サスペンス

「マインドハンター」シーズン2全話ネタバレ感想/解説 ホールデンやBKTのモデルは誰?

Netflixの海外ドラマ「マインドハンター」シーズン2 アニスのネタバレ感想です。1話ごとに区切って感想書いてます。(冒頭だけネタバレなし)(8話と最終9話だけまとめて書いてます)

 

やってきました「マインドハンター!」のシーズン2!

前作から相当時間がかかりましたが、かのデヴィット・フィンチャーが猟奇連続殺人犯の心の中に入り込む・・というテーマで実在の事件と実在のプロファイラー達をモチーフに「セブン」の世界観で描くシリーズですからね。

恐ろしくても見ない訳にはいかないでしょう!

 

 

シーズン1はこちら↓

「マインドハンター」シーズン1全話のネタバレA感想 行き着く先は光か闇か! 全話のアニス感想ですが第1話~3話までは特にネタバレは含まず書いてます。 Netflixで世界同時配信スタートのフ...

 

「マインドハンター」シーズン2予告編

とはいえ、正直予告編を見ただけで心が折れそうになりました・・。

 

やっぱり子供だけはやめて欲しいです・・。これが本当に起きたことと思うと、もう無理無理・・。

でも猟奇殺人犯に「18才以上でお願いします・・」と、頼むわけにもいかないので、とりあえずはできる範囲で頑張ります。

 

今後はネタバレ有で感想追加していきます。



「マインドハンター」シーズン2 第1話のネタバレ感想解説

冒頭の変態男は・・

シーズン1の最後のシーンでまたカンザス、パークシティの男が出てきて、自分の描いたデッサンを燃やしているシーンがありました。

被害者と見られる、縄で縛られた裸の女性達の絵を大量に燃やしてたんですが、この男が依然自由の身で犯行を繰り返しているようです。

 

そして、今回シーズン2の冒頭に出てくる変態男がこの男です。

仮面をかぶって変態プレイをしてたのでメガネがなくてちょっと印象が違いますけど・・。

でもシーズン1の6話に赤ちゃんを抱っこしてるジョアンさんと一緒のシーンを確認しましたので間違いないと思います。

それにしても、相当倒錯してるなぁ・・。

色んなプレイがあるのは知ってますけど、女装に、仮面に、首絞めですからね・・。ジョアンさんが恐れをなして飛び出してしまうのも無理はないでしょう・・。(でも彼女の知らない夫の闇はこんなもんじゃないのよね・・)

この男については2話の感想で徹底分析してます!

 

ホールデンのパニック発作

そして、前回ホールデンがパニック発作に襲われるシーンも最後にありましたけど、これがかなり重症だったようですね。

ウェンディに相談した時には「エド・ケンパーにハグされた」としか説明してませんでしたけど、その直前にエドは、

  1. 看守が部屋を留守にして自分達だけになったのを確認し、
  2. 自分でペンを使って切り裂いた腕の傷跡を見せ、
  3. 巨体をホールデンに近づけながら「自分が殺した女性達は今も自分の中に生き続けている」と語り、
  4. 「君を殺すのは簡単さ。そしたらずっと君も心に生き続ける。」と言った後に

「ずっと手紙を書いていたのに来なかった。どうして来ることにしたんだ?」と聞いて、ホールデンが怯えあがり「分からない」と答えるとニヤっとして「ようやく真実が出た」と満足気にハグするんです。

 

この流れ・・。普通ビビりまくるでしょ。

 

ウェンディの言うように、彼の弱みを見抜いてそこを突くように追い詰めるわけですが、ホールデンの弱みとして考えられるのは、

上っ面の自己陶酔型の傲慢さと、その実、人間関係を築くことが苦手で、彼女には見捨てられ友人もいない・・という空虚な私生活とのアンバランスさでしょうか。

 

若さ故、まだその辺の認識が伴っていないホールデン君ですが、今回のパニック発作をきっかけに、自身と向かい合っていくことになるのでしょうか。

 

新しいボスと組織拡大

どうやらテッド・ガンという新しいボスは有能で、彼らのプロジェクトに相当の将来性を見据えているようですね。

これまでのシェパード所長には、部下の責任を取らせる形で辞任に追い込み、ホールデンを残留させたのも彼の決断でしょうね。

 

当然お怒りのシェパードは、何も知らない天然ホールデンに八つ当たりするという大人気のなさを露呈し、またホールデン君はパニック発作に襲われることになってしまいました。

薬を飲んですぐに収まっていたようですけど、今後に関してはかなり不安ですよね。

 

彼がこれまで独特の手法でお手柄を挙げた事件についても、自信たっぷりに容疑者を誘導していく会話形式の尋問が鍵でしたからね。

ここに少しでも不安が入り込んでくるようだと、かつてのような直感も輝きも消え失せてしまいかねないですよね。

 

ホールデンは何をした?

一応ですけど、シーズン1のおさらいも兼ねてホールデンがした失態について書いておきます。

なぜシェパード所長が責任を取らされたかという部分ですね。

 

スペックという凶悪犯をインタビューした際、ホールデンが調子に乗って暴言を吐きつつ彼を挑発するくだりがありました。

それ自体、別に珍しいことではないしビルに怒られるくらいで済んでいたんですが、たまたまスペックがその後、他の囚人達にFBIに協力したことがバレ、刑務所内で暴行を受けたことが問題になり捜査対象に。

聞き取り調査の方法自体に問題がなかったか、ということで務査察室から調査が入り、インタビュー内容を書き起こして提出するよう指示されます。

ホールデンはこの暴言部分を削除しレポートに載せないよう新しい同僚グレッグ・スミスに仄めかしますが、正義感の強い彼はテープを業務査察室にこっそり送り、隠蔽が発覚。

余計に事がこじれてしまった・・という流れです。

 

グレッグも別に悪い人ではないようだし、今後もチームとして機能して行ってくれるといいですよね。

ただなぁ・・ウェンディが暗いわ~。

せっかくの美女なんだし、もう少し笑顔で地下室を明るくして欲しいです。

 

それと、ビルの自閉症の息子が登場していましたけど、特に問題のない元気な少年に見えましたね。

ただ、妻の締め付けがきつそうで、家庭内でリラックスできてなさそうなんですよね。

働きすぎのビルにも、もう少し癒しの空間を設けてあげて欲しいです。

 

次は第2話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2 第2話のネタバレ感想 カンザスの男を徹底分析

さて、シーズン1で各話の冒頭にちょこちょこっと顔を出していた謎のカンザスの男ですが、ここに来てその犯行が一気に明らかになって来ました!

