いよいよ始まりました!シーズン4!
自分が父親だと主張するカークに誘拐されたリズ、殴られて意識不明のまま車のトランクに入れられたトム、その車に乗せられているアグネス、彼らを必死に探すレディントンと連れのデンベ、シュンとしたままのミスター・キャプラン、という状況で幕を開けます。
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奇跡の男トム
まずですね~、トム君が驚異的なラッキーマン!を通りこして、もう完全に不自然でしょう、あの状況でいつまでも殺されないのはー!
なんなんでしょー、あのタレ目の良心顔を見ると敵も引き金引けないのかな?
いや、もちろん死んでほしくないし、また重症を負って病院暮らしとなってはこちらも寂しいので、これでいいんですけどね。。
ただ、もう少し不自然さがない形でトム君を逃がして欲しいのよ。
奴も、なんでわざわざ生きたままトランク乗せる訳?
「そりゃそうなるでしょ」という事態になった後も、まだ撃たないで生きたまま他の部下にまかせちゃうし。
カークにしっかり殺せって直接命令されてた顔ボコボコのヒットマン、仕事の詰めが甘すぎだわ。
「なんなんだよ~!」なFBIチーム
とりあえずリズが生きているとわかったFBIチームも怒ってましたね。
そりゃそうでしょう。悲しみのお葬式やら感動の洗礼式にまで参列してるんですから。
中でもへそ曲げちゃったのがナヴァービですが、その気持ちもわかりますよ。
意外にもサッと気持ち切り替えてリズ奪還に燃えているのがレスラー捜査官。
リズが生きてるとなればチームも解散せずに済むし、仕事が続けられる、やったーっ!てとこでしょうか。
気難しそうな顔してますけど、意外と単細胞ですからね。
でもレスラーって、メインキャラの割に本当に印象が薄いですよね。
wikiを見てて気が付きましたが「ホームランド」のブロディの元同僚マイクの人でした。へぇ~、確かにそうだったかも・・という程度。
私は一度見た顔は忘れない方なのですが、彼は全然気が付きませんでしたね。
今回の話でもしっかりレディントンのサポート役に徹して仕事してますが、スーッと印象消えてしまうんですよね。
後から入ったナヴァービの方が存在感あります。
死にそうなカーク
カークは血液の病気で余命いくばくもないことがわかりました。
またリズに、「レディントンが自分の妻と浮気して、娘をさらった。」
などと重大な秘密の答えになるような告白(真実かどうかは知らないけど)をさらっとしていましたが、長~くこの謎の答えを求めてドラマを見続けてきた視聴者からすると、
「おいおい、こんなとこでアンタから聞きたくないよ、レディントンの口からききたいんだ!」という感じですね。
どっちにしても、やはりレディントンとリズの母親とは恋愛関係にあったのかなぁ・・。少なくともレディントンはそんな様子ですが。
あ~!またアグネスが~!
最後にアグネスをなんとか取り戻したレディントンチームですが、帰りの道中ヒットマンの車に襲われ、レディントンらは皆気絶・・。
またしてもアグネスをさらわれてしまいました!
それにしても、一瞬ですがアグネスを胸に抱いて嬉しそうに目を細めるレディントンと隣でやっぱり嬉しそうな顔のミスター・キャプランが可愛かった~。
このじーじとばーばの幸せもほんの一瞬で終わってしまいました。
ざっくりな感想
1話目はバタバタしてる感じで終わってしまいましたね。
なんだか、あっけなくアグネスを取り返すことができたと思いきや、またあっけなくさらわれちゃった・・。
ブラックリストはメインキャラの面々はほぼ死ぬことがないので安心して見ることができますが、その代わり展開の速さやどんでん返しの脚本がないと、そこが仇になって全体的にぬるい印象になってしまいますね。
展開を派手に速くして、なんとか面白くしようとしてるのはわかりますが、緊張感がないとただバタバタしている印象になってしまう。
リズ復活自体は面白いシークエンスでしたが、カークとレディントンの追っかけっこはそろそろ蹴りをつける頃かも・・。
という訳で、シーズン4もさらに洗練された度肝を抜くエピソードで楽しませて欲しいです!!
シーズン4の全話感想はこちらです
ちょっと今後が不安です・・。 9話と10話の感想(ネタバレ)