「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」このドラマって実話なの?!全話見た感想(ネタバレ有無)

「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」

Huluで見た海外ドラマ「ホルト・キャッチ・アンド・ファイア」。途中まではネタバレなしの感想と登場人物紹介、注意書き以降はネタバレ感想です。

hulu頑張ってますね~。

前回の「レクティファイ-再生-」に続き、質が高いにもかかわらず日本未公開の少し古いドラマを「huluプレミアム」と銘打って配信しようという企画ですよね。

この戦法は私的には大正解だと思います!!

「レクティファイ」と同じく、シーズン1ができたのは5年前の2014年。その後4シーズン全10話ずつ製作され、去年完結したそうです。

ホルト全感想

シーズン1 シーズン2

目次

【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。

また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)

「ホルトアンドキャッチファイア」予告編とあらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=e31KeQA_JdE&feature=emb_logo

 夢とハッタリ、天才と妄想の境界線を進む彼らの野望は果たして成し遂げられるのか。パーソナルコンピューター黎明期の80年代アメリカを舞台に、革命的な新製品を生み出そうとする型破り3人を描くヒューマンドラマ。 huluより

お~!この高揚感は「ガイアの夜明け」と同じだ!!

ただですね~。「レクティファイ」は「死刑囚として20年を刑務所で過ごした男の再生物語」という、分かりやすいテーマで人を惹きつけやすかったのに対し、今回はコンピューター業界ですからね。

ぶっちゃけ私も関心のある分野とは言えず、ちょっと見て脱落かなぁ‥という不安もありました。

ところがどっこい!!予想を裏切る形で1話目から面白い!!!

テンポが猛烈に早く、突き付けてくるものが明確で情熱的!!

これは「ガイアの夜明けだ~!」と興奮しました。

私好きなんですよ~。「プロフェッショナル」とか「情熱大陸」とか、仕事や生きることに燃える人々の話。

特に「復活」をテーマにした「ガイアの夜明け」によくある「日本の小さな町工場が世界に挑む!」的な話にはゾクゾクしちゃうんですけど、このドラマはまさにそれでした!

80年代のコンピューター業界といってもピンと来ませんが、ドラマを見てると既にIBMやアップルが大きく勝ち越して市場を支配し、業界自体の方向性も左右できるような状況になってるようでした。

で、ここに野心を持った3人が「カーディフ」という小さな会社で新しい「パソコン」を生み出そうとするようですね。

巨大企業IBMに真っ向から戦いを挑む姿勢に痺れる~!!

役者3人の強烈な個性とカリスマがドラマを猛烈に面白くしています!

「ホルトアンドキャッチファイア」登場人物とキャスト紹介

こちらが個性豊かなお三方。

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口の立つ天才セールスマン、ジョー・マクミラン

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長身で威圧的なセールストークが売りのジョーは謎の過去を持つ男。

演じるジョー・ペイスという役者さんは今回初めて見ましたけど、いいですね~。

正体不明ながら激しい情熱とキレ者的なクールさがビンビン伝わってくる感じが素敵過ぎて、さっそく惚れました。

彼を突き動かすものは一体何か・・。

見た目が冴えない天才エンジニア、ゴードン・クラーク

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何気に美人の奥さんがいるラッキーガイ。

演じるのは最近引っ張りだこのスクート・マクネイリー

私は「ゴッドレス -神の消えた町-」の冴えない保安官役ですっかりファンになってしまいましたが、それ以降「ナルコス・メキシコ編」「TRUE DETECTIVE(最新作)」と注目作に出演。

「静かに情熱を燃やし続ける冴えない男」枠を開拓中。(かどうかは知りませんが・・)

ただあの髭面で佇んでるだけで何かを感じさせるのってズルいというか、おいしいというか・・、滲み出る人間性と知性が物を言いますね~。

ボーイッシュな天才プログラマー、キャメロン

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ぶっ壊れたキテレツキャラでありながら、繊細で純粋な部分も残していそうな不思議ちゃん。

演じるのはマッケンジー・デイビスって、苗字みたいな名前のカナダ出身の女優さん。

このドラマ以降有名になり、「オデッセイ」、「ブレードランナー 2049」などの大作映画にも抜擢されてます。

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ラブコメにも出てるみたいです。普通に可愛いですもんね。

むさ苦しいオッサンばかりの職場にフレッシュで斬新な風を入れてくれます。(強烈過ぎて台風に近いかも)

あとキャストじゃないんですが、全編に流れる80年代テクノポップが切れ味よく効いてますね~。独特の高揚感を盛り上げる感じがたまらない!

