アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ25年、国際結婚15年のワーキングマザーです。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ジ・アメリカンズ」シーズン5 最終局面に向かって動き出す!!最終13話まで見た感想(ネタバレ)

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「ジ・アメリカンズ」シーズン5を最終話まで見たアニスのネタバレ感想です。

はぁ・・。なんだかヤキモキするわ~!

ソ連に帰るなんて話をしてましたけど、もう~帰るわけないくせにぃ・・!ってずっと思ってましたよ。

例によって最後の最後に地味ながらエリザベスの決意を一気にひっくり返す出来事が起きてしました。

本当、このドラマって面白いのに地味よね。

これだけの濃い内容ならもっと派手に味付けしてくれたら、かなり日本でも人気がでると思うのにな~。

これほどドンパチがないスパイドラマも珍しい。もう長いことアクションシーンも見てないし・・。

地味に~地味~に、あくまでも深い人間描写にこだわり、抑え気味な演出で80年代冷戦時代のリアルをえぐり出します!

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なにしろ主演2人の演技が渋すぎる!

あの結婚式のシーンだってもう少しサービスしてくれてもいいんじゃない?

あのエリザベスが思わず涙ぐんだり、思わず幸せそうな笑みがこぼれたり・・。そんなのを期待してしまう私って彼らへの理解が足りないのかしら。

厳かな儀式の雰囲気そのままに固い表情でしたね。

結構長いシーンでしたけど、見てる側としてはどこに気持ちを持っていけばいいのか、ちょっと不思議な時間でしたよね。

二人の気持ちを汲み取ろうとして見てたはずなんですけど、ふーん、ソ連の結婚式ってこんな感じなのね。へ~布を踏むんだ~。と別のところに意識が言っちゃったし・・。

でも家に戻ってようやく抱き合った2人の表情はホッとしたかのように柔らかかったですね。

 

シーズン5のベストシーンはやっぱりコレ!!泣いた!

マーサですよ!マーサ!!

ソ連に住むマーサが買い物してる風景を見た時にはもう胸が痛みました・・。

あんな品薄なスーパーで商品名も読めず大丈夫なのかしらって、もう気の毒でね。

 

ガブリエルが訪れた際のマーサの様子を見た時には、もう言葉もない・・。

あそこまで絶望しながらも、誠実に自分の生を全うしようとしてる彼女にはもう頭が下がる思いです。

 

そして、そんな彼女に思いもよらない奇跡が・・!

え!あの可愛い女の子のママになれそうなの?!!

ほんの数秒でしたけど、あの時のマーサの表情が最高!!

このドラマで初めて泣きましたよ。

よかったよ~。頑張ってここまで耐え忍び、孤独に負けずに頑張った甲斐があったよ~!

クラークと暮らしてる際に養子を欲しがっていたという情報をフィリップから聞いていたのをガブリエルが覚えていたんでしょうね。

ガブリエルいいわ~。フィリップには嫌われてましたけど、彼自身も孤独に生きる苦しみをよく知っていたからでしょうかね。

 

そういえば、ウィリアムを救えなかったのを悔やんでましたね。

そして残念なことに、ウィリアムが母国へ持ち込むのを嫌がっていたあの出血熱のウィリスがやはり兵器化されムジャヒディンに対して使用されてしまったようです。

しかも、その悲惨さを分かっていたからこそ最後まで苦悩していたウィリアムの名前が付いてしまうなんて気の毒過ぎる・・。

オルグにしても、こうなることを見越していたからこそ危険を冒してでも止めたかったんでしょうね。

 

オルグとスタンの男の友情

渋いでしょ~!

同じ女を愛した男達の国を超えた友情!

スタンは本当にいい奴だな。フィリップもそうだけど、あれほど正義と情のある男が非情な世界で生きざるを得ないなんて酷過ぎる・・、私ならすぐ胃潰瘍か鬱だわ。

 

それにしても、オルグは国に帰るという選択は正解だったの?

両親のためとはいえ、あの閉塞感は私なら耐えられないわ。

いつ収容所に入れられるか分からないような危険と隣り合わせの日々なんて、即効逃げ出したくなるだろうなぁ・・。

シーズン5では、このオルグを描くためにソ連の描写が増えましたけど、本当につくづくこんな国では暮らしたくないわ~。(あの時代のってことね)

まぁ、アメリカが描くソ連なので多少の偏りはあるにしても、それにしてもあの物資の少なさと寒さ、暗さ、家の中の陰気臭さ・・、あんな場所にジェニングス一家が越していくてなんて考えられない。

ヘンリーの良さが失われるのは確実ですよね。

 

意外!ヘンリーが一番賢かった!!

前シーズンくらいから出番が減ったヘンリーですけど、いつのまにか背も伸びて大きくなってましたね。(結構イケメン!)

そのうえ好きな女の子の気を引くためか、本当に自分の力を伸ばしたいのかは分かりませんけどアイビーリーグ系の全寮制の高校に行きたいと言って両親を驚かせていました。

すごいな~。ペイジが一人暗~く悩んでいる間に、ヘンリーは軽やかに自分の道を進もうとしていましたね。

もう彼はあのまま一人で生きていけるんじゃないですかね?

あの牧師が言っていたように、どっちにしたってあと数年で彼らは一人で人生を選んでいくわけだし、たとえソ連に移住したとしても大人になったヘンリーを縛り付けることはできないでしょうしね。

 

そういえば、牧師家族がアルゼンチンに移住するということでペイジが安堵してましたけど、そりゃそうでしょう!

