GOT S8

「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章 最終6話のネタバレA感想 賛否両論のラストを考察!シーズン8

「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章 最終回のアニスのネタバレあらすじ感想・考察です。

(その後大幅追記、訂正しています。)

 

もう頭が混乱しちゃってダメですよ、一体何を書けばいいんだろ・・。

まさに、これこそ目から鱗・・。

 

一つ言えるのは、「ゲーム・オブ・スローン」最終回のあるべき姿が、

  1. 誰の予測も及ばない衝撃的なものであり、
  2. 全てのファンの期待を裏切るような「意外性」を持ちながら、
  3. 同時に全てのファンを納得させる最後でなくてはならない

 

という非常にハードルの高い難題だったということですよね。

そして実際のところはどうだったかというと、

 

  1. 確かに予測できなかった!けど、衝撃は少し弱かった!
  2. ガクっと梯子を外されるような意外性もあった! が、テーマ性はしっかり保持した!
  3. ただし、全てのファンを喜ばせることができなかった!キャラをファンが期待する方向に生かしきれなかったのが原因!

 

というのが結論でしょうか。

納得できない!とクレームを続けるファンも多いようですが、私はこの最終回が結構好きです。

衝撃が弱かったという点については、前回のエピソードで散々お腹に食らいましたからまぁいいとしましょう。

この最終回は前話で受けた精神的ダメージを回復するための癒し回でもあり、希望と未来を感じさせる感動的なフィナーレだったと思います!!

ではじっくり振り返ります!

 

「ゲームオブスローンズ」最終章がアマゾンプライムビデオのスターチャンネルEXで見れる! 

 

 

 

 

ティリオンは兄弟達にお別れを

厳しい顔つきで廃墟となった王都を歩き続けるティリオン。(後ろ見えるのはジョンとダヴォス。)

そんな彼が向かったのは兄弟達がいたはずの赤の王城。

 

瓦礫の山から覗くジェイミーの義手を発見し、瓦礫をどかすと、そこには変わり果てた彼らの姿がありました。

悔しさに涙を流すティリオン。

あと一歩だったのに!

 

そんなティリオンの姿を見ると、こちらも貰い泣きせずにはいられません・・。

 

長い長いラニスターの歴史が一つ終わりを告げました。

 

マズい!デナーリスのあの表情!!

なんなの~!!

アンサリッド軍とドスラキ軍達に意気揚々と語る姿には、全く後悔の色がない!!

それどころか、完全にご満悦!

勝利に酔ってる!

 

ん?しかも、おかしなこと言ってるよ。

これからも人々を解放し続けるって、アンタの「解放」は死後の世界へ送り込むことなの?

これはマズい!

カルト宗教入ってる!

ティリオンの言葉にもありましたけど、悪意がないから余計厄介!

自分こそが正義!これこそ楽園を作る為の戦いだと信じ切っているから、他者の論議は耳に入らないのです。

 

そして、ジェイミーを逃がした罪でティリオンを拘束するデナーリス。

自分を糾弾し、王の手を降りた彼も「解放」する気らしいです。

 

ジョン、現実を分かってくれ!

ティリオンから説得を受けてる時はまだボケボケで天然入ってましたね。

「愛は理性に勝る」、「愛は義務を殺す」

などの問答があった末にも結局石頭は変えられない。

うわ~、その様子じゃジョンもダメか~。

ジョンの愛もジェイミーのように理性や義務を殺すほど大きいのか!!(そうは見えなかったけど・・)

と、半ば諦めかけていたのですが・・。

 

その時がついに来た!!

覚悟を決め、女王デナーリスに会いに行ったジョン。

「あの現状を目にしたか?!幼い子供達が焼け死んだんだ!」と必死に想いをぶつけますが、自分を特別な存在と信じて疑わない彼女には話が全く通じない!

 

そして再び永遠の愛と忠誠を誓った後、熱いキスを交わしながらジョンは彼女を刺し殺します。

 

ビックリした~・・。

デナを殺すのはジョンだったのね・・!(しかも決断早い!)

