Netflixの海外ドラマ「ウィッチャー」、アニスの全話感想・あらすじ(ネタバレ無しと有り)、解説、地図、考察、登場人物紹介です。
冒頭文だけ全話見終わってから書き足しましたが、各話の感想/解説は1話ずつ見終わった時点で書いてます。
配信開始から10日ほどたちましたが、世界中でウィッチャー旋風が起きてます!!
日本のNetflixでも2019年に最も見られたドラマトップ10に堂々ウィッチャーが5位にランクイン!
たった10日であの「ストレンジャー・シングズ」を軽く超え、Netflix海外ドラマNO1になっちゃいました!(他は全部国内ドラマやアニメ)
うわ~、正直そこまでやるとは思ってなかっただけに驚いた・・。
IMDbは13万件のレーティングがついて現在8.6。
なんですけど、実はこれ配信直後は9.5とかの驚きの数字だったんです。
ところが日がたつにつれて少しずつ下がっているという不思議な現象が起きてます。(ちなみにストレンジャー・シングズは8.8。)
これを勝手に分析すると、恐らく配信開始直後に飛びついて見たゲームファンや小説のファン層はそのクオリティの高さに大満足ということで高得点を付けたものの、ゲームなどでウィッチャーを知らない層も見始めてくると、
「ん?設定や背景がよく分からないよ~」ってことじゃないかなぁ・・と。
実際に全話を見て感じたのは、設定が分かるとメチャメチャ面白いけれど、分からないと分かりずらい!!ってこと。
私もお初ウィッチャーの一人でしたが、ゲーマーでファンタジー好きの仏人夫に説明してもらいながら見進め、ジワジワとこの世界に浸ることができました。(結果最高にハマった!)
各話の解説記事は旦那解説やコメント頂いた詳しい方々からの情報を盛り込みながら書いてありますので、視聴を進めるにあたってお役立ていただけるかと思います!
各話を視聴した後にチェックして頂けたら嬉しいです。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
ドラマ「ウィッチャー」予告編
「ウィッチャー」地図
Wikiにあった地図に日本語表記が分かった国名だけ書き入れました。
「ウィッチャー」第1話の感想/解説、登場人物、キャスト紹介を挟みながらいきます!(ネタバレなし)
私は開始20分程の間に聞きなれないカタカナ名が10個くらい出てきて疲れました。
なんのこっちゃ?!知らんがな!
と、置いて行かれそうになりましたけど、1話の後半からは俄然面白くなりましたね。
正直に白状しますと、冒頭のカニカニモンスターには多少ズッコケるものがありました。
あれ?こんな感じ??と・・。
でも、これこそがモンスターハンター「ウィッチャー」の世界観なのだろう、と気を取り直して見続けたのですが・・。
まず、ゲラルトのキャラは意外と普通で親近感が湧きやすい。
やたらと正義感が強く、「モンスター以外はやらない」という主義主張を結構語ってましたね。
私はもっと武骨で無口な「北斗の拳」みたいなタイプを想像してたんですけど、時には中途半端なユーモアも感じさせるセリフ回しがあったりと、愛嬌もあります。
「ウィッチャーには感情がない」って自分で言ってましたけど、結構ありそうですよ。
女の子を助けるためにモンスターを倒したら、その子にドン引きされてガッカリした、みたいなエピソードを自分の馬に話してましたしね。
女の子にモテたい感情はあるようです。
演じるのは「マン・オブ・スティール」のスーパーマン、ヘンリー・カヴィル。
甘いマスクの本格的な色男。
ゲームのゲラルトには髭があるそうですが、なくて正解!顔色が悪くても精悍な顔立ちは十分魅力的です!
第1話については一応ゲラルトの生き方を紹介しながら、派手でゲロゲロな立ち回りもありつつ、「ひょえ~かっこいい~!」という感じですかね。
怪物退治が専門のこのウィッチャーは、命を懸けて人々を救いながらも、人から卑しめられ煙たがれる存在と言う事が分かりました。
そして後半に入ってからは、こちらの方が登場。
プラチナブロンドが印象的なシリ姫!
Freya Allanという女優さんですが、可愛い~。完全なお人形さん顔です。
まだ有名でない女優さんのようですが、この透明感のある少女顔は流行りそうですよ。
GOTのデナーリス役エミリア・クラーク登場の時と同じくらいのインパクトありました。
このシリ姫が祖父母とともに平穏に暮らしてきた美しい国シントラに危機が迫ります・・!
こういう映像の美しさはGOTに近くていいですね。
残虐描写とエロはGOT並み?
もういいわぁ・・というほど、人が斬られるのを見ちゃいました。
あまり痛みを伴わない乾いた演出なので、それほど苦痛ではないものの、苦手な方は大変かも。(逆にゲームファンには嬉しいのかな?)
でも、ポスト「ゲーム・オブ・スローンズ」を狙うならその辺で遠慮してたらダメでしょうし、第1話としてはしっかりノルマをクリア!という感じでした。
裸もサービスしてましたよ~。
ほぼストーリーに関係ない流れで突然出てきますが、男性には目の保養になるでしょう。
「ゲームではなく原作が元になっている」
ポーランド人著者アンドレイ・サプコフスキによるウィッチャーシリーズはスラブ神話を基にしたファンタジーで、現在5冊出てるそう。
日本のアマゾンレビューもかなり高めで、1冊目の「ウィッチャーI エルフの血脈」は30件のレビューがついて4.4。
ゲームをして本も読みたくなったという方が多いようですが、本の世界観にもハマったという感想が多いです。
Netflixは既にシーズン2への更新を発表してますけど、現在も先々までたっぷりストーリーが用意されてますのでGOTに続く長編大作を目指したいところ!
ドラマ製作陣が「原作を基にしている」とやけに強調してますが、旦那が推測で言うには、ゲームのビジュアルを真似るとゲーム会社に対しても著作権が発生するからその為ではないかと。
なるほど・・確かに違う。
例えばですね、ゲームのゲラルトはこんな感じ。
剣を背中に2本差してたり、顔の左目にぐわーっと傷が入ってる点が特徴的ですが、ドラマの方にはこれがない。(剣は一本。)
なので、あくまで私の想像ですが、原作に書いてあることだけ映像化すればゲーム側から著作権を請求されることもないので、その辺を慎重に変えてるのかなぁ・・なんて。
まぁ、分かりませんけどね。
というわけで、1話はかなり面白かったです。
製作費も相当かかってそうですし、世界観も独創的で新鮮でした。
2話以降もこの勢いが止まらなければ相当面白いダークファンタジーになりそうです!
*ここからは1話の内容に完全に触れてる感想です。
「ウィッチャー」第1話のネタバレ感想・解説
シントラという国が突然悪夢に・・
なんか、全体的な雰囲気が予想していたよりほんの少し軽かったですね。
もっとGOTのようにズドーン・・・と重い空気感かと思ってたので、この祖父母のやり取りとか、結構コミカルで「あれ?」って感じでした。
お爺ちゃん、お婆ちゃんに見えないから両親かと思ってた。
ところが、他愛無い会話から一転・・
ってシリアスモードになってからの展開速すぎません?!
突然「敵がやって来ます!」と報告があったかと思うと、次の場面では・・
嘘でしょう~!?
お婆ちゃん女王自ら戦うの~!??
改めて「ウィッチャー」の世界観に驚きましたよ!GOTではありえない!
女が戦うのは「ヴァイキング」だけかと思ってた!
