海ドラNetflix

Netflix「栄光へのスピン」少女漫画な世界観が懐かしい!最終話まで見た感想(ネタバレ無有)

アニスです。Netflixの海外ドラマ「栄光へのスピン」を見た感想です。

3話までの感想はネタバレなし、最終(10)話まで見た感想はネタバレ有で描いてます。

 

お正月から配信が始まったアイススケートの新ドラマ「栄光へのスピン」ですけど、これが掘り出し物でした!

IMDbが8.0といい数字なので、オっという感じで見始めましたが、好きだわ~。これ。

かつて見た少女漫画の世界にかぶってちょっと懐かしい。

世界を目指す事情ありな美少女に(といっても21歳)、高飛車なパートナーの美少年(そんなイケメンじゃないけど)。

夢を諦めたくないヒロインにはこれでもか、これでもか・・とハンデが襲い掛かかるわけでえすが、一つ一つに立ち向かう姿が清々しくて応援せずにはいられない・・!

 

少女漫画なんて言っちゃうと怒られそうですけど、全然安っぽくないんです。

キャラ達の繊細な心情も豊かに表現する形でリアルだし、役者たちもそれぞれが魅力的!

3話でこれほど引き込まれるとは・・。

私の乙女な部分をガツっと掴まれてしまいました。

かつて、スポ根系の漫画やアニメにはまった世代(特に女子)なら絶対お勧めの青春ドラマです!

まず、可愛らしいオープニングソングの雰囲気からグッときますよ。思わずホロッと来た方は絶対ハマると思います。



「栄光へのスピン」予告編

 

「栄光へのスピン」登場人物とキャスト

ヒロインのキャット・ベイカーを演じるのはイギリス人のカヤ・スコデラリオ。(「メイズ・ランナー」「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」)

イギリス人の父とブラジル人の母を持つそうで、結婚していて出産もしてるのにスタイル抜群!顔も綺麗!

演技も完璧で、しかも、スケートまでできるの?!

と驚いたわけですが、なんとなんと、配役が決まるまでスケートは未経験!

しかも、当初決まっていた女優さんが突然辞めることになったらしく、彼女に決まったのが5週間前!カナダで本格トレーニングをした3週間を含み(一日4~6時間!)、5週間しか準備期間がなかったそうなんです。

うわ~、それであんなに滑れるの?って感じですけど、もともとダンサーだったので素養はあったのと、もちろんスタントマンにも演じてもらってるみたいです。

(とはいえ、本人は全然準備期間が足りなくて間に合わなかったとインタビューで答えてましたが・・)

ちなみに、スケート未経験だったのはこのカヤと、妹を演じたウィロー・シールズで、他のキャストは全員経験者だそうです。

 

キャットの抱える事情があまりにヘビーで過酷なので、後で一挙にまとめます。

 

妹のセレーナ。若手有望のソロアイススケーター。

新しいコーチがちょっと好き。

演じるウィロー・シールズもアイススケートは初めてだったそうですが、彼女は4か月みっちりトレーニングをする時間があったそう。

 

パートナーで超金持ちのボンボン、ジャスティン・デイヴィス

顔がスネ夫っぽくてあんまり好みじゃないわ~、と始め思ったんですけど、見てると段々良くなりました。長身で男としての魅力あり。

 

2人のコーチ、ダーシャ

いかにもな雰囲気のロシア人コーチなので怖いのかな・・と思ったら、意外に優しくてファンになった。素敵。

 

キャットとセリーナの母、キャロル

なぜ、そこまで冷たくなれる!?というほどキャットに厳しい鬼母。

でも綺麗。

 

キャットの親友で幼馴染のジェン

彼女のキャラ最高~。こういう脇役のアジア系女子としては一番好きかも。

 

キャットの抱える事情がヘビー過ぎる!

これぞ少女漫画!(じゃないけど)

やはり戦うヒロインにはたくさんの逆境が必要ですね・・。

 

  1. 才能ある選手だったが、数年前にスピンの着地に失敗し頭に大けがをする。以来、トラウマで高度なスピンができない。⇒選手生命を諦めようとしている。
  2. 家が貧乏。シングルマザーの母に育てられ、スケートを習うお金が限られている。練習の後はもちろんバイト。超ボロボロの車に乗っている。
  3. 母が双極性障害で薬を飲もうとしない。たびたび暴走する母から妹を守ろうと必死。
  4. 自分自身も双極性障害で、リチウムを飲んでいる。
  5. 時々負の感情を抑えきれず、自傷行為をしてしまう。
  6. 自分に厳しい母とはうまく行ってない。

 

どうですか?