これこそが彼に負わされた重い責務だったのか。

たくさんの迷いの中で選びきった苦渋の選択。

 

それを果たし切ったジョンこそがやっぱり鉄の玉座に座ることになるの?

 

なんて思ったら・・。

 

怒れるドラゴンが溶かしたものは!

母の異変を感じ取ったドラゴンが飛んできて、悲しみの咆哮を上げます。

動揺し、動けないジョン。

完全に無防備なままドラゴンにその運命を託したかに見えました。(っていうか、自分もターガリアンなんだから何かできそうなのに!)

または、焼かれるなら仕方ない!と覚悟を決めたとも言えますが・・、

ところがどっこい!

ドラゴンはジョンは焼かずに隣の玉座に向かって火を噴き続きます!

ドロドロに解ける鉄の玉座。

そっか~。そういうことなのかぁ・・。

 

まさかドラゴンがその玉座の意味を分かって狙いうちしたとは思いませんが、これもまた何かの因果なのか・・。

と、このドラマの結末が少しずつ分かりかけてきた象徴的なシーンでありました。

 

そして、悲しみに暮れるドラゴンは母を手にすくうと、どこか遠くへ飛び立っていきました。



王となったのはなんとあの人!

ティリオンの処遇を決める為、馴染みの顔が一堂に会する場面にはなんだか嬉しいものがありましたね。

ジェンドリーやサム、ブライエニーまでいる!

そっか。言われてみれば皆名家を代表するキャラでしたね。

 

懐かしいエドミュア・タリーの姿もあって(キャトリン・スタークの弟で「血の結婚式」の新郎だった人物)、これまでの過去も今一度蘇ってきました。

ちなみに、このエドミュアはそれほど見せ場があったキャラではありませんけど、演じるのはイギリスの有名俳優トビアス・メンジーズ。

今回もチラッと顔を見せるだけじゃ申し訳ないとばかりに、場違いなスピーチを姪のサンサに遮られるというコメディ場面も用意され、製作陣の気遣いも感じましたよ。

 

そして、ティリオンが皆に語りかけます。

最も大事なことは何か、「軍」か、「金」か、「旗」か・・、いやそれは「物語」だ。

そして、

それはブランだ、と。

子供の頃に塔から突き落とされ半身不随となり、その後壮絶な旅の果てに三つ目の鴉になって人間の歴史を見てきたブランを指名します!

 

そして、王になってくれるか?と問われたブランが

と答えた瞬間はもう笑っちゃいましたよ~!

なんだ、知ってたのかよ~っと。

 

そっか~!

そりゃ冷静に考えてみればそうでしょうと!

あの死人軍団の親分「夜の王」が最も重要な人物と定めて殺そうとしていたのは誰だったのか?

 

アリアの活躍やジョンの血筋のことに注意が行き、完全にミスリードされちゃってました!

 

そして、ティリオンは「今後は血統で跡継ぎを決めるのは止めよう」と続けます。

なるほどね~。

鉄の玉座はもういいのね。

これまで、その座を巡って多くの血を流してきたGOTの黒歴史もこれでおしまい。

 

サムが民主的な選挙制を仄めかす発言をしてましたし、最後は参列者全員の決を採るという方法でブランが新任されました。

なにやらこれまで見てきた歴史ファンタジーのダークな世界は、突然私たちのよく知る現代の世界に近づいたようにも見えました。

 

はぁ・・、やられましたね。

これまで熱く熱く「玉座に座るのは誰だ!」と8シーズンを通して盛り上がり、その血しぶき飛び散る世界に熱狂させておきながら、最後に突然ハシゴを外されるようなこの展開。

これぞGOT的「まさかエンディング」でしょう!

