チェルノブイリ

「チェルノブイリ」第2話のネタバレA感想/全力解説! 心が痛過ぎてもう見れない!!

Amazon海外ドラマ「チェルノブイリ」の第2話のアニスの感想/あらすじ/詳細解説/考察(ネタバレ)です。

 

チェルノブイリ感想

第1話 第2話 第3話 第4話

辛かった・・。

辛すぎでしょ・・。

子供だけはお願いだから勘弁してくださいな・・。もう辛すぎて耐えられない!

 

今回もネット上で知り得た事故に関する情報をたっぷり交えて書かせて頂きます。

 

「チェルノブイリ」第1話のA感想/全力解説 悶絶覚悟!!(ネタバレ有無)スターチャンネルEXドラマ Amazon海外ドラマ「チェルノブイリ」の第1話のアニスの感想/あらすじ/詳細解説/考察です。冒頭と登場人物紹介まではネタバレな...

 

ドラマとして傑出してる

1話を見た時には気が付きませんでしたけど、2話を見て、このドラマが目を覆うような惨劇を鮮明に映像化し、その衝撃性だけを強調したものではないことが分かってきました。

 

愚かな悪役達と、聡明な勇者達との対比が鮮やかに描かれ、絶望的な状況下でその真価を発揮するレガソフ、ホミュックはまさにヒーロー、ヒロインそのもの!

さらにプロットを効果的に組み立てることで、サスペンス性、ホラー性も最大限に引き出され、お見事としか言いようがない。

 

副議長のボリス・シチェルビナも、堅物ながら非情に興味深い人物に描かれていて魅力的。

すぐさま彼の視点でも物語が進行し出し、レガノフ、ホミュック、シチェルビナの3者全員に感情移入する形で引き込まれて行きます。

 

そして、また違う視点で物語の語り部になりそうなリュドミラの存在も気になりますね。

負傷した夫を追い、モスクワまで必死に付いて行こうとしていましたが、彼女が目の当たりにする現実とは・・。

 

意外に飲み込みの早い上層部

私はてっきり、あの緊急会議の席でいくらレガソフが訴えても聞く耳持たず・・な展開がずっと続くのかと思ってました。

でも、ゴルバチョフにしてもシチェルビナにしても、レガソフが理路整然と訴えると、徐々に事実を受け止めていましたね。

 

シチェルビナは事の重大さを理解するのに半日かかってしまいましたが、原子力の仕組みなどの理解は早かったし、重い事実を真っ向から受け入れるだけの度量はありました。

 

ただ、悔やまれるべくは住民避難を決断するまでが遅かったこと!!ホウ素や砂の準備は早かったのに、住民避難の決断が翌日になってしまった・・。

諸外国に知られたくないということで、大きな動きを取らずに収拾させたかったのでしょうが、事態は遥かに深刻だったのです。

電話で報告を受け、既にドイツやスウェーデンで放射能が検知され、子供達を外に出さないようにしていると聞くとさすがに目が覚めたようでした。

 

それに、なんといってもレガソフに「自分達は5年以内に死ぬ!」と言われたことがショックだったのでしょう。

誰だって、突然の余命宣言には頭が真っ白になりますよ・・。

 

そして、改めて思うのは専門家のレガソフや自らチェルノブイリにやってきたホミュックは、始めからその死を予測し、覚悟してやって来たということですよね。

 

ただ、それでもできる限り被爆を少なくしたいと願うのも人の子。

伏せてあったコップを選んでいたのは、内側が汚染されていないので内部被ばくを少なくできるということだと思います。

 

ウクライナ当局は速かった!

Wikiを見ますと、避難決定について市内に放送が開始されたのが事故発生から36時間後の27日正午

身分証明書と3日分の食料、貴重品を持って集まるよう指示されたそうですけど、いやいや、せめて食料は汚染されてない物を用意してあげてくださいな・・!

