アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。Netflix、Hulu、アマゾンを中心に感想・考察書いてます。

「ボディガード-守るべきもの-」最終6話まで見た感想 後半複雑で失速気味か・・?(ネタバレ)

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*Netflix「ボディガード-守るべきもの-」のネタバレ感想です。

それぞれの機関の真相については最後にまとめました。

そうか~・・。そんな感じだったのね~最後は。

前半3話までは物凄い盛り上がりで新風を感じましたけどね。

後半さ~っと落ち着いてしまいました。

政治的な駆け引きや説明が多くなって、ちょっと寂しかったかな・・。

 

やっぱりその大きな理由はあの人でしょう!

うっそ~ん!ジュリアは死んじゃうの?!!

何が期待外れってこれですよ!!

キーリー・ホーズが演じる時点で、もう絶対最後まで生き延びて裏の顔を見せてくれるものだと思ってましたよ!

本性を明かされた時の彼女の演技を期待していただけに残念!!

たぶん「ライン・オブ・デューティー」を見てきたイギリス人たちは皆それを期待してたんじゃないですかね?

なのに、サクッと3話で死んじゃうなんて~・・。話が違うよ~。

 

キーリー・ホーズは強烈な存在感でその場を制することができる稀有な女優さんですからね。

あの貫禄がなくなるとぽっかり穴が開いた感じで、物足りないったらありゃしない・・!

それと、もう一つ大きな肩透かしだったのが・・

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ジュリアとディビッドの駆け引きものかと思ってた!!

お互いの思惑を隠しながら危険な関係を続け、それぞれを利用しつつ目的を果たしていく・・。最後に勝つのは一体どっち?!

・・みたいな内容かとてっきり思い込んでしまってましたけど、全然違いましたね。

 

ジュリアもディビッドも普通に純愛だったみたいです。

 

うわ~!それは、つまらん!!

ならキーリー・ホーズじゃなくて、もっと綺麗で好感の持てるタイプの女優さんにしてよ~。

でも彼女も首相をゆすったり、保安部と裏取引したりと結構な腹黒ですからね。

やっぱりキーリー・ホーズの醸し出すどす黒いものも必要だったのかな・・。

っていうか、そんな権力欲にまみれた女が若いボディガードと純愛するかっつーの!

体の関係だけっていうならまだしも、急に可愛い感じになっちゃったりして変だったわ・・。

そこの描き方も中途半端で違和感でした。

 

あ、あとディビッドにも裏の顔がなかった!!

う~ん、そのまんまだったか~・・。

やっぱりねぇ・・。そうだとは思ってたけど、それを裏切るような何かが一つ欲しかったかも。

 

え~?!最終回は衝撃エンディングじゃなかったの?!

え~っと、どの辺が衝撃的だったんでしょうかね?

怪しく見せていた保安部のハンダーソンでも、警視庁のアン・サンプソンでもなく、ディビッドの直属上司ロレイン・クラディックでした~ってだけ。

ふーん、でもこのオバサンはあんまり描かれてこなかった人物だし、急に犯人と言われてもねえ・・という印象。

 

これではさすがに物足りないと思ったのか、最後にナディアが豹変して怖い顔を垣間見せてましたけど、これも「あら、そうなの。あなたがエンジニアで爆弾作ったのね。」という程度でした。

 

あとは、ジュリアに暴露ネタをリークしたハンダーソンは失脚したみたいですけど、内務省側のジュリア殺害に関する部分は曖昧なままだったしね・・。

これ、シーズン2に引っ張る気かな?(詳しくは最後にまとめてみました。)

 

正直私は「ジュリアが実は生きていた!」という、どんでん返しを最後の最後まで期待してたんですけどね・・。

これも過度に期待し過ぎでした・・。

 

惜しかったな~。前半あんなに面白かったのに!