その後はもう酷かったですね。
敵が来るのが速いこと!多いこと!
どうやらこのニルフガードの軍勢はシリの能力について知っていて、彼女を追ってきたようでした。
この各国の情勢については全然説明がないので、ニルフガードって国とシントラとで、どんな経緯があって今に至るのかが全く分かりませんよね。
とりあえず、この地図が「ウィッチャー」の世界で、シントラを含めた北方諸国の国々がメインに書かれています。
一方、今回攻めてきたニルフガードは南方の大国。
壮絶な戦い(かなりエグい!)が続きますが、シントラは完全に劣勢!!
そして、ついに王が弓矢に倒れます!
弓を放ったこの男は誰?!
敗北の末、キャランテ女王はなんとか城へ戻りますが、痛手を負って息も絶え絶え・・。
孫娘のシリに、「行って、世界を救うのよ。リヴィアのゲラルトを見つけなさい。彼はあなたの運命」と伝えるのでした・・。
嫌よ・・というシリが一瞬魔法の力を垣間見せますね。
そして、祖父母を亡くしたシリは魔法の力らしきものを使いながらなんとか森へ逃げ切ります。
地面を割った!!すごいパワー!
ということで、このシリがゲラルトの運命の人らしいです。(なぜそうなのかは分かりませんが、みんなそう言うので、そうなんでしょう!)
この段階では「運命の人」の意味が全く分からないわけですが、とりあえず赤い糸で結ばれてる的な話ではないと思います・・。
ウィッチャー、ゲラルトの生き様
さて、第1話のゲラルトについて触れますと、あの女性(レンフリ)とキスしたのは彼女の魔術のせいってこと?
あの村に住む男達が徒党を組んでゲラルトをころそうとしていたのはレンフリの仕業というセリフがありましたけど、え?なんで急にキスするの?!という部分はそれで説明できるのかな?
それともゲラルトは意外に恋愛体質なの??
まだ「ウィッチャー」初心者にとってはその辺の事情がよく飲み込めません。
【旦那解説】
レンフリにはそこまでの魔法は使えないので普通に魅かれあったんだろうってことでした。ゲラルトは普段から旅先で出会った女性とこういうことになるらしいです。
ともあれレンフリは死んでしまったので、これで退場ですね。
なんとなく分かったのは、モンスター退治のウィッチャー的エピソードについては1話完結の要素もありそうかも、という点ですね。
1話ごとに町から町へ・・。困った人々を助けたり、危機に見舞われたりしながら切ない旅を続けそうです。
もちろん、運命の人シリやもう一人の主役の女性イェネファーらと絡みながら行くはずの大筋の物語は徐々に盛り上がっていくと思われますので、その辺が楽しみですね!
それと、ゲラルトは結構突っ込み甲斐のあるキャラかもしれませんので、私としても注意深く見守っていきたいと思います!
ちなみにウィッチャー自身も魔法が使えるそうで、今回の戦闘場面で使っていたのに気が付きましたでしょうか?
ここで左手から小さなカメハメ波~!的なものを出して敵を後退させてます。
一瞬ですけど、こんな技もあるってことを覚えておきましょう。
2話の感想では、この辺の魔法の背景についても説明しています。
ゲーム・オブ・スローンズの俳優は・・
主演の3人はイギリスの俳優ですし、全体的にもヨーロッパ勢が多い印象でしたけど、1話に関してはあまり有名な人がいなかったような・・。
(追記)いました。
ストレゴボルの役者さんはデンマークの有名ドラマ「THE KILLING/キリング」の市長役だったラース・ミケルセンで、マッツ・ミケルセンの兄。全然印象違うから分からなかった・・。笑
「ゲーム・オブ・スローンズに出ていた俳優たちを起用することは考えていない。」と製作側から発表されていたらしいのですが、その辺ちょっと意識しすぎじゃないですかね?
GOTにはイギリスの実力派俳優が大勢出てるので、もったいない気も。
それでも、2名の俳優さんたちが両方出演してるようです。
夜の王を演じたVladimir ‘Furdo’ Furdik。
うわ、めっちゃGOTだ。
→と思ったけど、役名はなく、殺陣のスタントマンとして出ていたみたいです。
マギー役 Jodhi May。
えっと、誰だ?
森の魔女で、サーセイが少女の頃に占って、例の怖い予言をした人です。
→シントラのキャランテ女王を演じてます。
というわけで、第1話から恐ろしい戦争が始まりました!
「ウィッチャー」の世界の中でも歴史的な重要ポイントになるとのことで、この辺の事実を今後もよく覚えておく必要があるようです。
次は第2話のネタバレ感想です。
「ウィッチャー」第2話のネタバレ感想・考察・解説
イェニファー登場!
さて、第2話はもう一人の主役イェニファーの登場で、彼女の紹介の意味合いが大きいエピソードでした。
Anya Chalotraという女優さんが演じますが、彼女もドラマに何作か出ているだけで、それほど目立った活躍はないようです。
イェニファーは骨の異常によって体が変形し、幼少時代から苦しい人生を歩んできた女性。
母からは愛されてるようでしたが、父親はからは憎悪の目で見られていましたね。
ふとしたきっかけでポータル(扉)を作って別の場所へ行ったことで、迎えに来た謎の女性に4マルクで売られてしまいました。
この女性は魔法使い養成学校(アレツザ)の学長で、潜在的に魔力がある女性を集めて訓練を施すのが目的のようでした。
衣装はみんなエメラルドグリーンで統一。
【旦那解説】
本格ファンタジーに馴染みのない私にはこの辺が難しいので、ゲーマーの旦那に聞きました。
まず「ウィッチャー」の世界では、基本的に潜在的な魔術を持つ人間がいるそうです。
ただし、実際に魔術を使うには訓練を受けないと難しいとのこと。
例えばシリ姫には明らかに莫大なパワーの魔力が備わってそうですよね。でもなんとなくそれが分かっていても彼女はまだ実用化できてない状態。
ちなみにゲラルトは訓練を受けたので魔法が使えるそうですが、元来の魔力がそれほどないので簡単な魔法しか使えないそうです。
例えば1話のこの場面で魔法を使ってますよね。
ブン!!と左手から何か出して敵をひるませました。
ただし、ゲラルトができるのは基本的にこの程度だそうです。
そら、一発で敵がやっつけられるほどのパワーがあったら派手な立ち回りが要らなくなっちゃうしね。
またなぜ彼の髪が白いのかなど、幼少時代からの壮絶な歴史があるらしいのですが、今後ドラマで出てくるかと思いますので控えます。
そして、イェネファーと恋に落ちたように見えたイストレドですが、彼女への気持ちは本気のように見えましたし、いい人に見えましたよね。
ただ、1話でゲラルトを利用し陥れた魔法使いの爺さん(ストレゴボル)に操られているようで、イェネファーにエルフの血が流れていることなどの情報を渡していました。
【旦那解説】
エルフらの骨を見せて、イストレドがこんなことを言ってましたので、このウィッチャーの世界の成り立ちについて少し聞きました。(+wiki調べ)
- 数千年前に、舞台となるこの大陸にエルフが海から入植。
- エルフは以前からいたドワーフ(小人)&ノームらと長期の戦争を。
- その後ドワーフは山に追いやられ、エルフは平地と森に定住。
- 人間は500年前に入植し、エルフとの戦争に勝利。
エルフは元々魔法の能力が高いのですが、人間はエルフから魔術を学ぶと、用済みとばかりに「浄化」と呼ばれる大虐殺で大勢のエルフを粛清。
ドワーフも人間の奴隷になっている人がいましたね。
(今回出てたドワーフは恨みを爆発させて女性を刺してた!怖~)
このドラマって、その辺の背景が分からないと少し見にくいですよね。
このポータル(扉)ってのも一体なんなんだろ。(どこでもドアみたいな物?)