もうシーズン1でのシーンなんて忘れてるよ・・という方のために、S1で姿を現していた部分と、S2で語られた内容についてできるだけまとめてみたいと思います。(自力で頑張りましたが、足りてない部分はスミマセン!)

 

S1で明らかにされた変態男BTKの私生活

妻ジョアンと赤ちゃんがいる。

2話でホールデン達が会話している中では、他の人間との接触もなく単純労働か無職だ・・という分析がありましたけど、今のところは大分まだズレているようです。

 

家族の前でも縄結びの練習をしてました。

 

仕事はADT警備システムという会社の営業。

会社の車で毎日遠くまで出かけて獲物を物色。

この点は「サムの息子」バーコウィッツの言う通りでした。

 

セコムのように、家に警備システムを取り付けるのが業務なので、犯罪の為の下見も可能。

 

手紙を投函している場面も・・。

BTKは新聞社やテレビ局に犯行後手紙を出していますので、その時の様子かと。

 

それから、こんなシーンもありました。

人気のない家で、何かを飲みながらイライラしている様子。

犯行の直後なのか、直前なのか・・。

この時向かいの家を覗いていますが、それがこの家。

 

ふと、1件目の犯行のオテロ家かと思いましたが、違うようです。

これがオテロ家。

 

あの家は誰のですかね・・。

65歳の女性Aを狙って、帰ってこなくて未遂に終わったという話がありましたけど、その家かなぁ・・。

 

その他、私が気が付いた点

S1の10話の最後でBTKが燃やしていた絵の中に、後ろ手に縛られている女性のものがあったんですが、それがこちら。

分かりずづらくてスミマセン。

この絵がビルのオフィスの壁に貼られた資料の、犯行現場のデッサンとほとんど同じでした。

恐ろしい・・。

弟と一緒だったというキャサリンでしょうか・・。

 

それと、前回変態プレイを目撃され、妻から「異常な性の治し方」という本を貰ってしまったBTKですが、ソファで寝かされることになったようです。

そして、この時にしている時計が例の時計に似てるんですよね。

ハッキリと映らないので確認できなかったんですけど、バンド部分が似てますね。

オテロ家の退役軍人の父がしていた時計を持っているはずなので、もしかしたらこれからもしれません。

 

これ以外にもよく見れば、色々出てきそうなんですけど、私はこの辺が限界でした。

3話以降も色々情報が出てきそうなので、注意深く見ていきたいと思います!

 

とりあえずホールデン君は大丈夫そう

ハーコウィッツとの聞き取りを見ている限りでは大丈夫そうでしたね。

見事に彼の本質を見抜き、犬の呪いやら悪魔の声だのが作り話であったのを認めさせました。

ただ、今後も何が引き金になるか分からないので、ウェンディの言う通り注意が必要かと思います。

 

ビル一家も事件に巻き込まれる?

それから心配なのが、ビルの家族が殺人事件に巻き込まれそうな件ですね。

彼女が案内している不動産のガレージで死体が見つかったそうで、なにやら嫌な予感がします・・。

その前にも裏庭のドアが開けっぱなしだったし、何かが忍び寄ろうとしているのでしょうか・・。

怖いわ~。

 

次は第3話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2第3話のネタバレ感想

子供の遺体は見せないでくれ~

うわ~・・。来ましたよ・・。徐々に怖いのが出て来ましたね・・。

だからもう赤ちゃんや幼児なんてダメなのよ!

あの現場に残された形を見るだけでしんどかったですよ・・。

これ以上の詳細を聞かされたりしたらダメだ~!!というところで、パッと切り上げてくれたので助かりましたけど、子を持つ親にとってはトラウマになりそうなシーンですからね。

 

でも、シーズン1で子供の被害者の詳細が出て来た時にはあまりにショックで、もう続きを見るのやめようかと思いましたけど、今回は大分配慮してくれてるのを感じますね。

実際のところ、こうした残虐な犯罪は起きるものなので(ほとんどは実在の事件が元になっているらしい)それを描くなとは言いませんが(っていうか、私が見るなって感じ?)、やはり最低限の配慮は有難いものです。

オテロ家の女の子についても、具体的な説明を省いてくれたり、顔写真がなかったりする部分に気遣いを感じました。

 

でも、姉が殺された隣の部屋で3発の銃弾を顔に食らったという弟の話す様子ですけど、顔の傷を映さないようにか、わざと焦点を当てないというカメラワークが妙に怖かったですね・・。

敢えてクリアに見せずに、想像力を掻き立てて恐怖を煽るという・・。

こういう小さな部分の手法にもキレがあって知的です。

 

ビル一家に関連が?

その赤ちゃんですけど、ビルの妻ナンシーの知り合いの子供さんだったみたいで、彼女も相当のショックを受けていましたね。

ビルはカルトならもっと手が込んでいるはず。とカルトを否定していましたけど、十字架をかたどった遺体からして、異常な精神性を感じます。

 

犯人とビル一家が全く無関係であればいいんですけど、FBIの彼に挑戦状を突きつけるような目的があったりすると厄介ですね。

もしくは彼に対しての復讐目的があったりしたら最悪。

息子君の事も心配だわ。

 

新キャラ、ビル・バーニー

それからアトランタでコンビを組んだビル・バーニーがすごく良かったですね。

「黒人でFBIらしくない」という雰囲気を逆手にとり、飄々と下手に出ながら話を聞き出していました。

聞き上手に徹する感じで、実は巧みに誘導しているというしたたかさも素敵。

彼を抑えてチームに入ったグレッグよりも優秀なんじゃないですか?

