キャッスル・ロック

「キャッスルロック」最終10話のラストを徹底考察&解説!(ネタバレA感想)あなたの評決は?

海外ドラマ「キャッスルロック」最終回、アニスのネタバレ感想です。

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ん?どういうこと?!

やっぱり、物議を醸すエンディングでしたね。

 

この「キャッスルロック」はここまで私にとってかなり面白かったです。

謎あり、恐怖あり、心を締め付けるようなロマンスあり、人生の時の流れを不思議な視点から取り扱った意欲作あり、ありがちな恐怖ドラマとは確実に一線を画してました。

なんですけど、IMDbの口コミ評価が7.7とそれほど高くない・・。

 

これはきっとエンディングがパッとしなかったからだろうなぁ・・と予測していたんですが、その通りでしたね。

どう解釈していいものやら困ったので、また色々とアメリカのサイトを見ては参考にさせてもらいました。

ただ、どのサイトにも当然答えは載っておらず、

「この判決(ヘンリーが彼を閉じ込めたこと)をどう捉えるか。陪審員の視点になって考えてみよう・・」

「与えられた情報はこれまでの10話で見てきた内容だ」

というものが多かったです。

 

最終回の冒頭でヘンリーが陪審員に問い掛けるセリフ

「どれほどの(有罪だという)疑いがあれば、人ひとりの命を奪うに値しますか?」

という問いが自分達に向けて投げかけられたと考えるべきなんでしょうね。

 

レイシーは自分自身にこの疑問を問い続けることに疲れ果て、最後はあんな結果になってしまいましたが、次にこの重責を担ったヘンリーには揺るがない確信があるんでしょうか。

 

全話のネタバレ感想

登場人物紹介、1話、2話、3話 4話と5話 6話 7話 8話 9話 10話(最終回)を徹底解説

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「キャッスルロック」最終10話を徹底考察!

悪魔くんは有罪なの?!

さて、では核心の部分から行ってしまいましょう!

 

私は正直期待してたんですよね。

最後に悪魔くんが自分の本来の世界に戻って妊娠中の婚約者(か妻?)に再会するところを。

彼女にとってはほんの数日間行方不明になっていた彼が無事に戻って来て「はぁ、一安心・・」、まさか27年間も監禁されていたとは露知らず・・。

それでも、幸せそうな悪魔くんは「ちょっと迷子になってたのさ・・」みたいなクールなセリフで何事もなかったように取り繕う。

顔にはちょっとぎこちない笑顔、肩は27年間の監禁生活の後遺症で左右の高さが変わっちゃってる。

「あら?あなた、いつからそんな猫背に?」

え~っと・・、って、妄想はこの辺にしておきますね。

 

で、まぁそんな爽やかなハッピーエンドをキングが用意するわけもなく、悪魔くんはレイシーに監禁されていたのと同じ地下牢に逆戻り。

今度はヘンリーが看守となって彼の閉じ込める人間になるようです。

 

可哀そうに~!

悪魔くん、あと何年あそこで生きていくわけ?

ヘンリーだってその内死ぬでしょうし、年を取らない悪魔くんは一体いつまで耐えられるんだろ。

ところが、当の本人は「レイリーがどんな最期を迎えたのか分かってるんだろな」と暗闇の中、不屈の笑みを浮かべてましたね。

あの笑みにはどんな意味があるのやら。

「ハハ、あまりの運命に笑うしかないね・・。」

と諦めの境地なのか・・。

ヘンリーの無残な最期でも想像しているのか・・。

 

確かに悪魔くんは刑務所や精神病棟から逃げ出すため、近くにいた人間を操って大量虐殺を引き起こしてますよね。人数的にはかなりの数に登るでしょう。

ただ、悪意や快楽のために犯した殺人というよりも、元々彼の近くにいる人間は狂って狂暴になってしまうようだし、それはヘンリーがあちらの世界に捕らわれた時も同じでした。

このこととに加えて、27年間の虐待の結果、悪魔くんがそれを利用せずにはいられない状態に追い込まれていたということも、優秀な弁護士なら説明できないでしょうかね?

 

だって、彼が別の時間軸に取り込まれる前は善良な医師として、母親を始めとする認知症に苦しむ人々を助けようと研究開発に取り組んでいた人物でしたよ。

別の世界に飛び込んでしまった瞬間も少年ヘンリーを助けようとしていたのだし・・。

(逆にヘンリーは助けることを否定したけど・・)(←酷い!!)