コンピューターの説明が分からなくても全然平気!!

私もねぇ、恥ずかしながらフロッピーディスクの時代からパソコン使ってますけど全然システム的なことは分かりません。

BIOSも、そういえば立ち上がる時に出てくるな~程度の認識で、実際のところ何を指すのかも知りませんでした。

今回ババーっとすごい勢いで説明がされる訳ですが、聞き流す程度に見ていても全然差し支えないですね。

彼らがやろうとしていることと、その方法、目指すものが分かっていれば、あとの細かい部分も何となくわかった気になれます。

それに展開が早いので見ていて気持ちいい!

難しい専門用語の連続ながら、モヤモヤ、イライラすることがないのは、このスピード感のおかげでしょうか。

製作側が当初から「衝撃的な瞬間を後に残しておくのではなく、どんどんキャラの物語を展開させる。」という姿勢で臨んだ脚本と言ってますので、このテンポは今後も続いてくれそうですね。

それから圧倒的なのがキャラの魅力!

三者三様に新しさを感じるユニークな内面を持ち合わせているんですが、そこに俳優達が要求された以上の仕事をしていますね。

そもそも、この3人に大きな未来を感じさせる力がないとドラマとして成立しないという大事な役どころ。

互いが互いを惹きつけ合い、隠れた情熱を探り合うという第1話からして、この三者間に化学反応がないと説得力がないのです。

そこを劇的にクリアしてみせた役者たちにまず拍手~~~!!!素晴らしい!!

今後も彼らの内面を掘り下げて行ってくれそうですけど、ストーリー的にもこの勢いが止まらないといいですよね。

最終的には人間ドラマとして高い評価を得たというこの「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」。

本当なら全10話どどーんと出して欲しいところですが、まずは3話まででした。

今後は週に1話ずつってことかな・・。

とりあえず、見るかどうか迷ってる方にはぜひ1話目を見て~!とお勧めしたいところです。

このドラマは実話に基づいてるの??

ずっとこれが気になってたので少し調べてみました。

基本的にはキャラ達は皆架空の人物で、エピソードなどもフィクションだということですが、モデルとなった会社は実際に存在したそうです。

私もwikiでこの会社の概要を読んでみましたが、確かに同じでした!やってること!

同じく3人の人物が開発に携わったそうです。

ただ、これ以上書いてしまうと内容的にネタバレになってしまうかもなので、その辺が分かってもいいという方だけネタバレ感想の最後に書いてありますのでどうぞ。

*これ以降は3話までの内容に触れてます。

「ホルトアンドキャッチファイア」第3話まで見たネタバレ感想

キャメロンの謎めき方が半端ない!

会社に寝泊まりして社長に怒られてましたけど、ジョーにリクルートされる前ってどこに住んでたんですかね?

ホームレス?ゲームセンターで寝泊まりとか・・?

でも大学は行ってましたから学費はあった訳ですもんね。

うーん、謎めいてるわ~。

ノーブラで、わき毛は剃らない主義みたいです。

路上でタムろってる不良たちとホテルの部屋で騒いでましたけど、あれは彼女の感性を刺激してアイディアを出させる為だったってこと?