私はそれが一番憂鬱だと思ってましたよ。

あんな独善的な人たちと一生無理して付き合い続けるなんて地獄だって。

 

ペイジもどうするのかな・・。

小柄だけどトレーニングしてる姿を見ると結構サマになってましたね。

もう教会には興味がないって言ってましたけど、両親と同じように大義のために人生を懸けてスパイとして生きるのかな。

もうこうなった以上、ペイジが普通の女の子の人生を生きられるとは思えないし、元来の性格的なものがシビアな運命を求めてる感じですよね。

だけどガブリエルが言っていたように、繊細な彼女には背負いきれない気もしますよね。

エリザベスのような強さがないし、フィリップのように底から湧き上がるような怒りもないですしね。

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フィリップは今後どうするの?

もう限界が近づいてるフィリップですけど、ずっと盗聴を続けていた人物がソ連支部の部長になるというのを聞いて絶望してましたね。

エリザベスがこんなチャンスはない!と前のめりになってましたけど、どうやらこのまま任務続行となりそうです。

でもな~、あのキミーをだまし続ける任務が一番辛そうだったんですよね。

自分と同じ年位の女の子と危険な関係を続けるのも限界がありそうですよね。あの純粋なキミーののめり込みようを見ると余計辛いしね。

そもそも、あの若作り変装も苦しい~!

薄~いサングラスで上手いこと眉間のしわを隠してますけど、いい加減オヤジってバレるでしょ。

葉っぱを吸いながら若い連中とつるんでるフィリップって、こっちが見ててもお尻がムズムズするわ・・。

 

それから、息子ミーシャが命のリスクを冒してアメリカまで会いに来たというのに、あの冷酷な婆クローディアは会わせない方向でガブリエルを説得してしまいましたね。

可哀そうに、ミーシャ。母にも会えなくなってしまったし・・。

国に帰っても健気にハードな仕事をしてましたけど、ある日フィリップの兄が会いに来てくれましたね。

兄の家も暗くて陰気臭かったですけど、嬉しそうなミーシャに少し救われました。

いつかフィリップとも会える日が来るといいんですけど・・。

 

そうそう、フィリップって実は意外なサイコ性があるし(少年時代、近所のいじめっ子たちを殴り殺した)、ああ見えて腹に物凄い怒りを溜め込んでる人のような気がしますね。

今も思い出す子供時代の壮絶な貧困、耐え続けた母、仕事の話を一切しなかった父。

非力な自分に対する怒りが原動力になってこうした運命を選んだのかな。

そして今の現状にしても過酷ですよね。

優しく正義感の強いフィリップだからこそ、弱さにかこつけて他人を傷づける人間が許せない。だからこそこの仕事を選んだ。ところが時に、大義の名目のもと無実の人をも巻き込んでしまうという究極の矛盾・・。

抱えきれない十字架に苦しみ、処理しきれない怒りで一杯になってるような気がします。

だからこそESTが必要だったんでしょうね。

 

シーズン5のミッションについても少し

トゥワン君がいいキャラでしたね~。いるわ~、どこの会社にああいう真面目過ぎる熱血漢な変わり者。

彼の生い立ちが壮絶だったのは本当に心が痛むところではありますけど、なんだかもう少し肩の力を抜いて欲しいですね。

まだ子供なのに、すごい出世欲じゃないですか。

でも、病気の弟に電話したいっていう健気な面も持ち合わせていて複雑・・、エリザベス達も任務が終わったら会わせてあげればいいのに~って思ってましたけど、そんなに甘くはしてくれないのね。

エリザベスからパートナーを送ってもらいなさいって言ってましたけど、トゥワン君て女の子に興味あるのかしらね・・。

 

改良型の麦が気になる

あのひげ面の男は本当にエリザベスに真実を語っていたんですかね?

やけにエリザベスは自信を持ってましたけど、他に彼女がいたのも隠していた男なんですから、出会ったばかりの女に対していいところを見せようと「世界中の飢饉をなくすために麦を改良する仕事をしてる」なんて嘘をついてたって不思議じゃないでしょうに。

実は裏で金をもらって害虫の方を研究してる可能性もなくはないですよね。

あの麦もソ連の品種が混ざっていたようだし、うーん気になるな~。

 

いよいよ最終シーズンの6!!

あ~、一体どうなっちゃうのかしら~!

ジェニングス一家がソ連に行くわけはないと思いますけど、フィリップとエリザベスは正しい選択をすることができるのか??

 

ちなみに私ならこうするかな。

①キミーの父盗聴の任務に関してはもっと若いイケメンに引き継ぎ、二人ともスパイは引退。

②ヘンリーの高校の近くに家族で引っ越して再スタート。

③エリザベスとフィリップは普通の仕事に就く。ペイジも普通に大学に行く。

 

これでいいんじゃないですかね?

ほら、フィリップは始めからアメリカで一から暮らしたいって言ってたし、エリザベスも今回クローゼットの服やら家電やらを眺めて「こんな暮らしともお別れなのね~」って顔してましたよね。

少なくとも子供達が成人するまではアメリカ暮らしでいいでしょ~。

子供達がそれぞれ巣立っていった後に、どうしてもエリザベスが母国へ帰りたいというなら、二人で隠居生活しに帰ってもいいだろうしね。

 

でも、当然こうはいかないんでしょうね。

というわけで、最終シーズンが楽しみです!!