ペーパー・ハウス

「ペーパー・ハウス」シーズン2も度肝を抜く面白さ!最終話まで見たA感想(パート2)

Netflix「ペーパーハウス」パート2のアニスの感想/考察/解説です。冒頭はネタバレなし、その後はネタバレ有りで感想書いてます。

面白かった~!!!!!!

最高~!!

コレ、見てない方がいたら絶対勿体ない!!超お勧めですよ!

ドイツ製の「ダーク」よりも見やすい分強烈に面白くて、一度見始めたらやめられないジェットコースタードラマでした。

S1の感想で、全体的な雰囲気は頭脳プレイが冴える「プリズン・ブレイク」に似てると書きましたけど、S2ではスピード感と迫力がさらにアップ!

次を見ずにはいられない中毒性と時間に追われる手法に関しては、まさに「24」のあの感じでした!

「核ミサイル」やら「大統領暗殺」やらがなくてもここまで盛り上がれたのは、ひとえに見事な脚本と魅力的なキャラのおかげでしょう。

本当、毎晩12時就寝がモットーの私が、2時過ぎまで寝れませんでしたからね・・。

 

とにかく、よく作ったよ~!

素晴らしいでしょ~!

 

では、これ以降はネタバレありで色々感想書かせて頂きます。

未見の方はこちらでドラマ紹介してますのでどうぞ↓

Netflix「ペーパー・ハウス」は「プリズン・ブレイク」より面白かった!最終話まで見たA感想 Netflixの海外ドラマ「ペーパーハウス」のシーズン1を最終話まで見たアニスの感想です。前半はネタバレなし、後半は少しだけネタ...

シーズン3はこちら

 

*この先はネタバレ感想です。



「ペーパーハウス」S2のネタバレ感想

S2は全9話で正解

シーズン1も完璧な面白さでしたけど、敢えて文句をつけるとすると、中盤から間延びするような無駄なエピソードが少し増えたことだったんですよね。

あの辺をもっと簡潔にして全10話くらいにしておけば、さらに評価が上がったのでは・・と思う部分がありました。

 

それを反省してか、シーズン2は見事に絞って来ましたね!

緊張感を削ぐことなく、メインのストーリーに一気に集中して9話で完結したのは大正解!

 

それに、最後に2人がフィリピンの島で再会する辺りも気持ちよかった~!!!

「ボーン・アイデンティティー」のラストシーンのオッサン、オバサン版みたいで見てるこちらもニヤリですよ。

 

でも、娘ちゃんはどうしたんだろ?

姿が見えませんでしたけど、あのムカつく元旦那に親権が取られないといいんですけど・・。

お母さんも元気かな?

 

教授の野外活動は要らんかったでしょ

いや、これはいつか突っ込まないと・・とS1からずっと思ってたんです。

だって、ぶっちゃけ教授が大人しく作戦室に待機していたら、この強奪作戦はほぼ完ぺきなまでに上手くいったんじゃないですか?

 

なぜ、ラケルに接近する必要があったの?

警察の動きを知るにはラケルの太っちょの同僚(アンヘル)の眼鏡に盗聴器仕込むだけで充分だったでしょ。

 

そもそもラケルに接触しなければ、

  1. 同僚の太っちょに怪しまれることもなく、
  2. スプーンの指紋も採取されず、
  3. アジトもバレず、
  4. よほど落ち着いて作戦に集中できたはずだし、
  5. アジトを留守にして、仲間達を不安にさせることもなかった。

 

大体ね、最悪車から指紋が採取されたとしても、教授の指紋データは警察に保管されてないので、別にいいのでは?

他に乗っていたトキヨやリオはもう正体がバレちゃってたし・・。

 

それからトレドの隠れ家の暖炉で見つかった証拠に関しても同じでしょ。

誰の指紋があったにせよ、別にそれくらいいいでしょ。ちっこい紙きれからどんだけの証拠が出るってわけ??

ラケルの元夫とあそこまで揉めて回収する必要なかったような・・。

 

トンネルはどうしてギリギリまで掘っておかなかったの?