 

そして、14時にバスでの避難が始まり、その2時間後にはほぼ全員が市を離れ、キエフ州の西端にあるポリースキ地区に降ろされました。

実際のところ、ウクライナ当局の初動は早かったそうで、爆発のあった翌朝には1000人の治安警察隊で周辺を閉鎖し、26日中には住民避難に備えてキエフ市内で1000台のバスを待機させていたようです。

でないとこんな短時間で5万人を避難させられませんよね。

 

遅かったのは、やはりソ連政府の決断・・。この40時間がなんとも悔やまれる!!

上からの圧力があったとはいえ、シチェルビナに一晩早く決断ができていれば救われた命も多かったでしょう・・。

 

それを言ったら、あのバカトリオの頭に少しでも脳みそが入っていたら、事態は全く違うものになっていたでしょう!

 

人間性も欠落してたこの2人・・。

考えるのは身の保身だけ。

 

それと自身が混乱状態にあったとしか思えないディアトロフ。

 

謎の長老も罪は重い・・。

 

それから、あの鉄橋に原発事故見学に行ってしまった家族についてですが、触れるのは辛すぎなので、これだけで・・。

もうこれ以上は考えたくないですね。

ただ、一つ言えるのは上のバカトリオ+1の一人でもまともであったなら、彼らは助かっていたとうことですよ。

少なくとも「事故の規模が分かるまでは、安全のために屋内にいてください。」くらいの放送はできたはず!

すぐさまレガノフとの連携が取れていれば、地元の消防士達が犠牲になることもなく、排水バルブを命がけで開けたアキーモフ達も犠牲にならずに済んだのに。

 

彼らが必死にもたらした水が、逆に致命的な危険を生んでしまうなんて・・。

 

悔しいです・・。

 

ただ、一方ではピカロフ大将のように自ら危険な任務に出向くという人もいて心強かったですね。

 

本当、この差は一体なんなんでしょうか・・。



ホミュックが世界を救った!

背筋が凍りましたよ。

あの2回目の会議での、原子炉がさらに爆発する可能性の説明は・・。

爆発と放射能で予測不可能なほどの死者を出すだけでなく、ヨーロッパまで土壌が永久に汚染され、今後何百年と住めなくなるということでした。

当然そうなれば、世界の反対側でも放射線が届くでしょう。

 

ということは、

もし、あれが起きていたらまさに世界滅亡じゃないですか!

よくドラマや映画で言う「アポカリプス」がすぐ目の前まで来ていたということじゃないですか!!

 

これが全て真実なら、あの場にいた核物理学者がレガソフだけだったらそのまま爆発していたということですよね。

ホミュックがあれほど優秀で、あれほどの使命感でチェルノブイリに押しかけていなければ、世界は放射能に侵され滅亡していましたよ。

 

 

ホミュックさんがいてくれてよかった・・。

たった一人の判断が世界を救うその奇跡・・。

 

ただし、その事態を避けるためには3名が犠牲になり、原子炉の下に溜まった貯水槽から水を抜く必要があるそうです・・。

 

若者ばかりが志願!

文句を言っていたのは中高年ばかりで、犠牲を厭わず世界を救おうと志願してくれたのは若者ばかりでした。

はぁ・・辛い。

一人でいいから、「若者が死ぬことない。俺が行く。」と代わりを申し出る年配者がいて欲しかった。

理不尽ですよね。

こんな事故さえなければ、と思うと、何もかもが理不尽で見ていられない。

 

 

そして、完全防備で炉心の下へ向かった3人のはずですが、しばらくすると、次々と懐中電灯が壊れて真っ暗に!!

放射線は機械も壊すらしいですね。

ヘリコプターの一機目も墜落してました。

 

暗闇に不気味に響き渡る計測器の音・・。

 

あの後、彼らがどうなったのかは想像するだに恐ろしいのですが、何が何でも排水しなければ爆発が起きる・・!

でも、実際今の世界があるということは、彼らは任務を成し遂げたということなのか・・。

あんなに広い場所で取り残され、帰り道を見つけることはできたのか?