これだけあって、まだ夢を諦めきれずに「自分にはアイススケートしかない!」と、世界を目指そうとしてるんです。

もうね、「その車どこでゲットしたの??」というほど凄い車に乗ってますよ。

見ていて切なくなるほど気の毒な逆境ばかり・・。

それでも、自分のプライドを捨ててまでスケートを続ける道を模索するキャットには感情移入せずにはいられない!

(でも、妹に関してだけは過保護すぎだろ・・って気もするけど。)

 

いいですよね~。あの町から全米を目指し、オリンピックを目指すなんて夢がありすぎる~!

 

ちなみに双極性障害についてですが、「ホームランド」のキャリーがそうでしたよね。

薬を飲んでいないと、躁状態と鬱状態に定期的に襲われメンタルが安定しない。

母キャロルが夜中に起きだして突然娘にトレーニングを強要するシーンがありますが、あれは躁の症状だと思います。

リチウムなどの薬で安定させることができるのですが、リチウムを飲むと人によっては吐き気がしたり、頭痛やめまいなどの副作用が強烈にでるらしいのです。

(キャットも水の中にいるようだと言ってた)

恐らくそれでキャロルは飲みたくないのだと想像します。

 

また、カヤがこの難しい役を引き受けるにあたり、一番惹かれた部分がこのメンタル疾患を持つ主人公だったそうです。

これまであまり語られることのなかったメンタル疾患についてしっかり描き、若い人たちにも理解を深めてもらう事の意義を感じているのだとか。

 

スケートの世界がまず厳しい!!

もう、衝撃なのは、血が多いってことですよ~。

痛い!とにかく痛い!!

1話の冒頭で女の子がスケートのブレードが足に刺さるシーンがあるんですけど、キャー痛すぎる~。

しかも、寒い氷の上・・。

寒いとなぜかもっと痛いじゃないですか。もう見てられないんですよ。

スケートってそんなに危険なの?

実際のところはよく分かりませんが、こういう場面で緊張感がぐっと高まるのでキャットの抱えるトラウマも実感として伝わってくるんですよね。

(でも、演じる役者の方も転ぶシーンなんかでは絶対青あざ量産してますよね。

厳しい世界だわ・・。)

 

そして、朝練が毎日あるそうなんですけど、朝5時とかからってどんだけ早い?!

ただでさえ寒いアイダホ州のサンバレーが舞台。(スキーリゾート地)

外に出れば普通に雪降ってるし、スケートリンクだって相当寒いはず!

 

でも、この雪の舞う町の独特の雰囲気もちょっとロマンチックなんですよね。

私は絶対に住みたくない場所ですが(南国がいい)、こんな世界もあるんだなぁ・・と別世界に浸れます。

 

ちょっと話がズレますけど、アマプラで見れる「フレッシュ・アンド・ボーン」に少し雰囲気近いかなぁと。

クラシックバレエの独特な世界観が描かれますが、主人公にはやっぱり自傷行為なんかがあったりして複雑なんですよね。

ただ、あちらはちょっとした「異色ドラマ」だったのに対し、この「栄光へのスピン」は確実に正統派でしょう。

恐らく期待する方向へまっすぐに向かっていってくれると思います!

【追記】

最終話まで見た感想で書きましたけど、4話以降かなりメロドラマな側面が強くなりだし、スケートをする場面がますます少なく・・。

期待したスポ根色は薄くなり、少し物足りなかったです。

 

というわけで、この先10話まであるんですけど、もう楽しみ過ぎますね。

キャットはトラウマを乗り越え、新たなパートナーとペアスケーターとして新境地を切り開いて行けるのか!

また最後まで見たら感想書きます~。

 

*次は最終話まで見たネタバレ感想です。



最終回まで見たネタバレ感想

う~~~~ん、惜しかった!!

3話まで見た段階ではメチャメチャ期待したんですけどね。

あの後中盤から全然スケートしなくなっちゃったんですよ~。

え、もしや?

と心配した通り、お決まりの面倒くさい展開がダラダラと続き、よくありがちな青春メロドラマになってしまいました。

もう!スポ根が見たかったのよ~!

 

マーカスとはさ・・

しつこかった~。すれ違い、待ちぼうけ。

縁がないのよ!!

 

そもそもですね、マーカスがキャットに恋してるのは明らかなのにキャットはその辺どうなのよ?ってとこですよ。

友達が欲しいくらいの感覚でデートしてるように見えるんですけど、それって女として共感できないわ。

実際すぐにジャスティンに行っちゃってるし、そんな軽い気持ちでマーカスをどうするつもりだったのよ。

 

残念なのは・・

申し訳ないんですけど、キャットがだんだん嫌いになるのよね・・。

美しいと思ったお顔も、笑うとちょっと怖いし、表情に乏しくてあんまり可愛げがない。

少女漫画タッチのドラマには向いてなかったかも。

 

それとね、貧しいなら真面目に仕事しよ~!ってことですよ。

これは躁鬱が酷くなる前の話ですよ?

