ザ・テラー

「ザ・テラー:不名誉」は日系人強制収容所が舞台!各話のA感想/解説(S2第1、2、3話ネタバレ有無)

アマゾンプライムの海外ドラマ「ザ・テラー:不名誉」(シーズン2)、第1、2、3話のアニスの感想・解説・考察です。作品紹介、キャスト紹介などはネタバレなし、注意書き以降はネタバレありになってます。

やってきました!「ザ・テラー」の第2弾!!

1作目は1845年に北極で身動きが取れなくなった実在の難破船を舞台に、リアリティ溢れる奥深い恐怖を描いて私達を魅了してくれました。

「ザ・テラー」やった~!こんな上質ホラーを待っていた!!1~3話まで見た感想(アマゾンドラマ) *前半はネタバレなしでお勧め、キャラ紹介など。後半は3話までの内容に触れた感想になってます。 久しぶりにワクワクするような...

ザ・テラー全感想

1、2、3話はこの下です 4、5、6話 7、8話 9話 最終10話

2作目も史実をモチーフにして、ホラー仕立ての作品するようですが、これがどんな風に転ぶのか・・。気になりますねぇ・・。

傑作と言ってもいい前作の名に恥じぬよう、ぜひ奮闘して欲しいところです!

 

実は本国でもAMCで第1話が放送されたのが8月12日。その3日後には日本のアマゾンで配信してくれるなんて、驚くほど速い!

嬉しいけど、今の段階ではどんなドラマになるのかが未知数で情報も少ないんですよね・・。

とりあえずサッと調べた部分も含めて感想、解説書かせて頂きます。(毎週1話ずつ追加する予定です!)



第1話の感想・本国の評判は?

いやね、私の率直な感想は一言、「なんじゃこりゃ!?」ですよ。

皆さんもそうじゃなかったですか?

のっけから幽霊やら呪いやらのオンパレードで、昭和のホラー映画を見てるみたいで、今のところはなんともチープ。

 

本国のサイトをググると、当然「前作とは比べようもなく期待外れ」的なレビューも中にはありましたけど、Rotten Tomatoesの批評家レートは91%と結構高い!

一般人のレートは79%と低めなんですけど、どうも批評家たちはやっぱり前作からの期待を引きずってるようですね。

1作目はなんといっても濃い人間ドラマが魅力で、終盤はかなり情緒的で哲学的な物語になってましたから、今回もそうした部分で深いドラマになってくるはず!という期待があるのでしょうか。

まぁ、そういう意味で見ればこの第1話も、まだまだ序章・・という雰囲気に満ちてますしね。

 

あらすじ・舞台

第1話は、1941年、真珠湾攻撃が行われた時期になってました。

劇中では「小さな島」に住んでる日系人コミュニティ、という説明しかされないのですが、調べたらこの島というのはロサンゼルスの南数マイル、カリフォルニアの海岸から少し離れたターミナル島という人工島のことのようです。

 

ターミナル島についてはこちらに詳しく載っていましたが、少し引用させて頂くと

現在は陸続きになっているが、当時は人工島の漁村で、住民の85%以上は和歌山県人の日本人だった。ピーク時には3千5百人の日本人が住む、当時の日本人にとっては理想郷の景気がいい漁村だった。

そうです。

 

この島で家族暮らす青年、チェスターが主人公ですが、一夜を共にした女性が意図せず妊娠してしまう・・という問題が発生していて、そこから物語が進んでいきます。

 

なにしろ、まず冒頭で見せられるのが不気味な和風女性の自殺でこれがまた超怖い~!

そんな死に方ある??っとギョッとしますよ。

ただし、幕開けからこんな感じのグロ系で煽っていくのかね・・という小さな失望もありましたけどね・・。(正統派歴史ドラマの部分もちょっと期待してた。)

ま、とりあえず1話ですからね。今後に期待ですよ!