 

なのに、目指す方向は間違いなく正しくて、ヴァリスやティリオンが以前から求めてきた答えそのもの・・という。

 

さすがはGOT!参りました・・。

 

私語の多い閣僚会議

なんだか楽しそうでしたね。

有意義な提案がいくつもありながら、どうしょうもない私語も結構あったりして、微笑ましい新大臣たちがいましたよ。

 

驚いたのがブロンがいたこと!

この得意顔!

げ!ハイガーデンやリーチだけじゃなく、財務大臣もなんて図々しいにも程がある!

な~んて言いつつ・・、

これも庶民が国政に参加することの一つの象徴なのでしょうかね。

(4話で金持ちラニスターのジェイミーやティリオンに向かって痛烈な批判を浴びせてましたけど、ここで意味を持つわけですね。)

 

ブラン新王は国政に興味がないみたい(というか敢えて積極的に関与しない様子)で、まさに象徴としての「王」の在り方を示してましたし、新たな時代の幕開けを感じました。

いずれサムの提案したような選挙の行われる日も近いでしょうね。

 

笑ったのが、メイスター達が書いた歴史書「炎と氷の歌」にティリオンの名前すら載ってないという事実!

あらま~、あれほど「物語」が大事だって熱く力説したのにね。

ティリオンがブランを名指ししながら未来への方向性を指し示し、大きく歴史を変えたというのに肝心の本人はカヤの外・・。これもGOTらしいオチだなぁ。

 

でもティリオンがこのGOTの主人公の一人として、重要な物語を語ってきたことは間違いありません!!

最後にもう一度言いますけど、ティリオン役のピーター・ディンクレイジ は今年もエミー賞確定!

お見事でした!!



 

ブライエニーはジェイミーの物語を締めくくる

彼女らしい方法でジェイミーを悼み、別れを告げていましたね。

ラニスターの長男でキングスレーヤーとしてしか知られていないジェイミーの素顔を知る数少ない人間として、できる限りのことをしたかったのでしょう。

ジェイミーは「北で死人大戦に加わり、女王を救うために王都へ向かった」とその物語を締めくくりました。

 

グレイワームはナース島へ

ミッサンディを失い、デナーリスを殺されたグレイワームは怒りの持って行き場のない様子でしたけど、最後はジョンの終身刑を了承し、死刑を求める仲間たちをまとめてくれましたね。

そして、船で向かう先はミッサンディの古郷ナース島。

そこで彼女を忍んで再出発です!

 

とはいえ、変わらぬものもある!

炎と氷のダークでヴァイオレントな世界観から一転、新たな民主的国家への移行を感じさせる一方で、急にこんな感じでファンを置いて行くのも「らしくない」と考えたのでしょう。

しっかりGOTらしい荘厳なエンディングも用意してくれてました!

スタークの3兄弟は彼ららしく、今も昔も変わらぬ姿を貫こうとしています。

熱い抱擁で別れを惜しんだ後は、それぞれの道へ・・。

 

アリアは西に向かって冒険の旅へ!!

地図にない世界へ向かう!なんて、アリアはコロンブスのように新たな大陸を発見する冒険家になるんですかね。

らしいわ~!

アリアらしい未来はそれしかない!

ハウンドに「もう北へは戻らない」と話していたのも、このことが胸にあったからでしょうね。

スタークの狼を背負った帆がカッコイイ。スターク家の誇りと共に旅立ちます!

 

サンサは北の女王に

サンサは北の独立を求めて承諾された後、女王として統治することに。

王都では時代の変化を感じさせる閣僚会議がある一方、こちらの北の地ではかつてと変わらぬ姿のまま、よりよい時代に向かっていきそうですね。

サンサはこれからも頭の固い旗主たちの信任を得て、うまく舵を取っていくのでしょう。

 

ジョンもかつてのあの場所へ

そしてジョンは全ての始まった場所へ逆戻り・・。

私たちにとっても懐かしいあの壁ですよ!

 

トアマンド達が待っていてくれましたね。

狼のゴーストを見つけた時には、ようやくジョンの顔にも笑顔が戻りました。

 

そして、壁を背にして野人たちと北に向かうジョンの姿が・・。

とにかく子供が多かった~!