また次回、その恐怖に直面し、じっと見守ることになりそうです。

 

ヘリコプター部隊と実際の映像

あのヘリコプター作戦にしても、当然一人につき1回の飛行でしょうから、少なくとも20人が犠牲を覚悟で原子炉上空へ向かったわけで・・、それを考えるとやり切れませんね。(1機に複数人が乗り組んでいたそうなので、実際の数はそれ以上。)

 

彼らの多くはアフガニスタン戦争を生き延びた軍人だったそうですが、任務の後にはすぐにキエフの病院に送られ、血液から放射線を除去するために、何度も輸血が行われたそうです。

シベリアから送り込まれた軍用ヘリコプターに鉛で機体を覆う事で、飛行士の被爆量を大幅に減らすことができたとはいえ、上空300メートルでの放射線量は1000レントゲンが測定されたとか。(400レントゲンの被ばくで致死率は50%)

ヘリが墜落するほどの濃度の中に人間が送り込まれるという恐怖は想像を絶します。

 

 

人間も放射線を発するのか?

ドラマを見ていて一番疑問に思うのはここですよね。

例えばあの病院では、看護師が消防士の服を脱がせて地下に集めるように指示していました。

その服に触れただけで赤く腫れる手を見て思うのが、消防士自身はどうなのだろう・・という疑問。

 

あの映像を見ていると普通に心配になりますよね。

実際、ドラマの中でも「彼らに触れたら危ないわよ!」とリュドミラに注意している看護師がいました。

それを思うと、あの病院内の放射線量はどれほどに達していたのか・・。

被ばくの犠牲者達はもちろんのこと、医師や看護師たちも皆大丈夫だったのか・・。心配でなりません。

 

それと、これは余談なのですが、

前回、高圧的な態度で現実逃避を通したディアトロフなのですが、実はチェルノブイリ以前にも原子力潜水艦内で事故にあい、被爆をするという経験があったそうなんです。

彼自身は生き抜きましたが、その後、家に戻り生活をする中で、息子さんが白血病にかかり亡くなったそうです。

この出来事が彼の人格を大きく変えたと言う人もいるそうですが、なんとも恐ろしく悲しい話です。

 

実際、このチェルノブイリで大量被ばくした生存者の中には「子供を生み育てると、その子が白血病になる可能性があるので、控えた方がよい」と医者に言われたと証言する人もいました。(致死量を遥かに超える大量被ばくを奇跡的に生き抜いた人です)

ただし、大量被ばくの後に子供を生むと、胎児の段階から影響を受けてしまう可能性があるということなのか、それとも長年接触を続けることで被ばくする可能性があるということなのかまでは分かりませんでした。

 

もちろんこの話は、致死量を超えるような大量被ばくをした場合に限ったことで、少量の被ばくならば全く考える必要のない問題だと思いますので、誤解のないようお願いいたします。

 

いずれにしても、後々の被害がどのように放射能と関連付けられ、その影響とされるのかが明確でないため、いまだにこのチェルノブイリによる被害者の数に大きな開きがあるそうです。

目に見えないうえ、何年経っても人体に影響を及ぼし続ける恐ろしい放射能・・。

被ばく者にとって、その恐怖が終わるのは一体いつになるのでしょうか。

 

次は3話の感想・解説です。

「チェルノブイリ」第3話のネタバレA感想/全力解説!隠された実際の被害者数など Amazon海外ドラマ「チェルノブイリ」の第3話のアニスの感想/あらすじ/詳細解説/考察(ネタバレ)です。 チェル...

第1話

アマゾンプライムのお勧め海外ドラマ(2019年版)約30作品を面白い順にランキング(感想記事一覧) アマゾンプライムビデオで見た海外ドラマで面白かったものをランキング順に並べてみました。それぞれの感想・考察記事へのリンクがありま...
HBOのお勧め海外ドラマを面白い順にランキング!アマゾンとスターEXで見れる30作品!海外ドラマ業界の先陣を切り、常に新しい歴史を作ってきたHBO(アメリカの有料ケーブル放送局、兼製作会社)。 最近ではアマゾ...