Netflixの海外ドラマ「ダーク Dark」シーズン2全話のアニスのネタバレ感想・考察・あらすじです。
【2020年6月追記】
シーズン1の記事同様、大事なポイントを分かり易く画像付きでまとめました。
以前書いたエピソードごとの感想を大幅に書き直した形ですが、ぜひ復習にご活用ください。
最後の相関図はS2の最終バージョンです。インサイダーで指摘されてた疑問点も最後に追加しておきました。
このシーズン2の「現在」は前シーズン最終時点から半年経っているという設定なので2020年。
従って、このシーズンでは
- 2053年
- 2020年
- 1987年
- 1954年
- 1921年
の5つの時間軸で進行します!
皆さん、5つですよ!共に頑張りましょう!!
シーズン1のまとめはこちら↓
ファイナルシーズンも来ました!↓
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ダーク」これまでの相関図
一応貼っておきます。クリックで拡大。
「ダーク」シーズン2第1話 あらすじまとめ、死んだのは誰?
まず冒頭に出てきたのは胸に入れ墨がある男と、青年ノア。
この入れ墨は中年ノアの背中にあったものと同じですね。
この2人は例の洞窟でトンネルを掘っていて、「アダムがノアを選んだ」と語っています。
そしてこのノアが突然男ををツルハシで襲うのですが、このオジサンは中年バルトシュではと巷で噂されてます。
アダムという男はこの後に出てきますけど、火傷を負ったお爺ちゃん。
現在1920年で青年バルトシュを取り込んでいるノアに対し「彼は疑っていないか?(首を振るのア。)昔から世間知らずだからな。」
と、バルトシュを子供時代から知っている様子。
未来のヨナスは
廃屋となった実家で寝泊まりしているようです。
カレンダーは終末の日の2020年6月27日に〇がつけてあって、Xは21日で終わっています。
この後に出てくるエピソードで分かりますが、母ハンナがヨナスの失踪後の日付にXをつけて数えていたようですが、20日に中年ヨナスが会いに来たことでXを付けるのをやめたのでしょう。この時の段階では〇印はなし。
中年ヨナスがハンナに「自分がトンネルの破壊に失敗して閉じてしまったから、今ヨナスは未来にいる。」と発言してます。
未来での特徴をまとめますと・・
①原発跡地周辺は高い塀で囲われている。
②中に入ると、怪しい集団に吊るされてしまう(ちなみに吊るされていた人達はフランス人のようなのでこの様相は世界規模のよう。そりゃそうだ。じゃないとアポカリプスって言わないよね・・)
③集団のリーダーは手話を使う中年女性。
これは当然33年後のエリザベートでしょう。(次のシーンでは少女エリザベートのアップに切り替わってます)
④ヨナスが聞いていたのはクラウディア・ティーデマンの証言テープ。(場所は例の地下貯蔵庫)
「2020年6月27日を生き延びた少数派」
「過去に戻って神の粒子を安定させれば全員助けられるかもしれない」と言っていました。
そして、墓がいくつか映されましたが分かったのは下記の通りです。
- アレクサンダー
- ヤンコフスキー(警察署の女性警官)
- ウェラー(警察署の眼帯警官)
- ミハエル(ミッケル)
- マルタ
2020年のハンナが中年ヨナスに出会う
「6人が失踪してから半年」とラジオから聞こえてましたけど、この6人というのは始めに失踪した赤毛のエリック、ミッケル、最年少のヤシンの他、自主的にタイムトラベルしたヨナス、ウルリッヒ、ヘルゲになります。
相当参っている様子のハンナにはなんと、中年ヨナスとの感動の再会が待っていました!
ヨナスにとっても、あの日から実に33年ぶりの母ですよ!
いつも硬い表情だった中年ヨナスも涙を流していました。
ちなみに彼が言っていた、
「33年前に行って母さんに会った時、すぐに分かった。車から声を掛けてくれた時自分は黄色いコートを着ていたよ。」
というのはシーズン1の6話のシーン。運転していたのはハンナの父親です。
そして、ハンナに「何しにここへ?」と聞かれるとじ~~~っとリビングの床を見た後に「終わらせる為だ。全てを」と答えていますが、あの床が気になりますね。
何か埋めてあったりするのかな?(答えは最終話にて)
バルトシュは・・
母レジーナの乳癌がかなり進行している様子で、バルトシュは辛そうでした。
マルタと別れ話をしていましたが、もう一つ彼を悩ませているのはノアから持ち掛けられている話に関係がありそうです。
そしてその後、バルトシュは1921年から来たノアに連れられて洞窟の中に消えていきました。
「覚悟は?」と聞かれていたので、何かしでかしそうですね。
それと、父親のアレクサンダーは例のドラム缶(事故時に出た核廃棄物か何か)を原発内部に埋めようとしてました。
閉鎖の前に埋めてしまえ!ってことでしょう。
警察署では・・
連邦警察から来た男クラウゼンがシャルロッテに色々聞いてましたけど、彼女は義父を守る為か隠し通してましたね。
ちなみにウルリッヒが最後に残したメッセージはこちら。
「シャルロッテ。問題は誰が誘拐したかじゃない。いつ誘拐したかだ。
俺は正しかった。ヘルゲだ。だが今じゃない1986年だ。」
この直前に彼はヘルゲのベッドサイドにあった本「時間の旅」の間からコインのペンダントを発見して「やっぱり!」と確信しています。
これは発見されたマッツの首にかけてありましたよね。86年製コイン。
そして、娘のエリザベートが曾祖父の本の中にあった写真からノアを発見!
シャルロッテ達にとては大きな前進でしょうか。
ベルナデッドにまつわる妙な関係
まず、フランツィスカが森の箱になにやら封筒のようなものを忍ばせて、それを彼女が持ち帰っていました。
後を付けたマグヌスが思わずトレイラーから逃げ出してしまってましたが、これがまず一つ目の謎。
それから終盤になって分かったのが、警察署の眼帯男ウェラーがこのベルナデッドとどうやら兄妹だという新事実。
大きなトラックについて話してました。
最後に未来のヨナスが原発内部で見たものは?