 

登場人物とキャスト

当然日系人が大勢出てきますが、日本で有名のはこの後に出てくる「スター・トレック」のジョージ・タケイさんくらいでしょうか・・。

1話にはまだ登場しませんが・・。

 

そして、なんとも気になるのが主役らしきチェスターさん。

Derek Mioさんという日系の俳優さんですけど、とりあえず日本語は苦手みたいで、さっそくガクっとなりました。

アメリカのwikiで見ても、これまで目立ったキャリアはない方みたいです。

全体的にはオードリー春日っぽいですけど、斜めから見た時の目鼻立ちがちょっと高倉健入ってるんですよ。(ちょっとね)

切れ長の目と眉毛の感じが近いんですけど、正面からベース型の輪郭見ちゃうと、「あ、違うわ」となる感じです。

 

他にもたくさんいらっしゃいますが、やはり一番目を引いたのがこの彼女。

謎の日本人ゆうこ。

美しい顔立ちで日本語も英語も堪能だし(どっちかだけのキャストが多い中)、演技もなかなか雰囲気あっていい感じ。

祐真キキという女優さんで、「ウエストワールド」では娘役のサクラで出演してました。

その時は印象薄かったんですけど、今回はイイ感じですね~。

京都出身で、高校生の時にアメリカに渡って演技の勉強などをされたみたいです。

殺陣も得意でアクション系もいけるそうですよ。

 

それと、日系人以外ではこんな方も。

つい先日アマゾンで配信された「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」に出ていたCRISTINA RODLOという女優さん。チェスターと関係を持つ女性です。

メキシコ系という設定。

 

チェスターの父親役のSHINGO USAMIさんという俳優さんもいい味出してました。

英語と日本語どちらでも自然体なので、一番日本人ぽくて親近感が湧く感じです。(今のところ、チェスターには全然湧かないのよ~)

 

キャストはこんなところでしょうか。

 

ちなみに今回のタイトルにもありましたけど、「ツバメの巣のスズメ」という意味深なメッセージが気になるんですよね。

今のところ、なんのこっちゃか全然ピンと来ないんですけど大丈夫でしょうか。

 

なんだかちょっと心配になる部分もあり(やっぱり日系人をテーマにしてくれただけに頑張って欲しい!)、期待するところもあり、複雑な感じです。

 

これ以降はネタバレ有の感想です。



日本からの怨念なの?

時々、日本からの呪いがどうのこうの・・と話してるシーンがありましたよね。

日本にいた時に、何かしたんでしょうか。

 

とりあえず、美しいゆうこさんが「幽霊」ということで決定ですかね。

チェスターの写真にはボヤ~っと映ってましたし、最後自分の顔を縫ってましたからね。

あんなにザクザク雑に縫うより、アロンアルフア的なものでペタっと貼った方が今後目立たなくていいかと思ったんですけど、これからフランケンな感じに変貌していくんでしょうか・・。

もう少し美しい顔を拝みたかったので、もうこれ以上破れないように気を付けて欲しいところです。

 

それから、妻を暴行していた男の目が失明してましたけど、あれもどういうことでしょうか?

その直前にゆうこさんが通り過ぎていたので、彼女の怨念なのかな?

 

それから、堕胎のための秘薬らしき「ガイヨ」と「トキ」って何?

怪し過ぎるっていうか、とりあえず私なら絶対飲まないわ。

両親に勘当されてもいいから、他の方法を探るか、産むか・・。とりあえず、あれだけは飲んじゃダメでしょ。

 

というわけで、なんとも不思議な海外ドラマですよね。

日本人として、どんな視線で見ればいいのかよく分からない感じで、むず痒いような・・。

とりあえず2話目が出たら感想書きます~。

 

次は2話の感想です。



第2話のネタバレ感想 頭に来た!

春日じゃないよ、チェスターだよ。

日系人へのリスペクトなし?!

本格的に心配になってきましたよ。

何なの?!バカの一つ覚えみたいに「化け物」やら「怨念」やら・・。

日本の中高年はみんなあんな古臭くて、迷信深い人間だと思ってるんでしょうかね?

