アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ25年、国際結婚15年のワーキングマザーです。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第4話の感想 ドラマの方向性が見えて来た!(ネタバレ)

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やっぱり面白いわ~、ハンドメイズ。

これまでの3話までは新しい異質な世界の恐ろしさと、その中で怯え戸惑う女性達の姿が描かれてきましたが、4話ではさらなる逆境に苦しむオブフレッドがついに覚悟を決め、戦う姿勢を明らかにし出しました。

なるほど~、あの世界で翻弄されるだけでなく、勇気と主体性を持って今後は生き抜いて行くんですね。

これはますます楽しみです!

 

閉じ込められ、気力を失うオブフレッド

セレーナが本性を出し始めましたね~。

13日間、部屋に監禁状態で、オブフレッドは昔の幸せだったころの記憶をさまよい、自分を痛めつけていました。

もうあの幸せな遊園地のシーンが泣かせるわ・・。「綿菓子でベタベタだった娘の手」を思い出すオブフレッドの気持ちが痛いほど伝わって辛い・・。

そうそう、あの種付けの儀式は排卵日前に月1回だけなんですね。

28日周期の人は14日目が排卵なので、13日目の夜に行うようでした。

33日周期の人は確立が下がっちゃいそうですけど、ザックリ一律に決められてるんでしょうね。

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実は既に逃亡を計っていた

オブフレッドとモイラは訓練時代に逃亡を計っていたんですね。

モイラが捕まったと聞いてオブフレッドがショックを受けていたのは、この時の逃亡のことだったみたいです。

種付けの儀式のやり方を教え込まれショックを受けたモイラが「冗談じゃない!」とばかりに覚悟を決めたようです。

途中までは上手く行ったものの、駅でふとモイラが離れた途端、兵士たちに囲まれ尋問を受け始めるオブフレッド・・。

モイラに笑顔で合図を送り、彼女だけ逃げるように伝えますけど、あの時モイラは管理層の「おば」の服を着ていたわけだし、「彼女は私と一緒なの。問題ないわ」と言いに行けば大丈夫だったような気もしますけど、違うんですかね。

苦渋の思いで一人電車に乗るモイラですが、あの後どの時点で捕まってしまったのでしょうか・・。

それにしても、お金持ってなくても駅を通過して電車に乗れるんですね・・。

あとまぁ驚くほどの死体がありましたけど、何を理由にあんなに殺すんでしょうか・・。

そしてあの状況で市場経済はこれまでと同じように回っていくんでしょうかね?

当然全てのシステムを変えて、共産主義的な体制を作っていくんでしょうけど、その辺のことも説明してくれたら面白そうですね。

そうそう、おかしくなってるのはアメリカだけでカナダやメキシコなどの隣国はこれまで通り・・という設定も面白い!

国境さえ超えれば地獄から天国へ・・って北朝鮮みたいだわ。

ということは、オブフレッド達にとっては国境越えこそが最終目標で、娘を連れて一緒に国外へ出れれば救われる!という希望が持てるので、少なくとも第二次世界大戦下のドイツよりはいいのかな・・?

 

婦人科医師の種付け

ゲゲゲ!キモ!

「妊娠できなかったら君が苦しむから、私が種付けを・・。ほんの数分で済むよ」っていうあの医者、気持ち悪いわ~!

どんな奴かと思わせておいて、チョコっとカーテンの横から出した顔がめっちゃパンパンで引いたわ。

あんな「おにぎり君」みたいな顔に種付けされたら、すぐにフレッドの子じゃないってバレちゃうじゃないの。フレッドはシュッとした面長なんだからさ。

その場は上手く断って事なきを得ましたが、もうどんなに具合が悪くなってもあの医者のところにだけは行きたくないわ。

でも、あのおにぎり君、「司令官はみんな種無し」って結構大胆な発言してましたね。

今後あんな反抗的な姿勢を貫いて、しかも来る侍女、来る侍女にみんな種付けしまくって、おにぎり顔の赤ちゃんが生まれまくるようになったら彼の命も危ないでしょう。

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やっぱりできなかった司令官

そりゃそうよね~・・。あんな無機質な状況で、女二人に睨まれてできますかって・・。(一人は他人で、妻は怖い!)

男は意外に繊細で、相手が妻であっても、あの行為に「種付け」という目的が介入するだけで萎えちゃう人も多いらしいですからね。

なんとか心を通わせようとスクラブルに誘うフレッドの気持ちも分かるわぁ・・。

しかも、あれだけの知識人なら自分が種無しって分かってるだろうし、無意味で空虚な行為をひたすら続けなければいけないストレスは相当なものでしょうしね。

妻の赤ちゃんへかける執念も知ってるだけに・・。

 

オブフレッドの推測通り、前の侍女ともそうしてスクラブルで心を通させたものの、自身の置かれた環境に耐えられなかった彼女が自殺してしまったようですね・・。

ラテン語のできる人だったのか、何かの時にフレッドがたまたま教えたのか、あのメッセージは彼女の言葉というのをフレッドは知っているようでした。

フレッドの辛そうな表情から想像するに、彼の抱える苦しみと闇も大きそうですね。

ああしてスクラブルをする2人の立場は極端に違うものの、苦しみの原因と根底にある人間性は限りなく近いように感じました。

 

オブフレッドは「奴らに虐げられるな」という言葉に勇気をもらい、フレッドに「あの部屋から出たい、私はくじけたくないから」と訴え、再び散歩に出る自由を得ることができました。

でも、上から睨んでたセリーナが怖いわぁ~・・。

フレッドに頼んだことで後からまた別のお仕置きになって返ってこないといいんですが・・。

新鮮な空気を吸い込んでオブフレッドはさらなる気力を得たようです。

 

逃亡の罪

エリザベスおばからのお仕置きがまた痛そうだった~。

目をえぐられるよりはいいけど、足の裏を集中的にムチで打たれて血だらけにされる・・というのも普段の世界では想像できない痛さだと思います。

だけど、そのオブフレッドへの仲間たちからのお裾分けが感動でした。

ほんの少しずつの食べ物のお裾分け・・。そういえば昔小学校でお弁当の日に、お弁当忘れた子があんな状態になってたっけ。

 

と言う訳で、今回はこんな感じで最後は希望を感じさせるシーンで終わりました。

それにしても、このドラマ、現在と過去のエピソードを交えながら進むので、意外なエピソードがいくらでもありそうですね。

この未知の世界は異様なのに妙にリアルで(看板ないのに電車は普通に動いてる!)興味をそそるし、あの自由主義のアメリカがどういう経緯であんなナチスドイツのような国家に変貌を遂げたのかがすごく気になります。

作者の方が「声を上げられる時にしっかり発言すること、投票権がある時にしっかり投票すること」というメッセージを込めた。という記事をどこかで見ましたけど、まさにその機会をほんの一瞬逸したがために、こうなってしまったんでしょうかね。

はぁ、もっと一気に見たいな~。でも、また来週までお預けです~!

*huluで配信中。無料期間あり。