放射線の計測器を使って入り込んでいたのでまだ放射能は消えてないってことですよね。
アレクサンダー達がドラム缶を埋めていた場所は放射線濃度が強いようで、防護服を着て入ると、そこには黒くうごめくものが浮遊してました。
なんだかストレンジャーシングズみたいな映像になってましたけど、エラいことになってきたわ~。
次は2話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第2話 老年ウルリッヒも似てる~!
いいですね~!面白くなってきた~!
運命の日を知る数少ない人達の動きが激しくなってきましたよ!
未来のヨナスはかなり壮絶!
ヨナス壮絶じゃないですか!
あんな場所に放り込まれたらもう鬱になって何にもする気なくなりそうですけど、精力的に過去へ戻ろうと頑張ってましたね。
ただ、食料とかどうしてるんだろ。
33年前の自分の場所へ帰ろうと、クラウディアの証言テープを聞き込み、「ポータル」の分子を安定させようと研究に明け暮れてます!
電力を十分確保しての物体が均衡を保つと成功みたいですけど、最後はそうなった状態で中に入って行きましたね。
「死ぬならどこでも同じだ」って。
そりゃそうだわ。あんな世界ならヤケクソ気味に入るわよ。
あの後どこへ行ったんだろ。
それから、例の組織に捕まって絞首刑になりそうでしたけど、リーダーの女(エリザベート)に助けられて最後は難を逃れました。(ただ首に酷い怪我をし、脚も撃たれた)
恐らくヨナスを幼い時分から知っているので助けてしまったのでしょう。
フランツィスカはベルナデッドにホルモン剤の処方箋を渡していた!
父のペーターはかつてそういう目的で会いながら、処方箋も渡していたようです。
それをお小遣い稼ぎの目的でフランツィスカが受け継いでいたんでしょう。
不思議なカーンヴァント家の再会
「秘密にしたのが失敗の元凶だ。全てを打ち明ける。」ということで、母ハンナに父の真実を打ち明けることにした中年ヨナス。
母を連れて33年前にタイムトリップ!!
結果、幼いミハエルを見つけることになりますが、あのシーンはなんともシュールでしたね。
運命に翻弄された家族3人・・。
父は自死、息子は失踪してるはずなのに、1986年で集合した時、父は子供で、息子はオッサンという・・。
ハンナが性悪女だという事実をすっかり忘れてじ~んと浸ってしまいました。
この表情を見るにハンナもミハエルを愛していたのかな。
ミッケルは寂しそう・・。
33年前に迷い込み、本来の家族を失ってしまったミッケルは半年後も悲しそうでした。
それでも、新しい母イネスを最後は受け入れている様子だったので少し安心。
イネス、あんなに頑張って息子に愛を注いで育てたのにね・・。
繰り返すけど、なんでミハエルはあんな決断したんだろ。
再びノアが現れてましたが、今後ミッケルに対してもリクルートが続くんでしょうか・・。
余談ですけど、ミッケル役の男の子がすごい成長しててびっくり!
半ズボンが似合わないのでもう少し洒落た服を買ってあげて欲しいわ。
老年クラウディアが中年クラウディアに接触
これも面白い場面でしたね。
性格悪そうな中年クラウディアがどうやったら、使命に燃える老年クラウディアになるのか・・。
別れ際に老年の方が興味深いことを言っていました。
「アダムを止めて。彼が誰かはいずれ分る。」
「レジーナとの別れは近い。でも上手くいけば、あの子は生きられる。」
これは癌で余命の短いレジーナのことを言ってるんでしょうか・・。
う~ん。でも分からない。
だって、終末の日に起こる事故か何かを回避したとしても、癌は治らないでしょ?
それとも、回避に成功すれば、全員の運命そのものが全て変わって、その瞬間から全く違う人生を生きてるってこと?
謎ですね。
中年クラウディアは渡された図面を見ながら穴を掘り、タイムマシンを掘り起こしていました。
これは1953年頃に老年クラウディアが埋めたもののようでした。
原発誘致の看板があった。
つまり、この時代に来た時点でもう老年クラウディアは箱型タイムマシンを使うのを止めたってことでしょうか。
あれ?そもそもヨナスもこれと同じ物を持ってますよね?何個あるの?
警察署長エゴンの疑問とウルリッヒ!
うわ~、ウルリッヒ来た~!!!
爺さんになってましたね。
ずっと精神病棟に監禁されていたようです。(「警部」というあだ名が皮肉・・)
なんてこった・・。
末息子を追って過去に来たはずなのに、そのままの状態で34年・・。家族全員と自分の人生をを失ってしまいました。
癌にかかり死期を感じたのか、再び調査を始めたエゴンが会いに来たのですが、
「お前の疑問なんかに答えてやるか!死ぬまで無知のままでいろ!」とキレていました。
そりゃそうだわ・・。
それと、その前にエゴンが会っていたヘルゲも精神病院ぽいところにいましたよね。
老年ヘルゲに車で突っ込まれてから回復していないのか、それとも罪の重圧に気が触れてしまったのか。
既に「チクタク」言ってましたけど、あの時点からずっと病院にいたってこと?
どの時点でペーターの父親になったのか(養子に向迎えたのか)、その辺が謎です。
シャルロッテの両親も謎!
「これが意外と大きな謎。」とシーズン1の感想でも書きましたけど、まさか本人も知らないとは驚きでした。
幼い頃に亡くなり(と本人は聞かされてる)、祖父のタンハウスに引き取られたそうです。
これから新キャラ出てくるのかな・・。楽しみです。
次は第3話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第3話 さらに新事実が!
ヘルゲは少年時代からノアに洗脳されていた!
それじゃしょうがないわよね・・。
前回の爆発で86年に飛んだノアを世話し、最終的にまた椅子型タイムマシンで54年に戻したのはノアだったようです。
じゃ、もう中年ヘルゲも責められない・・。
ところで、あの椅子型タイムマシンは86年時に3人の少年たちを犠牲にしてましたが、87年の時点では成功したってことですね。
ノアとアグネスは兄妹だった!
これは大きな新事実!
