アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第5話 ん?妊娠?ニックとは恋仲に?(ネタバレ感想)

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今回はジューン(オブフレッド)にとっての「愛」をテーマに描いた回になりましたけど、なかなか複雑で難しかったですね。

まずはジューンを巡る三人の男を一人ずつ見て行きたいと思います。

 

司令官フレッドの正体

今回のフレッドはちょっと意外だったし、ガッカリでした。

現体制に批判的な思想を隠しながら、それでも立場上の役割を苦しみながら果たしている男かと勝手に思ってましたけど、どうやら違うのかな・・。

ジューンや侍女たちへの同情や思いやりの気持ちはあっても、やはり支配者階級層として自分たちに都合よく物事を考え、処理してるようでした。(言ってたことが全部本心ならね)

なんだぁ・・そうなのか~・・。

じゃ、フレッドの魅力は地に落ちたわ。

オブグレンの処置に関しての発言も完全に常軌を逸していて、「生物学的な役割を果たすために救ってやった」云々・・。

「愛は幻想で、聞こえのいい言葉で性欲を正当化してるだけ」の言葉にはジューンの中の「屈しない」部分が顔を出してしまい「私には幻想じゃない!」と言っちゃってましたね。(すぐ「なんでもない」と誤魔化してましたけど)

でも、これでジューンの中のフレッド司令官も終わりかな・・。

いくら穏やかにゲームをして、雑誌を時々読ませてくれたって、フレッドは所詮あちら側の人間で、この先もジューンとは永遠に平行線のままなのでしょう。

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意外とキュートなルーク

ジューンの「屈しない」人柄に惚れたルークですけど、よく見るとなかなかキュートで魅力的な人ですね。

でも、出会った当時は別の女性を結婚していて、ジューンとは不倫関係だったことが今回わかりました。

ふーん、これもちょっと意外だなぁ・・。不倫とかしないタイプの誠実顔ですけどね。

ところで、ルークは子供はいたのかな?

でも子供ができにくい時代なので、いなかった可能性が高いのかな。

 

あのホットドックの店の前で偶然出会ってから、その後2人がどうやって再会したのを説明して欲しかったな。

ジューンが恋人募集のサイトに出して、そこにルークがアクセスしてきた・・とか?

ともかく、2人は共にほぼ一目惚れで、あっという間に恋に落ちたようでした。

 

ニックへの気持ちは本物なのか?

ポイントはここですよね。

ずっと前から、ニック側にジューンに対して気持ちがある様子は伝わってきてましたけど、ジューン側からの気持ちがよく分かりませんでした。

ただ今回はいくつかヒントがありましたよね。

 

夫人からニックとするように言われて彼の部屋に向かう際、ジューンが心の声で「なぜかルークを裏切るような気持ち」と言っているのが一つ。

ニック本人に「あなたは目なの?」と怯える様子で聞いて、「そうだ」と言われた時のショックの受けようが二つ目。(でもこれは身近な人間に目がいた、というショックとも受け取れる?)

そして三つ目はもちろん最後のシーンで彼の部屋を訪れて、激しいセックスをする場面

でも、これは「目の彼に接近して、メーデーの情報を聞き出すためでは?」と一瞬思ったりもしたんですけど、どうでしょうかね?(逆に「聞いちゃダメだろ」って気もするけど。)

気になるのはベッドシーンの途中で、自分が上位になるようにポジションを変えたところ。

以前ルークとのそういう場面で「一回きりかもしれないから自分が上になりたい」と言ってますよね。

なぜ上になりたいのかがちょっと謎だけど、彼女にとっては大事な愛の行為では上になりたいってことかな?(フェミニズム的な発想に関係してる?)

 

いずれにしても、ジューン自身にニックに惹かれてる部分があるのは確実なので、今後「目」という立場の彼と、「メーデー」に接触したい彼女がどういう関係性を取っていくのかが注目ですね。

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ジューンは妊娠したの?!!

これこれ!問題は!

突然吐いてるシーンがありましたけど、ジューンはニックとの子供を妊娠したんでしょうか?!

通常ドラマの中で女性が「うっ!」となって洗面台でゲ~!となったら、確実にそれは「妊娠」を意味しますけど、今回はどうなんでしょうか。

問題のない男女がタイミングのいい日に性交渉して妊娠する確率は20%と言われてますので、これ一回で妊娠してたらすごいですね。

ニック、見た目的にはジューンより結構若そうですけど(何気に童顔だし)、中身はなかなか男臭いキャラで魅力的です。

「目」だと言っても、ジューンが意志に反して「侍女」を強要されているのと同じように、彼も無理やりその役割を担わされてる可能性もありますしね。

 

でもさ、夫人の立場も微妙よね。

「ニックとやって頂戴」・・なんて苦渋の選択でしょうけど、それほど子供が欲しいのでしょうね。

今回、もし妊娠してたらどんな反応なのかな?ちょっと楽しみ。

 

にしても、ニックとジューンをセックスさせるシーンでは、夫人が部屋を出て行かないんで「え?!居座る気??」っとギョギョっとしましたよ!

アンタ、無茶な頼みを押し通したんだから、せめてそこは出て行ったり~な。

・・と、見てる人全員が思ったはず。

 

エミリー(オブグレン)の抵抗

愛する人を処刑され、自分も人間性を無視した酷い処罰を受けて完全に鬱状態にあるように見えたエミリーですが、あの車を奪って運転するシーンは感動的でした!

もちろん完全に自殺行為ですけど、一方であの瞬間に彼女が感じたであろう、「自由」「解放」「主体性」というかけがえのない感情には、一瞬でもその価値があったのでしょうね。

そして、彼女が最後まで失わなかった強さを示したことで、ジューンにも勇気を与えることができました。

最後、ジューンが夫人と会話するシーンでは剪定ばさみを見つめながら、それでもあの場を立ち去っていきましたけど、彼女はまた違う方法で抵抗の道を見つけて行くのでしょうか。

 

ちなみにちょこっと出ていた、エミリーが仕える家の夫人ですけど、エミリーのことを気遣って犬と遊ぶ彼女をそっと見守っていてくれたり、自分の体調を理由に儀式を先延ばししたりと、随分優しい女性に見えましたけど、こういう支配者階級もいるんですね。

悪と善で割り切れるような単純な物語でないのが、このドラマを奥深く面白くしてますね。

この先もどんな仕掛けでこちらを驚かせてくれるのか・・、また来週が楽しみです!

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