ミスター・メルセデス

「ミスター・メルセデス」シーズン2 最終10話までのネタバレA感想・考察 最後ラストに、ん?!

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「ミスターメルセデス」シーズン2最終話までのアニスのネタバレ感想です。

 

うわ~、そう来るか~~!!!!

って、それで終わりなの?!!   ん??

 

と、いろんな意味で茫然とするエンディングでした。

なんだか突然煙に巻かれたような・・。

今回の記事ではこの最終回を中心に少し考察してみたいと思います!

 

さてさて、植物人間となったブレイディが特殊能力を手に入れて・・という突飛な路線変更も吉と出たかに見えたシーズン2でしたが、最後は「え!?」という強引な締めで幕を閉じたようにも見えました。

シーズン1のラストが「無差別快楽殺人鬼」VS「善意の変人混合ビルチーム」とのガチンコ対決という構図で、爽やかなカタルシスを感じさせる最高のクライマックスで盛り上がったのに対し、今回はあまりに突然過ぎる決着の付け方で、どうも何か物足りないような・・。

そして、色んな疑問が残る最後でした。

登場人物・キャスト紹介はこちらです

ミスターメルセデス全感想

S1: 1、2話 3話 4話 5話 6、7話 8~最終10話 S2: 1~3話 最終10話まで



9話から出てきた新生ブレイディは誰??

これですよね。

8話までのブレイディはシーズン1でのブレイディをさらに凶悪にしたような、悪意の塊としか思えない恐ろしいモンスターでした。

毎回唾を撒き散らしながら悪態をつき、くだを巻いてましたけど、覚醒後のブレイディはまるで別人・・。

この肩透かしな展開に戸惑いながらも、私たちもビルと同じように期待していたはずです。

「いや、いつか本当の「奴」が顔を覗かせるはず!ビルチームが絶対に化けの皮を剥がすはず・・!」と。

ところが、最後の最後まで凶悪ブレイディは一切顔を出さないまま、ルーが撃ち込んだ銃弾に倒れることになりました。

あれま、これで終わりなの?!

 

しかも、最期に奴独特のサイコな笑みをチラッと浮かべてたけど、本当に死んだの・・?

という疑問も残しつつ・・。

うーん、どうもスッキリしない!!

 

あのブレイディは演技なの?

あくまで私の感想ですが、演技ではなく本当に脳に変化が起きて人格が変わったように見えました。

というのもですね、自分が常に入手困難な薬を必要とし、それがなければ死ぬという事実を知った後に始まった変化ならば、演技の可能性も考えられますよね。

でも、それを知る前からバビノーに対し「俺の頭に何をした!以前と違う!弱く感じるんだ!」と文句を付けてるんですよ。

 

あの時点でその後の裁判を見越して演技を始めていたとも思えないし、なによりコーラにキスを求めるシーンが迫真に迫っていて、嘘と思いたくても思えない!

 

ああして涙を流すブレイディが気色悪いというのは置いておくにしても、あの車中のあの場面で演技をするメリットが他にありますかね?

本当に母親以外の女性とキスしてみたかった・・という、29歳まで孤独に生きてきた男が素直な願望を吐露したとしか理解のしようがないんです。

これは残念な結論ですけど、やっぱりブレイディの邪悪な部分が抜け落ちた別バージョンのブレイディということでしょうか。

 

じゃ、ブレイディの邪悪版はどこ行った?

こうなってくると、「奴の(邪悪な)思考がウイルス化してコンピューターと融合した」と話していたルーの説が信憑性を帯びてきますね。

 

あのちゃちー魚のゲーム機(ビピットでしたっけ?モビット?)にも少し入り込んでるって言ってましたけど、どうやって入ったのかな・・。

電子化したものがラインか何かで繋がってればウイルス感染しそうだけど、あんなゲーム機が何かに接続されてたかな・・。あ、充電中とかに入ったとか・・?(あり得る?)

