ビッグ・リトル・ライズ

「ビッグ・リトル・ライズ」シーズン2最終回(7話)のネタバレA感想 素晴らしかった!

「ビッグ・リトル・ライズ」シーズン2最終回(7話)のアニスのネタバレ感想/考察/あらすじです。

 

素晴らしかった!!

さすが!デビット・E・ケリー!

正直、シーズン2に関してはあんまり期待してなかったんですよね。

メリル・ストリープの参戦があるにしても、シーズン1にあったミステリー仕立ての展開の面白さ、暴力夫による半端ない緊張感はもう無理だからなぁ・・と。

 

だけど、やりよったわ~。

一体このデビット・E・ケリーという人はどれだけの才能があるんでしょ。

見事な女性賛歌、母親賛歌でしたよ。

(一応調べたら、彼だけでなくLiane Moriartyという女性作家も脚本に携わっているようです。)

それこそ、ジェーン・カンピオンが作りそうなフェミニズムな内容なのに、さらに洗練されたタッチでグッと必要な要素だけに絞り込み、感性を刺激するような映像をサラッと積み重ねて見事なクライマックスへ導いてくれました!

男性がこんな脚本書けますかね・・。本当凄いわ・・。

(それを言ったらアリー・マイ・ラブの心理描写も凄いと当時は話題になったけど。)

ビッグ・リトル・ライズ全感想

S1全感想  S2:第1、2話 第3、4話 第5、6話 最終回 

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コメディ要素を抑え目にして正解

シーズン1にあった、金持ちママ達の喧騒ぶりやモンスターペアレントぶりをサッと省略して正解でしたよね。

その分、シリアスな物語に入りやすくなったし、雰囲気作りも邪魔しなかったです。

 

それでも、シニカルなユーモアがどこか漂っていたのは、やっぱりリース・ウィザースプーンのコミカルな魅力と、ローラ・ダーンの強烈なキャリアウーマンっぶりが炸裂していたからでしょうね。

もちろんメリル・ストリープの「分かっててやってる恐怖の姑」もまさに怪演!

楽しかった~。

では一人ずつ振り返ってみたいと思います!

 

セレステの裁判劇!

やりましたよ~!!!

完全勝利!!

前回の余興で予測していたパターンで言うと、やっぱり③のペリーが生前漏らしていた過去(特に兄の死)に関わる部分でしたね。

ただ私はペリーの父親に暴力癖があったのでは?と予想してたんですけど、まさかの母親の方とは・・。(どちらかと言うとメンタルDVの方なのかな。)

 

メアリー・ルイーズの苦しみを思うとあまり攻撃できる部分じゃないのは確かですけど、でも5才の弟のせいにしちゃダメだってば。

ロバート・レッドフォードが監督してアカデミー賞を獲った映画の「普通の人々」も同じパターンでしたよね。

兄の死を弟のせい(じゃないのに)と責める母親が原因で精神的にバランスを崩した弟が、運命の精神科医との出会いもあり、少しずつトラウマを乗り越えて行く話でした。

 

ペリーも気の毒に・・。

あんな母親に育てられたら、いくつになっても鬱屈した怒りが抜けきれなかったのでしょう。

 

そして、このエピソードでなぜメアリー・ルイーズが双子たちを欲しがっていたのかも何となく分かりましたね。

自分の中で長年抱えて来た喪失感をどうにか埋めたかったのでしょうか・・。

それに加え、「セレステが睡眠薬を飲んで運転するのが怖い!」というのもトラウマから来る本音の部分だったのでしょう・・。

 

でも、単独親権を勝ち得て良かった!