 

どんな人間だって、「お前は悪魔」と言われて27年間真っ暗闇の地下牢に監禁され、パンしか食べない生活を続けたら絶望するか、精神に異常をきたすかするでしょう。

 

ヘンリーの根拠は?

一緒に入れられた拘置所で、彼が周囲の人間を操り虐殺を引き起こす様子を目撃して、本当に悪魔だ。と確信したのが一つだと思います。

 

それと、森で悪魔くんの顔が一瞬シワシワの化け物に変わったこと。

あんな顔を見せられたら、私たちだって「コイツはヤバイ」と有罪側へ大きく傾いてしまうでしょう。

でもねぇ・・。

それでもねぇ・・。

何も悪いことをしたことのない善意の青年医師が、ある日突然別の世界に取り込まれ、光の差さない地下牢に27年間・・。

愛する彼女との未来(子を持つ夢)も、全てが煙のように消える残酷さ。

 

私は同情せずにいられません。

例え、この彼が属さない世界でどんな罪を犯したとしても、本来の世界に戻ったらまた善良な医師として彼の研究を続け、温かい家族を作ることになるでしょう!

私はそう確信するのであります!!

 

それを思うとやっぱりヘンリーの決断には納得できないものがあるし、

自分は元に戻ることができた幸運を分かっているのか分かってないのか。。(誰に助けてもらったか思い出せ!)

相変わらずボケボケのヘンリーに何が分かるのというのだ!

最後に悪魔くんが望んだ通り、あの世界の境界線の扉をあけて、彼を送り返してあげればよかったのに!!!!

という訳で、

 

はい、ヘンリーは有罪確定

何、アイツ。

最後まで変な正義感を振り回して鼻につくわ~。

しかも悪魔くんを監禁して、何を1年後の登場シーンでは自分だけ幸せを取り戻しちゃってるの?

 

息子のウェンドルとの関係も修復し、弁護士としての仕事も死刑囚専門から地域に根差した不動産関係に方向展開してイイ感じ。

亡くなったルースは愛するアランと同じ墓に眠っていましたね。

そしてその隣には、「ディーヴァー家の男の子:天国に生まれる」と書かれた墓石が。

死産で生まれた男の子ですよね。(実子の悪魔くんの墓)

 

そういえば、この自分の墓をじーっと眺めてましたね。悪魔くん。

何を思ったのか・・。

当然元の世界に帰りたい・・、それだけだったでしょうね。

ちなみに、悪魔くんがモリーに

「ここでヘンリーと待ち合わせする。彼に思い出して欲しいことがある。」と言っていたのは、自分が死産の子供だったと伝えて説得したかったのでしょうか。

確かに勘の悪いヘンリーにはこういう物的証拠を見せて説得する必要があるなぁ・・。(それでも結局分からんと思うけど、あいつは。)

 

耳の聞こえないオーディンを殺したのは誰?

目に長いドライバーのようなものが刺さってましたよね。

あちらのサイトでも誰が殺した?ウィリーか?モリーか?と盛り上がっていましたが、私はモリーが殺したような気がします。

弟子のウィリーが殺す理由がないし、モリーはかつてヘンリーの気持ちにコントロールされる形で彼の父親も殺してますよね。

その時の意識は朦朧としてほとんど自覚がなかったそうなので、この時も監禁されたヘンリの苦しみを強烈に感じ取り、必死の状態でオーディンを殺したというのもあり得るかなと・・。

友達のジャッキーも平然とオノであの男の頭をかち割ってましたし、モリーにもそれくらいの度胸はありそうです。

 

ルースは覚えてた!

橋の上に立って身投げしようとするルースと止めようとするモリーとの会話が興味深いです。

ルースは悲しいことに「アランが死んだのは知ってるわよ。私が撃ったんだもの。」と言いながら「でも別の時間では生きていたりするの。川はジグザグでいくつも分岐点がある・・」と、不思議なことを言っていました。

まるで認知症のルースが見る時として混乱する彼女の世界と、このドラマの描く謎めいた世界がなんとなくシンクロしているような会話になっていて感慨深いものがありました。

ただのパラレルワールドものに終わらせない、この奥深さ・・!

キング作品ならではですね。


女所長の運命もやはり

歴代所長がほぼ死ぬというショーシャンク刑務所ですが、予想通りこの女所長ポーターも死を迎えました。

それも、輸送中の囚人たちを乗せたバスに引かれるという、なんとも皮肉めいた最期!

