
「ダーク Dark」シーズン2のアニスのネタバレ感想・考察です。
いや~、参るわ~!
これ以上複雑化するのだけはやめてくれ~・・と願いながら見始めたダークのシーズン2、のっけから出てきましたよ1921年!!
ひょえ~!また新しい時間軸行きますか!
未来もあるっていうのに、さらに過去も増やすっての??
あれ?でもなんで1920年じゃないの?
1953年の33年前は1920年になるはずでは?
と思った方は優秀ですね。シーズン1で見た3つの時間軸は2019年、1986年、1953年の33年周期。
ですが、このシーズン2の「現在」は前シーズン最終時点から半年経っているという設定なので2020年。
従って、このシーズンでは2053年、2020年、1987年、1954年、1921年の5つの時間軸で語られるようです。(たぶん・・)
皆さん、5つですよ!共に頑張りましょう!!

シーズン2全感想
第1話はこの下です 第2話 第3話と4話 5話と6話 7話 最終8話の徹底考察!
目次
「ダーク」シーズン1までの相関図
一応貼っておきます。クリックで拡大。




「ダーク」S2第1話のネタバレ感想・考察・あらすじ
まず冒頭に出てきたのは胸に入れ墨がある男と、青年版ノア。
この入れ墨は中年ノアの背中にあったものと同じですね。

この2人は例のトンネルを掘っているようです。(洞窟の中のトンネル部分。)
「アダムがノアを選んだ」と語っています。
というわけで、どうやら彼が青年版ノアなので、「バルトシュがノアなのでは?!」という巷の仮説はここで消えました。
ノアは入れ墨の男をツルハシで殺してました。(怖かったぁ・・)
【追記:殺されたおじさんが誰かの推測は最終話の感想でしています。】
アダムという男はこの後に出てきますけど、火傷を負ったお爺ちゃんでしたね。
ノアとの会話からバルトシュを子供時代から知っている様子なのが分かりました。
ん?となると、バルトシュの父親アレクサンダー辺りが可能性があるかな?
ちなみに彼は未来のヨナスが見ていた墓標の中に名前がありましたね。
例の日に顔に火傷を負いながら過去に行き、失踪したのを死んだと思われたのでしょうか・・。(この辺は私の想像です。)
未来のヨナスは
実家で寝泊まりしているようです。
カレンダーは終末の日の2020年6月27日に〇がつけてあって、Xは20日で終わっています。
この後に出てくるエピソードで分かりますが、母ハンナがヨナスの失踪後の日付にXをつけて数えていたようです。
20日に中年ヨナスに出会ったのでXを付けるのをやめたようですね。この段階では〇印はありません。
どうやらヨナスは自分の時間軸に戻れないまま半年もここで足止めを食らっている様子。
これについては中年ヨナスがハンナに「自分がトンネルの爆破に失敗して閉じてしまったから。」と発言してます。
未来での特徴をまとめますと・・
①原発跡地周辺は高い塀で囲われている。
②中に入ると、怪しい集団に吊るされてしまう(ちなみに吊るされていた人達はフランス人のようなのでこの様相は世界規模のよう。そりゃそうだ。じゃないとアポカリプスって言わないよね・・)
③集団のリーダーは手話を使う中年女性。
これは普通に皆さんあの彼女だって気が付きますよね。すみません、私はなんで気が付かなかったんだろ。追記でこれ書いてます。
④ヨナスが聞いていたのはクラウディア・ティーデマンの証言テープ。(場所は例の地下貯蔵庫)
「2020年6月27日を生き延びた少数派」って言ってましたけど、ん?その時点でクラウディアってお婆ちゃんじゃなかったっけ?