これも少し気になったんですけど、教授のいるアジトからセルビア人たちが事前にトンネルを掘っていたじゃないですか。

あれ、もう少しギリギリまでやっておけば、最後も余裕をもって逃げられたんじゃないですかね?

金庫室の床やその下のコンクリなんかが固くて難しいのは分かりましたけど、その手前くらいまでは掘っておいても大丈夫だったような気が・・。

音がすると、営業中の造幣局にバレるから近くまでは掘れなかったのかな・・。

 

教授とベルリンは兄弟だった?

これが微妙だったんですよね。

明らかに2人は子供の頃からのお互いを知っているようだったし、本名で呼び合う親しい仲。

実は英語版の字幕にすると、ベルリンが教授に対し「Little brother(弟)」と呼んでる場面が2回あったみたいです。

1度目は作戦決行の前夜、2人で酒を酌み交わし歌を歌っていた場面と、2度目は脱出時にベルリンが自分を盾にして死ぬ直前。

「Little borther ,I love you.」と言ってます。

日本語字幕だと、「愛してる」しか出ないんですけど、もしかしたらスペイン語ではLittle bortherを幼馴染にも使う可能性があるのかもしれませんよね。(英語でbrotherを仲間に使うように)

 

ただ、アメリカのサイトを見ると、プロデューサーの方がインタビューで「ベルリンは教授の兄。でも劇中では特に明確にはしなかった。」と答えている。という記事があったんですけど、どうなんですかね。

 

だって、私が一番不思議なのが、教授がベルリンの素性を敢えて警察に教えるために、廃車の中に彼の指紋付きボタンを残す場面がありましたよね。

「人質を傷つけない」という、教授のポリシーを尊重しないベルリンに罰を与える形でしたけど、本当の兄だったら、そんなことで警察に正体を売ります??

それに、苗字が違っていたような気が・・。

 

でも、最後の教授の様子を見ていると、兄だったのかなぁ・・とも思えますよね。

父親との写真を暖炉で燃やす教授に、ベルリンが「本当にいいのか?」と声を掛けていたし・・。やっぱり兄弟なのかな。



ベルリンの複雑な人間性

恐らくベルリンは始めから危険な状況に追い詰められた時には自分が犠牲になって散ろうという覚悟があったんですよね。

前夜での教授との会話を聞いていると、既にその時から決めていたようにも思えます。

 

あちらのサイトで「ベルリンはサイコなのか?」というトピックがありましたけど、そういう感じもなかったですよね。

誰も自らは殺してないし、権力欲はあっても、比較的筋の通った行動を取っていたと思います。(トキオの方がキレると余程おかしかった)

 

ただその一方で、どうしても納得できないのが、怯える女子高校の言葉を信じ、乱暴にレイプして「愛し合ってる」だの「逃亡して結婚しよう」だの言い続けていた部分ですよね。

ベルリンのクールな人間性とは相反する馬鹿オヤジぶりでやけに違和感でした。

 

私としては、あれは死期の迫る辛い現実との折り合いをつける為に、無理やり夢を描いて現実逃避を一時的に楽しんでいた・・という感じなのかなぁ・・と想像します。

あの女子高生にしてもベルリンを騙すほどの演技力があったとは思えないし、見るからに怯えてましたしね。

最後もナイロビに言われるまでもなく、そんなことは分かっていたのでしょう。顔色一つ変えませんでしたよね。

 

自分を盾に激しい銃撃戦をしてる時も、女子高生はしっかり守ってましたしね。

ただ最後まで「2人の愛の逃避行」の夢を刹那的に見続け、せめて彼女に自分の雄姿を見届けて欲しかったのかもしれません。

いずれにしても、Pedro Alonsoという俳優さんの見事な演技でした。

 

50ユーロ札ばかり刷っていたのは

これはやっぱり高額紙幣としては50ユーロが一般的だからみたいです。

私もフランスに何年か住んでいましたが、20ユーロが一番多くてその次が50ユーロ、100ユーロは結構珍しい。200ユーロなんて、あったの?という感じ。

最後、警察が突入してくるから時間がない!という時だけ100と200ユーロをナイロビの判断で急遽刷ってましたけど、基本的には目立たずに使用できる高額紙幣ということで50ユーロを一番多く刷っていたのでしょう。

 

警察がアジトに踏み込んできた時に、教授のデスクには50ユーロが一枚置いてありましたね。

趣味の折り紙もシャレてたし、「お疲れ様~」的な意味合いだったのかな?