その段階から全然やる気が感じられなかったわ。

ボスがマーカスなのをいいことに、色目使いながら適当にやってたでしょ。

しかもね~。

この貧乏設定も途中からブレブレ!

マンディに「自分の衣装代は半分出す」と言ってた辺りまでですよね。貧乏設定がしっかりしてたのは。

その後ジャスティンと付き合いだしてからは超適当~。

特にお金に困ってる様子もなく、ジャスティンとべたべた、キャッキャ。

金持ち男子と付き合いだしたら解決なの?そういうことなの?!

 

躁の時に開いたパーティではシャンパンを箱ごとオーダーしてましたけど、あれとかって全部ジャスティン持ち?

 

そして、最後はあれですよ。

母が「愛してる」という男ミッチに対し、また「妹に手を出してる!」と言い出した!

この期に及んで、まだ言うか!

さすがに呆れました・・。

序盤でもしつこく追及してウンザリしましたけど、あれだけ母と順調交際してる姿を見ながら、まだ疑うのかと!

人を見る目がないにも程がある!

 

それと、ジェンとのことも呆れましたよ。

もう少し彼女のことも考えてあげて~。

怪我のこと、失恋のこと、全然支えてあげようという気配が見えない。

なのに、ジェンが自分を支えるのは当たり前だと思ってる感がイラっとします。

 

そんなこんなで、ベイカー家の皆さんはワガママ女子ばかりでついに孤立無援になっちゃいました。

でも、なんとかジャスティンは戻ってきてくれたけど・・。

これもキャットの美貌のおかげでしょうか。

それと、ペアで世界目指したいしね。



スケートをもっと見たかった!

私はてっきり、もっとスケートに打ち込む話かと思ってたんです。

始めに出てきたペアのライバルいますよね。

彼らともっとゴリゴリに競い合って切磋琢磨していくものだと思ってました。

ところが、全然じゃないですか~。

 

ちなみに、この方たちはたぶんプロのスケーターですよね。

最後の演技でもご本人たちが滑っているのしっかり分かって、迫力ありました。

 

ただ、一方のキャット、ジャスティン組はキャットに関してボディダブルを使わないといけないので、そこがネックでしたよね。

濃い化粧をしてなんとか遠目で同じ顔に見せる・・というテクを使うので、どうしても小手先の映像で違和感が付きまとう。

こうやって見ると、ジャスティンも違う人に見えるなぁ。。

 

最後も、全然練習しないで突然トーナメントに参加してるし、そんなんでいいの??

そして、

え?!

最後スケートしてくれないの!!?

 

ということは、彼らのスケーティングが締めの見せ場だったみたいです。

 

確かに素晴らしかった!

 

 

あとね~、なにしろ話を広げすぎなんですよね。

ぶっちゃけ、マンディの出産話なんてどうでもいいわ~。

マンディ好きだけど、そんな過去話まで掘り下げなくてもいいでしょうに。

整骨医の女遊びの話もどうでもいいし、リアリティないしね。

ジェンをどんだけ不幸にするの・・。

 

ともかく、スケートにフォーカスした話で、躁うつ病や貧しさを乗り越えて夢を追いかける!というスポ根が見たかったんですけどね・・。

せっかくその要素はあったのに、残念な方に話を広げ、肝心のスケートについては大雑把な描写に終わってしまいました。

 

シーズン2はあるんでしょうか?

まだNetflixからの通知がないようですが、あと数か月中に分かるだろうということです。

あの終わり方は続ける気満々でしたけどね。

もう少し方向修正すれば劇的に面白くなる要素はあると思うので、今後に期待したいと思います!

 

 

POSTED COMMENT

  1. 39kumicho より:

    スポ魂と聞いて、なぜか古き良き大映ドラマを思い出して見始めました。主人公がスケート未経験と知って仰け反るほど驚いています(@@)

  2. 39kumicho より:

    スポ魂 → スポ根  (恥)

  3. annice より:

    私も漢字変換苦手でよくやらかします。笑
    子供の宿題見てても漢字が出てこないんですよね・・。パソコンタイプして調べてます・・。

    そうなんですよ~。この女優さんよほど身体能力高いんでしょうね。(本人は全然間に合わなかったと言ってますけど凄いです。)
    そして、その前に配役されていた女優さんは恐らく訓練しても向いてなかったんじゃないでしょうかね?(誰か知りたい!笑)
    急にやめて交替になったと聞いて、そんな想像しちゃいます。

annice にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。