あれ?2人は夫婦だったはず・・。だって、アグネスの口から「夫のノアが・・」と話していましたからね。
でも、彼女がそう言っていただけで例の相関図ではちゃんと「?」になってるんです。
ということは、アグネスが嘘をついていたってことで兄妹というのが本当でしょう。
まぁ、彼女はれっきとしたレズビアンで、今回目覚めちゃったドリスよりその歴史も長そうですもんね。
だとすると、トロンテも彼女の息子なの?という疑問も出てくるし、父親は誰なのってこともある。
はぁ、謎が増えるばかりで減らないわ・・。
実際のところ、アグネスはクラウディアを裏切るフリをしていただけで、クラウディアに指示された通りに動いたようです。
まんまと罠(?)にハマった形で、老年クラウディアを銃で倒し、アダムの求めるページを手に入れたノア。
ところが実際にページを見ると明らかに動揺した様子で「シャルロッテ・・」・・と。
その後、親分アダムに「ページはあったか?」と聞かれて「なかった」と嘘をついていた所を見ると、彼女を守ろうとしているのか、なにかそんな感じでしたよね。
でも、シャルロッテとノアってどういう関係??
シャルロッテの父親なの??
これまた謎。
また、クラウディアの件はアダムの指示によるもののようです。
そしてノアとクラウディアの会話から分かるのは、かつてノアがクラウディア側の人間だったということ。
ずっとアダムの駒かと思ってたらその前はクラウディアだったんですね。
「お前は私のすべてを奪った。」とも言ってますけど、この中にはアグネスも入るのかな?
エゴンは真実に近づいている?
それから、今回もう一人頑張ってた老人がエゴン爺さん。
彼も自分の死期を悟り、真実を知りたいと奔走していました。
ウルリッヒのところに何度も通ってるうちにウルリッヒも話し出しちゃうし・・、あれだけ嫌っていたエゴンとそのうち親友になっちゃうんじゃないかと思ったわ。
そして、イネスに借りた写真を見せると、ウルリッヒは狂ったように大きな反応!!
そりゃそうでしょう~、34年ぶりに見る我が子の写真!
もう、ウルリッヒが可哀そう過ぎるわ~。せめてミッケルに会わせてあげたい!
あとね、エゴンて顔が怖いけど意外にいい奴だったのかも。
娘のクラウディアが言ってるんだから間違いないでしょう。
老年クラウディアが死ぬ前に会いに来て父親に謝っていましたけど、ずっと仕事中心で家族をないがしろにしてきた若き日の自分を反省しているのでしょうか。
未来に飛んだ時には癌に苦しむ娘の姿にも涙を流していました。
この辺でクラウディアは生きる目的を大きく変えていくのでしょう。
イネスの過ち
それと、イネスの家にあった睡眠薬が気になりますね。
まだ10才くらいの子供に与えるなんて普通は考えれないけど、看護師という職業柄、勝手にあげちゃってるのかしら。
これ以上過去にこだわらないように眠らせちゃうってこと?
ミッケルの過去を無視したままミッケルを理解することはできないだろうし、それじゃ本人も心の整理がつかないまま鬱状態になってしまうのも仕方ない。
あとなんか、暗いわイネス。
というわけで、今回はこんなところでしょうか。
次は第4話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第4話 強烈!アダムはあの人だった!!
うわ~!
この衝撃事実は一体どう解釈したらいいの?
いくら考えても理解不能!
アダムはあの人だった!
2053年の未来からタイムスリップしたアダムが着地したのはなんと1921年!
実に132年も飛びましたよ!
そこで出会ったのはアグネスとノアの兄妹。
アグネス可愛い。
そして、洞窟内のトンネルがまだ完成してない事を知ったアダムがノアに連れられて向かったところは、あの組織の本部らしき場所!
ここで、また衝撃事実が飛び出しました!
実はアダムがバルトシュを子供の頃から知ってる口ぶりだったことで、アダムは父親のアレクサンダーではと疑ってたんですよね。
それに、このすぐ直前のシーンで特別捜査官クラウゼンがこの事件の相関図の上に「アレクサンダー・ケーラー」と大きく名前を書いたことで、ほら、やっぱりコイツが鍵だわ!
と確信した訳ですが、これは完全にミスリード。
正解はヨナスでした。
でも、どういうこと???
だって、中年ヨナスはこの一連のサーガを止めようと必死に戦ってますよ。
父親のことで苦しみ、複雑な運命に苦しみ、マルタも諦め、未来に飛んでしまった時には母と引き離され壮絶なサバイバル!
その上、吊るされて首と脚に大けが。
それに中年になるまでに背中に大怪我・・。
で、出会った爺さんがこの組織のボスで全てを始めた人物で、これが未来の自分!
しかも、一番嫌なのは全身大やけどを負ってるっぽいところ!!!(私だったらまずそこだわ!)
ヨナスが泣くのも分かる~!!
さらに、よく分からないのは中年ヨナスのことですよ。
青年ヨナスがここまで何も知らずに頑張っていたのは分かりますけど、中年ヨナスはこの事を知ってるわけでしょ?
自分が全てを引き起こしたってことを。
それを知りながらも、自分がここで頑張れば全てを変えられると思ってるの?
一体何をどうしたら止められるんだろう。
それと、1921年のノアが、
とコメントしてましたけど、老年ヨナスとは印象違うってことでしょうかね。
ん?アグネスと??
気になったのは、アグネスとじ~~・・っと見つめ合っていたところですね。
ノアが言ってましたけど、あの洞窟の扉の向こうが完成してタイムトラベルできるようになるのはあれから32年後らしいのです。
え?ヨナスは32年間ここで足止め??
でも、中年ノアや老年ヨナス達は普段からタイムトラベルしてるので何か方法はあるはず。
ただ、もしも未来に戻れず1921年に足止めだった場合、アグネスと結婚してトロンテが子供になるってある得る??