これなら、メンバーチェンジもありでしょ。

 

ホールデン君は相変わらずその傲慢さがネックになり、途中で相手への興味を失ちゃってましたからね。

記憶がない相手に聞いても無駄だ・・って、そりゃひどい。

確かに7か国語を操るピアース氏の英語はボロボロでしたけどね・・。

 

大体ホールデンって、有名どころのエド・ケンパーからカードを貰うと喜んでみたり、マンソンとの面会を希望したり、ちょっとミーハーなところがあるんですよ。

自分がコレと思う大物には本気で向かっていくのに、小物と見下すアホっぽい相手には全然やる気がでないという・・。

 

とりあえずウェンディが用意した質問書だけでもこなさないと、その内ビル・バーニーにその座を取られちゃうかもよ。

 

アトランタの少年少女連続殺人事件

偶然ホテルの受付嬢に誘われて、その気になってたホールデン君、可愛かったですね。

デートのお誘いじゃなかったのは残念だったけど、彼がまさに取り組むべき事件について助けを求められ、これはいよいよ出番でしょ!

と期待したんですが、「連続殺人と言えるほどの共通項はない」とアトランタ警察のベテラン刑事(ほぼ引退してるらしいけど)に言いくるめられると素直に「そうですか・・」と引き下がってましたね。

 

うそぉ・・。

そこはムキになってでも顔を突っ込んで行く場面じゃないの?

これまでの警察のやり方の一歩先を行く捜査方法として、まさに今自分達が取り組んでる技術を役立てたい!と本気で考えるなら、あそこはもっと食い下がるところでしょ。

 

まぁ、この事件には再度戻って来そうですけどね。

彼を見込んだ彼女をあんな風に落胆させたまま引き下がったら、男としてもがっかりだわ。

 

ウェンディに彼女ができた?

ゲイの男性がゲイを見分けるというのは何となくわかるんですけど、レズビアンの女性がレズを感じ取るというのは、どんなところで分かるんでしょうかね?

ウェンディはあのバーで大笑いしてるだけの彼女を見てすぐに気が付いた様子でしたけど、どういう部分なのかなぁ・・。

確かにちょっと猫背だったりする部分が男性的に見えるけど・・。

まぁ、とりあえず暗かったウェンディにも今後は笑顔が増えそうでよかったですね。

 

あ、そうそう、カンザスの変態男は図書館で変態イラストを描いて妄想にふける・・という新たな趣味を見せていましたね。

あんな公の場でよくやるわ・・。

 

次は4話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2第4話のネタバレ感想 まさか!!

ビルの息子が・・!

やめて~~!!!!

もう、こんな悲惨な鬱展開ありますかね?!

子を持つ親にとっての悪夢がまさに起こった瞬間ですよ・・。

 

ビルの息子ブライアンが幼児殺害に関係していたって・・。

今回はビル一家に何か起きそうという覚悟はしてましたけど、まさかこんな方向から衝撃が降ってくるとは。

 

シーズン1でブライアンがビルの仕事部屋の書類棚の鍵を盗んで、写真を見ていたというエピソードがありましたよね。

ベビーシッターの女の子が、ブライアンのベッドの下からこんな写真を見つけたと言って怯えていました。

この写真は特に十字架とは関係ありませんでしたけど、普段からビルの部屋に入っては物色していたようですので、これ以外の写真も見ている可能性は高そうです。

 

実はこのブライアンは養子で、子供のできなかったビルとナンシーが彼が3才の時に迎えた男の子。

その前は養護施設に13か月間いたという話はありましたけど、それ以前に彼がどんな環境にあったのかはナンシーもよく知らないそうです。

 

自閉症気味で、ビルは「目も合わせないし、遊んでいても遊び甲斐がない。」というような愚痴をもらしていました。

ナンシーは必死に心を開かせようと、カウンセラーや音楽療法士を探したりしてましたけど、ビルの方はイマイチ乗り気でなく、父親としての覚悟が足りていないようにも見えました。

 

皮肉なことに、ホールデンが初めてビルの家族を訪れた時の仕事上の会話で、「こうした殺人鬼に共通している背景として、父親の不在が原因として多くある」というものがありました。

ビル自身も出張に週末はゴルフ・・と不在気味の父親だったわけですが、まさか自分がこうした犯罪者候補を育てているとは想像だにしなかったでしょう・・。

 

はぁ・・なんてこった。

私もショック・・。

 

小学生の子供達で幼児を殺害なんて・・。

十字架がブライアンの案だったという証言があったそうですが、そもそもあの場所の鍵ありかを知っていたのも彼ですし、彼の発案だった可能性も否定できませんよね。(まだ詳細は分かりませんが)

 

とにかく胸の潰れる話ですよ。

今後彼らがどうやってブライアンと向き合っていくのか想像もつきません。

 

アイオワの母子殺害もカンザス男か

4話の始めの方でビルが写真を見て、地方の捜査官へ電話をしてるシーンがありましたけど、写真を見るにアイオワの母子殺害事件のようです。(シングルマザーとその息子が共に殺害される事件)

このオテロ家の少女の手を結わっていた縄の結び方(または縄自体)に、アイオワの母親がベッドに繋がれていたものと共通点を見出したようです。

 

シーズン1でもビルは注意深くこの写真を見ているシーンがありました。

とにかく悲惨な事件で私も詳細は思い出したくないんですけど、当時私が書いた5話の感想を読み直すと「これもカンザス男の可能性があるかも・・?」とありました。

 

そうそう、グーグルマップを使って、カンザスのパークシティからアイオワのその田舎町まで車でどれくらいかを計ったんですよね。

7時間だったので、夜通し走れば可能かも・・と推測していたのですが、やはりこれも変態男だったってことなのかな。

 

くっそ~、結局これもあの男か・・!

そうなってくると、FBIが掴んでいる7人殺害という人数よりも遥かに多い可能性がありますよね。

アイツを止める為にとにかくホールデンチームに急いで欲しい!

