな。
そして・・。また余計なシーンがありました。
気が付きました?!エンド・クレジットの後のシーン?!
もう絶対このパターンだと思ってた~~!!
私はこれがあの孫を守ったお爺ちゃんだと思ってたんですよ。格闘した時に引っかかれたかと。
そしたら、まさかのホリー?!!
傷がある!!!
もう!だからスティーブン・キングは最後まで油断できないのよねぇ・・。
実はこの最終回はIMDbのエピソードレートが一番低くて7.3。
絶対こういう部分だと思いますよ!?後味悪すぎだし!(あと、クーコが弱すぎた件もね。)
こうなったらシーズン2に突入して本格的に戦うしかない??それとも彼女の破滅は確定なの?
それにしてもホリーっていつ怪物に引っかかれました?接触してたかなぁ・・。
「テリーって誰?」の謎
これは私も見てる時あれ?と思ったんですけど、完全に忘れてました。
今回、Gayaさんから「このセリフが気になります」とコメント頂いたので、私も無性に気になりちょっと調べてみました。
最終話でホリーが瀕死の怪物にナイフを突きたてのぞき込んでる時のセリフです。
ラルフが「こいつが犯人と主張しても信じてもらえない」と言った後、「テリーって誰?」とホリーが言うんです。
でも、変ですよね。
テリー事件を追ってきたのは彼女ですよ?
テリーの妻にも会って話をしてるし、テリーを知らないわけがない。
これはどういうこと?と巷で話題になってるようです。
Forbesでは説の一つとして、この段階から彼女は憑りつかれていたのでは・・というのが挙がってました。
あのエンドクレジットの後のシーンでも、ホリーが普段は聞かなさそうな音楽を聴いて、髪をいじってリラックスしてる様子がホリーっぽくないとも。
ただ、この時にホリーがパソコンで「テリーが不起訴になった」という記事を見てるんです。
それにラルフとの別れ際の会話もホリー本人としか思えないし、私はもう一つの方の説かなぁ・・と。
それは「天然ホリー」が出たんじゃないか、ってことです。
高層ビルの高さは言い当てられても自分の身長は知らないとか、3年後の何日が何曜日かは言えても今日が何曜日か知らないとか・・。(確かそんなん)
あの時クーコを覗き込んでて集中してるっぽかったので、そんな風に空返事したのも・・。
ファンサイトでもそんな意見が多かったので、私もそんな気がします。
私もよく言われるんですよね、家族に。
月に行ってる時は何を聞いてもまともな返事が返ってこないとか・・。こないだは娘にずっと「うん」しか言ってなかったみたいで、最後は「ママは犬なの?」とひっかけられて、「うん」て言ってましたからね。
たぶんそんな感じかもしれません。
もしかしたら、シーズン2に行く場合の伏線として何か仕込んである可能性もありますけどね。
というわけで、さようなら~。
【追記】「アウトサイダー」シーズン2は?
残念ながらキャンセルとなりました。
キング自身も続くようなことを語っていたし、ドラマとしても興行的に成功したので当然更新されるような雰囲気だったんですが、コロナの影響もあってか打ち切りに。
続けるならばやはりホリーの物語になるはずだったそうですが、それだとまたシーズン1と違うテイストになりそうですしね。
これはこれでリミテッドとして楽しめればいいかな・・という気もします。
コメント
コメント一覧 (8件)
最終話をなかなか見ることができませんでした。怖くて。(絶対いっぱい死ぬやん!)でも明日からダークなので、今日中に見なければと思って重い腰を上げてみました。
最初の13分はまさに地獄で何度一時停止を押したことか。せめて小分けにして、深呼吸して見ないと無理でした。逆に、ラルフとホリーは絶対大丈夫(死なない)だろうな〜と洞窟内は比較的落ち着いて見れました。二人が持ってる懐中電灯が小さすぎるよ!とツッコミながら。
少年2人に関しては、全く認識できず、どうしてあれが怪物が生き絶えてない証拠になるのかよくわかりませんでした。顔を潰したら別人に変身できないので死ぬのかなぁ?ま、死んでなさそうですが。
そもそもエンドクレジット後は不吉な予感しかありません。(例:シャープ・オブジェクト)かろうじてホリーの傷には気づきましたが、それがいつのものかはサッパリ。シーズン2があるとすれば、ラルフがホリーを救って欲しいです。別れ際の2人のハグはとてもよかったです。
私なりにまとめると「渋キュンおやじたち最高。無口なのがまた良い」でした。
ハハ、渋キュンおやじたち最高でした。
少年2人は、何だったのか不思議でしたね。
中途半端に逃げず、最後まで片を付けよう。的なメッセージがあったんでしょうか。
2人とも顔怖かったけど・・。
オヤジ達の無残な死に際は見ていられなかったですね。特にアンディ!
