アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ25年、国際結婚15年のワーキングマザーです。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

Amazon「不感地帯」不気味な怖さが意外と新鮮 1-3話まで見た感想

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*前半はネタバレなし、後半の注意書き以降は3話までの内容に触れています。

Amazonビデオでふと見つけたフランスのドラマです。かなり掘り出し物でした。

いいですね~、怖いですよ~。この画面の暗さと、生生しい感じはヨーロッパならでは。

まず「不感地帯」というタイトルが目を引きますよね。これは携帯の電波も届きにくいような地域のことらしく、ドラマを見て行くと分かるんですが日本でいう「樹海」の森です。

この巨大な森へ入ればコンパスも使えないし、ペースメーカーも誤作動する・・という不気味な樹海・・。

一話目はさっそく木からぶら下がる惨殺死体で幕を開けます。

ここでは、「通常の町の6倍もの殺人事件が起こる」という設定ですが、その程度じゃ済まない気がするほどゴロゴロ死体が出てきます・・。

なのに、警察署にいる人員は4人だけ。

しかも、実際にしゃかしゃか動いてるのは女刑事ロレーヌとその相棒のヌヌースだけだし、絶対的に人手足りてなさそうで、ロレーヌは常にフル稼働。

ある日ふら~っとやってきた謎の検事も手伝ったりしていますが、邪魔してるのか微妙です。

登場人物とキャスト紹介

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ロレーヌ。「少佐」という聞きなれない肩書。

気が強くていつも表情が硬い。昔は可愛らしい顔立ちだったのを伺わせるけど、今は40代半ばかな?娘が一人。

10代の頃に誘拐された過去がある。

 

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ヴィルフランシュの市長、ベルトロン・スタイナー。

製材所を運営していたが、閉鎖を決めた。

イイ男だわぁ・・。

ロレーヌとは子供の頃からの付き合い。(どういう関係だったのかは3話の時点でまだ不明)

娘マリオンが半年前から失踪(誘拐?)し、苦しんでいる。

 

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ロレーヌのパートナー、ヌヌース。

髭が多すぎてどんな顔かよく分からないし、特にこれと言った特徴もないかな。

でもゲイらしく、検事↓のことが気になっている。(マジ?)

 

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ある日ふら~っとやって来た検事のシリアーニ。

とりあえず気持ち悪い。見た目も話し方も全部キモい。

アレルギーが多すぎて何を食べているのやら。

 

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ロレーヌの一人娘コラ。

親友のマリオンの失踪にショックを受け、一人でこの謎を解明しようとしている

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そこはかとなく漂う緊張感

とりあえず、こんな巨大な樹海に囲まれて孤立した町には住みたくないですねぇ・・。

暗くて寒そうだし、霧が立ち込め、じめじめ地面がぬかるんで、日差しも少なく気が滅入りそう。

しかも殺人事件や誘拐が頻繁に起こるし、多くの雇用を提供していた製材所は閉鎖しちゃうし・・。

鬱っぽい人が多くでてきますけど、そりゃそうなるでしょう~と・・。

 

登場人物達もいつも何か不満げに口をへの字に曲げ、愚痴を言ってるし、笑顔が少ないですね。

でも愚痴の中にもフレンチユーモアは健在だし、ロレーヌ始め、キャラが魅力的。

彼女が誘拐された時のエピソードで、どうやって脱出したかを見てビックリしましたけど、あれだけの根性が座ってたらそりゃ暗い森も怖くないのね・・と納得。

マリオンの誘拐には人一倍心を痛めている様子で、彼女の根底にある熱いパッションも感じます。

 

基本的に一話完結だけど、メインストーリーもしっかりあるので面白い

メインの流れの大きな要素にはマリオン失踪の謎があります。

もし誘拐なら、半年もその状況にあるということで、親でなくても居ても立っても居られない気持ちになりますよね。

父親のベルトロンにしても、ロレーヌにしてもその非常事態の上に送る日常なので、常に緊張の糸が張ってるし、一つの事件が解決したからメデタシメデタシ・・という雰囲気にはなりません。

それに、この1話分の事件にしても、まぁ重い!

映画を一本見たかのような濃さと衝撃で、「次も見たい!」、とハマること間違いなしです!

ぜひ興味のある方は、Amazonビデオのこちらからこの独特な雰囲気を体感していただきたいです。

 

*これから先の感想は内容に触れています。

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ロレーヌとベルトロンには何が・・?

3話の終わりでベルトロンといちゃいちゃしてるシーンで初めてロレーヌの笑顔を見ました!可愛かったですね~。

(あんな風な可愛い40代になりたいわぁ・・って土台の顔が全然違うのよね・・。) 

 

 この2人は1話からピリピリしたやり取りが続いてましたけど、実は結構近い中のようで、心を許せる場所だとあんな笑顔になるんですね。

小さな町で共に生まれ育ち、成長して恋をして、それぞれ結婚して子供を育て、そしてふと気が付けば中年に・・ってどんな気持ちなんでしょうね。

まだ純粋な恋心が残っているのか・・。

これからこの美男美女の若い時のエピソードが見られそうで楽しみです。

 

マリオンに近づけるか!?

恐らくはロレーヌはベルトロンを愛しているはずで、愛する男の娘は何が何でも取り戻してあげたい!という気持ちがひしひし伝わって来ますね。

自分の娘コラの親友でもあるし、自分の過去の体験も重なり、誰よりも他人事とは思えないのでしょう。

3話の最後にコラも誘拐されてしまいましたが、マリオンと同じ場所に連れていかれたのか・・?それとも全く別件なのか・・?気になります。

ますます緊張感が高まって、目が離せません。

 

ヌヌースと検事の恋が始まる・・?

ヌヌースはゲイのようですが、あのキモ検事はどうなんでしょうね。

アレルギーが多すぎて繊細そうだし、無精ひげの田舎男ヌヌースとはウマが合うのでしょうか。

まぁその辺はあんまり興味も湧きませんが、検事が本当は何しに来ているのかも何気にチェックです。

(帰ってもらっても全然いいんだけど。)

 

2話と3話が凄かった

1話1話がすごく重くて見応えありますね。

特に2話の赤ちゃん誘拐の話は映画並みの迫力で、激流に赤ちゃんを落とされた時にはもう「酷過ぎる!」と、見るのやめようかと思いましたもん。

それが、驚きのどんでん返しがあって、狼との幻想的なやり取りもあり、こちらに迫って来るようなロレーヌの感情の起伏も迫力満点!

3話の洞窟でのエピソードも感動的でした。

どれほどマリオン救出を切に願っているのかが伝わってきて、苦しむロレーヌの悪夢を垣間見た気がしますね。

 

そんな感じで、これからもますます物語は暗く恐ろしい側面を見せて行ってくれそうです。

こういう深い山や樹海は日本の田舎にもあるし、実際に現実にありそうな(ないけどね)身近な恐怖がたまりません!