ポータルを呼べることを証明したイェネファーは魔法学校で昇格したようで、
そうなると他の魔法使い候補生たちは要らないのか、全員ウナギに変えられてしまいました。
キラキラ光ってあの池で泳いでましたけどどういうこと?!
と旦那に尋ねると、
「まだ魔力が残ってるようだし、死んでも役に立つみたいなことを言ってたから、恐らくあの魔法の聖地(アレツザ)で魔力を強めるために貢献していくとかじゃない?」とのことでした。
分かりませんけど、今後説明があるかな?
ゲラルトは相方を発見?
今回新キャラらしき男が出てきましたね。
弾き語りで歌が上手い吟遊詩人ヤスキエル。
いかにもイギリスっぽいテンションで、ゲラルトと掛け合いやってました。
意外といいコンビになるのかな?
そして、とある村で頼まれたエルフ退治に関してはちょっと中途半端な感じで終わってましたね。
エルフの窮状や背景説明が必要だったのと、ゲラルトの人間性を見せる為でしょうかね。
ゲラルトは相当いい奴みたいですけど、エルフ側と人間側の事情に板挟み状態で色々苦労してそうです・・。
シリ姫は・・
シリ姫にも新たな出会いが。
彼女を助ける謎の男の子は名前がダーラで、エルフだそうです。
いったんは安全な場所に避難したかと思ったシリですが、キャンプをニルフガードに襲われまた森に逃げ込んでいました。
今後はこの男の子と協力して旅を続けるのかな?
ちなみに旦那に聞いたんですが、ニルフガードは別にシリを捕らえることだけが目的ではなく、政治的に領土を拡大する為に戦争してるらしいです。まぁそうですよね。
というわけで、また追記するかもしれませんが、2話はこの辺で。
いやいや、3話がまた凄いらしいのですよ。
相当ショック受けるはず、とか旦那が言ってるので、少し怖い気もしますが楽しみです!
「ウィッチャー」に関しては素人が書いてますので、間違ってる点などのご指摘を含め、なんでもご感想、情報頂けたら嬉しいです。
(ただこの先のネタバレ無しでお願いします。)
次は3話のネタバレ感想・解説です。
「ウィッチャー」第3話のネタバレ感想・解説 実は○○が違ってた!
3話を見終わったところで、急に疲れちゃったんですよね・・。
旦那が凄い凄い!と騒いでたので何が待ってるんだろうと期待してみたものの、ただグロいだけで、よく分からないし、なんなんだ~?と。
ちなみに魔法院での会話とか、やけに複雑なので、字幕でなく吹替で見た方が分かりやすいです。
私は1回目に字幕で見て、2回目は吹替にしてようやく理解できる感じでした。
少しテンションが落ちたところで、Rotten Tomatoesの方をチェックしてみると、一般レートが90%なのに対し、なんと批評家が58%!!うわ~、酷い!
否定的なコメントを見てみると、そのほとんどが「時代背景や基本情報の不足で、何がなんだか分からない」というもの。
私も3話についてはそんな印象だったんですが、旦那の説明を聞いて「へ~!!!」と、ようやく合点が生きました。
まずそこ大事でしょ!と思われる部分を説明させていただきます。
実は違う!3つの物語のタイムライン!
そっか~。
それでようやく納得ですよ。
ずっと違和感が付きまとってしっくり来なかったのはこれですね。
ゲラルトの物語と、シリの物語と、イェネファーの物語は違う時代のものでした。
それが分かるのが、イェネファーの物語で魔法使いを選抜するパーティのシーン。
幼い頃のフォルテストとその妹アダ。仲睦まじい様子でじゃれ合ってます。
ゲラルトのいるタイムラインで怪物になった孫を助けたいというテメリアの王、フォルテストは何歳くらいですかね?50歳位?
となると、約40年程、イェネファーの時代が遅れてることになります。
さらに、魔法院での会議の内容を聞いててもおかしかったですよね。
シントラは魔法院の関与を嫌うとか、エルフが嫌いとか、ニルフガードのファーガス王が若くて女遊びに忙しいとか・・。
まずシントラに関しては、1話で見たシリの物語でニルフガードとの戦争に負け、国が滅亡してました。
なのに、シントラの国政について普通に話してるのはおかしいですよね。
それに、ニルフガードで女遊びに忙しいファーガス王に関しては、恐らく鉱夫達が話していた「女遊びにかまけて国民を植えさせた王は簒奪者に倒された。そして簒奪者が国民を奮起させ、奪われたものを奪い返した!」
と話していた「国王」と同じ人物ではないかと想像します。
魔法院での会話では「若い国王」と言っていたので、同じ王でも年を取ってる可能性ありと考えると、やはりここも何十年か違うのかもしれません。
つまり整理すると
- シリのタイムラインが一番新しい
- ゲラルトのタイムラインはそれより昔の話
- イェネファーのタイムラインはさらに40年程昔
ということで、3つの時代が絡み合って進行してる感じ??
「絡み合う」という言葉が正しいか分かりませんが、私の想像ですがウィッチャーの世界観はこの感じなのかなぁ・・と。
このオブジェ(何て言うんですかね?)のように、違う物語が時々出会って交錯していくような・・?
(旦那曰く、このオブジェは一般的な宇宙を表しているだけで、全然違うそうです。私の考えすぎだとか。)
何はともあれ、これは想像以上に壮大なサーガになっていくようですよ!
間違っても、ふーん、ゲラルトが旅しながらモンスターと戦うだけの話?なんて思ってはいけないようです。(思いそうだったわ。)
あと、ニルフガードで謀反を起こして権力を手に入れた「簒奪者」というのが誰なのかが気になりますね。
その新王がシントラを襲い国土を拡大させているのでしょうが、一体どんな人物なんだろ。
「ウィッチャー」ゲラルトが飲んでいたのは
小瓶に入っているのは魔法の薬で、ウィッチャーがモンスターと戦う前に飲むものらしいです。
これを飲むとウィッチャーの力が増大して、また長生きできるのだとか。
それとモンスターとの戦いでは、やっぱりカメハメ波~が出てましたね!
この辺はゲーマーの方のテンションが上がる部分でしょうか。
あと、戦いの末、肩をやられて寝込んでいたゲラルトが「レンフリ」「レンフリ」と寝言を言っていたというのは意外でした。
1話で会った彼女のことが忘れられないってことなのかな?
普通に女を買っていたので結構その辺サバサバしてるのかな・・?と思いきや、純粋な部分もあるようです。
イェネファー大改造!!
もう、グチャグチャで何がなんだか分かりませんでしたよ。
外科手術してるのか、魔法かけてるのか、その辺だけハッキリして~!