 

ラテンの気質が独特

日本人には、ラテンキャラの気性に付いて行けない部分があるかもしれないなぁ・・と思ったんですけど、皆さんはどうでしたでしょうか?

うちは仏人夫なんですけど、フランス人は基本的にラテン系。(ひねくれたラテンと言われてるそう)

あまり知られてませんが、気性は激しく理屈っぽいところがあります。(というのは「私の個人的な意見ですが・・」ってことにしないと怒られるかな・・)

うちの義母にしても凄いんですよ~。突然声を荒げて暴言を浴びせて来たかと思えば(しかも理由がよく分らん!)、30分後には優しい笑顔で語り掛けてくる・・という超気分屋のラテン姑。

今はもうすっかり慣れましたけど、始めの2年くらいは付いて行けずにかなり疲れました。

 

そのラテン気質がこのドラマでも結構見られましたよね。

仲間だったのに、小さないざこざで喧嘩を始め「そこまで言うか?」と驚くほどの暴言を浴びせ合う・・。かと思えば、そのすぐ後には冗談を言い合い助け合う・・という。

ナイロビとベルリンも酷いことを言って傷つけ合っておきながら、最後は互いに助けようと必死になる・・。あの感じがラテンですよね。

カラッと喧嘩を引きずらないというのが良い点ですけど、そもそも「そこまで言うか?」という部分まで言っちゃうのが悪い点かな。

 

デンバーと父モスクワとの愛情も良かったですよね。

家族の絆が強いのもラテン系の特徴ですけど、過去に犯した辛い過ちを背負いながら息子を精いっぱい育ててきたモスクワの最期には、思わず私も号泣・・。

 

朦朧とした意識の中でトキオを自分の妻と勘違いし、贖罪するというシーンも感動的でした。

罪悪感で一杯だったトキオにとっても彼から赦しを得たような、同時にいろんな感情が交錯するような不思議なシーンでした。

 

それと過剰なホルモンも問題でしょう!

ラテン系のこのアツいホルモン問題!!どうにかなりませんかね!?

結局、この2シーズンを通して怒った問題の全てはここに端を発してますからね。

あの頭脳派の教授までそんな風になってしまうとは・・。

傍から見ると、そんなときに「惚れた腫れた」をやってる場合か~!強盗に集中せんか~!と突っ込みたくなるんですけど、これがまたすぐに発情しちゃうんですよ。男も女も・・。

 

でも、デンバーとモニカの新カップルについては微笑まし過ぎてもう文句言えないわ!!

教授とラケルもよろしくやって~!

 

「ペーパーハウス」シーズン3はどうなる?

私はてっきりシーズン3まで強盗のエピソードがダラダラ続くのかと思ってましたよ。

それを2でバッシ~~~!と完結してくれ嬉しかった~!

やっぱりこれでしょ~!

視聴者が求めて来たものを最後まできっちり描いて見せてくれたました!こういうドラマって最近ありそうでなかったんですよね。

変に凝ったり、引き伸ばしたりせず、シンプルで良かったです。

 

さて、となると続編はどうなるの?

と気になるシーズン3ですけど、今度は全然違うミッションになるみたいですね。

リオ君が捕まっちゃったみたいで、彼を助け出そうとお馴染みの面々が大集合!となるようです。

あれまぁ・・。

これはちょっと怪しいパターンだぞ??

完璧に終わったこの物語にミソが付かないといいんですけど・・。

このまま終わってくれたら伝説に残るドラマになりそうな勢いだったものを、変な続編を作っちゃったお陰でファンを減らすパターンというのは結構ありますからね。

 

でも、そうは言いつつシーズン3も期待して見たいと思います!

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