アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ25年、国際結婚15年のワーキングマザーです。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」独特の高揚感が最高!このドラマって実話なの?!第1~3話を見た感想

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アニスです。前半はネタバレなしの感想と登場人物紹介、後半は3話までの内容に触れてます。

huluで始まった「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心」をさっそく3話まで見ました!

 

hulu頑張ってますね~。

前回の「レクティファイ-再生-」に続き、

質が高いにもかかわらず日本未公開の少し古いドラマを「huluプレミアム」と銘打って配信しようという企画ですよね。

この戦法は私的には大正解だと思います!!

「レクティファイ」と同じく、シーズン1ができたのは5年前の2014年。その後4シーズン全10話ずつ製作され、去年完結したそうです。

 

あらすじはこんな感じ。

 夢とハッタリ、天才と妄想の境界線を進む彼らの野望は果たして成し遂げられるのか。パーソナルコンピューター黎明期の80年代アメリカを舞台に、革命的な新製品を生み出そうとする型破り3人を描くヒューマンドラマ。 huluより

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お~!この高揚感は「ガイアの夜明け」と同じだ!!

ただですね~。「レクティファイ」は「死刑囚として20年を刑務所で過ごした男の再生物語」という、分かりやすいテーマで人を惹きつけやすかったのに対し、今回はコンピューター業界ですからね。

ぶっちゃけ私も関心のある分野とは言えず、ちょっと見て脱落かなぁ‥という不安もありました。

ところがどっこい!!予想を裏切る形で1話目から面白い!!!

テンポが猛烈に早く、突き付けてくるものが明確で情熱的!!

これは「ガイアの夜明けだ~!」と興奮しました。

 

私好きなんですよ~。「プロフェッショナル」とか「情熱大陸」とか、仕事や生きることに燃える人々の話。

特に「復活」をテーマにした「ガイアの夜明け」によくある「日本の小さな町工場が世界に挑む!」的な話にはゾクゾクしちゃうんですけど、このドラマはまさにそれでした!

 

80年代のコンピューター業界といってもピンと来ませんが、ドラマを見てると既にIBMやアップルが大きく勝ち越して市場を支配し、業界自体の方向性も左右できるような状況になってるようでした。

で、ここに野心を持った3人が「カーディフ」という小さな会社で新しい「パソコン」を生み出そうとするようですね。

巨大企業IBMに真っ向から戦いを挑む姿勢に痺れる~!!

役者3人の強烈な個性とカリスマがドラマを猛烈に面白くしています!

 

登場人物とキャスト紹介

こちらが個性豊かなお三方。

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口の立つ天才セールスマン、ジョー・マクミラン

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長身で威圧的なセールストークが売りのジョーは謎の過去を持つ男。

演じるジョー・ペイスという役者さんは今回初めて見ましたけど、いいですね~。

正体不明ながら激しい情熱とキレ者的なクールさがビンビン伝わってくる感じが素敵過ぎて、さっそく惚れました。

彼を突き動かすものは一体何か・・。

 

見た目が冴えない天才エンジニア、ゴードン・クラーク

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何気に美人の奥さんがいるラッキーガイ。

演じるのは最近引っ張りだこのスクート・マクネイリー

私は「ゴッドレス -神の消えた町-」の冴えない保安官役ですっかりファンになってしまいましたが、それ以降「ナルコス・メキシコ編」「TRUE DETECTIVE(最新作)」と注目作に出演。

「静かに情熱を燃やし続ける冴えない男」枠を開拓中。(かどうかは知りませんが・・)

ただあの髭面で佇んでるだけで何かを感じさせるのってズルいというか、おいしいというか・・、滲み出る人間性と知性が物を言いますね~。

 

ボーイッシュな天才プログラマー、キャメロン

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ぶっ壊れたキテレツキャラでありながら、繊細で純粋な部分も残していそうな不思議ちゃん。

演じるのはマッケンジー・デイビスって、苗字みたいな名前のカナダ出身の女優さん。

このドラマ以降有名になり、「オデッセイ」、「ブレードランナー 2049」などの大作映画にも抜擢されてます。

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ラブコメにも出てるみたいです。普通に可愛いですもんね。

むさ苦しいオッサンばかりの職場にフレッシュで斬新な風を入れてくれます。(強烈過ぎて台風に近いかも)

 

あとキャストじゃないんですが、全編に流れる80年代テクノポップが切れ味よく効いてますね~。独特の高揚感を盛り上げる感じがたまらない!