オッサンなのに、よくみると顔が超童顔で好きでした。
お棺の中に、ホリーの小さな人形みたいのが入れられてましたけど、誰が入れたのかな・・。
クーコに対して、もう少し反撃の山場が欲しかった気もしますが、しっとり終わった部分はよかったですね。
アニスさんの感想を読むのを楽しみに昨夜第10話を観終えました。スターチャンネルでの第10話の放映は昨夜だったのです、今年に入ってからドラマの放映・配信はスターEXの方が早いようです(最近の「プロットアゲンストアメリカ」等も)。
私はこの「アウトサイダー」の原作を読んだのですが、超常現象が原作で出てきたあたりで私も、あちゃー・・・と、気分が萎えました。キング作品は大好きなのですが、これは超常現象無しに謎解きしてほしかった。。でもこのドラマ化は1話から引き込まれました!原作にけっこう忠実で、不穏な空気間の再現や素晴らしい配役に、クリエーター達の原作愛を感じました。読んでいるときは活字の名前だけのおじさん達に俳優さん達の顔がついて、毎話楽しみに観ていました。アニスさんの感想が第3話で止まって寂しく思っていたのですが、第9話で復活したのがとても嬉しかったです。
私は最終話でホリーが、“テリーって誰?”と言ったのが気になりました。知らないはずないでしょ~!エルクーコにナイフを突き刺した後くらいのセリフです。エンドクレジット中のシーンもあったので、シーズン2を狙ってるのかな~と思いました。キング新作の短編集の1つにまたホリーが出てくるので可能性あるかもです。
アウトサイダーの視聴が無事終わったので(満足!)、配信から毎日1話ずつ観ている「ダーク・シーズン3」視聴に戻ります、こちらもアニスさんの感想・解説を毎話楽しみにしています。グーグル仕様のことはよくわからないのですが、応援していますのでこれからもよろしくお願いします!
Gayaさん、コメントありがとうございます。原作の情報とか貴重なので嬉しいです。
最近、更新頻度が落ちててすみません。
仕事でなかなか時間が取れず、本当に自分がのめり込んだのだけ書く感じになってます。
ホリーのセリフについてちょっと調べてみたので本文の方に追記してみました。
気になりますね~。
これは、どこにも答えがなかったので、私もまだ納得してないところなんですが・・。
シーズン2があったら嬉しいですけど、どうかな?ホリーというキャラは相当なお気に入りらしいので、彼女を主役に据えて・・というのはあるかもしれませんね。
ではこちらこそよろしくお願いいたします~。
天然ホリー説、有りかもですね!映画のセリフで映画名を当てられても、その映画を観てはいない、とかもありましたもんね。
これからもアニスさんのペースでブログ頑張ってくださいませ。お薦めの Mr. ロボットやペーパーハウス等、未見の楽しみが私にはまだたくさんあります!
ありがとうございます♪
ぜひぜひペーパーハウス見てください!MR.ロボットはちょっと難解ですが、ペーパー・ハウスは万人受けする強烈な魅力がありますので!(でも凝ってて面白い!)
こんにちは。はじめまして。
『テリーって誰?』のセリフが気になってこちらにたどり着きました。とても楽しく拝見させていただきました。渋キュン親父達、ホントに最高でしたね。地味に重用な役回りだったアレックが、わかっていたけど最初に殺られてしまい悲しかったです。彼の語るエピソードなど、何気に気になって好きなキャラでした。
私はもう1つひっかかってしまったのですが、「また別の少年が同じ被害に遭ったという報告」、同じ被害って!? エルクーコ他にもいるってことなのか、洞窟で『実は俺も時々いるんじゃないかって感じることが』とエルクーコが言ってましたよね。怖いです。
anniceさんのお勧めドラマ、いろいろ気になります。またお邪魔させていただきたいと思います。
撫子さん、はじめまして!
洞窟で『実は俺も時々いるんじゃないかって感じることが』とエルクーコが言ってましたよね。
え?そんなことも言ってましたか!
のんびり見てたので、結構聞き逃してるかもしれません・・。
シーズン2があるのかどうか気になりますね。
エルクーコに関わりだしたら泥沼でしょうけど、ホリーとラフルのコンビは楽しいのでもっと見ていたいですね。
また今後ともよろしくお願いします~。^^