アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

Netflix「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」恐怖と戦え!!第1~3話まで見た感想

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*ネタバレなしの感想と登場人物紹介です。

「2018年はホラー作品を多く作っていく」と言っていたNetflixですが、恐らくこのドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」はその中でも大本命じゃないですかね?

凄いですよ。

3話まで見ましたが、かなりの見応えで質は極めて高いです!

予想を上回る完成度で、久々にワクワクしちゃうわ~。

 

元になった小説「丘の屋敷」(1959年)では、超常現象を研究している学者が幽霊屋敷として有名な家で超常体験をした人たちと共にその屋敷で時を過ごすというオカルトものだったらしいのですが、ドラマにはオカルト的なB級感は一切なし。

 

むしろ様々なテーマを秘めていて、大きな謎もありつつ、死に対するトラウマだったり、恐怖体験をどう乗り越えるのか・・だったり、人間の強さを試すような仕掛けがあったりと奥深いです。

一筋縄では語れそうもないドラマですが、雰囲気的には「シックス・センス」に似てるかも。

グロテスクな映像でただゲンナリさせるだけのホラーや、おどろおどろしい意味不明なオカルトは苦手な私ですが、こういう志の高いホラーならばぜひ見せて頂きましょう!と意気込んでしまいます!

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登場人物とキャスト

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基本的に屋敷で恐怖体験をして、その後大人になっていく主人公たちは5人の兄弟。

女の子3人に、男の子2人。

それぞれ子供時代、大人時代の2つの時系列で物語が進行します。

 

その内の長男スティーブンはお気楽な鈍感君で、ほとんど超常現象にも気が付かず幽霊屋敷を無事卒業。(おめでと~)

なのに、勝手にヒルハウスの本を出して兄弟たちから大ヒンシュクをあびている。

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演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」でデナーリスを射止めたもののその後拒絶されてしまうイケメン、ダーリオを演じたマイケル・ユイスマン。顔が濃い、優しいお兄ちゃん。

 

死へのトラウマからか、その後葬儀屋になった長女シャーリーはそれでも結婚して普通の家庭を築いている。

こちらは子役さんが今注目のルル・ウィルソンちゃん。

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ホラー映画や今HBOで話題の「Kizu傷」なんかで注目されてます。

この年齢にして既に演技派。

 

そして、注目は次女のテオ。

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彼女には人に言えない特殊能力があるのですが、その能力を使って人の気持ちや記憶などを感じることができたりします。

演じるのはケイト・シーゲルという女優さんで、このドラマの監督が以前撮った映画「サイレンス」で主役に抜擢された人なので監督さんが相当惚れ込んでそうです。

でも、確かに彼女はいいですね~。

3話まで見た印象だと、彼女が一番の「鍵」となる人物ではないかと・・。

この恐怖体験に真っ向から戦いを挑めるのはこのテオ以外ないでしょう!

 

そして、残念ながら後々までこの恐怖にとり憑りつかれしまうのが、一番小さな妹と弟。双子のネルちゃんとルーク君。

やっぱり小さい子の方が感受性が豊かなのか、トラウマが大きくなりやすいのか・・。

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可愛い!子役のこの二人はめっちゃ癒し系で可愛くてたまらない!

なのに、これでもか、これでもか、と恐怖体験に見舞われ、もう気の毒で見ていて辛いです・・。

せめて、大人になってから幸せを掴んで欲しいのだけど・・。

 

さて、両親の方ですが、妖艶で美しい母オリヴィアを演じるのはカーラ・グギーノ(「ウェイワード・パインズ」)。

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うわ~、妖艶過ぎてお化け屋敷にはもってこいの美貌でしょう。

彼女、上品な薄幸感も漂うのがいいんですよね。

 

そしてこんな美女と結婚できたラッキーさんがこの方。

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うーん、冴えない・・。

優しい父ヒューを演じるのは、奇跡の映画ETでエリオット少年だったヘンリー・トーマス。

「レジェンド・オブ・フォール」とか、「メンタリスト」とか結構出てるんですけど、いつまでたってもエリオット少年なんですよね、代表作。

 

それから、同じくヒューの爺版を演じるのがこの方ティモシー・ハットン。

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最近ドラマ頑張ってますね~!

でも、彼も子役上がりで私にとってはいつまでも「普通の人々」のコンラッド少年なんですよね・・。(知ってる人いないか・・)

この地味な有名どころ二人が同一人物を演じるのがまた面白いです。(確かに雰囲気と口元が似てる!!)

 

注目のキャストは以上でしょうか・・。

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興味深いのは人物描写とその謎

この5兄弟に関して、1話ずつ主人公を定めて語られるんですけど、その際に少しずつ屋敷で起きた真相が明かされていく仕組みになってます。

まず1話は一番能天気な長男君。

彼の場合は大したトラウマもないので、ある意味見る側としても気が楽な存在。

(それでも過去のエピソードは怖いけど。)

 

ところが2話の主役シャーリーの回からは、本格的にその人物の負った心の傷や現在の状況などを繊細に、大胆に掘り下げて行きます。

これが秀逸ですね。

誰しも多少なりとも身に覚えのある、幼少期の恐怖体験とトラウマ。そして現在まで続くその影響。

それを、ここまで鮮やかに残酷に描かれると思わずこの世界観にグッと入り込まずにはいられません。

 

そして3話で描かれるテオの謎と心の傷。

彼女は誰にも弱音を吐かず、幼いころから一人黙々と毎日を戦ってますからね。

その勇気たるや、もう感動ものでしょう。

このドラマは、ただの奇をてらう「どんでん返し」ものでも、怪奇現象ホラーでもない、トラウマと戦う彼らの勇気の物語だ!!

と、まだ3話までの段階ですけど、そこに期待ポイントを絞りました。

 

もちろん怖い!!

それと、恐怖レベルですが、ホラー初級の私にとってはもちろんしっかり怖いです。

特に子供が襲われるという部分で、恐怖が2倍になりますね。

「やめて~!あんな小さい子を怖がらせないで~!!」という怖さが上乗せされますので・・。

ただ、ドロドロ、ぐちゃぐちゃ、スプラッタ系はないので私でもなんとか見れますし、割と洗練された恐怖の煽り方ですね。

 

という訳で、全10話で残された家族がどんな戦いを見せてくれるのか・・。

5人だから2巡するのかな・・?

めっちゃ楽しみです!

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