とりあえず、この女優さんのスタイルが凄い!ということだけ分かりました。
ともあれイェネファーは美貌を手に入れ、エイダーン王のハートも射止めて目的の場所へ派遣されそうですね。
あのブローチは・・
これは、第1話で死んだレンフリの胸から取ったブローチ。
形見を持ち続けるなんて、ゲラルトはロマンチストなのね。
剣に付けてるシーンもあったそうです。いや~ん。
「私達のする一つ一つの選択が、運命をより近く引き寄せる。何かがあなたを待ち受けてる気がする。大事なものが」
と魔法使いのトリス・メリーゴールドが言ってましたけど、その後にシリのシーンに切り替わるし、シリのことでしょうね。
ちなみに、シリの時代にゲラルトが現れたとしてもウィッチャーはあの薬を飲んでいるのであんまり老けることなく長生きするそうです。
(とはいえ、ほとんどのウィッチャー達はモンスターとの戦いで死んでしまうそうですが。)
それと余談ですが、ゲラルトを看病していたトリス・メリーゴールドのドラマ版はそれほど美しいという感じではないんですが、ゲーム版の方だとすごい美女で重要な役割だということです。
なので彼女は今後も出てくるかもしれませんね。
さて、シリですが、誰に呼び寄せられて森に行ったんでしょう。
ダール君が弓に射抜かれてしまったので心配です・・。
次は第4話のネタバレ感想です。
「ウィッチャー」第4話のネタバレ感想・解説・考察
さて、いよいよ本格的に各人の物語の交差が始まってきました!
面白くなってきた~!
しっかし、このウィッチャーを演じるヘンリー・カヴィルがメチャメチャいいですね。
全身から善人臭がするのに、ウィッチャーとして生きる覚悟というか達観した淡白な部分もしっかり表現できてるという・・。
存在感が肉厚で嫌味がなく、親近感も沸く。素晴らしい。
ではまた大事な部分を振り返ってみたいと思います!
私としては、時間軸に異常にこだわった視点で見てますよ~。(でも必要ないかも。)
さて、前回の第3話のおさらいを簡単に。
- シリのタイムラインが一番新しい
- ゲラルトのタイムラインはそれより昔の話
- イェネファーのタイムラインはさらに40年程昔
でしたよね。でも今回のエピソードではイェネファーが驚くことを言うんです。
イェネファーの戦い
はぁ?サクッと30年経っちゃうの??
だって、シリの時間軸とゲラルトの時間軸は前回とあんまり変わってませんよ?
第3話からNetflixのドラマ「ダーク」と同じ時間軸ものになったわ~!と興奮気味だったんですけど、ダークの場合は時間経過があった場合は、他の時間軸でも同じだけ経過があるんですよね。
だけど、このドラマではイェニファーだけ30年?
さっそく旦那に聞いてみると、
「そんな細かい事知るか。全然大事じゃない。そういう場合もあるだろ!」とキレられました。
くそ~。フランス人にはこの日本人のこだわりが分からないのか・・。
「ダーク」を作ったドイツ人なら分かってくれるはずなのに・・!
まぁ、その件については後々説明があるかもしれませんので置いておきましょう。
それと、イェネファーがポータルを何度も開きながら逃げまくるシーンはハラハラドキドキ!!見ごたえあった!
そして、あの赤ちゃん、イェニファーが必死に守ろうとして最後死んでしまった赤ちゃんですけど、生き返りそうで生き返りませんでしたね・・。
命を狙われるほどの重要人物なら、一体誰だろう・・って色々考えてたんですけど、残念です。
赤ちゃんが埋められてからまた生き返るとか、あんまり考えたくないので、これも置いておきましょう。
やはり魔法使いにしても、人によって得意分野が違うんですね。
現段階では、イェニファーはポータルが作るのが得意で、ガチンコの戦い系には弱いのかな・・?
それとも、赤ちゃんを守ることを第一優先にするために逃げることを選んだのか・・。
それと、30年経っていても老けないんだ!という点に関してですが、それを旦那に聞くと「基本的にウィッチャーや魔法使いは老けない」って言うんですけど、シントラの魔法使いマウサックは老けてるんですよ。
ほら、これは第1話でのものですが、黒かった髭が白くなってる!
この証拠を突きつけると、「そんな細かい事知るか!」とまたキレられました。
ウィッチャー、ゲラルトの運命とは?!
このゲラルトのシークエンスも面白かったですけど、最後複雑でしたね。
順を追って見ていきます。
まず、今回のシントラ国で行われたパヴェッタ王女の婚約パーティでは色んなことが分かりました。
女王は若い頃から戦うのが好き
これで第1話で前線に立っていたキャランセ女王のことが少し理解できました。(あの時はびっくりした~)
このパーティで、1話で王になっていた旦那アイストと接近し、結婚に至る訳ですね。(1話の会話にあった通り)
時間軸としてはゲラルトのものですが、吟遊詩人ヤスキエルとのやり取りを聞いていると、2人旅を結構な期間続けている様子。(親友というくらいなので)
なので、イェニファーの時間が30年進み、シリの時間軸が全く変わっていないのに対し、ここでは何年か経過しているようにも見えます。(たぶん)
そして、女王の娘パヴェッタがシリを妊娠している事実まで分かったので、シリが現在17歳と過程すると、シリとの時間軸の差は約17年ということになります。
【追記訂正】
シリはまだ12歳でした!子供だ~。(演じるFreya Allanは18歳。)
でもさ~、実際のところ旦那が言うように時間差とかってあんまり考えなくていいのかも。
ついつい「ダーク」の思考が邪魔してこだわってしまうわ・・。
パヴェッタには恋人がいた!
別の婚約者が内定していたのに、呪いをかけられたダニーが飛び込んできて大騒ぎ!
どうもダニーとは以前から恋に落ち関係を持っていたようなので、あの段階で既に妊娠していたんですね。
パヴェッタが秘めていた魔法の力も爆発して、迫力満点!
この力はキャランセ女王の母から受け継いだものということでした。(ここは隔世遺伝なのに、シリにはちゃんと遺伝してた。)
驚きの法とは
誰かの命を救った場合、救われた人が「知らぬ間に手に入れたもの」を貰うというのが驚きの法で、これを適用するかどうかは命を救った人物が決められるようです。
- ダニーはかつてパヴェッタの父(既に死んだ王)の命を救ったことがある。
- なので、今回驚きの法を使ってその娘と結婚する権利を主張した。
という、流れなので、
これと全く同じことがゲラルトにも当てはまるのです。
16年と9か月前(たぶん)。森で怪我をしていたシントラの王ログナーを偶然ダニーが見つけて命を救ったそう。
そして王が家に帰ると、妻キャランセが妊娠していることを知ったそうです。
そして今回ゲラルトはダニーの命を救った。
「お礼をしたい」というダニーに対し、
「君もいい人だから自分と同じことをするはず、だから何も要らん。(金は要らない)」とゲラルトが遠慮するんです。
ところが、ダニーが「借りを作ったまま新しい人生は始められない!」と食い下がるので仕方なく、「じゃ、驚きの法でいいよ。」とゲラルトが適当に答える訳です。
ところがですね、これが何を意味するのかを瞬時に理解した女王が、
と顔色を変えます。
それでも、この段階では誰もパヴェッタが子を宿してることを知らないので、「心配するな、どうせここにはもう戻らない。」とゲラルトは帰ろうとするのですが、
その瞬間、パヴェッタがゲロ!!と嘔吐。
妊娠してる!と場が凍り付きます!