っていうか、古臭いのは関係ないか・・。

 

それより、政治的圧力や差別にも屈せず、過酷な時代を信念を持って生き抜いた日系アメリカ人に対しての敬意が全く感じられないのに腹が立ちます。

日系人はチェスター以外全員バカ設定ですか?!

 

なぜスパイを殺す?

アメリカ人とのハーフの男性をさっそく殺していたようですけど、どういうこと?

あの彼は無事だったの?死んだの?

この日本人のオヤジ達はそんな簡単に若い青年を殺す判断がパッとできる人達なの?

倫理観や宗教観はどうなってるの?

それとも本気で彼が化け物だと信じてるの?いい年した男が三人揃ってそんなにアホなの?

 

「誰かと誰かが消えたのはお前のせいか?」みたいなセリフがありましたけど、ん?誰が消えたって?!

大体ねぇ、名前が色々出てきて覚えられないのよ!流れもよく分らないし、唐突過ぎる!

 

なぜ目の不自由な人を連れて行って釣りをさせるのかも謎だし、口を開けば「化け物」「化け物」って・・、純粋な日本人の私でも何を血迷ってるのかよく分からないわよ!

 

日本語が聞き取れない!

チェスターの日本語が下手なのは仕方ないとしても、おじさん達の日本語が聞き取れなくて困りましたよ。

アマゾンは英語字幕に変えることもできないし、そもそも日本人が見ることを想定してないんでしょうか?欧米人には字幕が出るからいいやってことで、日本語の部分が超適当!

まず、聞こえないわ~。マイクで拾えてないよ~!

これは日本語のセリフの時にも字幕を付けて貰わないと困ります。

 

内容はどんなだっけ?

えっと、文句ばっかり言って内容について感想書いてませんでしたけど、書くことあります??

チェスターとその彼女の話だけ真っ当で(っていうか普通に面白いけど)、他の話はただお化けだの怨念だのアホらしい・・。

あとは不気味な雰囲気が漂ってれば、それらしく見えるかなぁ・・という浅はかな創りで「人間ドラマ」としても「歴史ドラマ」としても、全然見るべきものがない。

登場人物に対しての掘り下げどころか、ただの迷信深いバカ扱いでは、日本人として失望の連続です。

しかもこのおじさん達、本国にいた時に何か呪われるような悪事を働いた可能性も高いんでしょ?

何をしたのか知りませんけど、そんなしょうもない日本人ばかりを描いて何がしたいのよ。

 

本当にがっかりです。

「自分達はアメリカ人」という誇りを胸に生き抜いた日系人達のメンタリティを、正しい道徳感と歴史認識で毅然と描いて欲しかった。

超適当な日本描写だった30年前の映画「ベスト・キッド」だって、ここまで酷くなかったわ。

あのパット・ノリタさんみたいな魂を感じさせる日系人俳優はいなかったの?っていうか、俳優以前に脚本が酷過ぎるわ。

 

もうこれ以上期待するのは無理ですかね・・?

3話以降も期待できないかな・・。

っていうか、ホラーってこんなものですか?私が期待し過ぎなのかな・・。

もっと肩の力を抜いて見るべき??

 

ただ今のところは、これ以上酷い場合はボイコットもありかな~というのが率直な感想ですね・・。

 

次は3話の感想です。



第3話のネタバレ感想 しょうもないけど止められない!

 

も~、なんなのよ~!

突っ込みどころ満載で、何が言いたいのかよく分らないんですけど、とりあえず面白くって見ちゃいます。

相変わらず「悪霊」、「幽霊」、「化け物」をバカの一つ覚えのように連呼していますが、日本人はみんなこうだと思われたら困るわ~。

 

・・なんてことを前回の感想でも書いた記憶があるんですが、冷静になって考えてみると、案外それも日本人の特徴なのかなぁと。

「霊感があるとか」、「憑かれるとか」、「死んだ人に見守られてる」とか、そういう事を普通に話しますよね。

あれって欧米人にはすごく違和感だそうです。

例えば、うちの仏人夫が日本で一番仰天したのは、墓参りや仏壇、法事のような死者を供養する為の風習だと言います。

「なんでそんなに死んだ人が大事なんだ?こだわり過ぎてて変。」と何度も言われました。

 