変な入れ墨をされて閃いてましたけど、凡人には分からないわ~。(私だったらあんなに彫られる前にキレてるし。)

今後も意味不明に周囲に噛みつき、閃きまくって欲しいですね。

ジョーの正体と謎の1年半

3話まで見てきて一番気になるのはここですよね。

ジョーのシャツが破れて(普通、あんな風に破れるか?)露わになった胸から腹にかけての傷が凄かった~。

あれが本当に子供の頃イジメられて屋根から落ちた時のものなのか、はたまたまた全く別の事情が隠されているのか・・。

涙ながらに訴えた「少年時代の辛い記憶と持ち続けた熱い想い」についてですけど、どうも話の中の年度が食い違ってたらしく、キャメロンにバレちゃってましたね。

ということは、あれは全部芝居なのか・・。

IBMから派遣された男が「一緒に帰らないとお父上が残念がる」みたいなことを言っていたので、どうやらあちらのお偉方としてジョーの父親が存在するようです。

彼が失踪した1年だか1年半だかの間に何があったのか?はこうした父親への反発も絡んできそうですね。

一つ考えられるのが、ジョーのこうした野望が個人的な復讐のためだというもの。

ところが仲間と一緒に戦う間に次第にかけがえのない友情が芽生えて行き、ようやく成功に手が届きそうだという段階で、「実は・・!」的な過去が暴露されジョーの本当の目的が明らかになり仲間を失いそうになる・・。みたいな・・?

な~んて、勝手に妄想してますが、この先どんな感じに展開していくのか全然想像もつかないです。

企業物のテーマが目新しい

こういう仕事に情熱を燃やす系の海外ドラマってありそうで意外となかった気がします。(私がよく知らないだけですけど・・。「シリコン・バレー」とかも似てるのな?でもコメディなのでちょっと違うのかな。)

日本のドラマだと「下町ロケット」とか色々あるみたいですね。(見てないのでよく知りませんが・・)

サラリーマンが主役のドラマってよくありますよね。 対してアメリカのドラマで「サラリーマン」自体が主題になるのって私は見たことないかも・・。

弁護士とか刑事とかの特殊な職業はありますけどね。

仕事自体に情熱を燃やす姿に共鳴するのって案外日本人特有だったりして・・。

*この先はモデルとなった会社について書いてます。

ドラマのネタバレになる可能性があるので、分かってもいいという方だけ読み進めてください。

モデルとなった会社は(ネタバレ)

「コンパック」らしいです。

あ~、聞いたことあるなぁ・・。くらいですけど、wikiに書いてあるのを読むと納得。

「1982年に設立されたパーソナルコンピュータ (PC) 企業。1980年代、リバースエンジニアリングとクリーンルーム設計により、IBMの権利を侵害せずに、世界初のIBM PC互換機を低価格で製造した企業のひとつである。PC/AT互換機メーカーとして、1990年代には最大のPCメーカーの地位を確立したが、2001年にはデルに逆転された。2002年、ヒューレット・パッカード(HP)に約250億ドルで吸収合併されるまで独立企業として存続していた。HP社との合併後は、2013年までPC製品のブランドとして存続した。」

「1982年11月、コンパックは最初の製品 Compaq Portable を発表。

これはIBM PC互換のパーソナルコンピュータで持ち運び可能という特徴があった。発売は1983年3月、価格は2995ドルで、当時の競合機種であるカナダ製のHyperion(英語版)と比較すると極めて手ごろな価格設定である。Compaq Portable はその後のラップトップパソコンの先祖でもあるが、スーツケースのような大きさだった。PC互換機としては2機種目で、IBM PC 用ソフトウェアが全て動作する。これが記録的なヒットとなり、初年で53,000台1億1100万ドルを売り上げた。」

ほらほら、やってること同じですよ~!

これを知ってますます先が楽しみになりました!

実際に開発に携わったのはこの3名のオジサマ方らしいです。

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渋いですねぇ・・。

確かにちょっと華やかさに欠けるので、ドラマ的に映えるようなキャラに変えてあるんですね。

ジョーもキャメロンも強烈ですからね。

ゴードンは地味だけど、この夫の裏方には聡明で美しい妻が控えてるんですよね~。

次は最終話まで見たネタバレ感想です。

「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア」最終話まで見たネタバレ感想

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なるほどね~・・。

難しくて奥の深いドラマでしたね。

単純なサクセスストーリーを期待していると、思いのほかビターな結末には少し拍子抜けしてしまうかも。

正直、もう少し派手な見せ場が欲しかった気もしますけど、でもこれが現実ってことでしょうか。

映画のようなハッピー・エンディングで終わらないのが連続ドラマの醍醐味ですからね!