それで、その感染した電子機器のそばにいる人間を操れるっていうなら、もうブレイディ最強じゃないですかね。

やっぱりデジタルの中で永遠の命を得る・・って話になるってこと?(あくまで私の想像ですけど・・)

こういうのどこかで何かあったな~、何だったっけ。



まさか!シーズン3があるらしい・・!!

まだ続くそうですよ~。

2019年の序盤に撮影が始まり、年末に放送予定ということでした。

 

うわ~、やっぱりそう来るか~!

最後に思わせぶりなシーンがありましたもんね。

庭で愛するリクガメの肖像画を描いていたビルでしたが(モネに程遠い?)、外の道路では1年前と同じように少年たちがホッケーをしていて、そこに例のアイスクリーム屋がやって来る。そしてテニスボールが庭に入り込み・・。

ふと表情が曇り、思わず絵の中の太陽に落書きして奴のマークにしちゃうビル・・。

 

やめてくれ~!

という気持ちもありつつ、やっぱり続くのか~!

とちょっと嬉しいような・・。

シーズン3の存在を地味にアピールしてくれました。

 

シーズン3もデビッド・E・ケリーとスティーブン・キングが製作総指揮に名前を連ねるようです。

ただですね、原作は「ミスター・メルセデス」「ファインダーズ・キーパーズ」「任務の終わり」という退職刑事ホッジス三部作になるそうなのですが、内容的には結構違ってるみたいなんですよね。

今回のシーズン2は2作目をスキップして、3作目の小説に基づいているらしいのです。

「ブレイディの入院する病院で怪事件が次々起こる・・」とあらすじに書いてあるし。(小説読んでないので詳細は分かりませんけど)

あれま、ということは、もしかして死んでからの内容はドラマオリジナルになるのかなぁ・・なんて推測もできたりして・・。

 

シーズン2の展開はリズムが良かった!

正直言いますと、私は最後は多くの人が見守る裁判の中でルーがブレイディを追い詰め、これまで隠れていた本性を剥き出しにさせる・・!という法廷ドラマ鉄板のクライマックスを期待してたんですけどね・・。

結局この期待はスルーっと裏切られ、思わぬタイミングでルーがブレイディを撃ち殺す・・という強引な終わり方になりました。

 

それにしてもルー、気の毒だったなぁ・・。

家族も友達もいない人生の中で、唯一気を許した親友に身も心もズダズダにされ、その後もトラウマから全てを失い、最後に残された自身をも犠牲にする形で刑務所へ・・。

うーん、救いがないでしょ。

それこそトラウマとストレスによる心神喪失で無罪になって欲しいわ・・。

とまぁ、最後は少し残念でしたけど、それまではテンポのいい展開にキレもあって面白かったんですよね。

 

ああいう、人の理解を超える超常現象系になってくると、通常なかなか周囲の人に理解されず、ビルが一人必死に訴えるも空しく・・

みたいな感じで、見る側のイライラが募るパターンが多いんですけど、それが全くなかったですよね。

むしろチームビルの絆が強まったのを感じたし、アイダのサポートもいつにも増して頼もしかった。

そうそう始めは敵に思えたモンテスさえも仲間になりましたからね。

 

ただ欠点としては、あまりに鉄板なキャラ達が仲間となって定着したせいで、彼らに危険が及ぶという緊張感がなかったですよね。

シーズン1ではジェイニーが衝撃的な殺され方をしたせいで、最後まで「ジェロームやホリーも危ない・・!」という心配が尽きませんでしたけど、今回はそんな心配もなく、ホリーが一瞬ビルの家に忍び込んだアルとニアミスしそうになったくらいでしたね。

かといって、誰にも危険が及んでほしくはないし、アイダにもいつまでも元気でいて欲しいんですけど。

このチームが最高過ぎて、普通にブレイディが死んだ後もこのメンバーで別の探偵シリーズが出来そうですよね。

 

ビルの呟きはかなり笑える!