例のショーシャンク刑務所は看守デニスの乱射事件が原因で閉鎖することになったようでしたね。

 

ちなみに彼女が自宅で見つけた石鹸で作られた人物の模型(?)ですけど、モリーがプレゼン用に事務所の2階に用意していた町のジオラマに使われていた物のようですね。

確か悪魔くんが連れていかれた時に一つ取ってましたっけ?

あれを女所長の家に仕掛けて置いたのかな。

彼女が手にした途端、何か啓示をうけたかのようなハッとした表情になり、モリーの家に行くと「レイシーは正しかった。彼は本当に悪魔よ。」と言い残し、放心状態でバスに引かれてしまいます。

ということは、悪魔くんは彼女を殺すつもりで模型を置きに入ったのか・・。

そうすると、悪魔くんも結構悪意あるな~。

と思ったところで・・。

 

ヘンリーとの対面で・・

拘置所でヘンリーと悪魔くんが対面した時、悪魔くんは「森へ急げばまだ間に合うかもしれない。自分がここにいると惨劇を引き起こす。自分はここに居てはいけないんだ。」と自分は被害者であることを訴えます。

すると、ヘンリーはあの模型を取り出し

「これもそうなのか?」と、悪魔くんに彼が有罪である証拠を突きつけます。

目をそらす悪魔くん・・。

恐らく女所長を殺したのは悪魔くんの意志によるものでしょう。

それを証拠として、ヘンリーは「自分は犠牲者である」という彼の主張を撥ねつけます。

 

その直後、隣の囚人たちは狂気を帯びて殺し合い、その惨劇が収まると悪魔くんは顔色一つ変えず刑務所を後にします。

彼の良心は27年間の監禁生活で消え去ってしまったのか。

一部始終を目撃したヘンリーにはさらに確信するものがあったのでしょうか。

 

そして銃を持った悪魔くんに森に連れていかれると、ついにヘンリーにもあの日の記憶が蘇ってきました。

 

父親を崖から突き落としたのは!

ヘンリー以外はいないと思ってましたけど、その理由は「母ルースを守るため」だったんですね。

アランとの不倫を知り、「姦淫の罪で罰を下す。それは死だ。」と息子に言うマシュー。

ヘンリーは自分が崖の下に落ちたように足跡を見せかけ、乗り出した父親の背中を押して突き落としていました。

ふ~む、これに関しては無罪かな。

精神に異常をきたす父から母を守るための行動なら陪審員の判定も無罪でしょう。

(私の判定は悪魔くんを助けなかった罪で有罪だけど!)

 

ルースは別の土地で仕切り直し

ヤシの木があったので、あそこはマイアミか西海岸ですかね?

おばあちゃんのいるところで、また不動産業を始めているようでした。

とりあえずは幸せそうでホッとしました。

モリー、ヘンリーなんかよりずっといい人だったわ!離れて正解!

 

最後に挿入されていたシーンは??

一瞬エンドクレジットが出た後に、ジャッキーとモリーにドラッグを売っていた男の子が登場しましたね。

ジャッキーは自分の経験をネタにホラー小説を書いている様子。

会話の中に「オーバールック」という単語がありましたけど、これはキング作品「シャイニング」の舞台になったホテル、オーバールックを仄めかしているのでは、ということでした。

その他、「始まった場所で終わる」とか、意味深なセリフがありましたけど、私にはよく分らなかったです。

あんまり意味はない気がするな。

キングのお遊び的なファン向けのサービスシーンのようです。

(読者の方より、普通に悪魔くんが元の場所に戻ったってことでは?とご意見を頂きました。

そっか、私は「シャイニング」のホテルの場所に気が取られてました・・。)

 

「キャッスルロック」シーズン2もあるらしい!

内容もキャストも全く違う形のアンソロジー的なものになるそうで、今回は映画「ミザリー」のアニー・ウィルクスの若き日に起きた恐ろしい出来事を描くそうです。

うわぁ、これまたナイフ系かな・・。

 

シーズン2に関する情報はまた分かり次第書きたいと思います!

「キャッスルロック」謎に挑む!全話のネタバレA感想と登場人物紹介/考察/解説/あらすじ アニスです。前半は登場人物紹介とネタバレなし感想。後半は1、2、3話のネタバレ感想です、考察です。 「キャッスルロ...
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