人生は続く、どこまでも~。

3人の求めるものが若干違ってた

なにしろこの三人が基本的にバラバラなんですよね。

いつかまとまるものと思ってましたけど、最後の最後まで足並みが揃うようで揃わない・・!

どこまでも独創性と遊び心を求め、自分らしく戦いたがっていたキャメロン。

自身のパソコン1号機を世に出すため、必要不可欠な要素だけに絞り、当たり障りのない製品に固執したゴードン。

利己的な野望に突き動かされながらも次第にキャメロンの夢に共鳴し、互いを補充し合う関係を築いていたにも関らず、最後は現実的な判断を強いられた結果、彼女に捨てられてしまったジョー。

展示会に派手に乗り込み、ジャイアントをお披露目の目標に向かって一致団結した時のチームワークは見事でしたけどね。

一瞬だったなぁ・・。

そもそもキャメロンのOSを諦めなければいけない状況に追い込まれたのは、あのつまらない小男のせいなのよね。

罠にかけられたドナ

これはずっと気になってましたよ。

ドナがあの上司に旦那の極秘プロジェクトの情報出し過ぎってこと!!

しかも毎回肝心な部分ばかりを語っちゃうし、不用意過ぎでしょ!

極めつけはデザイン案のFAXまで部屋に届いちゃうしで、都合よく利用されまくりでした。

大体ね、あの若い上司は始めから陰険でドナに対して冷たかったはずですよ。

それがある時点から態度が柔らかくなり、急に変化してきたのもおかしいと思ってた!

自分で出張に誘っていおいて、夕食の席ではドナの手に自分の手を重ねながら、ドナがキスをしたら「何するんだ!」ってまさに手のひら返し・・!

そっちこそ何なのよ!この卑怯者が~!!

ゴードンとドナのオタクな関係

あの二人は微笑ましい夫婦ですよね。

ドナが一人で家事、子育てに追われ、夢を追い続ける夫を支えてましたけど、フラストレーション溜まりまくるのはよ~く理解できます!

世の働く母は大体みんな同じ思いじゃないですかね。

なぜ子供が病気をしたら私が医者に連れて行くの?

なぜ子供のプレゼントを用意するのは私なの?

はぁ~?ご飯の用意や家事は基本全部私ですか?!

(たまに夕食作ろうってなら散らかさないように洗いながらやって~!)

まぁ、ラッキーなイクメン夫と結婚された方は違うのでしょうが、うちも含め多数派はこちらではないでしょうか。

それでもドナは最後まで夫を見捨てず、ふらっと不倫の欲望に揺れながらも最後までゴードンを笑顔で支えました。

やっぱりドナ自身がゴードンのしていることとその意義を理解しているというのが大きいですよね。

ジョーとキャメロンのカップルは・・

一方こちらのカップルは予想通り長続きしませんでしたね。

途中、ジョーがバイセクシャルという衝撃事実も披露され(びっくりした!)、元カレが現れちゃったりとハラハラな場面もありましたが、結構幸せそうだったのになぁ・・。

最後にキャメロンがジョーに吐き捨てた暴言ですけど、あんなにこき下ろす必要ありました??

かなり酷かったですよね。

お母さんに屋根から突き落とされた頃から変わっていない、なんて酷いわ~。

だからこそ少年のハートでここまで夢を追い続けて来たんじゃないのね!

私、あの6話の台風エピソードが結構好きでした。

ゴードンの娘たちに見せる為、嵐の中で魔法のパフォーマンスを真剣にやっちゃうジョーが素敵でね~。

あれこそが、親が子にできる最大のプレゼントかも。

魔法を信じる心とワクワク感!

