ランダル、母への怒り沸騰で崩壊寸前ですね・・。
分からなくもないし、実の親を健気に探し続ける少年の気持ちを想うと確かに切ない!
だけど、あれだけレベッカとジャックに愛され、色々与えられて、なぜ心に穴が開くのか・・?を考えた時に、やっぱりそこには人種問題という見えない壁があるのか。
白人家族の中で、自分だけ感じる疎外感、孤独・・、そういうものが大きかったのか。
それとも、亡くなった三つ子の兄弟の替わりにもらわれた、という状況のせい?
産まれてすぐに実の親に捨てられるという「拒絶」「存在の否定」から始まった人生のせい?
うーん、悪い人はいないのになぁ・・。難しい・・。
(いや、捨てたウィリアムが悪いんだけどね。でも、愛した妻の急死で、ヤク中の自分にはどうにもできなかったのは想像できる。)
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レベッカとジャック、ウィリアムの若い頃
今回はビッグスリーが9歳の頃の話でした。
親を探し出したランダル少年にジャックとレベッカは慌てふためき、悩みだします。
ジャックはますますいいパパになる決意をし、探偵を雇って本当の親を探そうか、とまで言い出しました。
ところがこれに狼狽えるレベッカは必死に止めようとします。
「やめて!ランダルを失うことになったらどうするの?」と。
一方で、本当の父親を知っていることをジャックには言えず、一人でまたウィリアムを訪れるのでした・・。
はぁ・・。切ない。
これ母親なら誰でも気持ちは理解できると思います。
愛する息子が法的に奪われる可能性が少しでもあったら、絶対そのリスクは負いたくないし、本当の父親を知った息子が自分たちから離れて行ってしまうかも・・という恐怖で父親のことを話せない気持ちもわかります。
そしてレベッカがどれほどの罪悪感を、ランダルとジャック、ウィリアムに対して感じながらこの36年間を生きて来たのかを思うと、それも想像以上に辛いのもわかる。
確かにね、ランダルの言うことも正論よね。
レベッカがあと一歩勇気を出して足を踏み出せていたら、ウィリアムにとっても幸せな30年だっただろうし、ランダルにとっても満ち足りた人生になっていたかもしれない。
実の父は結婚式にも出席できただろうし、子供の出産にも立ち会えたかも。
ウィリアムの余命がわずかとなった今だからこそ、余計にそのことが残念ですね。
山小屋へ行くビックスリー
うわ、ケイトとランダルのツーショットはほぼ初めてでなんか意外。
36歳になったビッグスリーがアルバムを見たりする姿も新鮮!見た目では全然兄妹っぽくないのが面白いなぁ。
ケイトとオリヴィアの対決
その山小屋に現れたのが、昨日ケビンとキスをしたばかりのオリヴィア。
なぜか元カレと車を運転させるために舞台仲間を同行させて、女優気分でやってきました。
しかも出会ったばかりのケイトに「怖いんでしょ。手術して変わらなかったらどうしようって。今のあなたは空っぽだから。」と、辛辣なことを言ってさらにケイトを追い詰めます。
おいおい、ケイトも口悪かったけど、お前にそこまで言う権利があんのかい?
美人だからって一体何様?とケイトと同じこと思いましたよ。
しかも、その後元カレとベタベタし出してケビンまで挑発してるし、何がしたいの?ムカつく女だわ~。
ついにケビンの方も堪忍袋の緒が切れて、「お前には何もない、哀れな女」と言わしめた後、ブチ切れて山小屋から逃げて行きました。
やった~!ケビン、なかなかやるね!
これでオリヴィアはドラマから完全撤退?!
・・になって欲しいけど、ならないでしょうね~・・。
おそらくはその後反省して、前日のように急に素直になり、自分のつらい過去を持ち出しながら、「アタシは傷ついた女だから許して」アピールで再度迫って来るのでしょう・・。
でもなぁ・・。
これがもっと愛嬌のあるブロンドのちょっとした勘違い女優さんなら、また反省してくるのもアリだと思いますが、オリヴィア本当にムカつくからね。
なに、あの目つき!
挑発的で可愛げなさすぎ!
恐らく視聴者からの反感も100%で、これから同情を買おうとしても無理なタイプでしょう。
ちょっと配役ミスだったかも・・。
脚本書き換えてでもいいから、オリヴィアはサヨナラした方がいいと思います!
ちなみにケビンはその後残された演劇仲間の女性とベッドイン!
いいよ~いいよ~。オリヴィアより全然いいって。
トリップ中のランダルいいわ~!
さてさて、うっかりドラッグ入りドリンクを飲んで完全にトリップしちゃったランダルですけど、このストーン顔が最高!
この俳優さん、お笑い系演技が絶妙で上手い~。
シリアス演技の時でも、どこか鼻の穴を膨らましてるような、「ちょっと面白くしてやろう」的なのが見えて楽しいですね。
トリップ中に見たのは父と、昔の家族の姿。
やっぱり父は知らなった様子。
「なぜか母さんはあんな酷いことを?」と問うランダルに、「リラックスして家族の姿を見てごらん」、と父が答えます。
すると、見えて来たのは、家族を守ろうと必死に戸締りをし、恐怖に取り乱すレベッカの姿!
ランダルも2児の父。この感情には思い当たる部分もあるでしょう。
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ランダルは意を決し、母の家へ
書き留めた「怒りのリスト」をとりあえず渡し(やっぱりそれは見せたいのね。)こんなことを言いました。
「長い間、この秘密を抱えてどんなに孤独だったかと思う・・」
それを聞いて泣き崩れるレベッカ。
思わず抱き寄せようとする母を制止し、「それはまだだ、クリスマスで会おう。」と。
ランダル、偉い!よく頑張った!!
人を許すことって膨大な勇気と体力が要りますよね。ましてや肉親、母親なら、愛憎が深いだけあって余計難しい。
そこを今回乗り越えようとするランダルはさらに逞しくなって、一皮むけるのでしょうね。
レベッカ、ギリギリの中でも精一杯愛情をかけた子が、こんないい男にに育ってよかったね!
今後は
あれま、ケイト、「胃を切らずに頑張るには家族がいないと無理って・・」やっぱりニューヨークに住むのかな?
ケビンも、「お前がいないと寂しい」って、結局この2人は近くにいないとダメダメみたいですね。
ということは、西海岸のトビーとはきっぱりお別れ?トビー退場?
最後はやけに無精ひげ(首まで生えてた!)の汚いお顔でしたけど、これで登場するのも最後かもしれませんね。全然いいけど。
今後はこのビッグスリーがもっと絡み合ってドラマを繰り広げてくれそうで楽しみです。
まずはクリスマス!ランダルの笑顔がまた見れるのか?
ウィリアムも笑顔だといいな。
というわけで、次回は「クリスマス」です!