今シーズンはビルにかなり笑わせてもらいました。

回を重ねるごとに笑っちゃうんですよね。くたびれた男のヤケクソなユーモア。

たぶん本人は全然笑かそうと思ってないんですけど、言ってることが無茶苦茶過ぎてで何度も噴き出しましたよ。

ブレイディが覚醒して病院を抜け出した時に、「歩けるとは思えない!」と焦るバビノーに、「飛んだか?!」ってキレてましたからね。

その後怖い顔で「名医と二人きりにしてくれ」って、もう最高でしょ。

 

ホリーとの掛け合いも絶妙で、たった1年前に出会ったコンビとは思えない程息が合ってて本当の親子みたい。

それはアイダともジェロームとも同じで、それぞれに愛情を感じさせる交流があるのが素敵でしたね。

 

だからさ~、ジェロームはもう大学嫌だって言ってるのに、いつまでしつこく「お前は大学に戻れ!」って言ってんのよって、分かってても笑っちゃうんですよね。

このビルの魅力は外面は強がっていても、意外と人の話に耳を傾けて自分を振り返る繊細さを持ち合わせてるとこなんですよ。

「引退後も過去の栄光にしがみついて、いつまでも前を向こうとしない!」と元妻に指摘されると、

「いや、俺はブレイディが自首したと聞いたら、納屋に向かって絵を始めようとしたぞ。だから俺が執着してるのはブレイディだけなんだ。これが最後だ。」とご丁寧に報告したりして、そういうとこが可愛いのよね。

 

その他の余談をいくつか・・

そういえばアイダ姉さんに新しい彼氏が出て来てましたよね?

これ見よがしに玄関先のポーチでディナーを楽しんでましたけど、あれってやっぱりビルに見せつけるため?

なかなかいい男でしたけど、彼とはその後も続いてるのかしら・・。

 

でも何度も言うけど、なんでビルってそんなモテるわけ?

ドナもあんなに美人なのに、またビルに戻るんですね~。

最後にはかつて縁切りされた娘からもお誘いがあったみたいでビルは嬉しそうでしたけど、ここに来て念願の家族も取り戻せるのかな。

あとは、ジェロームがハーバードに戻るのかどうかも気になりますね。

ジェローム父の様子を見ているともう戻るしかなさそうですけど、ジェロームは探偵業に参加したい感じだしなぁ・・。(戻らないだろうな・・。)

 

そうそう、あの最低人間のバビノー夫妻も結局は似た者同志でしたね。

絶対最後はブレイディにやられると思ってましたけど、意外も意外、ブレイディチームを結成して健気に頑張っていましたよ。

ただ、肝心のブレイディの脳みそは破壊されてしまったし、研究も薬もノーベル賞の夢も儚く散りそうですね。

あー、いい気味だわ~!刑務所を逃れただけでもラッキーと思ってね。

 

あ、あとやっぱり弟もブレイディが殺してましたね。

今ウイリス化してコンピューターの中で生きているブレイディですけど、まだ弟君の亡霊と一緒なのかな・・。

なんだか寂しいけど、これからも悪事を続ける気なんだろか・・。

 

でもさ~、体を失くしたブレイディーに対しビルはどうやって戦うんだろ。

デジタル系が絡んでくると、もうジェロームにお任せするしかなさそうだけど・・。アナログ人間ビルに勝機があるとしたら、その辺なのかなぁ。

どんな話になるのか全く想像もつきませんけど、これ以上超常現象的な話になってくると見てる方も付いて行けるのかという不安もありつつ、それでも気になるので絶対見たい気もするし・・。

 

ストレスなく楽しめたシーズン2の出来に関してはやっぱりデビッド・E・ケリーの手腕によるところが大きそうですね。

彼が少し前に手掛けた「ビッグ・リトル・ライズ」もキレのある展開で飽きさせませんでしたよね。

という訳で、まずはシーズン3がどんな設定で始まるのを注目したいところです!

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