アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン2第11話の感想 野生に身を任せ・・(ネタバレ)

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今回はほぼジューンの独壇場でしたね。

希望、怒り、絶望、喜び・・ほぼ全ての感情を一人で演じ切り、拍手ものの1エピソードでした!!

 

そして、いよいよ赤ちゃんの誕生が~~!

この11話のタイトルが「ホリー」なんですけど、例のフェミニスト母が再登場していたので、母の名前がホリーなのかな?、それか赤ちゃんがホリーなのかな?と見ていたら両方でしたね。

やっぱり赤ちゃん、女の子ですよ!

女子が全ての中心になってるドラマですからね。(男は全員ちょっとアホな描き方で申し訳ないけど・・。)

では、今回の劇的なエピソードを振り返りたいと思います!

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脱出なるか?!

守ってくれるはずのニックはあっさり連れ去られてしまいましたからね。

一人あんな場所に残されどうするのかと思ったら、やっぱりギリアド脱出に向けて動き出します。

上手いことガレージには車があったし、エンジンもかかったし、食料や衣装も手に入れた・・!

完璧!あとは実行あるのみ!

ようやくチャンスを掴みかけているジューンの必死さがヒシヒシと伝わってくる緊迫のシークエンスでした。

ところが、このタイミングで家に予期せぬ訪問者が・・。

 

懲りない夫婦の醜い喧嘩

あの夫婦の喧嘩は犬も食わんわ~。

「それを言っちゃお終いよ~」的なことをセリーヌが言う言う!

確かにバカなんだけどね・・、フレッドは。

お人好しで、なんでも上っ面しか見ようとしない。

おべっか言っておけば、ご機嫌になってくれる単細胞・・。

でもそこがお宅の旦那の可愛いところじゃないの?

このセリーナVSジューンの女対決にアホな男が割り込んじゃうと、得てしてこんな結果になってしまうのですよ。

 

「ニックと彼女との子供なんだから!」って普通にセリーナ言ってましたけど、フレッドも別に驚いてませんでしたよね。

以前にもフレッドは「アンタは種なしよ!」ってセリーナに怒鳴られてましたけど、ニックの子供ってこともやっぱり知ってたんだなぁ・・。

なんだかフレッドが気の毒になるわ・・。

 

そんな無茶苦茶なセリーナですけど、それでも「赤ちゃんを抱けない・・!」とサメザメ泣く様子を見ると、ちょっと同情しちゃうのはどうしてでしょうかね。

赤ちゃんの為にどれだけ頑張って来てたか知ってるしね。

 

ジューンも2人のそんなやり取りを見ながら結局は銃を撃てませんでしたね。

でも、殺さなくて正解でしょう!

奴らはすぐに出て行ってくれたし、殺人者として自分を堕としてしまったらこの先も一生後悔しそうだしね・・。

 

あの狼は何の象徴??

結構出てきましたよね、ジューンと対面する狼。

想像力に欠ける私には見当もつかないので、アメリカのサイトでカンニングしてきちゃいました・・。

色々書かれてましたけど、一つは、自由の身になろうとするジューンの前に立ちふさがるギリアドの象徴の可能性。

昔話の「赤ずきんちゃん」に出てくる狼みたいな感じで、邪悪で強い獣。

そしてジューンはか弱い赤ずきんちゃん。(文字通り見たまんま)

 

それともう一つには、ジューン本人の投影の可能性。

このポツンと家だけある荒野に一人置き去りにされたジューンと、習性として一匹で生き抜く狼が重なるって訳ですね。

この後、実際ジューンは自身の野生的本能を頼りに一人で出産するわけですが、そのヒントにもなっているのでは・・とのこと。

 

それから面白いのが母ホリーの象徴ではというものです。

回想シーンで、ハンナを出産する際に、ホリーはできるだけ自然な形で産む施設を紹介してましたよね。

不安がるハンナに「体は思ってるよりずっと強いわ。」と諭してましたけど、母ホリーは自分を信じて自然に任せろという思想の持主のようです。

 

今回の狼はまるでジューンを見守っているかのように寄り添っていたし、母が「自分を信じてやってみなさい!」と伝えに来てくれたのかも・・。

あのフェミニスト母は狼みたいにキリっと怖かったしね。

ハンナ出産の際に遅れはしたものの、しっかり会いに来てくれた母と娘の間には、多少の緊張感はあっても、大きな愛があるようでした。

 

そんな母の存在と言葉を信じてか、ジューンは野生そのままの姿で出産します。

完全に裸で、まるで狼みたいに四つん這いだったし、野性的なうめき声をあげながら力んでましたよね。

その辺の象徴なのかなぁ・・と、私も思います。

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ハンナは誰に語り掛けているの?

冒頭と最後に、誰かに語ってましたよね。

「いつか会えることができるのなら、あなたの物語も聞きたい。未来か、天国で。

私が語ることで、あなたは存在する。」

と言う内容から、なんとなくハンナは違うのかなぁ・・と。

だって、彼女にはもっと積極的に会おうとしてますから、「いつか会えるなら・・」みたいなトーンは違いますよね。

ホリーちゃんにも「いつかきっとお姉ちゃんに会えるわ。」と言ってるし・・。

 

となると、ジューンが語る相手はどこかで同じように不自由な生活を余儀なくされている見知らぬ女性なのかなぁ・・と。

どこかで同じように戦っているはずの同志、架空の女性に語ることで、自分を勇気づけ、鼓舞しているのかも。

分かりませんけどね・・。

 

おめでとう!ホリーちゃん誕生!!!

いや~!!それにしても良かった良かった!!(産まれた赤ちゃん、本当に新生児みたいだった!)

あんなに出血して、陣痛が収まっちゃった時は恐ろしかったですけどね。

あの後、ジューンが外に出て発砲したのもそのせいってことですよね??

自分の身がまた拘束されることになっても、赤ちゃんを犠牲にするよりはいいと考えて、助けを呼ぼうとしたってことですよね?

 

だけど、結局来なかったから覚悟を決めて一人で出産した訳ですね。

凄いなぁ・・。

あれはあまりに孤独な大仕事ですよね。

そういえば、私が昔ニュージーランドに住んでた頃、家で家族と出産する女性が増えてたのを思い出しました。

実際ルームメイトだったキウイの女性は、旦那さんに助産師の講習を受けて貰って家で生んでましたっけ。子供3人と旦那さんに見守られて・・。

 

ただジューンには、ハンナを生んだ時とは違って、見守ってくれる家族も友人もいない。

でも、その孤独な偉業を成し遂げた後には、小さな小さな家族と出会えました。

可愛い娘と、今日からはずっと二人・・。

暖炉のじんわりした明かりが幸せ感を誘いますね~。

 

以前お腹の中にいたホリーに約束した通り、彼らには渡さずずっと一緒にいられるのか・・。

この後の逃亡劇にかかってきそうですね。

 

あの、ガレージの扉さえどうにかすれば可能性はありそうだけど、どうなんだろ。

問題は鍵なのかな?雪なのかな・・?

またあの夫婦が探しに来るまでどれくらいの時間があるんだろ!?

とりあえずジューン、急げ!!(さすがに休息いるだろうけど・・)

カナダに向かってまっしぐらだ~!