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「ファミリー・マン」は最高に笑えるインド版「24」!?第1~3話まで見たA感想(ネタバレ無有)

アマゾンプライム「ファミリーマン」を第1~3話まで見た感想です。(前半はネタバレなし、後半は有で内容に触れてます。)

 

何気なく見始めたんですけど、これがメッチャ面白い!!

1話を見始めて、すぐにその世界観にハマりました。このドラマの特徴をまとめるとこんな感じです。

 

  1. 「24」や「ジャック・ライアン」のように対テロ組織に働くエージェントが主役(お父さん)
  2. テロ描写は本格的で恐ろしい!意外にリアル!
  3. なのに、かかあ天下な妻には頭が上がらず、生意気な子供達の世話にヒーヒー・・。
  4. インドっぽさが至る所に顔を出し、腹がよじれるほど笑かせてくれる

 

初めはタイトルも「ファミリーマン」とダサいし、全体的に安っぽいパロディ調のバタバタコメディかと思ってたんですよ。

でも、これが絶妙なバランスで決してバタバタはしてないし、むしろイギリスの洗練されたブラックコメディを見ている感覚に近いのです。

 

ストーリーもしっかりしてるし、アクションシーンも見応えあり・・。

コメディ要素は決して流れを邪魔せず、ストーリー上の緊張感がそのまま効果的に笑いに繋がるという器用な演出が光ります。

 

ほら、よくまっちゃんが言ってますよね。「笑いはやっぱり緊張と緩和やなぁ・・」と。

その感覚がそのままドラマで生かされてます!

←アマゾン視聴ページ



IMDbレートはなんと!!

驚くことなかれ、これが9000件のレビューが付いた段階で驚異の8.8なのですよ。

まぁ、13億人のインド人が強力に後押ししてる背景もあるにはあるかもしれませんが、それにしても今年の9月20日に世界配信が始ったばかりのドラマが、その数日後には日本のアマゾンにも登場するというのですから、評価が高いのは伺えますよね。

Rotten Tomatoesの一般評も93%としっかり高い!

この数字を見ると、海外ドラマファンならほぼ「必見」と言っていいレベルでしょう!(ホントか?)

 

始めから世界向けに作られたアマゾンオリジナルというのもあるかもしれませんが、インドのドラマを見てるという違和感は全然ないです。

もちろん独特の訛り(最高!)がありますけど英語だし、ファミリードラマの切り口や笑いも非常に西洋的でスッと共感できます。

(色んな現地語も含まれてるようですけど、この辺は複雑でどう使い分けてるのか分からない・・。)

 

登場人物紹介

絶対「24」を意識してるこの宣伝画像。

インド版ジャック・バウアーはその場を切り抜ける嘘が異常に上手い、調子のいい親父、スリカント。

美しい妻には頭が上がらず、思春期の娘にはもっぱら甘い。

 

この俳優さん、最高~~~~に上手いですよ!

力が入ってないのにメチャメチャ笑える!

あの爬虫類系の強面も絶対「おいしい」と分かっててやってますね。さすが!

 

生意気で父親にダメ出しばかりしてる子供達。

下の子がメッチャ可愛い。いつも楽器を吹いてるけど、超下手。

 

美しい妻サチ。

大学で教授をしながらちょっと不倫してる?

国の安全の為に戦う旦那の仕事を屁とも思っていない態度が新鮮。(どこまで分かってるのかよく分らない。)

 

こちらも調子のいいスリカントの相棒はとりあえず顔の毛が濃い。

2人の掛け合いが最高過ぎていつまでも聞いていられる。

相棒が帰ったら女房に叱られそうな時の定番ジョーク「防弾チョッキ変わりに一杯飲んでけ」というセリフは恐らく毎日言っている。

 

インドの笑いはレベル高い?!

私昔から思ってたんですよね~。

もしかして世界で一番笑いのレベルが高いのはインドとかパキスタンとかの辺りじゃないかなぁ・・と。

ただこれは私の笑いのツボがその辺だということで、個人差が相当あるとは思いますが・・。

ちなみに私が人生で一番笑った映画は「ぼくの国、パパの国」という2000年頃のイギリス映画で、パキスタンからの移民達の生活を面白おかしく描いたファミリードラマ。

英国アカデミー賞も受賞してる作品です。

あの映画はまさに抱腹絶倒の最高レベルで、5分の間に何度も笑わせてくれるんですけど、この「ファミリーマン」はさすがにそこまでじゃないです。

ただ基本的にはニヤニヤしっぱなしで、時々声出すほど笑っちゃう場面が来るドン!と感じですね。

 