もちろん今の段階では先走り過ぎなのは分かりますけど、もし!そうだとすると、トロンテは自分の曽祖父であり、同時に子供っていう、訳の分からないことになりますね。
やっぱ、さすがにそこまでは無理かな・・。
中年ヨナスの言葉にひっかかる
ついに大人たちはカタリーナに真実を話します。
その時の場面で、中年ヨナスのクラウディアに関しての発言がどうも気になります。
「彼女も(このループを)止めようと試みた。でも最終的には彼女の敵と同じになった。」
英訳に変えて見ると、
“but in the end she became what she wanted to fight.”
で、やっぱりこの日本語訳のまんま。
結局敵と同じ存在になってしまったって、それってヨナス自身のことでしょうが。って感じですけど、クラウディアに関しては今のところピンと来ませんね。
クラウディアは図書館で調べもの
目を覚ましたクラウディアが2020年でまずしたことは、歴史のお勉強。
とりあえず原発の現所長アレクサンダーという事実には相当驚いてましたね。
何か仕事くれ~とふらってやって来た若者を、彼女は例のドラム缶を移動させるために雇ってましたよね。
あれから、随分出世したことになります。
それと、電子図書で見た中で知ったのは父エゴンの死。
自宅で死んだのを発見されたようですけど、「6月26日に死亡」となってました。
6月27日が終末の日でもあり、同時に新しい周期の始まりでもあるので、その前日ってことかな・・。
またこうして彼女が調べた内容を書いたのがあの例のノートってこと?
(最後の数ページが破られてる物で、それをアダムは見つけたがっている)
彼女は知り得た未来の情報を使ってトロンテとペーターにこれから起こることを伝えていたようです。(でもなんで?)
次々と真実が広まっていく!!
子供達もそろそろ分かってきそうですよね。
ついに洞窟に入り捜索を始めたマルタ、マグヌス、フランツィスカ、エリザベートが見つけたのは、ふらっとタイムマシンを持って帰ってきたバルトシュでした。
バルトシュが口を割らないので拘束されて置き去りに・・。
それと細かいことですが、謎の眼帯男ウェラーが車中でクラウゼンに目について聞かれ、話そうとしてましたね。
「去年の夏・・」
と言ったところで、クラウディアとぶつかりそうになり話は終了。気になる~!
次は第5話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第5話 感動の再会キタ!
さらに難しくなってきた~!
技術的な話やら、哲学的な話やら・・、もう付いて行くのが厳しくなってきましたよ・・。
でも、同時にエモーショナルなドラマの部分も増えてきたので気になりません!面白いわ~!
ウルリッヒついに会えた!!
良かったよ~!!!
泣いたよ~!!
ついに33年探し求めた息子に会うことができました!!
あのコップを反対にしての会話はシーズン1の第1話で、ミッケルが手品をした時の再現ですね。
中に小さな人間を入れて、隣のコップに移動させるという手品。
淡々とズンズン展開するこのドラマで、初めてじ~んとさせる山場だったけど、5秒くらいしか見せてくれなかったなぁ・・。
もっと浸らせて欲しかったけど。サッサと行っちゃうのよね。
そして、あっという間に感動の再会は悲しい別れに逆戻り・・。
34年前と同じく、洞窟前で捕まってしまいました。
ミッケルの力ない無表情が余計に悲しい。子供ながらに諦めの境地なんでしょうね。
もう少し一緒に過ごさせてあげたかった。
それに、とりあえず睡眠薬で寝かせてしまおうというイネスにも腹が立ちますね。
大人でも発狂しそうな悲しい出来事があった後で、真実や彼の気持ちを一切吐露させることなく抑え込もうというのは無茶にも程がある!
シャルロッテの謎が一つ溶けた!
シャルロッテのの父親はノアでした。
シーズン1で「シャルロッテへ」と刻まれた懐中時計をノアがエリザベートに託していましたからね。
そこにヒントがありました。
え~っと。そうなるとアグネスの娘トロンテとシャルロッテは従兄になるのかな?
カーンヴァント家とニールセンはミッケルでもう繋がってますけど、これでニールセン家とドップラー家も繋がりました。
母親は誰なんでしょうね。
ちなみにノアの発言からシャルロッテが当時誰かに奪われたのが分かりました。
ノアはずっと探していて、母親に「連れて帰る」と約束していたそうですが、その間もアダムは彼女がここにいるのを知っていて隠していたみたいです。
あ!もしかして奪ったのはクラウディア?!ノアが彼女を撃つ時に「お前は私から全てを奪った。」と言ってましたよね?
クラウディアが奪い、タンハウスに託したのかも。(2人は既に知り合いだし)
老年ヨナスも止めようとしていた!?
なんだ~。良かった!(って本当だろね・・??)
まぁ一応彼の言葉を信じるとすると、自分達(歴代ヨナス)さえ犠牲になれば他の人たちはみんな救われるそうです。
愛するマルタも含めて・・。
まとめると、
- 全てが始まったのは父ミッケルの自死の日(2019年6月21日)から
- それさえ食い止めることができれば、幼いミッケルは過去に行くこともなく全ては始まらない
- ただし、ヨナスは生まれない
ということでした。
これが少し前にアダムが言っていた「66年かけて見つけた抜け穴。地獄から抜け出す方法」みたいです。
始めを止めればってことですけど、それが始めとなぜ分かる?
とりあえず青年ヨナスは父の自死を止める為に旅立ったようです!
とはいえ、父ミッケルがなぜそこまで追い込まれたのか・・。
そこを本当に理解しないと止められない気もします。
それと、ハンナってずっとウルリッヒと浮気状態だったのかな?
まさかミッケルが知ってたとか?
中年ヨナスが「母さんが好きなのは自分だけだ。」と名言を残してましたが、そこまで知っての事なのか・・。(不倫自体は知ってたようですが)
ちなみに2019年に戻るタイムマシンはこちら。
2053年にあったものとは違い、こちらはお手製だそうです。
あれ?いつもタイムトラベルは33年間隔でしか移動できないと思ってましたが、これを使うと好きな時間軸に日付指定で行けるの?
