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「カーニバル・ロウ」最終8話まで見たネタバレA感想/解説 ファンタジーなメロドラマ

アマゾンプライム「カーニバルロウ Carnival Row」最終回(8話)までのアニスのネタバレ感想です。

 

はぁ・・苦しかった~・・。

特段ファンタジーに思い入れのない私にとっては長い長い全8話でした。

一番苦しかったのが4話~6話あたりですね。

ただ、7話くらいになってくると、これまでバラバラで意味不明だった、どうでもいいエピソードがようやく繋がり出し、物語の方向性が見えてくるので多少は面白くなりました。

 

ただ、それでも正直に言わせてもらうと、

「これだけの巨費を投じて描くほどの物語か?!」というのが率直な感想です。

 

確かに最後まで見てみれば、なるほど~、よく無理やりまとめたものだわ。と感心する部分もあり、面白くなかったとは言いませんが、基本的な内容はメロドラマでしょう。

ファンタジー映像は美しく、雰囲気はムンムンしてますけど、なんだか気持ち的に乗っていけない自分を常に感じてしまいました。

「カーニバル・ロウ Carnival Row」世界観とキャストはいいけど脚本が・・。第1話~3話まで見たA感想 アマゾンプライムの「カーニバルロウ Carnival Row」第3話まで見たアニスの感想です。ネタバレなしで書いてます。 ...



「カーニバル・ロウ」超ネタバレ全開のあらすじ解説

3話辺りで挫折した方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にネタバレポイントだけをまとめたいと思います。

ファイロの出生の謎

ファイロはフェイと人間の混血で、母親は最初に腹を割かれて殺されたフェイの歌手だった。

そして、父親はなんと現首相のブレイクスピア

 

実は、母親と児童養護施設の恩師、そして赤ちゃんの時に羽を切る手術をした医師を次々殺害したのは、この真実を隠蔽しようとしたブレイクスピアの妻ピエティだった。

彼女が化け物のダンカシャーを操っていた。

なぜそんなことが可能なの?!

→ それはこの魔女のお婆ちゃんが彼女の実の母親だったため。

(凄い!絶対本人の少女時代の写真だ)

遺伝で同じ魔術が使えるのか、母親のテクを密かに盗んだのかは謎だが、娘の悪事に気が付いた魔女は娘に殺されてしまう。

そして死に際、全てが娘ピエティの仕業だったことをファイロに伝える。

 

ピエティはヴィネットを誘拐し、助けに来たファイロを殺そうとダンカシャーを操り痛めつける。

ギリギリのところで、ヴィネットがピエティを殺し、ファイロは助かる。

 

なぜこんなことを?

→愛する一人息子を守る為に、夫の隠し子の存在を隠蔽しようと必死だった。

そしてそれは、ファイロの母を騙る者からの脅迫状がきっかけだったのだが、実はこの手紙を書いたのはブレイクスピアの政敵ロンガーベインの娘、ソフィだった。

 性格悪そう・・。

 

ソフィは実は・・

彼女の目的が何なのかは不明だが、ブレイクスピア家を憎み、父の死後権力を手にしたいという野望があった様子。

そんな彼女はブレイクスピアの息子ジョナをたぶらかし、ジョナは強引な彼女に惹かれセックス。

 

ところが、そんな二人に気が付いたピエティは「彼女だけはダメ!彼女とは血が繋がっているのよ!」と衝撃告白を。

ジョナはロンガーベインとの子供だったのだ。

最後その秘密をブレイクスピアは知ることになるが、息子しか見えないピエティに殺されてしまう。(その直後、ピエティはファイロを殺そうとし、寸でのところでヴィネットにナイフで刺され死亡。)

 

ジョナは・・

どうも首相が死んだ場合は世襲になるらしく、次の選挙までの代理としてジョナが突然首相に就任・・。(そんな無茶な・・)

 

そして、野党側当主のソフィとタッグを組む形でクリッチを敵と定め、人間以外は例外なく強制収容所に送ることを決める。(なんでまた急に・・?)