やけに声が若かったけど。
彼女はタイムトラベラーですよね。「過去に戻って神の粒子を安定させれば全員助けられるかもしれない」と言っていました。
2020年のハンナがヨナスに出会う
「6人が失踪してから半年」とラジオから聞こえてましたけど、この6人というのは始めに失踪した赤毛のエリック、ミッケル、最年少のヤシンの他、自主的にタイムトラベルしたヨナス、ウルリッヒ、ヘルゲになります。
相当参っている様子のハンナにはなんと、中年ヨナスとの感動の再会が待っていました!
ヨナスにとっても、あの日から実に33年ぶりの母ですよ!
いつも硬い表情だった中年ヨナスも涙を流していました。
ちなみに彼が言っていた、
「33年前に行って母さんに会った時、すぐに分かった。車から声を掛けてくれた時自分は黄色いコートを着ていたよ。」
というのはシーズン1の6話のシーン。もちろん運転していたのはハンナの父親です。
そういえば中年ヨナスは未来から来たからオッサンなのかと思ってましたけど、青年ヨナスが未来に行って、その彼が戻ってきたということは、未来に足止めを食らったまま何十年もいたからオッサンになったの?
ということは、中年ヨナスが来たのは2053年ではなく、さらにその何十年か後ということ??
中年ヨナスは「あの手紙を君に(若ヨナスに)渡すまで33年間持っていた。」と話しているので、やはり33年後の2086年から来た??
うわ~、もう複雑過ぎて頭痛い~・・!
そして、ハンナに「何しにここへ?」と聞かれるとじ~~~っとリビングの床を見た後に「終わらせる為だ。全てを」と答えていますが、あの床が気になりますね。
何か埋めてあったりするのかな?
カーンヴァント家は・・
母レジーナの乳癌がかなり進行している様子で、バルトシュは辛そうでしたね。
マルタと別れ話をしていましたが、もう一つ彼を悩ませているのはノアから持ち掛けられている話に関係がありそうです。
マルタはそれについて彼が話さないのが不満そうでしたけど、バルトシュは頑なに秘密を守ろうとしています。
そしてその後、バルトシュは1921年から来たノアに連れられて洞窟の中に消えていきました。
「覚悟は?」と聞かれていたので、何かしでかしそうですね。
それと、父親のアレクサンダーは核廃棄物か何かと思われるドラム缶を原発内部に埋めようとしてましたね。
この黄色いドラム缶は以前トンネル内にも隠してましたっけ。
閉鎖の前に埋めてしまえ!ってことでしょうか。
警察署では・・
連邦警察から来た男がシャルロッテに色々聞いてましたけど、彼女は口が重そうでしたね。
ちなみにウルリッヒが過去にタイプトラベルする前に彼女に電話して残したメッセージというのはこれです。
「シャーロット。問題は誰が誘拐したかじゃない。いつ誘拐したかだ。
俺は正しかった。ヘルゲだ。だが今じゃない1986年だ。」
この直前に彼はヘルゲのベッドサイドにあった本「時間の旅」の間から丸いペンダントを発見して「やっぱり!」と確信しています。
ペンダントは発見されたマッツの首にかけてありましたよね。
そして、娘のエリザベートが曾祖父の本の中にあった写真からノアを発見!
シャルロッテ達にとては大きな前進でしょうか。
売春婦にまつわる妙な関係
まぁ、彼は男性ですが、いろいろ事情がありそうなので分かり易く売春婦と呼ばせて頂きます。
まず、フランツィスカが森の箱になにやら封筒のようなものを忍ばせて、それを売春婦が持ち帰っていました。
後を付けたマグヌスが思わずトレイラーから逃げ出してしまってましたが、これがまず一つ目の謎。
それから終盤になって分かったのが、警察署の眼帯男がこの売春婦とどうやら兄弟だという事実。
大きなトラックを買ったようです。
ちなみにこの眼帯の男ウェラーですけど、シーズン1から怪しさが炸裂なんですよね~。
異常に目立つ眼帯をしてるのに、なぜしてるのか、何があったのかの説明が一切ない!
シーズン2ではサングラスと眼鏡が半分半分になってるようなのに進化してましたけど、それも何かのギャグ?ってくらい主張が激しい・・。
まぁシーズン1から2への準備をしておいてね~、この彼を覚えておいてね~ってことなんでしょうね。
それと彼は原発のアレクサンダーから電話があり、「ウルリッヒを潰せ」みたいな指示を受けてました。
最後にヨナスが原発内部で見たものは?
放射能の計測器を使って入り込んでいたのでまだ放射能は消えてないってことですよね。
ということは、やっぱり原発が爆発したのかな。
アレクサンダー達が汚染物質だか何かを埋めていた場所は放射線濃度が強いようで、防護服を着て入ると、そこには黒くうごめくものが浮遊してました。
なんだかストレンジャーシングズみたいな映像になってましたけど、エラいことになってきたわ~。
それから書き漏れましたが、ヨナスの愛するマルタも終末の日に亡くなっていたようです。
というわけで、1話はこんな感じでいいでしょうか?
はぁ、頑張りました。たった1話でどんだけ内容あるんだ??と負けそうになりましたよ。
2話も頑張りたいと思います・・。
次は2話の感想です↓