その他、子供達は箱型タイムマシンを初体験。
87年に行くと、その姿を偶然ウルリッヒがパトカーから目撃する!という奇跡(?)も。
ただウルリッヒの無念を想うと、子供達との短すぎる再会は余計に辛い出来事だった気もします。
他には、
クラウディアは父の一人で死なせまいと同居を申し込む。
中年ヨナスがマルタの部屋に入り、ペンダントを置いていく。
などの出来事がありました。
あと、クラウゼンが一人で嗅ぎまわってますけど、彼は無視していい気がします。(ダメかな)
次は6話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第6話 どっちが正義?!
うわ~、これは参った・・!!
クラウディアVSアダムですけど、どっちが闇でどっちが光!!
考えるだけで頭が痛い~!
ヨナスを救うためだった!
やっぱりそうか~・・。
シーズン1のこの場面で中年ヨナスが「彼(父)に命を救われた」と語っていた意味が分かりましたね。
それにしても、ミハエルは既にビクビク怯えて生活しているようでしたけど(絵が暗い!)、別に追い詰められていた訳じゃなかったんですね。
笑顔も出ていたし、優しそうだったなぁ・・。
突然現れた息子に手紙を見せられ、「明日そうしないとボクは消える・・」と言われたも同然ですもんね。
息子の為とはいえ、そんなにすぐに決断できるものだろうか。愛だわ。
ただ、やはり例の疑問は残りますね。
別に死ななくてもミッケルは森に行くだろうし(森に行った理由は、失踪したエリックの残したハッパをマグヌス達が取りに行くためだった。)、その時にヨナスが誘導すれば過去に戻ったはずですよね。
大体「全てがそこから始まる。」というアダムの言葉が正しいかどうかも分からない。
一方で、クラウディアの言葉が正しいかどうかも分からない。
クラウディアの目的は?!
「私はアダムがいない世界も見たけど、あなたが期待するようなものじゃなかった。」
と言ってましたけど、まず思うのは
本当に見たっての?!
それはどうやって見たってわけ?!
ありないでしょ!!
ってことですよ。
結局クラウディアに翻弄される形で2人はこのループを続ける道を選択し、このヨナスはミッケルをトンネルに誘導することになるんですね。
果たして正しい決断だったのか。
アダムとクラウディアのどちらが嘘をついたのか。
最後に老年マグヌスが初登場でしたけど、何してるんだろ?あそこで。
隣にいるのはやっぱりフランツィスカかな。
「彼に課せられた使命を話せばよかったのに。どんな旅に送り出したのかを話すべきだった。」
と言ってましたけど、ヨナスの使命って何なんでしょ。
それがこのループを止める為に、ミハエルの自死を止めることじゃなかったの?
別にあったなら、アダムはやはり嘘をついてたことになりますね。
幸せな日々のパーティ
この時点での世界は幸せそうだな~。
ミッケルの身長がやたらと高くなっててビビりましたけど、母カタリーナに添い寝してもらって幸せそうな様子に涙が滲みます。
それから、この2人の不倫はやっぱりアカンね。
今更ながらどっちも悪いわ。
それと気になっていたペンダントの謎がようやく解けました。
湖で偶然見つけたもので、「旅人、守護聖人クリストファー」がモチーフ。
それまで友人だった2人がカップルになるきっかけを作ったのは未来から来たヨナスのようでした。
その他の出来事としては、
33年前の未解決殺人事件についての記事を見たアレクサンダーが動揺。
ヴィンデンに来た時、自分も撃たれて銃を持ってましたからね。その前に誰かをあやめて来たのでしょうか。
それから、フランツィスカが父ペーターがベルナデッドのトレイラーにいくところを目撃。
などがありました。
次は第7話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2第7話 クラウディアの目的は?!
クラウディアが白い悪魔だった!
なるほどね~・・。
確かに白髪のヤマンバみたいな風貌でしたもんね。
エゴンも、「白い悪魔」が自分の娘だったというのはショックでしょうね。
若い頃から気のいいオヤジだったエゴン・・。
最後まで本当の真相(タイムマシンの詳細)を知ることなく、自分の娘が悪魔だったという事実だけ悟って死んでいきました。
クラウディアの目的は?!
死に際のエゴンに「お前は自分のことしか考えない」と言われてましたが、それは違いますよね。
彼女の一番の動機は娘レジーナを救うため。
その一方で、もう一つ彼女の動機になりそうなのが、科学的大発見の何か。
この辺になるともう私の理解は及びませんけど、何かが凄いらしく、原発でも夢中になって調べてましたね。
これがタイムマシンの原動力なのかな。
そして、自宅で泣き崩れるクラウディアの所に青年ヨナスが現れ未来に行こうと言います。
違う物語を求めて・・。
クラウディアって図書館で自分を調べた時に「謎の失踪」となってましたけど、この時点で娘を置いて完全に失踪しちゃうってこと?
ハンナの呆れた本性
本当にしょうもない女だわぁ・・。
息子(若ヨナス)を探すことより、元愛人への復讐ですよ。
タイムトラベルで過去に遡ってまで復讐を果たすってご苦労なこったわ。
既に壮絶な罰を受けてる男に対して、よくこれ以上の苦しみを与えようと思えるものだわ。
あの姿を見たら誰でも同情しませんかね?しかも愛していた男でしょ?
息子ヨナスに「母さんは自分のことしか愛せない」と言われて、さらに開き直っちゃった感じでしょうか。
クラウゼンの事情
特別捜査官クラウゼンの弟も86年に失踪していたようです。
左が若い時のクラウゼンで、右が弟のアレクサンダー・クーラー。
この弟を探すことが目的だったので、やけにアレクサンダーに執着してたんですね。
アレクサンダーはこの弟に手を下し、身分を奪ったのか。
2か月前に届いたというあの手紙は誰が送ったんだろう。
真相を知っているのは1986年に森にパスポートと銃を隠すのを見ていたハンナ。(その後家に持って帰った)
あとは色々調べてるっぽいクラウディアかな・・。
マルタと再会!
