マインドハンター

「マインドハンター」シーズン2 第3、4話のネタバレA感想/解説/考察 おぞましい展開!

Netflix「マインドハンター」シーズン2、第3と4話、アニスのネタバレ感想/解説/考察です。

全感想

シーズン1 S2:1話と2話 3話と4話 5話 6話と7話 8話と最終回



第3話のネタバレ感想

子供の遺体は見せないでくれ~

うわ~・・。来ましたよ・・。徐々に怖いのが出て来ましたね・・。

だからもう赤ちゃんや幼児なんてダメなのよ!

あの現場に残された形を見るだけでしんどかったですよ・・。

これ以上の詳細を聞かされたりしたらダメだ~!!というところで、パッと切り上げてくれたので助かりましたけど、子を持つ親にとってはトラウマになりそうなシーンですからね。

 

でも、シーズン1で子供の被害者の詳細が出て来た時にはあまりにショックで、もう続きを見るのやめようかと思いましたけど、今回は大分配慮してくれてるのを感じますね。

実際のところ、こうした残虐な犯罪は起きるものなので(ほとんどは実在の事件が元になっているらしい)それを描くなとは言いませんが(っていうか、私が見るなって感じ?)、やはり最低限の配慮は有難いものです。

オテロ家の女の子についても、具体的な説明を省いてくれたり、顔写真がなかったりする部分に気遣いを感じました。

 

でも、姉が殺された隣の部屋で3発の銃弾を顔に食らったという弟の話す様子ですけど、顔の傷を映さないようにか、わざと焦点を当てないというカメラワークが妙に怖かったですね・・。

敢えてクリアに見せずに、想像力を掻き立てて恐怖を煽るという・・。

こういう小さな部分の手法にもキレがあって知的です。

 

ビル一家に関連が?

その赤ちゃんですけど、ビルの妻ナンシーの知り合いの子供さんだったみたいで、彼女も相当のショックを受けていましたね。

ビルはカルトならもっと手が込んでいるはず。とカルトを否定していましたけど、十字架をかたどった遺体からして、異常な精神性を感じます。

 

犯人とビル一家が全く無関係であればいいんですけど、FBIの彼に挑戦状を突きつけるような目的があったりすると厄介ですね。

もしくは彼に対しての復讐目的があったりしたら最悪。

息子君の事も心配だわ。

 

新キャラ、ビル・バーニー

それからアトランタでコンビを組んだビル・バーニーがすごく良かったですね。

「黒人でFBIらしくない」という雰囲気を逆手にとり、飄々と下手に出ながら話を聞き出していました。

聞き上手に徹する感じで、実は巧みに誘導しているというしたたかさも素敵。

彼を抑えてチームに入ったグレッグよりも優秀なんじゃないですか?

これなら、メンバーチェンジもありでしょ。

 

ホールデン君は相変わらずその傲慢さがネックになり、途中で相手への興味を失ちゃってましたからね。

記憶がない相手に聞いても無駄だ・・って、そりゃひどい。

確かに7か国語を操るピアース氏の英語はボロボロでしたけどね・・。

 

大体ホールデンって、有名どころのエド・ケンパーからカードを貰うと喜んでみたり、マンソンとの面会を希望したり、ちょっとミーハーなところがあるんですよ。

自分がコレと思う大物には本気で向かっていくのに、小物と見下すアホっぽい相手には全然やる気がでないという・・。

 

とりあえずウェンディが用意した質問書だけでもこなさないと、その内ビル・バーニーにその座を取られちゃうかもよ。

 

アトランタの少年少女連続殺人事件

偶然ホテルの受付嬢に誘われて、その気になってたホールデン君、可愛かったですね。

デートのお誘いじゃなかったのは残念だったけど、彼がまさに取り組むべき事件について助けを求められ、これはいよいよ出番でしょ!

と期待したんですが、「連続殺人と言えるほどの共通項はない」とアトランタ警察のベテラン刑事(ほぼ引退してるらしいけど)に言いくるめられると素直に「そうですか・・」と引き下がってましたね。

 

うそぉ・・。

そこはムキになってでも顔を突っ込んで行く場面じゃないの?

これまでの警察のやり方の一歩先を行く捜査方法として、まさに今自分達が取り組んでる技術を役立てたい!と本気で考えるなら、あそこはもっと食い下がるところでしょ。

 

まぁ、この事件には再度戻って来そうですけどね。

彼を見込んだ彼女をあんな風に落胆させたまま引き下がったら、男としてもがっかりだわ。

 

ウェンディに彼女ができた?

ゲイの男性がゲイを見分けるというのは何となくわかるんですけど、レズビアンの女性がレズを感じ取るというのは、どんなところで分かるんでしょうかね?

ウェンディはあのバーで大笑いしてるだけの彼女を見てすぐに気が付いた様子でしたけど、どういう部分なのかなぁ・・。

確かにちょっと猫背だったりする部分が男性的に見えるけど・・。

まぁ、とりあえず暗かったウェンディにも今後は笑顔が増えそうでよかったですね。

 

あ、そうそう、カンザスの変態男は図書館で変態イラストを描いて妄想にふける・・という新たな趣味を見せていましたね。

あんな公の場でよくやるわ・・。

 

次は4話の感想です。



第4話のネタバレ感想 まさか!!

ビルの息子が・・!

やめて~~!!!!

もう、こんな悲惨な鬱展開ありますかね?!