という流れですね。
シリとの運命が決まった瞬間です。
これがあったから、第1話で女王がシリに別れを告げる時に「リヴィアのゲラルトを探しなさい」と伝えるわけですね。
この運命に大きなものを感じた魔法使いのマウサックが、自分はここに残って宮廷付きの魔法使いになり、王女を指導することを決めます。
そして、立ち去るゲラルトに向かって恐ろしいことを。
「お前が驚きの子を拒否して去ったら、確実に俺たち全員に大災難が降りかかる」
でも、友人のことを心配しながらも、「運命は信じない」が信条のゲラルトは去っていきます。
この後シントラが襲われ陥落してしまうのも、この時の予言の通りなのか・・。
それか、シリの両親(パヴェッタとダニー)が第1話の時点でいなかったので、それ以前にも何か災い的なものがあったんでしょうか・・。
シリの時間軸では・・
キャランセ女王の死体が見つかり、その皮膚を魔法使いが飲み込み、そのはらわたを女魔法使いが触るとシリのいる場所が分かるという凝った方法を使ってました。
この時の魔法使いが、第3話でイェニファーに任地エイダーンを奪われてしまったフリンギラっぽい。
(これは3話の魔法使い選抜パーティでのもの)
元々彼女がニルフガードに送られるはずで、その後イェニファーに変更され、さらにイェネファーがエイダーンの王に気に入られたので、結局彼女がニルフガードに行くことになったかと。
で、うわ、彼女も全然老けてない!
やっぱり魔法使いは老けないのかな。
そして、魔法使いマウサックは生きていたようで、捕まってましたね。
「ニルフガードは捕虜を持たない」と女王のセリフにあったので、何か目的があってのことでしょう。
最後女王の来ていた服だか布だかをささっと取ってましたけど、何に使うんだろ。
そしてシリですけど、彼女が今いるブロキロンの森というのは特別な場所で人間は入れないとのことでした。
ダーラも無事だったみたいでよかったです!
シリが行った砂漠はどこ?
森の住人ドライアドに連れていかれ、シリがブロキロンの特別な木の汁を飲むと・・。
突然砂漠のような場所へ・・。
そこにも精霊の木のようなものがあり・・。
「お前は誰だ・・」
と聞かれます。
この砂漠については私もよく分からないのですが、今後の展開の伏線になるようなので皆様覚えておきましょう。
ではまた。
次は5話と6話をまとめて書いてます。
「ウィッチャー」第5話と6話のネタバレ感想、解説、考察をまとめて
第5話ですけど、凄かったですね~。
イェニファーが裸で身悶えしまくるという、男性にとっては鼻血ブーッのサービス回!
そして二人は、うっふ~ん・・。(表現古い?)
ってことで、5話に関しては内容も分かり易かったし、深堀りするような事もなかったので6話も続けて見てしまったんですが、話も結構繋がってたのでちょうどよかったです。
2話分まとめて書かせていただきます。
イェニファーとゲラルトの恋愛模様
まずですね、違う時間軸だったはずのイェニファーとゲラルトはサクッと出会っちゃったじゃないですか!
イェニファーが追いついたみたいですね。
なんだ、やっぱり時間軸の差が何年なんて数える必要なかったのかぁ・・。
2人とも年を取らないのでその辺は自由ですね。ファンタジーじゃなかったらこうはできない。
5話ではジンという妖精(?)が現れました。
「ハクション大魔王」、「アラジン」のジーニーのようなもので、ツボから解放した人の3つの願い事を叶えると再び自由になってどっかに飛んでいく・・らしいです。
それにしても、ゲラルトが「驚きの子」のことがプレッシャーになり、不眠に悩んでたって可愛い~。
「俺は運命は信じない」と、かっこよく立ち去ったはいいけど、実は寝れないほど気になって仕方がないっていうのも笑っちゃうし。
不眠を解決してもらおうとジンを池で探してたっていうのも可愛い・・。
ウィッチャー、ゲラルトは繊細な部分も持ってます。
そんな彼はすぐイェニファーと恋に落ちちゃったみたいですね。
なんだかんだ恋愛体質でロマンチスト。
彼女を助ける為にジンへの最後のお願いを密かにするっていうのも健気だわ・・。
具体的な願いが何だったかは想像するしかないですけど、たぶん、「彼女と一緒になるとか」、「恋に落ちる」、とかそんな事ですよね。
2人がしばらくの間付き合ってたらしい映像もありましたけど、ゲラルトの方から立ち去ったようでした。
旦那に「なんで一緒になりたかったのに、自分から出ていくの?」と聞いたら、
「それはウィッチャーだからだろ。常に旅をして怪物と戦うのがウィッチャーの姿だから。
誰かと結婚して、家を買って、仕事して、ってそんな事になる訳ないだろ。」という答え。
なるほど。
ところが、6話の竜退治の件で再会した二人。
即効でいい感じに。
卵を守りたい母竜が傷を負い、助けを求める叫びを聞きつけた金の竜が、卵を守ってくれるウィッチャーを指名したということでした。
事情を理解したウィッチャーとイェニファーは絶滅の危機にある竜の卵を救うべく、竜退治に来た村人たちと戦うことに!
突然「アード」とかいう技を繰り出した時には笑っちゃった~!
2人がキスしてカメハメ波~!すると、威力が増すみたいです。
最後の方で金の竜が火を噴く場面もあったんですけど、だったら初めからそれで戦えばいいやん・・って感じでした。
その後もいい雰囲気だった二人ですが、ちょっとした会話から、ゲラルトがジンに願った内容がバレてしまい、「この気持ちは全て魔術のせいってこと?!」とイェニファーは怒って去ってしまいました。
ゲラルト可哀そう・・。
きちんと自分の気持ちを告白してたのにね。
イェニファーは子供が欲しい
そうそう、あの赤ちゃんとのエピソードは何のためだったのかが分かりました。
彼女の母性本能を刺激して、母になりたい願望を強めたきっかけってことですね。
不幸な生い立ちのイェニファーは「全てを手に入れたい!」という欲求に取りつかれ、ゲラルトがいくら説得しても聞き耳持たずでした。
ニルフガードの謎の男カヒルとは!
皆さん、この男が誰だかすぐ分かりました?
ニルフガードのカヒルという男で、5話では変身能力のある魔法使い(?)を雇ってシリを手に入れようとしてましたけど、初登場じゃないんですよね。
第1話で顔を出したのは、城から逃げるシリと彼女を守る青年の乗る馬を追いかける男としてでした。
この青年騎士が弓で死にますが、
この弓を放ったのが、
この男。
暗いし、日本人にはパッと見分けが付きにくいんですが、その後シリを馬に乗せて連れ去ろうとした時にはもっと顔がはっきり見えてます。
シリは悲鳴を上げながら魔法の力で地面を裂き、彼から逃げるんですが、その時の表情。
ただの兵士の一人かと思ってたら、どうやら違ったみたい。
でですね、弓の名手らしいし、頭にトサカのようなのが付いてるので、この男も同じ人物かなぁ・・と想像するのがこちら。↓
第1話でシントラの王が弓に倒れますよね。
その時に弓を放ったらしき男。
顔は映りませんけど、たぶんそうですよね。
というわけで、このカヒルという男はニルフガードの実力者で、個人的にシリを追いかけているらしい。
シントラの王も倒していたし、完全なるシリの敵と言っていいでしょう!