マルタと中年ヨナスの再会、微妙でしたね~。
私はなんだか複雑過ぎて、素直に「良かった~!」とは感動できなかったわ。
あとマルタの女優さん、綺麗なんだけど暗いのよね・・。
もう少しキラキラ感のある笑顔の素敵な子だったら、ヨナスが長年愛し続けるというのも理解できるけど、目に影があって悲劇が起きる以前から顔が暗い・・。(あの演劇も暗かったわぁ・・。)
母カタリーナが飛び込んできて、「あなたは叔母よ!」と2人を引き離してましたけど、「そこ??」って感じでした。
他にも年齢差とか、彼の危険性とか、色々ありそうでしたけどね。
あと、残されたニールセン家族がタイムマシンをゲットして何かしそうでしたよね。
ミッケルにも会いに行って欲しいけど、彼の運命は既に決まってるし、せめて老年ウルリッヒに会いに行って精神病棟から解放してあげて欲しい!
さて、次回は最終回!!
終末の日に一体何が待っているの?!
次は最終8話のネタバレ感想です。
「ダーク」シーズン2の最終相関図(ネタバレ含む)
「ダーク DARK」シーズン2最終8話を徹底考察・全力解説!
シャルロッテの母はあの人だった!!
シーズン2で最も大きいサプライズでしょう!
エリザベートはシャルロッテの娘でもあり、母でもある・・って理解を超える話で、完全に思考停止だわ~。
つまり、あの終末の瞬間に貯蔵室に避難したエリザベートと若ノアはその後惹かれ合い子供をもうける。
ノアはシャルロッテに会った時「連れ去られてずっと探していた。ここにいたとは。」
「お前の母親に連れ帰ると約束した」と語ってたので、赤ちゃんの頃、何者かに奪われたようでした。(私はクラウディアかもと思ってます。)
ちなみに1986年の時代に彼女は高校生くらいだったので、普通なら70年くらいの生まれ?
となると、その66年後から連れて来られたことになるので、2036年くらいに生まれたのかな?
あの貯蔵室での出会いから16年後くらいの計算ですね。
エリザベートってこの時点の顔は綺麗なので、この後に酷い傷を負う事になる訳ですよね。
うーん、何があったんだろ。まだまだ彼女とノアのストーリーは続きそうです。
感動の再会!ママ!
この再会には鳥肌立ちました!シュールでありながら感動的!
やはりこの姿のシャルロッテは、エリザベートにとって娘というより、母なのでしょう。
原発組はあの瞬間死んでしまうのでしょうか・・。
ここで、誰が死んだかについてシーズン2第1話の冒頭を振り返りたいと思います。
原発内に侵入したヨナスが大勢の墓標を見るようなシーンでした。その中で名前が出たのは
- アレクサンダー
- ヤンコフスキー
- ウェラー(眼帯男)
- ミハエル
- マルタ
でした。
アレキサンダーはあの時警察署に拘留されてましたよね。
②のヤンコフスキーは警察官のこの方。
そして、ウェラーの名前もあった訳ですが、この時彼はシャルロッテと一緒に原発に駆け付けていたんですよね。
なので、原発組も恐らくダメだったと推測します。
ただ、シャルロッテに関しては、あの瞬間エリザベートが未来に引っ張り込んで無事のような気もします。(希望を含めて)
エリザベートもそのつもりでタイムマシンを使った気もするので・・。
それに、以前全く同じシーンがヨナスとヘルゲでありましたよね。
(ヨナスがトンネルを破壊しようとしてた時)
あの時は2人とも未来に飛んで行ったので、今回もその可能性があるかと。
結局のところシャルロッテはこのドラマで一番劇的な出生の秘密を持った人物だったので、簡単には死んでほしくないですね。
ちなみにペーターのこのセリフですが、
ノアにペーターに直接会ったわけではなく、ノアがシャルロッテに会いに来た時に話した内容ですね。
こちらが貯蔵室の生き残り組↑この後ノアが来ます。
ちなみにS2第3話でノアがかつてはクラウディアの子分だったことが分かってますが、この時の出会いからクラウディア陣営に入るのでしょうか。
若ヨナスとマルタの再会・・!
これまた衝撃的な展開が待っていました!
感動的な再会を果たし、一気にロマンチックモードに突入したヨナスとマルタの間に割り込んだのは、なんと時を超えて来たアダムご本人!
「なぜループを繰り返したいんだ?!」と聞くヨナスに、
「今日創られるものが終わりの始まりだ。ダークマターだ。未来で新たな目的を果たす為に必要だ。」
と答えるアダム。
そして、「私が始めるのは、今の私になるためのきっかけだ。」と言うと、おもむろにマルタを撃ちます!!
可哀そうに!!せめて即死の場所に撃ってよ!苦しそうで見てられませんでした。
これで若ヨナスを絶望させ、自分の側に寝返らせようというわけでしょうけど、中年ヨナスを見るとまだそうなってる様子はありませんよね。
中年ヨナス以降、いつアダムになるんだろ。
それから、第1話で中年ヨナスがハンナに「何しにここへ?」と聞かれ、じ~~っと見つめていた床ですが、あの場所でマルタが死んだのでそれを止めるために来たってことでしょう。
さて、ここまで見た上で、改めて中年ヨナスの行動を振り返りたいと思います。
中年ヨナスの終末の日の行動は・・
彼はマルタがアダムに撃たれて死ぬのを見た過去があるので、なんとかこれを阻止しようとします。
マルタをなんとか貯蔵室に閉じ込めると、自分は実家で銃を用意してアダムを待ちます。
すると、そこへやってきたのはアダムでなく手紙を持ってきた青年ノア。
マルタからだという手紙に目を通し、驚愕の表情で「あり得ない!」と呟く中年ヨナス。
すると、ノアは言います。
「救うんだ。バルトシュ、マグヌス、フランツィスカ、俺とアグネスも。
ループを閉じて、新たな周期を始める。そうすればマルタは生きられる。」
そして、中年ヨナスは慌てて彼らを救いに走ります。
ん?彼らを救うことが、今日のマルタを救うよりも大事なの?
結果的にマルタを救うことになるの?
それに、マルタはどの時点で手紙を書いたの?
タイムマシンの事実を知ってからすぐに撃たれたので、彼女がノアに手紙を託す時間なんてなかったはず。
となると、別の世界のマルタからってこと??
この手紙の内容も早く知りたい~!