 

コンピューターの説明が分からなくても全然平気!!

私もねぇ、恥ずかしながらフロッピーディスクの時代からパソコン使ってますけど全然システム的なことは分かりません。

BIOSも、そういえば立ち上がる時に出てくるな~程度の認識で、実際のところ何を指すのかも知りませんでした。

今回ババーっとすごい勢いで説明がされる訳ですが、聞き流す程度に見ていても全然差し支えないですね。

彼らがやろうとしていることと、その方法、目指すものが分かっていれば、あとの細かい部分も何となくわかった気になれます。

 

それに展開が早いので見ていて気持ちいい!

難しい専門用語の連続ながら、モヤモヤ、イライラすることがないのは、このスピード感のおかげでしょうか。

製作側が当初から「衝撃的な瞬間を後に残しておくのではなく、どんどんキャラの物語を展開させる。」という姿勢で臨んだ脚本と言ってますので、このテンポは今後も続いてくれそうですね。

 

それから圧倒的なのがキャラの魅力!

三者三様に新しさを感じるユニークな内面を持ち合わせているんですが、そこに俳優達が要求された以上の仕事をしていますね。

そもそも、この3人に大きな未来を感じさせる力がないとドラマとして成立しないという大事な役どころ。

互いが互いを惹きつけ合い、隠れた情熱を探り合うという第1話からして、この三者間に化学反応がないと説得力がないのです。

そこを劇的にクリアしてみせた役者たちにまず拍手~~~!!!素晴らしい!!

 

今後も彼らの内面を掘り下げて行ってくれそうですけど、ストーリー的にもこの勢いが止まらないといいですよね。

最終的には人間ドラマとして高い評価を得たというこの「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」。

本当なら全10話どどーんと出して欲しいところですが、まずは3話まででした。

今後は週に1話ずつってことかな・・。

とりあえず、見るかどうか迷ってる方にはぜひ1話目を見て~!とお勧めしたいところです。

 

このドラマは実話に基づいてるの??

ずっとこれが気になってたので少し調べてみました。

基本的にはキャラ達は皆架空の人物で、エピソードなどもフィクションだということですが、彼らのモデルとなった会社は実際に存在したそうです。

私もwikiでこの会社の概要を読んでみましたが、確かに同じでした!やってること!

同じく3人の人物が開発に携わったそうです。

ただ、これ以上書いてしまうと内容的にネタバレになってしまうかもなので、その辺が分かってもいいという方だけネタバレ感想の最後に書いてありますのでどうぞ。

 

*これ以降は3話までの内容に触れてます。

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キャメロンの謎めき方が半端ない!(ネタバレ)

会社に寝泊まりして社長に怒られてましたけど、ジョーにリクルートされる前ってどこに住んでたんですかね?

ホームレス?ゲームセンターで寝泊まりとか・・?

でも大学は行ってましたから学費はあった訳ですもんね。

うーん、謎めいてるわ~。

ノーブラで、わき毛は剃らない主義みたいです。

 

路上でタムろってる不良たちとホテルの部屋で騒いでましたけど、あれは彼女の感性を刺激してアイディアを出させる為だったってこと?