ニルフガードの魔法使いフリンギラとの会話から推測
まず、女遊びにかまけて国民を飢えさせていたファーガソン王は簒奪者に倒されたって話は何度か出てましたよね。
私も「この簒奪者は誰だろう?」って書いてたんですけど、どうもこの簒奪者は名前も出ないまま、ただ「簒奪者」と呼ばれるだけの存在で終わるみたいです。
なぜなら、簒奪者はもう倒されたので。
フリンギラが言います。
「あなたは簒奪者から、民に自由を取り戻した」
「白炎に選ばれたの。シリが鍵だけれど、あなたが扉を開ける者。」
というわけで、ファーガソンに対し謀反を起こした簒奪者から、さらに権力を奪い返したのがこのカヒルっぽい。
ただ、恰好なんかが王っぽくないので、もしかしたら影の実力者的存在で、別に王がいるのかも・・。その辺はまだ分かりませんけど。
ちなみに、フリンギラがよく言ってる「白炎」て何?ってことですけど、旦那が言うには恐らく宗教的なものだろうと。
ニルフガードにある「ジハード」的な思想で、この白炎によって選ばれたものが権力の座につく・・みたいな。(これも想像ですが。)
でですね、第3話の魔法院の会話に立ち返ると、
「ニルフガードのファーガソン王は女にばかり金を使っているので正さなければならない。」
「フリンギラは従順で言うことを聞くだけの魔法使いなので、もっと気概のある魔法使いを派遣すべきだ。」と話してました。
つまり、
- この時に話し合われた通りイェニファーをニルフガードに送っていれば、
- 彼女がしっかり王やその周辺を監視し、
- その後のクーデターや謀反は起きることなく、
- 周辺国がニルフガードに侵略されることもなかったかも!ってことですね。
ちょっとした選択で、その後の運命が大きく変わるという一例でしょうか。
シリはまた逃亡
ニルフガードの刺客ですけど、見た目と記憶はマウサックをコピーできても、性格は変えられなかったみたいで結局別人だとバレてしまいました。
誰に雇われたんだ!とダーラが男に詰め寄ると、シリが「羽根つき兜の男よ。」と言っていたので彼女は敵がしっかり分かっているようです。
その後また捕まって木にくくられますが、ダーラに助けられるものの、喧嘩別れ。
一人になってしまったシリは大丈夫かな?
そういえば、この女王の帯ですけどマウサックが最後に取ったものですよね。シリに手渡したかったのか、それともいずれ手渡ることを知っていたのかな?
こんな感じでしょうか。
それにしても、イェニファーとゲラルトの物語はどんどん進行しているというのに、シリちゃんだけはずっと森の中で逃げたり、捕まったりを繰り返してますね。
そろそろ違う展開が見たいなぁ・・。
とはいえ、いずれイェニファーとゲラルトがシリの時間に現れると仮定すると、その分必死に時間を進めないといけないってことですよね。
シリ!待っててくれや~。
大体想像で書いてますので、ここは違うのでは?などのご指摘を含め、皆さんと意見交換できたら嬉しいです。下のコメント欄にお気軽にどうぞ。また「あそこが分からない!」という点があったら私も一緒に考えたいです。
次は第7話のネタバレ感想です。
「ウィッチャー」第7話のネタバレ感想、解説、考察
うっそ~ん!
我らがゲラルトが、あの時あの場所にいたってか?!
しかも牢屋に入れられてたって!
女王が死に際に孫娘に向かって「リヴィアのゲラルトを探して。彼はあなたの運命!」と第1話で言った時にはゲラルトは遠い彼方で怪物を追ってるのかと思ってましたよ。
まさか、その辺でうろうろしてたとは・・。
ある意味スケール感が小さくなったようにも感じたし、逆にドラマチックにも感じたし、この気持ちはなんだろか。
今回は地図を使いながら皆さんと一緒に復習しつつ、次の最終回に備えたいと思います!
シリはなんと12歳だった!
これはびっくりでしたけど、確かにそう言われれば見えなくもない!
演じる女優さんフレイヤ・アーランが18歳ということを考えると凄いですよね。
彼女は森を抜けて、スケリッジに行きたいから海までどれくらいかかるかを聞いてました。
スケリッジは上の地図で「スケリッジ諸島」と書いてある部分で、マウサックの出身地。
ここで話したばかりだし、島ならニルフガードも追ってこないと思ったのでしょうか。
ちなみに、シントラはずっと本土の魔法協会アレツザからの魔法使いを拒絶しているという話があったので、スケリッジは彼らの管轄外なんでしょうね。
もしかしたら、アレツザの魔法使いは老けないのに、マウサックはたった12年で髭が白くなったりしてるのは魔法使いの種類が違うからかも・・。(そここだわりすぎ?)
ちなみによく北と南に分けて話されたりしてますが、北方諸国がどちらかと言うと先進国で、南の方が少し遅れてるような印象ですよね。
たぶん、シントラ以降が北だと思います。で、ニルフガードが南。
【追記訂正】ほつさんからコメント頂きました。ありがとうございます!
小説やゲームでは南のニルフガードの方が文化的にも政治的にも先進国だそうです。12~3世紀の、隣国の先進国家ドイツの影響を多く受けていた南方とまだそれほど影響を受けていなかった北方諸国とに別れていた当時のポーランドと少し印象が似通っているそうですが、北方諸国は異人種間差別も多く争いが絶えないのに対し、ニルフガードではエルフやドワーフの権利もそれほど侵されてはいず商業的な成功者も多いのだとか。
そのせいで衣食住の文化も多様に発展しているそうで、ニルフガード人は「北方人は野蛮人・・」と思っているそうです。
シリは最後の方で偶然シントラの遊び仲間に出くわしますが、乱暴されてニルフガードに売られそうに。
そこで抵抗すると、突然何かが彼女の体に降臨?!
不吉な予言のようなセリフを話していました。
この出だしの部分のセリフですが、6話でカヒルが言っていたものと同じですよね。
あの時フリンギラが「あなたは白炎に選ばれた。白炎に包まれるのを見たわ。」と言っていたので、もしかしたらシリにも白炎が降りてきたの?
いずれにしてもカヒルの目的を達成するためにはシリが必要らしいので、その辺で繋がってる可能性はありますよね。(どの辺よ?)
あの日の朝のシントラでは
女王と部下たちが会話している中で、こんなのがありました。
「王はいつスケリッジからお戻りに?」
「昼までに戻るわ。」
と言っているので、どうやら王はスケリッジに戦艦の援軍を要請しに行ったようですね。
ということは、スケリッジとシントラは同盟国なのかな。
だからシリもスケリッジなら安全だと思ったのか。
【小説ウィッチャーの日本語版Wikipediaを書かれたDさん解説】
キャランセの夫アイストがスケリッジの王ブラン・テルショックの弟だそうで、その関係でシントラとスケリッジは仲良しだそうです。
Dさん、コメントありがとうございます!
第1話の戦争のシーンで言っていた戦艦というのはこのことでした。
字幕だとこれしかでないんですけど、吹替では、
「スケリッジからの戦艦は?」「援軍は嵐で来ない!」
となってます。
嵐がなかったらまた違う結果になってたんでしょうか。
そして、ゲラルトはナムル峠でニルフガード軍を目撃し、自分の「運命の子」を心配してシントラに来たようでした。
ところが、娘パヴェッタとその夫ダニー(シリの両親)を海難事故で失ったキャランセ女王は孫娘は絶対に渡したくない!
偽物の子まで渡して、ゲラルトをだまそうとしてました。(ひょえ~、そこまでやる?)
(そうそう、こんなに光り輝いてた二人が死んだっていう説明、一言で片づけるなんて雑過ぎません?)
でも結果的にはゲラルトに託すことになったキャランセ。
死に際にはシリの魔法の力も目撃して、彼女が世界を救う仔獅子だと確信。
彼女もここまで来たら「運命」の本当の意味を受け入れざるを得ないでしょう!