一番手っ取り早いのは妻のジョアンさんが気が付くっていう展開なんですけど、あの変態性向にずっと気が付かなかったというお人ですからね・・。期待するのは無理かな・・。

 

アトランタの子供連続殺人は難航

クールな上司、ガンからの後押しを受けてかなり勢いよく乗り込んだまでは良かったんですけどね・・。

市の人間に情報あげ過ぎちゃったみたいで、見事にお払い箱にされてしまいました。

 

誘拐事件についても、捜査を少しかく乱するためのもので、やはり全部同じシリアルキラーの仕業何でしょうかね。

となれば、待てば待つほど被害者は増えていくわけだし、犯人を挙げて被害を食い止めることこそ市が取り組むべきことだと思うんですけどね・・。

選挙が近いと、その辺はもうどうでもいいみたいです。

 

新たな犯罪者にウェンディとグレッグが聞き取り調査

これまた聞くに堪えない事件でしたね。

コールという同性愛のサイコパスが若い少年2人を洗脳して被害者を連れて来させ、レイプ、拷問の末に殺すという・・。

28人の少年が殺され、最後は操られていたヘンリーが身の危険を感じコールを殺害。

今回はそのヘンリーにウェンディが聞き取りをしたがっていました。

 

自ら志願したグレッグは結局ガチガチで役に立ちませんでしたけど、ウェンディは堂々たる風情でしたね。

自身の経験と重ねて、上手く聞き出していました。

 

ちなみにシーズン1で彼女が付き合っていた女性というのはこの方。

大分年上でしたよね。

今回ウェンディは「彼女に無意識のうちに洗脳され、利用されていた」というような形で語るのですが、なるほど~という感じです。

 

覚えてますでしょうか。

シーズン1ではFBIの顧問として働くため、彼女と別れてクエンティコへやってくるわけですが、その後のウェンディの様子がちょっと変でしたよね。

孤独の毎日が辛そうでしたけど、その中でふと地下の洗濯室で泣き声を聞いた子猫にツナ缶か何かでエサをやるんですよね。

その後、それが食べられているのを確認すると、やけに嬉しそうにしていたのが記憶に残ってます。

あのシーンは、彼女がそうした束縛から少しずつ解放されていく精神過程を表していたんでしょうか。

 

あの時はそこまで理解できるはずもなかったんですけど、こうしてシーズン2で彼女の心の内が明かされていく・・というのも、まぁ凝った造りのドラマですよね。

 

このS2を見るのに、何回S1を見直せばいいのやらって感じで、なかなか進まないのが辛いわぁ・・。(なんて言いつつシーズン2はかなり面白い!)

でも、凝ったドラマは嫌いじゃないですよ!こちらも、それだけのクオリティに敬意を払って、S1から勉強させてもらいます!!

 

次は5話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2 第5話のネタバレ感想解説 マンソン来た!

 

さて、やってきましたよ!お待ちかねのチャールズ・マンソン!

以前からホールデン君が会いたがっていたサイコ界の大物ですが、今回は約71分と、これまでの回よりも20程長い拡大版で、製作側の力の入れようも感じます。

 

ただ大物とはいっても、私自身マンソンについて何にも知らなかったので少しググって調べました。

それで分かった内容と、ドラマで語られてる内容について少し整理してみたいと思います。

(とはいえマンソンの言ってることはほぼ理解不能だったわ!)

 

チャールズ・マンソンは何をした?

60年代後半から70年代初頭にかけて、カルト集団を形成していた教祖的存在で、当時流行っていたヒッピーカルチャーも後押しし、20人ほどの若者と共同生活して洗脳していたそうです。

麻薬も使い、最終的には彼らに殺人を教唆、7人の命を奪わせます。

左から、スーザン・アトキンス(セイディ)、リンダ、パトリシア、メアリー、そしてテックス・ワトソン。

このうち、最も有名な「シャロン・テート殺害事件」の実行犯は、4番目のメアリーを除く4名。

 

シャロン・テート殺害事件とは

「ローズ・マリーの赤ちゃん」や「戦場のピアニスト」の監督ロマン・ポランスキーの妻で女優だったシャロン・テートの邸宅を襲い、友人を含む5名が惨殺されたショッキングな事件です。

なんと当時シャロンは妊娠8か月でした。

こんな美しい妻と、生まれてくるはずの赤ちゃんを同時に亡くしたポランスキーの心情たるや、想像もできません・・。

 

この時の様子をテックス・ワトソンにホールデンが聞き取り調査をしていましたね。

かなり具体的に話していましたが、気になったのがシャロンを殺したのは彼のような口ぶりだった点。(私の勘違いかな・・)

 

実はwikipediaや事件のサイトなどを見てみると、シャロンを刺し殺したのはスーザン・アトキンスとされてるんですよね。

テックスは他の人を殺害してますけど、このドラマはどの辺の事実からこうしたセリフを作り上げてるんでしょうか・・。

その辺がかなり知りたいです。

 

マンソンとシャロン・テート事件を扱う2本の映画

そして、実はですね、この8月でその事件から50年になるそうです。

その節目に、この事件を扱った映画が2本作られたそうで、たまたまググっている時に目に入りましたので、予告編を貼っておきます。

こちらは、残酷描写がありますので、ご注意ください。

マンソンにコントロールされていく信者たちの心理描写がメインになっているようです。

やはり「マンソンの女たち」ということで、 セイディ、リンダ、パトリシアの3名に焦点が当たってますね。

演じる女優陣では、ケビン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘ソシー・ベーコンや「ゲーム・オブ・スローンズ」のハンナ・マリーが目を引きます。

 

そしてもう一作は「ハリウッド1969シャロン・テートの亡霊」。

ヒラリー・ダフがシャロンを演じています。こちらはシャロン側の視点からで、見ているだけで辛い・・。

 

こうなってくると、このマインドハンターが8月に配信開始になったのも、そこを意識してるのか?と疑っちゃうくらいドンピシャなタイミングですよね。

 

ただ、ドラマの方に話しを戻しますと、マンソン絡みのくだりで特に「おお~!」となるような劇的な瞬間はありませんでした。

ひたすら挑発され、ビルが結構狙い撃ちされてましたけど、我が子に若干心当たりアリな彼は早くもぶちキレてました。

一方のホールデンは、マンソン節を聞いてるだけで押され気味。

本にサインが欲しい・・と有名人に会うだけで満足しちゃってる様子にちょっとがっかり。

(サングラスあげるってどういうこと?)