変な入れ墨をされて閃いてましたけど、凡人には分からないわ~。(私だったらあんなに彫られる前にキレてるし。)

今後も意味不明に周囲に噛みつき、閃きまくって欲しいですね。

 

ジョーの正体と謎の1年半(ネタバレ)

3話まで見てきて一番気になるのはここですよね。

ジョーのシャツが破れて(普通、あんな風に破れるか?)露わになった胸から腹にかけての傷が凄かったですね。

あれが本当に子供の頃イジメられて屋根から落ちた時のものなのか、はたまたまた全く別の事情が隠されているのか・・。

 

涙ながらに訴えた「少年時代の辛い記憶と持ち続けた熱い想い」についてですけど、どうも話の中の年度が食い違ってたらしく、キャメロンにバレちゃってましたね。

ということは、あれは全部芝居なのか・・。

 

IBMから派遣された男が「一緒に帰らないとお父上が残念がる」みたいなことを言っていたので、どうやらあちらのお偉方としてジョーの父親が存在するようです。

彼が失踪した1年だか1年半だかの間に何があったのか?はこうした父親への反発も絡んできそうですね。

 

一つ考えられるのが、ジョーのこうした野望が個人的な復讐のためだというもの。

ところが仲間と一緒に戦う間に次第にかけがえのない友情が芽生えて行き、ようやく成功に手が届きそうだという段階で、「実は・・!」的な過去が暴露されジョーの本当の目的が明らかになり仲間を失いそうになる・・。みたいな・・?

な~んて、勝手に妄想してますが、この先どんな感じに展開していくのか全然想像もつかないです。

 

企業物のテーマが目新しい(ネタバレ)

こういう仕事に情熱を燃やす系の海外ドラマってありそうで意外となかった気がします。(私がよく知らないだけですけど・・。「シリコン・バレー」とかも似てるのな?でもコメディなのでちょっと違うのかな。)

日本のドラマだと「下町ロケット」とか色々あるみたいですね。(見てないのでよく知りませんが・・)

サラリーマンが主役のドラマってよくありますよね。 対してアメリカのドラマで「サラリーマン」自体が主題になるのって私は見たことないかも・・。

弁護士とか刑事とかの特殊な職業はありますけどね。

仕事自体に情熱を燃やす姿に共鳴するのって案外日本人特有だったりして・・。

 

 

*この先はモデルとなった会社について書いてます。

ドラマのネタバレになる可能性があるので、分かってもいいという方だけ読み進めてください。

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モデルとなった会社は(ネタバレ)

「コンパック」らしいです。

あ~、聞いたことあるなぁ・・。くらいですけど、wikiに書いてあるのを読むと納得。

 

「1982年に設立されたパーソナルコンピュータ (PC) 企業。1980年代、リバースエンジニアリングとクリーンルーム設計により、IBMの権利を侵害せずに、世界初のIBM PC互換機を低価格で製造した企業のひとつである。PC/AT互換機メーカーとして、1990年代には最大のPCメーカーの地位を確立したが、2001年にはデルに逆転された。2002年、ヒューレット・パッカード(HP)に約250億ドルで吸収合併されるまで独立企業として存続していた。HP社との合併後は、2013年までPC製品のブランドとして存続した。」

 

「1982年11月、コンパックは最初の製品 Compaq Portable を発表。

これはIBM PC互換のパーソナルコンピュータで持ち運び可能という特徴があった。発売は1983年3月、価格は2995ドルで、当時の競合機種であるカナダ製のHyperion(英語版)と比較すると極めて手ごろな価格設定である。Compaq Portable はその後のラップトップパソコンの先祖でもあるが、スーツケースのような大きさだった。PC互換機としては2機種目で、IBM PC 用ソフトウェアが全て動作する。これが記録的なヒットとなり、初年で53,000台1億1100万ドルを売り上げた。」

 

ほらほら、やってること同じですよ~!

これを知ってますます先が楽しみになりましたね!

実際に開発に携わったのはこの3名のオジサマ方らしいです。

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渋いですねぇ・・。

確かにちょっと華やかさに欠けるので、ドラマ的に映えるようなキャラに変えてあるんですね。

ジョーもキャメロンも強烈ですからね。

ゴードンは地味だけど、この夫の裏方には聡明で美しい妻が控えてるんですよね~。

 

という訳ででまた感想書きます~!