イェニファーは元カレと再会!
えっと、ゲラルトと別れてから何年経つんだろ。10年くらい?
他にも色々恋愛はしてきたようですが、やっぱり本当の自分を愛してくれたイストレドがいいかも・・。と会いにきたようですけど、時、既に遅しでした。
彼の方は散々イェニファーに傷けられ、ようやく吹っ切れたところで今更・・って事でしょうね。(イストレド、いい奴だっただけに勿体ない!顔長いけど・・)
ちなみに、イストレドが発掘作業をしているこの国はナザイルって言ってましたので、シントラの下。
既にニルフガード軍が抑えている様子でしたし、シントラ侵攻のために魔法使い達を徴収してると話してましたよね。
で、第1話で女王達がニルフガード軍と戦ったのは緑字のマルナダルという場所だと思います。
魔法院でテメリアの魔法使いトリスがイェニファーに言ってましたので。
そしてこの後魔法院ではシントラを助けるかどうかで大激論に!
昔から魔法院を無視してきたシントラを助ける義理はない!というのが放任派の魔法使い達の大方の意見だったようですね。
そこへトドメを刺したのが、いい感じで登場して一説ぶったフリンギラ。
「我々の敵はシントラだけ!シントラを倒して大陸全体を救う!」
これで介入しない事が多数決で決まっちゃったんですけど、シントラを救うべきだと信じるのがヴィルゲフォルツと、ティサイア率いるこちら側の魔法使い達。
やはりシントラを救いに向かいたいようで、関心のなさそうなイェニファーをティサイアが説得してました。
まんざらでもなさそうなイェネファー。
結局彼女にとって、ティサイアは母のような存在なのでしょうね。
そうそう、この7話でニルフガードの皇帝エムヒルの名前が出ましたね。
またもう一人凄い敵キャラがいるってこと?
カヒルはエムヒルの手先というだけなのかな?白炎は?
この辺も最後に明らかになるんだろうか。
はい!
ということで、いよいよイェネファーもシントラに向かいますよ!!
これで次回の最終話ではゲラルトとシリとイェニファーがついについに大集合?!
最後は大いに盛り上がって欲しい!楽しみ~!
次は最終8話の感想・解説です。
「ウィッチャー」最終8話のネタバレ感想・解説・評価
さてさて、ついに最終回を迎えたウィッチャー!
盛り上がりました~!
善良な魔法使い軍団とニルフガード軍とのガチンコ対決は見ごたえありましたね!
ただ、贅沢なことを言わせてもらうと、ゲラルトに関してはもう一つ見せ場が欲しかったかな。
特にシリとウィッチャーがついに出会う場面に関しては、あと一ヒネリだけ劇的な演出があってもよかったような・・。
本当の父子が再会するならあれで十分感動できるけど、まだそこまでの関係性が確立してないし、8話分待たせた分だけ「これを待ってた~!これぞ運命!」という山場を期待してたのかも。
求め過ぎですかね?
私としてはシーズン1で一番興奮したベスト回は4話だったと思うんですけど、IMDbだとやっぱり最終回が一番高くて9.3。
次が7話で9.0。
3位は3話で9.0。
まぁ4話は8.9なので、僅差ですけどね。
とはいえ、全8話がっちり楽しませてもらいました!Netflixに大感謝!!
ではまた振り返ります!
冒頭のシンボルマークの検証もしてみました。
さて、激突の舞台はソドンの丘!!
どうやら、北へ行くにはここを通るしかないそうです。
地図を見るとシントラの北の国境線のところがずっと川というか溪谷になってるので、この橋を渡るしかないってことでしょうね。
この要塞を守れば北への進軍を止められるらしいです。
魔法使い達の壮絶な戦い!
善良な魔法使い達が北方諸国を守るべくここで戦う決意をしますが、完全に死ぬ覚悟でしたね。
魔法使いはそんなに簡単に死なないと思ってたので意外でした。
結局、魔法院で介入しない側の立場を取ってたストレゴボル率いるジジイ魔法使い連中は自分が死にたくなかっただけでしょ。
そして対するニルフガード側ですが、結構魔法使いがいるんですよね。
彼らも独自に魔法使いを養成してるって話に出てましたよね。一人前になるまでは奴隷のような扱いで育てるって。
そんな扱いに耐え、ようやく魔法使いになったら無理な要求をされて、体力が尽きて死ぬって嫌だわぁ。
今回は魔法使いについて色々分かりましたけど、基本的に各人のリミットがあるんですね。それを超えると鼻血が出たり、倒れたり、死んだりする。
常に制御しながら戦わないと、あっという間に弱ったところをころされるし。
決定的だったのは、黒いミミズみたいなのを送り込み、善良な魔法使い達を思いのまま操ってしまうというフリンギラの秘策!
これで自らの爆薬で自爆することになり(子供を使うなんて酷い!)、イェニファーはやられ、多くの仲間を失うことに。
ティサイアもフリンギラに魔法を封じ込められ、ボロボロ・・。
トリスも大やけどを負い重傷。
これは痛い!
ただ、トリスに関しては重要なキャラということなので、恐らく助かるかと思います。
イェニファーが悪女っぽいキャラなので、優しそうなトリスは対照的でいい感じですしね。
ヴィルゲフォルツは魔法配分を誤り、カヒムにやられてしまいました。
命は助かったものの、例のミミズみたいのに操られているのか仲間の魔法使いをメタメタに・・。(怖!)
まだこの状態でピンピンしているとなると、シーズン2でも厄介なことになりそうです。
そんなこんなで、魔法使い達も絶対絶命!
ついにやられてしまうのか!!というところで、ティサイアの後押しを受けたイェニファーがついにその能力(カオス)解放し、森に火を放ちます!!
凄いのが、味方はしっかり避けるところ!
魔法じゃなかったらこうはいかない!
残念ながらカヒルは無傷たったようですが、この悪役はシーズン2以降も当然健在でしょう。
あれ、そういえばフリンギラはもう立ち去ったのかな。
彼女が海に嵐を起こしてスケリッジからの戦艦を沈没させたって、どこかで言ってましたよね。
もう・・、この女が一番の元凶じゃないの。どんだけ敵、味方を操ってるんだか。
リヴィアのウィッチャー誕生の謎
今回いよいよゲラルトの過去に触れるエピソードがありましたね。
毒を持つ怪物に噛まれ、生死の境をさまよいながら過去の記憶と幻想が入り乱れるような演出が続きます。
幼少期に突然母親に置き去りにされ、その後ウィッチャー養成所があるケィア・モルヘンに連れていかれたようでした。
ここで不思議なのが名前が2人出てくる点。
【追記】
すみません、この二人が同一人物とか書いてしまったのですが違ってましたので訂正します。(コメント頂きました。ありがとうございます。)
ヴィセンナとヴェセミル。
紛らわしい名前ですけど、ヴィセンナが母の名で、ヴェセミルはウィッチャー養成所での師に当たる人だそうです。
ということは、ゲラルトというのは生まれた時の名前じゃなくてウィッチャーになった時に付けられた名前ってことなのかな。
赤毛が印象的な美人ですけど、魔法使いのようでしたね。
師匠のヴィセンナは次のシーズン以降に出てくるかもしれません。
このウィッチャー養成所でゲラルトは壮絶な目にあったらしく、置き去りにした母を相当恨んでいる様子。
「10人の少年のうち、3人しか生き残らなかった」そうで、一体どんな試練があったのか・・。
そして、ついにシリと出会いますよ~!!