 

マンソンに関しては、教育水準の高く、家柄のいい青年たちを取り込み、独特の教義(ヘルター・スケルター)で洗脳し殺人鬼に変えていった、という点などが日本のあのカルト集団を思い起こさせますよね。

ヘルター・スケルターにしても他のカルトからの借り物で、たいした重要性はなく、それ自体が若者達を支配する道具でしかなかったという意見もありました。

 

ここで知りたいのは、なぜこの若者達がこうした教祖や教義に洗脳され操られてしまうのか・・。その人格傾向と特徴ですよね。

「潜在的に自分の異常性を感じている人」「マンソンはそれを後押ししただけ」とウェンディが言ってましたけど、そうなのかなぁ・・と少し違和感を感じる部分もあったりして・・。

 

エド・ケンパーの方が面白かった

彼の方が会話が知的で引き込まれますね。

「シリアルキラーはやがて罪悪感に参ってミスをする。」というホールデンに「それはヘマをして捕まったシリアルキラーの話だろ。上手くやっていればずっと捕まらない。」

という恐ろしいコメントも・・。

 

しかもカンザス男についての「社会性があり、仕事もしていて溶け込んでいる。日々妄想にふけって、その時にために徹底的に準備している。」

という適格な分析がスゴイ!

もうこの際、ケンパーをホールデンチームの特別顧問にしたら手っ取り早いわ。

 

ビルの息子は直接的な関与なし!

十字架に載せるという提案をしただけで、窒息死させた過程には絡んでいなかったという結論でした。

はぁ、よかった~。

私はもっと、凄い二重人格でも潜んでいるのかと思っちゃったわ・・。

 

と、言いつつ、本当かなぁ・・?とちょっと疑う気持ちもあったりして。

この後、実は・・みたいな嫌~な展開がなければいいんですけどね・・。

それにしても、ビルもナンシーもいい人なのに気の毒過ぎるわ。

 

「マインドハンター」S2第5話 その他の出来事は・・

ウェンディって普段はあんなに愛想のない女なのに、恋すると結構純愛で無垢なのね・・。表情が全然違う・・。

しかも、新しい彼女のことを絶賛じゃないですか。

ボロボロのアパートまで褒めてましたよ。

とりあえず、このまま幸せが続くといいんですけど・・。

 

それと、アトランタでまた子供の被害者が出てしまいました。

さすがにもうFBIの出番でしょ!?

ホールデン達、もう行って頂戴!

これ以上犠牲者が増えるのは辛すぎる!!

 

次は6話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2第6話のネタバレ感想

冒頭のカンザス変態男

図書館で妄想イラストが見られそうになったり、今回も自身のロゴイラスト(おっぱいみたいなヤツ)がコピー機に挟まって人に見られちゃったり、ちょっとした失態続きですね。

残りあと4話となりましたけど、シーズン2でこの男の手に手錠が廻るのか・・。はギリギリな感じになってきましたよ。

ホールデン達もアトランタの方で大きく時間を取られそうだし、こりゃまたシーズン3になるのかなぁ・・。

 

SM系にもインタビュー

相変わらずグレッグは何のためにいるのか分からない感じでしたけど、またウェンディが食い下がっていましたね。

ただ彼女が言うには、相手に手数を打たせられただけで、主導権を握られたまま最後も肝心なことを聞き出せなかったらしいです。

この辺の駆け引きは見ていても難しいんですけど、見応えがあるところですよね。

 

それにしてもSMの世界も網羅していくのか~!

ここまで本格的なのはあんまり知りたくないわ~。

 

結局のところ、こうした連続殺人のほとんどが性的欲求を満たす為のもので、そういう意味では男の性欲と暴力との結びつきって怖いですね。

逆に、女性のシリアルキラーは今のところ登場していませんよね。

少しググってみると意外に結構いるんですけど、女の場合は保険金狙いだったり、金目的が多い印象です。

まぁ、これも今後出てくるかもしれませんね。

 

このSM男が言うには、バラバラ死体の真犯人は別の人間だそうですけど、まだ捕まってないってことはさらに被害者が増えていくのでしょうか。

 

ビルの息子と過労気味のビル

怖いわ~・・。

カンザス男の登場シーンよりも、ゾッとしてしまうのがビルの息子ブライアンが出てくるシーンですね。

ブランコの女の子をじ~~~~~っと見つめる目が怖い・・。

 

「どうか、一度でいいから子供らしい笑顔を見せてホッとさせてくれ!」と傍で見てる私達も思うほどなので、両親の想いたるやもう毎日が絶望的なまでに苦しいでしょうね。

ナンシーがビルに休暇をとって一緒に取り組んで欲しい、と願う気持ちも分かるわ~。

 

ただもうビルがフラフラじゃないですか!

聞き取り調査をして見ると、息子のことがダブって聞こえて胸を塞ぐし、家に帰ればナンシーからの非難の目・・。

アトランタと家を行ったり来たりするのも大変そうだし、このままいくと過労で倒れそうですよ。

 

とりあえずアトランタ事件を解決できれば、しばらく休みを取ってゆっくりして欲しいですね。(ただブライアンと向き合う日々も相当ストレスだろうけど・・)

 

アトランタ児童連続殺人事件

こちらが本格的に動き出しましたね!

やっとか!というところですが、もう既に犠牲者は把握しているだけでも16人(でしたっけ?)、それに把握しきれてない子供達もいそう。

 

ビルとジムが近所目撃者や子供達に話しを聞いていましたけど、これまで警察は全く聞き込み捜査をして来なかったらしく、被害者の子供達が互いに知り合いだったり、出入りしていた「レンガの家」やパトリック・ロジャースという「年上過ぎる友人」というのが出てきたり、有力情報だらけじゃないですか!