 

2人は・・

愛を確かめ合ったファイロとヴィネットはバーグを後にしようとするが、汽車に乗る寸前駅でヴィネットが捕まってしまう。

バリケードの向こう側へ連行されるヴィネット。

ファイロはついに覚悟を決め「自分もクリッチだ」と言うと、彼女の元へ走り固く抱き合う。これが感動のエンディング・・。

 

イモジェンとアグレウス

お嬢様イモジェンとパックの成り上がりアグレウスは次第に愛し合うように。

ところがセックスの現場をイモジェンの兄に目撃され、アグレウスが撃たれそうになったので、反撃して逃亡。

2人は船でバーグを脱出。遠くの新天地を目指す。

 

これだけの製作費がもったいない・・

結局は、首相一家の愛と憎しみの物語~って感じでしたね。

そこだけ見ると、話が小さい小さい・・。

壮大な歴史絵巻でもあった「ゲーム・オブ・スローンズ」と比較すると、まぁ、驚くほどこじんまりです。

 

無理やりファンタジー色を持たせるために、ファイロをフェイとの混血にして、フェイのヴィネットとの愛を語る形にしてますし、2人が一度別れた背景には種族を巡る戦争があったということで、お金使って戦場の様子も少し描いたりしてました。

ただね~、結局は息子可愛さからファイロを殺そうとしていたピエティが一人暴れていた形だったし、なんだかなぁ・・という感じ。

しかも、悪役も善人も典型的な描き方で、浅い浅い。

 

物語の設定(クリッチと人間の対立や戦争の歴史など)はいいので、そこからまた別の脚本家にもっと壮大な物語をお願いしたいですね。

役者さん達は皆熱演で、魅力的だったんですけどね・・。なんとも残念。

 

オーランド・ブルームも、セリフ言うまでの溜めが長いんですよ!

っていうか溜め自体はいいんですけど、続くセリフが大した内容じゃないのが痛い・・。

これは俳優のせいじゃなくて、内容の薄いセリフを言わせた脚本家のせいだと思いますけど、本当に惜しいです。

これだけのキャスティングと舞台セット、CG、全てが揃ってるのに、肝心のストーリーがメロドラマというのは・・。

 

余談ですけど、最後の最後まで女優陣は全員脱いでましたね。

イモジェンもしっかりおっぱい見せてたし、そこはやけにこだわってましたね~。

 

あと、ピエティが最後に顔をナイフで貫かれて死ぬ場面なんかは本当にGOTみたいでしたけど、一瞬なんですよね。

その前にピエティが目を緑にしてモンスターを操ってるシーンなんかは完全にアメコミみたいで急に子供っぽくなるし、もうどっちなのよ~って感じでした。

 

あの化け物にしても、ゴシックホラーの要素を持たせようとしてるのは分かりましたけど、全然要らなかったわ。

ただでさえ、フェイやらパックやらがいて雑然としてるのに、さらに化け物を出そうっていうのはやり過ぎでしょ。

 

「カーニバル・ロウ」シーズン2はどうなる?

実はシーズン1のリリース日にシーズン2の製作決定も発表されていたそうです。

恐らくシーズン2が見れるのは、1年というスパンよりは2年近くかかるのでは?と予想されてましたけど、どうでしょうか。

 

でも、こんな文句ばっかり言ってる私ですが、結構シーズン2が楽しみです。

だって、これを見た全員が思ったはずですよ。設定と俳優はいいのだから、もっと面白いストーリーが書ければ俄然良くなる!と。

で、脚本家を変えて頂ければ、物語はこれからでも壮大な広がりを見せることは可能だと思います。

シーズン1は本格的な人間とクリッチとの戦争状態に突入しそうな場面で終わりましたので、そこも展開次第では盛り上がりそうですしね。

 

ピエティは今回死んじゃいましたので、今後は謎の女ソフィと、彼女に操られるバカ息子ジョナの2人が悪役となっていきそうです。

ただし、ジョナに関しては、実はそんなにバカじゃない・・という可能性もチラつかせてますね。

特別顧問に率直な物言いをする元クリッチ劇場の男を任命したりしてましたので。

そういう部分ではジョナの成長ぶりも多少は見れるかもしれませんが、物語を面白くするには、このまま独裁者として君臨してしまうパターンの方がいいかもしれませんね。

 

その場合は、首相ブレイクスピアの血を実は引かないジョナVS隠し子のファイロという息子対決が構図としてできそうなので、これも面白そうですね。

 

そんな感じでしょうか・・。

ではシーズン2までさようなら~。

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