逆に私がフランスに住んでた4年間で、誰かのお墓に行ったことは一度もなかったです。

「祖父母のお墓にお参りに行かないの?」と聞くと、「普通行かない。」と義母も言ってました。(家庭によって違いはあるかもしれません。それから、もちろん亡くなった人の事を思い出して懐かしく話すことはよくあります。)

 

その他にも、悪いことが続けて起こると、「うわ~、厄払いが必要かも~」みたいな事を言うじゃないですか。特に深く考えずに。

とか、引っ越し先の物件を見てる時にも「ここなんか怖い。憑かれてそう。」なんてうっかり言ったりすると、「バカバカしい。本気で幽霊がいると思ってるのか?」と夫に一蹴されますね。

 

なので、このドラマを見て「化け物って・・」と突っ込む前に、意外に私達はそういう特殊な文化を持ち合わせている民族で、欧米人の目から見ると異様に映る部分を大げさに膨らましてホラーにしてみた・・と考えることもできますね。

 

チェスターの決断が・・

チェスターの日本語と、春日似の顔にすっかりハマってしまいました。

「ウエストワールド」では真田広之がタンディ・ニュートンの日本語にアドバイスして「それっぽく聞こえるアクセント」などを教えてあげたそうですが、あれだけ日系人キャストがいてチェスターに教えてくれる人がいなかったのかしら。

 

でもそんなチェスターさん、話すのが苦手でも漢字や短歌が読めて、暗号まで解読できるなんてさすが。

妻と子供を守る為に、米軍に入隊して翻訳の仕事に就くそうです。

 

でもさ、唐突過ぎない?それを決めるの。

ルースはチェスターを追ってきたのよ?あなたがいないで誰が彼女を守るってわけ?

父親はルースを目の敵にしてるし、危険でしょ。チェスター分かってないのかな?

 

それにしても、凄いですね~。

彼女が滑って転んだってだけで悪霊の仕業と確信し、自分は遠くへ行ったほうがいいと思ったそうです。

ふ~ん。ただ、残念ながら遠くへ行っても変わらない感じですけどね・・。

 

え?!赤ちゃん?

最後に助産婦さんに扮していた幽霊のゆうこですけど、「私の赤ちゃん♪」と嬉しそうに言ってましたね。

あれま、ってことは赤ちゃん絡みの怨念なのかな・・。

目を潰され、今回舌を切られて殺されたオヤジが日本で彼女に何かしたそうですけど、赤ちゃんに絡んだ悪事だったのでしょうか・・。

でも、なぜオヤジ達がした事の恨みを若いチェスター達が償い、精算しないといけないのでしょうか。

ルース、あの怪しい秘薬を飲まなかったというのに、どこまでもついてない・・。

なんとか無事に生まれてくれるといいんですけど・・。

 

状況が分かりにくい!

ただ魚釣りさせられてると思ってたチェスター父ですけど、米兵に殴られたり、氷の上に放置されたりと拷問に近い事があったみたいですね。

っていうか、そこを見せてよ~。

そしたらチェスター父の誇りが打ち砕かれ、心折れるまでの事情が分かったのに、その大事な描写を端折って、幽霊だのなんだのばっかり話してるから全体的に安っぽいんですよね。

タイトルの「ガマン」はやっぱり「我慢」だったようで、「毎日何もしてないじゃないか!」と非難する息子チェスターに「してる!ガマン!」と力強く語ってました。

 

それでも超天然のチェスターは、自分とルースや赤ちゃんのことしか考えてないし、悪霊だの化け物だのの話が出ても、分かってるんだか何なのか・・。

私だったもうちょっと事情を知ってそうな人のところに行って話を聞きますけどね。

ルースの気持ちもろくに確かめず、自分の判断でサクッと収容所を後にして去っていくチェスター・・。

いつ帰ってくるのでしょうか。寂しいわ。

チェスター春日がいないとこのドラマ全然面白くないので、早く帰ってきて欲しいです。

 

次は4話の感想です。↓

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