 

っていうか、その「年上過ぎる友人」が絶対怪しいでしょ!!そこ大事!!と思ったところで、別の捜査官に話をさえぎられてしまったので残念でしたね。

 

またこの辺の情報が鍵となってきそうです。

だって、あの3人の死体の見つかった森でポルノ雑誌を持ち込んでいた男はサイコっぽくなかったですもんね・・。

 

どうもアトランタ警察とは上手く噛み合ってないようで、ここはビル達のように独自調査で進めて行ったほうが速いような気がします。

 

次は7話のネタバレ感想です。



「マインドハンター」シーズン2第7話のネタバレ感想

まず被害者の共通項を探して~!

ちょっと~、ホールデンは自分達のやり方で解決すると躍起になってますけど、それでいいのかなぁ・・。

あの十字架にそれほどこだわるのは何故なの?あんなに苦労して走り回った意味あるの?

 

とりあえず、私がよく分らないのは、被害者の子供達にあれほど知り合いが多かったという点を探っていかないのが摩訶不思議!

その辺を徹底的に聞き込み捜査すれば誰か出てきそうですよね。

ルビーとアールが遊んでいたというレンガの家の家もそうだし、彼らの年上の友達と言っていたパトリック・ロジャースも実は被害者だったじゃないですか!

 

ジムが家を訪ねてお母さんに聞いた時には驚くほど被害者の子供達の名前が出てきましたよ!

  1. よく遊んでいたというルビーと
  2. アール
  3. 配達を一緒にしていたアロン・ジャクソン
  4. アルフレッド・エバンス
  5. チャールズ・スティーブンス
  6. テリー・ピュー(一番新しい犠牲者)
  7. アーロン・ワイシュ(目の前の家)

 

7人もの被害者を知っていて、アーロンが殺された時は「次は自分かも・・」と漏らしていたということは、犯人に心当たりがあった可能性もあるんじゃないんですか?

その辺を調べるのが普通の捜査ですよね。

もうイライラするわ~。

十字架の前にやることやって~!!

 

それと、突然でてきた公営団地の爆発もどういうことですか?

サイコなシリアル・キラーが急にそんな派手な爆発なんてやりますかね。それとも別の事件なの?

 

なんだか説明が足りないというか、よく分からないので考察もしようがないって感じです。

(森で見つかった3人の被害者の特定はまだなの??いつスティーブが犠牲者になったの?)

 

ナンシーを訪れた被害者の母

これはキツイ・・。

ナンシーを「許してあげる」とやってきた母ですが、何かせずには正気を保っていられないほど苦しいのは分かりますよ。

でも、加害者側の親も同様に胸が張り裂ける日々を送っているに違いないわけで、そこで彼女の世界観で「許し」を与えられてもぐうの根もでない心境でしょうね・・。

特にナンシーに関しては、自分の息子は加害者どころか助けようとしたほうの側で、下手したら被害者だったかもしれない・・くらいの想いでなんとか精神を保っているところですよ。

彼女なりの意地で、息子には会わせない。と頑張り抜きましたけど、彼女の心はズタズタでしょうね。

 

ウェンディはバーテンダー彼女と喧嘩

2人の背景が違い過ぎますもんね。

ウェンディは都会(NYでしたっけ?)からやってれきたインテリで、以前の彼女とはレズの関係を公にして付き合ってきましたけど、今の彼女は保守的な風土で普通の主婦を偽ってきた複雑な過去があり、今も男性相手に女の魅力でバーテンダーをしている人ですからね。

そう簡単にはハッピーカップルになれませんよね。

しかもバーテンダー彼女は妙に気位が高い上に(劣等感の裏返し?)、ウェンディにはその辺を気遣う繊細さがないという・・。

これまた難航しそうですけど、お互い時間を取って理解を深めていくしかなさそうですね。

 

短いですけど7話はこれくらいで・・。

もう児童連続殺害事件の捜査方法が根本的に不自然でイライラしますね!次の8話で打開策を掴んで欲しいです!

 

次は8話と最終回をまとめての感想です。

最終回まで見終わった方だけ読み進めてください!



「マインドハンター」S2第9話のネタバレ感想・全力解説!

 

今回はドラマの内容だけでなく、

  1. このドラマがどれほど事実に基づいているのか
  2. ホールデンのモデルとなった有名プロファイラー
  3. 実際のアトランタ児童連続殺人事件
  4. カンザスのBTKは誰なのか

などについて、私なりに調べた内容を書かせて頂きます!!今回は頑張りますよ~!!

 

アトランタ事件は相当事実に基づいている?

いや~、終わりましたね~!

また異様に渋いエンディングで、ようやく姿を現した犯人は超リアル!

その辺にいそうな腹の出た無職の男で、悪びれた様子もなく飄々としてました。(憎たらしい!)

登場した際には、怪しい要素がふんだんにあるのに決定的証拠がないということで、コイツが犯人なのか?違うのかが分からない!

ホールデンが追い詰めるのか?、それとも逃げられるのか?と終始ハラハラしっぱなし!

 

ようやく決定的か・・となった終盤にしても、コレと言った劇的な見せ場は控えめで、なんとなく後味悪い感じに終わってました。(デビット・フィンチャーだわぁ・・)

 

この描かれ方を見て思ったのが、ふ~む、これは相当事実に基づいてそうだ・・ということです。

だってドラマとして面白くしようと思ったら、いくらだって盛り上げられる要素はあったと思うし、それこそホールデンが事情聴取で劇的にウェインを落とす、またはミスを誘う、などの見せ場があったって良かったはず!

それを一切諦めて、このスタイルを貫いたといういうことは、事実に忠実に描こうという相当のこだわりがあったのかなぁと。

 

ということで、実際の事件がどのような経緯を辿ったかを詳しく知りたくなりました。

 

で、ちょっとググって調べてみると、やはり、かなり細かい部分までドラマで再現されていたようです。

例えば川や橋で毎晩張り込みをひたすら続け、ようやくウェインがやってきたのが最終日だった!という点、川で水しぶきの音を聞いたのは、周囲にいた3人の捜査官の内一人だけだったことや、2日後に死体が見つかった点などなど。

 

恐らくですけど、突拍子もないタイミングで公営住宅の爆発があったり、ホールデンが十字架を持って走り回るというエピソードについても、実際にあったからあんな風に差し込まれていたんでしょうね。

 

ウェイン・ウィリアムズについて

↑似てる!