子を持つ親にとっての悪夢がまさに起こった瞬間ですよ・・。

 

ビルの息子ブライアンが幼児殺害に関係していたって・・。

今回はビル一家に何か起きそうという覚悟はしてましたけど、まさかこんな方向から衝撃が降ってくるとは。

 

シーズン1でブライアンがビルの仕事部屋の書類棚の鍵を盗んで、写真を見ていたというエピソードがありましたよね。

ベビーシッターの女の子が、ブライアンのベッドの下からこんな写真を見つけたと言って怯えていました。

この写真は特に十字架とは関係ありませんでしたけど、普段からビルの部屋に入っては物色していたようですので、これ以外の写真も見ている可能性は高そうです。

 

実はこのブライアンは養子で、子供のできなかったビルとナンシーが彼が3才の時に迎えた男の子。

その前は養護施設に13か月間いたという話はありましたけど、それ以前に彼がどんな環境にあったのかはナンシーもよく知らないそうです。

 

自閉症気味で、ビルは「目も合わせないし、遊んでいても遊び甲斐がない。」というような愚痴をもらしていました。

ナンシーは必死に心を開かせようと、カウンセラーや音楽療法士を探したりしてましたけど、ビルの方はイマイチ乗り気でなく、父親としての覚悟が足りていないようにも見えました。

 

皮肉なことに、ホールデンが初めてビルの家族を訪れた時の仕事上の会話で、「こうした殺人鬼に共通している背景として、父親の不在が原因として多くある」というものがありました。

ビル自身も出張に週末はゴルフ・・と不在気味の父親だったわけですが、まさか自分がこうした犯罪者候補を育てているとは想像だにしなかったでしょう・・。

 

はぁ・・なんてこった。

私もショック・・。

 

小学生の子供達で幼児を殺害なんて・・。

十字架がブライアンの案だったという証言があったそうですが、そもそもあの場所の鍵ありかを知っていたのも彼ですし、彼の発案だった可能性も否定できませんよね。(まだ詳細は分かりませんが)

 

とにかく胸の潰れる話ですよ。

今後彼らがどうやってブライアンと向き合っていくのか想像もつきません。

 

アイオワの母子殺害もカンザス男か

4話の始めの方でビルが写真を見て、地方の捜査官へ電話をしてるシーンがありましたけど、写真を見るにアイオワの母子殺害事件のようです。(シングルマザーとその息子が共に殺害される事件)

このオテロ家の少女の手を結わっていた縄の結び方(または縄自体)に、アイオワの母親がベッドに繋がれていたものと共通点を見出したようです。

 

シーズン1でもビルは注意深くこの写真を見ているシーンがありました。

とにかく悲惨な事件で私も詳細は思い出したくないんですけど、当時私が書いた5話の感想を読み直すと「これもカンザス男の可能性があるかも・・?」とありました。

 

そうそう、グーグルマップを使って、カンザスのパークシティからアイオワのその田舎町まで車でどれくらいかを計ったんですよね。

7時間だったので、夜通し走れば可能かも・・と推測していたのですが、やはりこれも変態男だったってことなのかな。

 

くっそ~、結局これもあの男か・・!

そうなってくると、FBIが掴んでいる7人殺害という人数よりも遥かに多い可能性がありますよね。

アイツを止める為にとにかくホールデンチームに急いで欲しい!

一番手っ取り早いのは妻のジョアンさんが気が付くっていう展開なんですけど、あの変態性向にずっと気が付かなかったというお人ですからね・・。期待するのは無理かな・・。

 

アトランタの子供連続殺人は難航

クールな上司、ガンからの後押しを受けてかなり勢いよく乗り込んだまでは良かったんですけどね・・。

市の人間に情報あげ過ぎちゃったみたいで、見事にお払い箱にされてしまいました。

 

誘拐事件についても、捜査を少しかく乱するためのもので、やはり全部同じシリアルキラーの仕業何でしょうかね。

となれば、待てば待つほど被害者は増えていくわけだし、犯人を挙げて被害を食い止めることこそ市が取り組むべきことだと思うんですけどね・・。

選挙が近いと、その辺はもうどうでもいいみたいです。



新たな犯罪者にウェンディとグレッグが聞き取り調査

これまた聞くに堪えない事件でしたね。

コールという同性愛のサイコパスが若い少年2人を洗脳して被害者を連れて来させ、レイプ、拷問の末に殺すという・・。

28人の少年が殺され、最後は操られていたヘンリーが身の危険を感じコールを殺害。

今回はそのヘンリーにウェンディが聞き取りをしたがっていました。

 

自ら志願したグレッグは結局ガチガチで役に立ちませんでしたけど、ウェンディは堂々たる風情でしたね。

自身の経験と重ねて、上手く聞き出していました。

 

ちなみにシーズン1で彼女が付き合っていた女性というのはこの方。

大分年上でしたよね。

今回ウェンディは「彼女に無意識のうちに洗脳され、利用されていた」というような形で語るのですが、なるほど~という感じです。

 

覚えてますでしょうか。

シーズン1ではFBIの顧問として働くため、彼女と別れてクエンティコへやってくるわけですが、その後のウェンディの様子がちょっと変でしたよね。

孤独の毎日が辛そうでしたけど、その中でふと地下の洗濯室で泣き声を聞いた子猫にツナ缶か何かでエサをやるんですよね。

その後、それが食べられているのを確認すると、やけに嬉しそうにしていたのが記憶に残ってます。

あのシーンは、彼女がそうした束縛から少しずつ解放されていく精神過程を表していたんでしょうか。

 

あの時はそこまで理解できるはずもなかったんですけど、こうしてシーズン2で彼女の心の内が明かされていく・・というのも、まぁ凝った造りのドラマですよね。

 

このS2を見るのに、何回S1を見直せばいいのやらって感じで、なかなか進まないのが辛いわぁ・・。(なんて言いつつシーズン2はかなり面白い!)

でも、凝ったドラマは嫌いじゃないですよ!こちらも、それだけのクオリティに敬意を払って、S1から勉強させてもらいます!!

 

次は5話の感想でです。↓

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