双子たちから母親まで奪うなんで、問題外ですからね。

 

セレステ、裁判に勝った後に双子たちにお婆ちゃんにハグしてくるよう頼んでましたね。

優しい・・。

私だったらもう二度と会わせないけど・・。

彼女は裁判で負けたからって我が身を反省し、会わせてもらえることに感謝するようなタマじゃないですからね。(死ぬまで変わらなそう。)

 

古い映画ばかりで申し訳ないんですけど、メリル・ストリープの「クレイマークレイマー」を思い出しましたよ。

あれも親権を巡る裁判で、彼女が母親役で同じように証言台に座ってましたけど、初々しかったわ~。

今や貫禄たっぷりの大女優です。

いや、本当、この姑役はメリル・ストリープ以外誰ができますか?って感じで、もうアッパレでしたね。

エミー賞も確実でしょう。

 

マデリンはエドと・・

2回目の結婚式が素敵だった~。

なんか涙出ちゃったわ。

結婚の現実や辛さを知った後にまたもう一度同じ相手と誓い合うって、どんだけロマンチックなの。

子供達と4人だけの結婚式がまたいいわ。

エドも、男として懐の大きいところを見せてくれましたね!

マデリンが好きでしょうがないのは、見てて分かりますからね。勇気ある決断をしてくれてよかった。

 

レナータはついに!

レナータがなぜこれほどまでに「強い女特集」にこだわっていたのかが分かりましたね。

一番女に対してのリスペクトがなかったのが夫のゴードンだった訳で、あの野郎に自分の女としての度量の深さ、強さ、キャリアウーマンとしての成功ぶりを見せつけて奴からの尊敬を勝ち得たかったのでしょう。

 

ところが、ゴードンは真逆に反応。

彼女が強くなればなるほど、男としての威厳をなんとか保とうと女をクズのように扱うという・・、まさに負のサイクルでした。

 

そしてついに「女を舐めんなよ~!!」とブチ切れて離婚を決意したレナータ!!よくやった!!

 

奴を前にどんだけ自分が手本を示したところで、全然響かないどころか、逆にダメ男を悪化させるだけですからね。

ここで手を切るのは遅すぎたくらいですけど、娘の為にも正しい決断だと思います!

 

ボニーの決断

母の死を前にし、たくさんの心の旅を重ねた結果、ようやく正しい道を見つけることができたようです。

 

驚いたのが夫のネイサンに別れを告げたこと。

「愛してなかった」と伝えるのが、本気からなのか、それとも自首を覚悟した彼女なりの別れ方だったのか・・が微妙なところですが、私は本気で愛してなかった(と思ってる)ような気がします。

 

彼女のような繊細な人は得てして、自分を愛してくれる人といる安心感を優先するような気がするのですが、本当に助けが必要になった時には彼を頼ろうとしませんでしたからね。

潜在的に彼とコミットできてない決定的なものに気づいたのでしょうか。

あれだけの距離を感じた以上、「愛していない」と結論を出すのはやむを得なかったのかな・・。

ただ、今の彼女は完全に鬱状態で、心が凍り付いてますからね。

いずれこれが氷解して健康を取り戻した時には、また別の感情が湧き上がってくるかもしれません・・。(分かりませんが)

 

それにしても、ボニー訳のゾーイ・クラヴィッツも自然体で素晴らしい演技でした!

 

ジェーンはようやく

コリー君とハッピーエンドで良かったわ~。

ジギーにあそこまで言われたら、もう思い悩むのはやめて飛び込むべきでしょう!

ジギーにもパパができるといいな。

そしたら若い両親とジギー君で楽しい家族ができそうですね。

 

ラストには

全員で警察署に入っていきました。

ようやく嘘がどれだけ精神を蝕むのかについて全員が同じ意見に達したようです。

あのマデリンすらようやく気が付いてくれましたよ。

彼女達の友情は今後も続いて行きそうですね。

ボニーに関しても「友人を助けようとした」状況が考慮されて情状酌量になるといいんですが・・。

 

ちなみに放送日が7月に入ったため、2019年度のエミー賞には間に合わなかったようですが、来年度が楽しみですね。

ゴソッと行く確率大だと思います!

一流のクリエイターと一流の俳優達が集まれば、これだけクオリティの抜きんでたドラマができるというのをソツなく証明してくれました。

 

シーズン3についてはまだ情報がありませんが、続いてくれたら嬉しいですね。ではまた~!

 

ちなみに今月授賞式のエミー賞についてはこちらです。↓

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