彼が逮捕された段階で殺された子供達は29名に登っていたわけですが、実際に起訴され有罪となったのは大人を殺害した2件のみ。

(犬の毛や敷物の繊維が多く合致していたが、全て状況証拠でしかなかった・・。)

ただし、その後犯行がぴたっと止まったことから、彼が児童連続殺人事件の犯罪者であったことは確定的と考えられているわけです。

(警察ではこの内、最低23件の児童殺害が彼によるものだと見ているそう。)

 

これまでホールデン達が考えて来た、サイコ特有の「幼児期からの悲惨な家庭環境」にはなかったウェインですが、比較的裕福な両親が高齢になってから出来た一人息子ということで、逆に非常に甘やかされて育ったそう。

成績も優秀で、16歳にして自分のラジオスタジオを持つなど、神童的扱いを受けていた時期もあったようです。

ところが音楽プロデューサーの夢を語るばかりで、実際に才能はなし。

20代になっても親元でほぼ無職の生活が続き、この挫折を肌の色のせいと捉えた為かどうかは知りませんが、徐々に黒人そのものを嫌悪するようになり、同性愛である自分の鬱屈した性衝動もプラスして(そして恐らくは幼児性愛者)こうした犯行に走るようになったのかもしれませんね。

 

ウェイン・ウィリアムズは今にいたるまで一貫して無罪を主張。

現在も終身刑で服役中だそうです。

 

さて、ではなぜこれほどまでの正確な詳細がドラマ化できるかというと、それは事件を直接担当したFBIプロファイラーが後に書いた自伝本があるからで、この著者こそがホールデンのモデルになっているジョン・ダグラス氏なのです。

ズバリ、本のタイトルもMINDHUNTER!

 

ジョン・ダグラスって誰?

私も全然知らなかったんですが、プロファイラーの第一人者として最も有名な方みたいですね。

彼が引退後に書いた多くの著書に基づき、数々のエピソードが映画化、ドラマ化されているそうで、

「羊たちの沈黙」ではスコット・グレンが演じたジョディー・フォスターの上司役で登場している他、「ハンニバル」、「クリミナル・マインド」のプロファイラー達も彼がモデルになってるそうです。

 

今回のドラマに関して特に面白い点が、このダグラス氏の性格までホールデンというキャラに反映されているのでは・・という分析がファンサイトなどで盛り上がっている点でしょうか。

実際に彼を知る関係者の多くが「彼には傲慢なところがあり、自分のプロファイリングに異議を唱える者にはあまり耳を傾けない・・」というようなコメントをしているそうです。

おぉ・・。まさにホールデンじゃないですか!

周囲の空気を読まない無骨さと高慢さがホールデンの魅力でもありますが、後にこんな有名人になるならその才覚は本物だったということで、このまま突き進む姿を私も応援したい思いますよ!

 

ただ、パニック障害などについてはドラマオリジナルの味付けかなぁ・・という気もします。(詳細は知りませんが)

確かに著書の中で、後にPTSDの後遺症に苦しむようになった事実については記しているようですが・・。

特に子供の犠牲者の惨状を見ながら、自分の子供達と接していく際には大分苦しいものがあったようです。(分かるわぁ・・)

 

そして、このダグラス氏が書いた著書15冊にうち、一冊だけ特定のシリアル・キラーとの戦いのみをテーマにした本がありまして、それがこカンザスのBTKなのです!!

 

BTKに関しては私も詳細を見ようかどうか迷いました・・。

だって、この本物BTKがどういう経緯でどんな結果に終わったのかを読んでしまったら、このドラマの一番核心的な部分のネタバレを知ってしまうことになりますからね。

 

ただ、好奇心に負けてwikipedeia見ちゃいましたよ~。(超後悔!)

でも、皆さんにはあまりお勧めしません。

カンザスのウィチタ出身の人や有名殺人鬼に興味のある人にとっては既知の人物かもしれませんが、普通の日本人は恐らく知らないですよね。

せっかく知らないなら、ドラマでその結末を楽しみに待った方が2倍楽しめると思います!

 

でも、それでも知りたい!という私のような方のために、この記事の一番後ろにBTKについてまとめましたので、よろしかったらどうぞ。(どっちなのよ!)

その前に、ドラマの他のことについて・・。

 

ビルのモデルはいるのかな・・?

主演の3人にはそれぞれモデルがいるそうで、ビルのモデルは行動分析課のロバート・レスラーという人物。

ただし、実際のレスラー氏には子供が3人いて普通の家庭人だったそうですので、養子の男の子や、殺人現場を目撃するといったエピソードは完全にドラマオリジナルとのことです。

そりゃそうよね・・。

あんな皮肉めいた救いのない話はドラマでしかあり得ないでしょうし。

でも、こうしたエピソードがビル・テンチを肉厚で魅力的な人物にしているし、別の角度から身近な恐怖を提示してくれる感じがなんとも面白いんですよね~。

 

それと、ナンシーがついに家を出て行っちゃいましたね。

ビル気の毒に・・。

ただ、私はビルも好きだけど、ナンシーの気持ちも100%理解できますよ!

子育てって本当に2人きりだと煮詰まるし、愛らしい我が子に対してだって時に発狂寸前になるものじゃないですか。

それが無反応の息子で、他の子供やママ達からの非難めいた視線があって総スカンでは、もう希望もなにもありゃしない。引っ越し案は至極まともで、私も賛成したいところです。

ビルがその辺の事情を本気で理解しようとしていなかったのはもちろん仕事の忙しさもありますけど、どこかで逃げ腰だったという点も否定できないですよね。

 

例えば、釣りの話をしたときに、ブライアンから多少の反応あったじゃないですか。「その魚、死んだの?」という、相変わらず内容的には怖い一言でしたけど、無言よりはずっといい!