はぁ、よかった・・。
こうしてみるとシリも12歳に見えますね。
ゲラルトが「運命」の言葉を口にしてました。
さっそくシリは「イェニファーって誰?」と質問。少し前にゲラルトが夢の中で「イェニファー!」と叫んでいたのを聞いたのか・・。
結局のところ、3人は運命で結ばれてるのかな。
こんな感じでシーズン1が終わりますが、私としてはこの優しい女性が好きだったので、挨拶もせずに飛び出したシリにちょっとがっかりしましたよ。
「質素な暮らしだけど、全てがあるから幸せ。」と語る姿にグッときちゃった。
偶然にも、ゲラルトを助けたおっさんの妻ということも分かったし、今後もまた出て欲しいですね。
「ウィッチャー」今後の予測を・・
さて、またお遊びで今後のことに触れたいと思うのですが、私は小説の流れを全然知らないので、完全に想像で書かせていただきます。
まずですね、フリンギラが魔法協会で演説したことは全部嘘だったじゃないの~!ってことですよ。
「倒すのはシントラだけ」とか、「大陸を解放するため」とかは完全に嘘っぱち。
次はテメリアを狙って、大陸を取ろうって言ってましたもんね。
作戦会議で、この男が「自分達だけではテメリアは攻略できないから今シントラから移動中の5万の軍勢を待ちましょう。」とフリンギラとカヒルに言ってました。
ところが二人は待つ気がないようで、フリンギラはここは自分達魔法使いだけでなんとかなると説得し、カヒルはシリが気になって仕方ない様子。
ということは、
イェニファーが渾身の魔術であの森を焼き払い、そこにいた兵士を全滅させたとしても、まだこれからニルフガードの軍勢が5万も来るってことですよね!
うわ~、さすがにイェニファーも力尽きたでしょう。
でも、テメリアの王も軍を引き連れて近くまで来ていたし、あの辺で一戦交えるかも。
それにはゲラルトも参戦して欲しいところですけど、シリもいるのでどうするかな。
いったんシリを安全な場所に残して一人で向かうのか・・。それとも、思わぬところでニルフガード軍と遭遇してしまい、結果的にシリがパワーを爆発させるのか・・。
はたまた、テメリア軍も負け、北方諸国は簡単に征服されてしまうのか・・。
それか、シーズン2は完全にタイムジャンプがあってからの幕開けで、例えば
「あのソドンの丘の戦いから2年後、北はニルフガードに制圧され人々は苦しい生活を続けていた・・」
みたいな説明から始まったりもあり・・?
全部妄想なので、全然違ってるかもしれませんけど・・。笑
いずれにしても、シリは敵ニルフガード側にとっても世界制覇の鍵となる人物だし、彼らから世界を救う側の勢力にとっても鍵となる人物ってことですよね。
まだその能力は開発されてない未知数のものだし、これからが楽しみですね。
ドラマ各話のシンボルロゴ集合
とりあえず、気になったので整理してみました。
【1話は訂正しました。】
最終話のオープニングに出てきたこのロゴの集合体。なんだろう・・と悩んじゃったんですけど、各話のオープニングに出てた、それぞれのエピソードシンボルでした。笑
これらが混ざり合ってできたのがこの8話目のこの絵柄。
あれや、これやのエピソードの果てに3人がようやく巡り合ったよ。ってことだと思うんですけど。
白狼はゲラルトでしょうけど、他2つはシリとイェニファーかなぁ・・と旦那に聞いてみると、ゲーム版でシリの持ってる刀の名前が「カモメ」だって言ってたんですけど、Dさんに頂いたコメントによると小説でのシリの別名は「ツバメ」だそうです。(やっぱり~!絵がカモメじゃないと思ってた!)
いずれにしても鳥はシリでした。
下のは分からないそうですけど、今回イェニファーが火を放ったので、炎かな?なんて思ったんですが・・、
小説ウィッチャーの日本版Wikipediaを書いたDさんによりますと、イェニファーが首から下げてるペンダントのデザインが星でこれに近いとのこと。
あ、本当だ。
それと、2話のシンボルからウナギを取るとこれと同じになると教えて頂きました。確かに!
ちなみに1話の太陽のようなマークはニルフガードの紋章がこれなので、近いかなと~と思ったんですが、
Dさんによると、レンフリの象徴「日食」だそうです。
そっか~、日食に見えるとは思ってたけど、天体の合かなぁ・・とか、色々考えちゃった。1話ならやっぱりレンフリね。
どうでもいいことですけど、こういうのが気になっちゃって・・。
Netflixの新作ドラマとして「ウィッチャー」は成功した!?
現在25日の段階で、IMDbは8.8。
Rotten Tomatesは批評家がやけに低いけど、一般はなかなか。
Netflixが新たに仕掛けるダークファンタジー大作としては上々の出来だと思います!
シーズン1はとにかく面白かった!
豊かな世界観をしっかり構築できていたし、何か新しい物を見ているという実感と興奮がありました。
そして、今回の成功の鍵は、なんといってもゲラルト役のヘンリー・カヴィルの功績が一番大きいと思うんです。
あの違和感のなさ!堂々たる出で立ち!なのに母性本能をくすぐるようなちょっとした愛嬌もあるという・・。
キャラへのコミットメントが半端ないし、ヘンリー・カヴィルご本人の人間性がゲラルトを通して滲み出てる感じです。
こういう悪い例を出すのはちょっとアレですけど、「オルタード・カーボン」のコヴァッチを演じた、同じく肉体派俳優のあの人とは違うなぁ・・と。
他の俳優さんたちも全員よかったですよね。
ということで、キリがないのでこの辺で。
シーズン2はさらにストーリーに焦点をあてた作りになるということで、ゲラルト、イェニファー、シリらが互いに互いを必要とする強固な関係性を築いていくものと思います!
あ、あと超余談なんですけど、やっぱり予告編を見るのはよくないなぁ・・と今回反省しました。
元々予告編は極力見たくない方なんですけど、自分のブログに貼るのに見ないわけにいかないし・・。
ただ、やっぱり見てしまうと本編での衝撃度がどうしても減りますね。
最後イェニファーが繰り出す究極の魔法の場面も既に見ちゃってたので、やっぱここか~!という感じになっちゃって勿体ない。
シーズン2は予告編無しで行こうかな。
S2への更新は既に決定済みなので、また1年後くらいでしょうかね。
「ウィッチャー」のタイムライン
こちらは公式かどうか微妙なんですけど、Netflixがツイッターで「いいね」してたので、一応認定と考えていいのかな。(クリックで拡大)
結構大雑把な感じもしますが、ザっと並べるとこんな感じ?
それからタイムラインについては面白い記事を見つけました。
私がいやに気になっていた時間の進みが違う3つの物語ですが、これに関しては製作の方が「ダンケルク」を見て行ける!と思ったそうです。
確かにこの映画も3つの物語が別々に進行し、最後に全てが交わるという構成なんですが、それまでの時間の経過はそれぞれ違うんですよね。
それを見て、シリの物語は2週間で起きて、イェネファーは70年で、ゲラルトの物語は20年でもクレイジーじゃないかも!?と思ったそうです。
私みたいに「同じだけ時間が進まないのは変!」と考えるのは古い固定観念だったようです・・。笑
確かにダンケルクもそうだったけど、実際見てみればおかしくないわ。