テロとの戦いは「24」ほど激しくないけど・・

1話目を見た時には、お?!ジャック・バウアー並みに盛り上がるのか?!と期待したんですけど、2話、3話と見ていくと、やっぱりそれほどじゃないなぁ・・と。

なのでタイトルには一応「?」をつけさせてもらいました。

でも、今後4話以降にテロリストたちがさらに暴れていく可能性もありますし、主役スリカントの活躍も気になりますね。(今だにその才覚は未知数・・)

 

パキスタンを拠点にしてるISや、彼らに勧誘されシリアに送られた普通のインド人の苦悩など、意外にリアルな部分も描いていて欧米物にはない生生しさも感じます。

宗教的な対立による集団暴行なんて目をそむけたくなる恐しさ!

 

というわけで、全10話で見やすそうだし、また最終話まで見たら感想書くつもりです!!

 

この先は内容に触れてます。

(ネタバレというほどじゃないけど・・。)



笑ったわ~(内容に触れてます)

犯人を追う必殺テク

IT企業に働く素人テロリストの一人が脱走し、それを追ってましたけど、相棒は早々にバテて諦めてましたね。(あり得るの?!)

ここはスリカントの見せ場か?!と思いきや、スクーターのおばちゃんに頼んで思いっきりズルですよ!

しかも「妻のネックレスを盗まれた」なんて、またしょうもない嘘ついて・・。

 

最後は逃亡犯が死にそうにへばったところでとっ捕まえて「陸上選手のつもりか!」(走らせやがって)、と怒ってましたけど、あの半分本気で半分ボケてるところが最高だわ~。

 

娘が薬を持ってても叱らない

娘がなぜそんな薬を持ってたのかっていうのはどうでもいいみたいですね。

 

とりあえず校長を軽くあしらってなんとか停学を逃れようとしてましたけど、それが失敗すると、翌日にはあり得ない裏技使ってなんとか事なきを得てましたね。

やはり、この辺がインドでしょうか・・。

普通だったら考えられないけど、インドだったらあり得るかも・・?と、思わせてしまう絶妙な路線がまた面白い。

 

しかも娘のSNSの内容調べるのに、仕事用の特殊なソフト使ってましたよ?

あれも反則でしょう~。

そのくせ、たいした内容は見つけられないし・・。

 

母親は何度も違うバージョンで殺す

母の死に目に会えなかった・・という作り話をしゃーしゃーとしてましたけど、「母に会いたい。」と泣くテロリストの壮絶話を聞いたら、あまりに気の毒でもう複雑ですよ!

あんな過去のある相手に対して恥ずかしくないの?!

と、こっちまで身につまされる気分ですけど、どうせ当の本人は何とも思ってないんでしょうね。

それにしても、信仰の違いで死ぬまで集団暴行を受けるなんて恐ろし過ぎる・・。

どこまで現実でどこまで創作なのか・・。

その辺の見極めも難しい馴染みのない世界です。

 

余談ですけど過去にあった恐ろしい話・・

今日、仏人夫にインドのファミリードラマを見てるって話をしたら、なぜかインドにまつわる恐ろしい慣習の話をされて背筋が寒くなりました。

19世紀ごろまであったらしいんですけど、サティーという儀式で夫が死んだときに妻も一緒に焼かれるというもの・・。

 

インドでは昔から年上の夫に若い妻という夫婦が多いらしいのですが、夫が死ぬと若い妻も火葬の火の中に飛び込む(飛び込まないといけない)という想像を絶する儀があったそうで・・。

少しググってみても、確かにあったようです。(でも怖すぎて詳細は読めなかった。)

当時から全員というわけではなく、そういう風習が行われる土地もあったという程度だとは思いますが、旦那が言うには、当時は世界的に見てもインドの女性だけ寿命が短かった・・というんですけど、本当でしょうか?

 

現在はもちろん禁止されてるようですけど、ドラマを見てる分にはにわかには信じがたいですよね!

だって、あの恐妻ぶりですよ!?

男達は皆尻に引かれてるし・・。

 

これも旦那情報ですけど、現在のインドではその辺の事情も大きく変わり、なんと妻の方が所得が高い夫婦が6割にも及ぶそう。

確かにサチも大学教授だし(今のところは)給料はよさそうですよね。

そんな感じで、ますます妻の権威が高まっているようです。(いいぞ~)

 

と言うわけで、ちょっとしたインド情報でした~。