彼が「死」について異常な興味があるのならそこについて向き合って話をするのも一つの手だと思うんですけど、どうなのかな。

あれはチャンスのような気もしたのでもったいなかったですね。

 

ウェンディとケイはお別れかな?

ウェンディって恋をすると意外と真っすぐで、簡単に相手を絶賛してたかと思いきや、そんな彼女が自分の理想枠から外れるとバサっと切るのも早かったですね。

だから、そこは心を開いて一度話そうや~というのができないタイプみたいで、完璧主義の自分に相応しい相手でないと無理そうです。

ケイの複雑な事情は、一緒にいたら理解できそうですけどね・・。カー先生には、相手の弱さや過ちを包み込む寛容さはないのかなぁ・・。

 

「マインドハンター」シーズン2は面白かった!!

いずれにしても、シーズン1に比べてずっと面白かったのは確かですね!

3人の主人公たちのキャラがより明確になり、ビルを始めそれぞれ深みもでてきました。

 

ホールデンはなんとなく花開くことなく、一定のラインで燻ぶってる感じですけど、あれはあれで真実味があるし、まだ若いですからね・・。色々人生経験しながら学んでいる部分もあるでしょう。

演じるジョナサン・グロフは変な味付けをすることなく、無色透明の如く与えられたホールデン像にのっかってる感じで好感持てます。

 

とにかくシーズン3以降がますます楽しみになってきましたよ!

 

さて、これ以降は例のカンザスの変態男BTKについて、大ネタバレとも言える「その正体」に少し触れたいと思いますので、それを知ってもいいという方だけ読んでください。

 

 

カンザス男は実際誰なの?

*これを知るとドラマの先々のネタバレになる可能性がありますのでご注意ください。

 

もったいぶってすみません、いえね、私本当にちょっと後悔してるんです。知らない方がよかったかなぁ・・と。

この人物はそのまんまBTKとして知られるシリアル・キラーで、名前はデニス・レイダー。

デニス・レイダーでwikiにも載ってますので、詳しく知りたい方はググってみてください。

1974年、ウィチタのオテロ家一家殺害を皮切りに、計10人を殺害。

2005年に逮捕されるまで、なんと30年近くの間、近郊の住人達を恐怖に陥れたそうです。

 

ん???30年!!!

 

うわ!じゃ、シーズン3でもシーズン4でも、もしかしたらシーズン10でも奴は捕まってないかもしれないじゃないの~!!!と大ショック!

 

これは、「マインドハンター」シーズン20まで行く気かいな!

だって、このペースを考えるとそういうことですよ。

嬉しいような怖いような・・。

ただし、最後の殺害は1991年になっていて、それから10年以上の潜伏期間があったらしいので、そこはさすがにタイムジャンプする可能性もありそうです。

 

とはいえ、まだホールデンはその存在を少し知った程度のところですからね。

ダグラス氏が2007年に書いた本のタイトルは、「 Inside the Mind of BTK: The True Story Behind the Thirty-Year Hunt for the Notorious Wichita Serial Killer—」

(BTKの心の内、悪名高いウィチタ連続殺人犯を追った30年の真実の物語)

ということで、ダグラス氏にとって、生涯をかけて戦った最強の敵であったことが伺い知れますね。

となってくると、ドラマでも今後そこが中心になっていくのは確実で、S1でもS2でもBTKの犯行を匂わせるシーンを挿入して、その壮大な戦いの序章を匂わせていることになります。

はぁ・・、そっか~、30年か~・・。

そうなってくるとエド・ケンパーの言っていた「上手くやっていれば永遠に捕まらない」という言葉はそれを暗示していたのかも。

 

ちなみに、イライラしながら誰かの家で待っていて、向かいの家を窓から覗いていたシーンに関しては、やっぱり63歳の女性を待っていた時のものだと思います。

友人宅に遊び行ったまま帰ってこない彼女にしびれを切らして未遂の終わったという内容の手紙を送っていますので。あの時見ていた向かいの家はその友人の家だったんでしょうね。

 

いずれにしても、BTKは91年まで犯行を続けますし、今後本気で長いシリーズを作る気なのかは気になるところですね。

なにしろそれ以外にも14冊の本を出すほどネタは豊富というダグラス氏ですから、製作側としても、さらにそれを膨らませればいくらでもドラマを続けていく自信があるのでしょうか。

 

また、wikiによると、アイオワ母子殺害事件は10人の殺害の中に含まれていませんでした。

どうも、この10人という数字に対し、ドラマではもっと多くの犯行を繰り返してきたというスタンスで描いているような気がします。

ウェイン・ウィリアムズのように全ての犯罪が証明される訳ではないでしょうし、本人が認めなければ知り得ない犯行も多いでしょうしね。

 

いずれにしても、相当の覚悟を持ってこのドラマは作られているのを感じますよ!

今後の長い戦いを考えれば、ホールデン君はまだまだ修行の段階と言ってもいいくらいの駆け出し期。

今後どれほど腕を磨き、BTKとの決着の際にはどんな活躍を見せてくれるのか・・。

 

実は、最後どんな経緯で逮捕に至ったについては私も詳しく見てません。(なんとなくは見ちゃったけど、調べたところでその裏側のストーリーまでは知り得ませんしね。)

BTKだけで本を一冊書くということは、最後の瞬間までダグラス氏の活躍があったのは間違いないだろうし、恐らくは劇的な要素もあったはず!(と期待したい!)

なので、せめてそこだけはドラマのラストを楽しみにしておけるかなぁ・・と、あえて詳細は控えます。

 

というわけで、今回はこんなところでしょうか。

まさか長期シリーズを目指しているとは思いもしなかったマインドハンター!今後もNetflixの顔としてますます成長していく可能性を秘めてますね。

 

【追記】「マインドハンター」はS5までを予定しているらしい

製作のデヴィット・フィンチャーが俳優陣に「5年出てもらう予定でお願いしたい」と言っていたそうです。

ホッ・・。20年じゃなくてよかったわ。

 

次のシーズン3までまた長く待たされるのかな・・。せめて1年でお願いしたいところです。

ではまた~

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