そして中年ヨナスは、マグヌス、フランツィスカ、バルトシュの3人を救うために、タイムマシンを使ってどこかへ行きました。
どうもこのメンバーは最終的に1921年のシーク・ムンドゥス創設メンバーになりそうじゃないですか??
(ずっとそこにいたかは不明ですが)
というのも、アダムの家来のようにいたあの二人はフランツィスカとマグヌスという事が分かりましたよね。
似てる!
となると、じゃ、バルトシュはどこ行った?って話になるんですが、実はちゃんといましたよね。
S2の1話の冒頭。恐らくはアダムの指示で青年ノアにツルハシでやられる男・・。(とファンの間では噂されてます。)
可哀そうに、こんな最後が待っていたとは・・。
(ところがINSIDERでは、まだ彼がバルトシュとは限らない。アダムの可能性もある!と書かれてました。)
ダークマターとは・・
さて、アダムが言っていたダークマターですが、黒のこれですね。
そしてアダムが「今日創られる」と言っていたのは、原発組が核廃棄物らしきドラム缶を開けた時にふわ~っと生成された瞬間のことでしょうか。
これが単なる核廃棄物なのかは分かりませんが、でもこれってアレじゃないですか??。
シーズン1でヨナスの幻想で見た、父ミハエルの頭にかかってた奴。
なるほどね~。色々伏線張ってるなぁ・・。
ちなみに、これはセシウムではないか・・という情報もありました。(ただセシウムは黄色がかった銀色だそうですが)
箱型タイムマシンの最後に入れるこれも同じ物では・・?ということでした。
結構色々あるタイムマシン
突然ですが、ここでこの「ダーク」に登場するタイムマシンについて・・。
知ってました?なんと4個もあるんですよ!
- 洞窟内のトンネル。くぐるだけでタイムトリップできるので簡単。ただし、過去と未来をどうやって選ぶのかは不明。
- タンハウス製の箱型タイムマシン。一番手軽で便利そう。スマホにつなげて使用する。
- ダークマター型タイムマシン。扱いが超難しい。将来どんな役に立つんだろ?
- 椅子型タイムマシン。公式サイトでは、シーク・ムンドゥスが初期段階で造っていたプロトタイプのタイムマシンとある。86年に3人の少年を実験で犠牲にしていたが、87年から54年にヘルゲを送り返すのには成功している。
これだけ豊富なタイムマシンがある世界って恵まれてるのか、はたまた地獄なのか・・。(こっちでしょ)
ヴィンデン行きたくないわ~・・
ハンナは1954年のまま・・?
もう忘れてましたけど、この方はまだ54年にいるんですよね。
周期が変わっても普通に戻ってこれるのかしら。あ、でもうっかり2020年に戻ったら死んじゃうのかな・・。
この性悪女の身の心配をする人も少ないでしょうけど、一応触れておきました。
それと、カタリーナは洞窟内のトンネルにいたので、どこかにタイムトラベルした感じですよね。
あの後行った先でミッケルやウルリッヒに会えるといいけど・・。
「ダーク」S3はパラレルワールド??
そして最後に現れたのはこの方。
うわ~、暗い顔のマルタが黒髪で余計暗くなってもうた~。
でも死んだマルタを見ながら「彼女じゃないわ。」って言ってるんですよね。
そして取り出したのはこのマシン。
また随分スリムに洗練されたデザインですね~。
これもタイムマシンか??と書きたいところなんですが、どうも今度は違うようです。
というのも黒マルタが「いつから来た?」というヨナスの質問に「いつからじゃないわ。どの世界からかよ。」と答えてるので、こうなってくるとパラレルワールドの路線に行くのかなぁ・・と想像するわけです。
ひょえ~!
ただでさえ複雑なタイムマシンものが、さらにパラレルワールドも始めますか??
これまで縦線で済んでたものに、横線も入る感じですね。
うわ~、シーズン3、付いて行けるんだろか・・。
ふと思ったんですが、中年ヨナスってこの別世界のマルタにも当時会ったの?知ってるの?
このマルタ出現もループ状の組み込まれた歴史の一つなのか、それとも周期を打ち破る新たな出来事が初めて起こったのか・・。
理論的には黒髪マルタはこの世界に属さないのでループにも組み込まれていないはず。
どうなんだろ。
ノアはアダムの目的に気づき倒そうとするが・・!
ノア本人がやられてしまうんですよね。
それも妹のアグネスに・・。
この辺の事情がよく分りませんでしたけど、ノアはあの革製の手帳の破られたページに書かれていた内容を見て、世界が終末に向かっていることを知り、アダムが嘘をついていたことに気付くわけです。
ということは、あの爆発で娘のシャルロットが死ぬと思ってるのかな・・。(本当の生死は分かりませんが。)
で、これを止めようとアダムを倒す決意をしたんですね。
ところが、逆にアダムの指示でアグネスに撃たれてしまったノア。
ここまでくると、アダムは確実に闇ですね。
なぜアグネスがノアをそこまで憎み、手を下したのかは分かりませんが、アダムが忠誠心を試す為に踏み絵を踏ませた可能性もありますよね。
いずれにしても、アグネスの息子トロンテの父親がノアのようには思えないし、また別の父親がいるような気がするんですよね。
これが私にはヨナスのような気がするんですけど、違うかな。
そもそもね、若ヨナスはどこで中年ヨナスになるまで過ごしたの??という疑問があります。
未来には半年いましたけど、あそこに戻るとも思えないし・・。
その33年間で誰とも女性とそういう関係にならなかったってあり得るかな?
まぁ、いいや。
話を元に戻しますね。
クラウディアとアダムはどっちが悪なのか途中迷いましたけど、冷静に考えれば、
- これまで3人の少年を実験で犠牲にし、
- 仲間で友人だったバルトシュ(たぶん)をノアに始末させ、
- クラウディアをノアに消させ、
- マルタには自ら手をかけ、
- ノアを妹のアグネスに撃たせたってことは、
当然、彼は闇側でしょう。
こうなってくると、「ヨナスのいなかった世界を見たけど良くなかった」と言っていたクラウディアお婆ちゃんは本当にパラレルワールドに移動してそんな世界も見て来たってことなんでしょうか。
現世界で死んだマルタもいるなら、クラウディアもそちらでは生きてるの?