ジョーの母が星を見せたいと思って屋根に連れ出したというその想いに通じるもので、このドラマのテーマにも繋がりますよね。

結局人生ってそのワクワク感を信じて夢を追い続けるのが一番幸せだと思うし、それをこの4人(ドナを含む)を通して疑似体験させてくれるドラマだと思います。

だけどね~、その過程で遭遇するのは非情な現実ですよね。会社の金銭難に、ライバル社との競合、時間との戦いに、仲間内での揉め事などなど・・。

一つ一つをクリアする為に必死で戦いゴールを目指した結果、置き忘れてきた大事なものがあったのか・・。

そして、とりあえずの成功を手にした後に残ったものとは・・。

結局ジョーは全てに嫌気が差したのか、一人「母をたずねて三千里」な旅に出てしまいました。

ジョーは母を求めるマルコだった!

謎が多かったジョーの過去ですが、全て母絡みだったことが分かりました。

幼い頃にジョーに星を見せようとして屋根からジョーを誤って落としてしまった母。

アル中で、その時も酔っていた為に父は母を決して許さず、家を追い出してしまったそうです。

そのことで父を憎み、母を探し続けていたジョー。

カーディフに来る前の約1年、消息不明だった時期も母を知る人達を訪ね歩いていたそうです。

はぁ、もうジョーったら切ないじゃないの・・

今回もキャメロンに人間失格とさえ思えるような暴言を吐かれたジョーは、相当ショック受けてましたよね。

その後、思いつめた表情でジャイアントが詰められたトラックに放火・・。

これまでの自分の成果を全て否定するような行動にでます!

そしてラストのシーンでは、随分すっきりした表情のジョーの姿が・・。

とある田舎の展望台のある村に歩いていくそうですが、そこに1年ほど前から一人の女性が住んでいるそうです。

ん?それがジョーの母なの?

「ホルトアンドキャッチファイア」の続編では?

ジョーは生まれ変わるのか・・

「真のドリーマーは無から何かを生み出す人間だ。それは勤勉からしか生まれない。」

というジョーの父親の言葉は、キャメロンの言葉と相まって彼の中で何か変化を起こすのでしょうか。

とはいえ、あれだけのカリスマと統率力、時代の先端を見極める能力がある人材ですからね。

既にキャメロンとの関係の中で少しずつ自分の殻を壊し、人との関係においても以前にはなかったような成長が見られてきたジョーなので、今後も期待したいところです。

洒落た高価なスーツを脱ぎ捨てた時、本当に欲しいものは何なのか?!

これからのジョーに注目です!!!

その他の人々の今後は?

キャメロンは頭の固いオッサン達はもう要らない!と、自分で新会社と設立して夢を追い続けてますね。

そこへやってきたドナも嬉しそう。

彼女もそろそろ夫を支える堅実な妻を脱皮して、自分のしたいことを始めるそうです。

大正解でしょ!!

少し前にゴードンが彼女に言った言葉「be crazy with me!」を本当にやっちゃいます!(でも旦那抜きでね。)

そして、肝心のゴードンですけど、あれま・・、大丈夫かな?

「次世代型はどうする?」というところで途方に暮れてましたけど・・。

もともと優秀なエンジニアでありながら、その実力を具現化していく能力に欠けていたゴードンは、今後優秀なブレイン抜きでどこまで時代に乗り切って行けるんでしょうか。

トレンドを嗅ぎ分ける能力があるとは思えないし、やっぱりジョーの必要性を痛感する必要がありそうですね。

ゴードンももう少し謙虚にならなきゃ!

それと、ハッカーして強盗容疑で捕まっちゃったジョン・ボロワーズ本部長も心配ですね。

情に篤い南部人であり、いい上司でした。

ジャイアントを世に出し、成功を収めた後の彼の様子も見たかったな~。

という訳で、普段はあまりお目にかかれないようなユニークな作品で、なかなか見応えありましたね!

ではまた~

次はシーズン2の感想です。↓

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