この子供達こそ未来と希望の象徴!

野人は英語ではfree people(自由民)ですし、もはや死人のいない安全な壁の北側というのも新たな世界。

 

ジョンはこれから壁で彼の務めを果たして行くことになりますが、私としてはこのラストシーンのような未来を思い描かずにはいられないのです・・。

きっと何十年もすれば、こんな北の地の果てで彼がどこで終生を過ごそうが、もう気にする人はいないでしょう。

かつて愛したイグリッドのように、また素敵な女性と出会い、苗字のない子供を持ったとしても問題にする人はいないでしょう。

ジョンの幸せを願いつつ、お別れしたいと思います。

 

追記訂正:勝手に解釈しちゃいました・・

すみません、ドラマを見た直後に一人で気持ちが盛り上がり、訂正前の感想記事ではジョンの事について「自由人になった・・」なんて、個人的な希望が入ってしまいました。

落ち着いて見れば、ジョンは鴉の衣装だし、自由人じゃないですよね。

今回に関してはただ彼らに同行してるだけでしょう。

こうして振り返って見ているのも、自分の戻るべき場所(壁)があることを示しているとも言えますよね。

(始めは六大国に別れを告げてるように見えたんですが・・。)

 

でもですね、死人がいなくなった今、もう「壁」の存在意義そのものがなくなっているわけで、10年後か20年後か分かりませんけど、ある日突然恩赦の連絡が来て自由になる可能性も考えられなくもないですよね。

 

思い返せば、シーズン1の第一話は「壁」から逃げ出したナイツウォッチの首をエダードが刎ねるところから始まります。

それだけシビアだった世界がいずれ時を経て寛容な時代に変わっていく・・と勝手に期待しちゃうのって、ダメですかね・・?

だって、10年もすりゃアンサリッドももういないでしょ?

 

それに、あながちこの時点で「自由人になった」というのも間違いではないのかも・・。

少なくともジョンは王や女王やらのしがらみから解放され、再びただの「ジョン・スノウ」に戻ったのですから・・。

 

【さらに追記】

その後アメリカのサイトをいくつか覗いてみたんですが、これについては意見が分かれてる部分もありました。

結局のところ、見た人の感じ方で自由に解釈していいのかな・・なんて思ったりします。

 

このラストで正解だったの?!!

確かにね・・。

キャラ達に愛情が欠けていたのは事実ですよね。

特に製作陣に最も酷い形で見捨てられたのはデナーリスでしょう。

世間知らずの少女から、少しずつ女王として成長していく姿をファンたちは頼もしく見守っていたんですけどね・・。

権力欲に目がくらんだ彼女が不安に呑み込まれ、本来の良さを見失ってしまうという結末でした。

 

ジョンに関してもそう感じるファンは多いでしょうね。

嫌だ、嫌だと言いながらもいざそうなった時には腹をくくるものだと期待してましたしね。

それが王にならないどころか、壁送りという罰まで与えられてしまうとは・・、怒るファンがいるのも分かります。

 

でも、どちらが玉座に座る形になったにせよ、それは皆に予測されちゃってましたからね。

結果、どちらも座らせるわけにはいかなかったのでしょう。

 

玉座自体を燃やしちゃう!というハシゴ外しが必殺の隠し玉だったわけで、テーマ性を保って希望溢れる未来を予感させるラストにするためにはアレしかなかったのだと思います。

ジョンの部分だけやけにダークですけど、またあれが雰囲気あってGOTらしいじゃないですか!

 

はい、というわけで泣いても笑ってもこれでお終い!

長い間、感動と衝撃をありがとう~!ゲーム・オブ・スローンズ!!

人生観を変えるような大きな大きなドラマでした。

最終章の全話感想こちらです

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さて、6月には「ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ」という長編ドキュメンタリーがアマゾンプライムのスターチャンネルEXで配信られるらしいですよ!

これも楽しみ~!


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