っていうか、皆どんな風に生きてるの?
う~ん・・。この辺が私の頭の限界です。もう無理~!
そろそろ終わりにしたいと思いますが、
そういえば、レジーナの父親が誰かも明らかにはなってませんよね。
まぁ普通に考えれば不倫していたトロンテなんでしょうけど、「実は!」的などんでん返しもあったりして・・。
そして、最後に突っ込みたいのは・・。
ウェラーの目の秘密、いつまで引っ張る気なのさ~ってことですよ。
あれだけ目立っておいて、S3でも何の説明もなかったらそれこそ凄いわ!
INSIDER記事による、「ダーク」S2に残された疑問
INSIDERは「ウエストワールドS3」の時に散々お世話になったのですが、ダークのこの「23の疑問まとめ」記事は既にこれまで書いてきた疑問点が多かったです。
なので、その中でいくつか面白かったのだけをご紹介。
アダムは本当にヨナスなの?
「本人が言ってるだけで、本当にヨナスなのか?」という指摘でしたけど、大きな証拠としては首の傷跡がありますよね。
あれを見せられて青年ヨナスがショックを受けてました。
何か他の理由で吊るされた経験がない限り、あの傷跡をつけるのは難しそうなので、やっぱりそうなのでは・・と私は思います。
ハンナは1954年に残ったの?もしそうなら1980年代の物語の時にはどこにいた?
「エイゴンと笑顔でいい感じだったが、エゴンと不倫したのか」とまで突っ込まれてましたが、さすがにそれはないだろ・・って感じです。笑
でも、あの後ハンナがどこへ行ったのかは大きな疑問ですね。
ボリス(アレクサンダーの本名)がクラウゼンの弟を?
この辺も既に書いてきた部分ですが、その後の「クラウゼンに手紙を送ったのは誰?」という指摘で、「マルタが最後ヨナスに宛てた手紙(ノアから渡された)に似てる。マルタが書いたのか?」というのが面白かったです。
ん?!なんでマルタが?
普通に推測すれば、真相を知ってるハンナか、色々調べてそうなクラウディアですよね。
でも確かに手紙はどちらも茶色くて似てるな~。
あのノートを書いたのは誰?
「アダムとノア、クラウディアが所有していたこのヴィンデンの歴史を語るノートは誰が書いたのかはまだ明らかになっていない」
確かに・・。でも勝手にクラウディアなのかなぁ・・と思ってました。図書館で調べまくったら書けますよね。
あの未来の彼女は誰?今どこに?
終末世界のエリザベート軍団の子分代表って感じですよね?
まだ1953年にいるのでは・・?
以上です!
ファイナルシーズンはこちら!↓
コメント
コメント一覧 (8件)
アニスさん、いつも更新お疲れ様です。
ああぁー!いよいよ2020年6月27日が来るのですね。作中のアポカリプスデイに合わせて最終シーズンがリリースというのがとてもクールで楽しみです。
こちらの記事、youtube等の考察等でおさらいしています。ヨナスがアダムに至った理由とシーズン2の最後、マルタの言う別の世界等々山ほどある謎が解き明かされると思うと楽しみでなりません
何気にオフィシャルトレイラーを見てしまいましたが、DARKはやはり映像・音楽と演出も素晴らしいですもんね。本当に待ち遠しいです。
放映と同時にこちらの記事も楽しみにしております!
最終シーズンのトレーラーはかなり興奮するらしいですね。
実は私は見てないんです。全部新鮮に感じられるよう、本編までとって置いてます。笑
これがファイナルなんて寂しいところですが、しっかり物語を語り切って終わらせるタイプのドラマだからこそ面白いところなので、仕方ないですね。
目を皿にして謎の答えを探したいと思います!!
普段はトレイラー含む前情報を完璧に避けているのですが、今回は何故かヤッテしまいました…後悔です
それでも謎が色々解き明かされるのと想像もつかないエンディングが待っていると思うと本当に楽しみです。これで終わってしまうのは淋しいですけどね.
個人的には何か救いのあるエンディングだと嬉しいです
もう少しですね、楽しみです!
マルビエさんも予告編見たくない方だったんですね。そういう人は少ないのかと思ってました。皆さん、リーク情報好きですから。
エンディングは納得できるものであって欲しいですよね!
じゃないと、この超複雑なサーガを見て来た努力が報われない!!笑
期待してます~
第4話の序盤で頭の整理がつかなかったので途中で止めて、
当ページを拝見させていただいたのですが、第4話の最後に明かされる、アダムがヨナス本人であることが解説の最初の方に記載されていたので壮大なネタバレを喰らってしまいました…
やはり解説は1話しっかりと見終わった後に見ないといけないですね。
いい勉強になりました。
かなり複雑なドラマですので、解説記事を書いていただき、とても助かっています。
申し訳ございません。
確かに私はそのエピソードの一番衝撃的な部分を冒頭に持ってくることが多いですね。
書き方のクセで、ついついそうしてしまうのかもしれません‥。
アニスさん
初めまして
ダークを観るようになってからずっとお世話になってます。
というか、アニスさんの考察を読んでからエピソードが終わるという感じです。
それくらい、自分には難解です。
手を出してしまったので最後まで観ることにしたのですが、他の方のネタバレや考察がないと水がない魚と同じです。
その中ではアニスさんのものが一番読みやすいです!
「中年ヨナス」とか「黒マルタ」とか独特の呼び名も驚くほどスッと頭に入ってきてもはや発明品です。
S3もお願いします!
かいぱぱさん、はじめまして!
お返事遅くなり失礼いたしました。^^;
ダーク難解ですよね・・。私も何度も見ながらようやく理解できた感じです。
ハハ、黒マルタとか中年ヨナスとか超適当につけてオバハン全開で書かせて頂いててます。
もう頭の回転も大分ガタが来ているので、ついつい・・。汗
でも、そう言っていただけると救いになります。
S3も頑張って書いたのでぜひ読んでいただけると嬉しいです。この記事書くのに結構人生の一部を捧げました・・!爆