実際本国でも評価がいいのは前半3話で、後半は少しずつレートが下がっていってますね。

後半3話のうち、緊迫して盛り上がったのはディビッドが爆弾巻かれてから解除までのシークエンス。

あそこは面白かったけど、ただねぇ・・

「主人公は死ぬわけない、特にもう一人のジュリアが死んだ後は」、というのが一つあるので怖くないんですよね。

それ以外はもう説明ばかりで静かだった~。4話なんて何にも山場がなかったですよね。

それと、この後半を見て思い出すのは、あのドラマ・・。

 

「ライン・オブ・デューティー」に似てる!!

最後、警察側幹部の汚職という収集の付け方とか、尋問の過程で真実を語らせるスタイルだったり、もう完全に「ライン・オブ・デューティー」でした。(追記:脚本家が同じだそうで・・。)

そのくせ緊迫した心理戦だったり、卓越した駆け引きやどんでん返し等々が中途半端で、「ライン」には遠く及ばず・・。

人間描写の掘り下げや、心の闇を語る側面も薄かった。

これを見ると「ライン」(特にシーズン2~4)がどれほどクオリティ高いドラマか再認識できますね。

あのドラマは終盤3話くらいはもう怒涛の盛り上がりで、こう来たか!と思ったら、さらにこう来るのか!とどんでん返しの嵐ですからね。

それでいてストーリーの辻褄もしっかり合っているのです。

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とはいえ、アクションは凄かった!

きっと製作側の想いとしては、「ライン」のような上質サスペンスにアクション要素と恋愛要素を入れ込もう!と張り切っちゃったんでしょうかね。

恋愛要素はちょっと違和感でしたけど(この二人に化学反応を感じなかったし)、でもアクション要素は目を見張るものがありましたね。

最後までこれで突っ走ればよかったのにね。政治的陰謀が複雑過ぎたわ・・。

3話までは最高に面白かったのにな~。

 

最後に真相をまとめてみる

政治オンチでこういうのは苦手分野なんですけど、分かった限りでまとめてみました。

 

ジュリア

情報保安局と秘密裡に取引し、テロ法案を通すことで保安局の力をさらに強めると約束し、見返りに首相の暴露ネタを貰う。

そのネタで首相をゆすり、後釜を狙っていた。

 

情報保安局

ジュリアに暴露ネタを渡すが、彼女が殺されてしまったことで慌ててタブレットを探すハメに。

タブレットの奪還に失敗し、長官のハンダーソンはこのリークがバレて首に。

 

ロレイン・クラディック

何が目的で犯罪組織と組むことになったのかがちょっと不明。

金目当ての汚職警官ってことでいいのかな?

警察の情報を全てこの犯罪組織(ルーク・エイキンズ)に流していた。

 

ルーク・エイキンズ

たぶん日本でいうヤクザ組織のような巨大犯罪組織の幹部。

この法案で締め付けられると困るので、ジュリアの殺害を企む。

その際、元軍人でPTSDに悩むディビッド達を犯人に仕立て上げようとする。

ジュリア射撃の時にはディビッドの元仲間で政治家に激しい怒りを持つアプステッドをリクルート。銃を用意する。

これに失敗すると、次の殺害計画に使用する爆弾はテロ組織から金で買い、大学へ仕掛けるときにはクラディックから得た情報を使った。

 

ただ不思議なのは、なんでジュリアの助手だったシャネルの専属ドライバーみたいなことを幹部自らやってたのかな~と・・。

そういうのは普通子分でしょ。

 

マイク・トラヴィスとジュリアの元夫ロジャー・ペンハリゴン

彼らは首相側についてたみたいで、ジュリアをけん制してましたよね。

最終的にはジュリアが首相を脅したことで、ジュリアを殺害しようとしたのでしょうか・・。

だってほら、ロブ・マクドナルドを操り、さらにマホモードを舞台に立たせて起爆させたのは彼らでしょ?

ということは、ルーク・エイキンズの犯罪組織と手を組んでたの?

 

結局彼らは何の罪にも問われず、トラヴィスは内相の座を手に入れてましたけど・・。

その真相はまだ闇の中ですね。

 

ナディア達のテロ組織

彼らはジハード戦士で、「イギリス政府の心臓にナイフを刺して自分達の存在と主張をを知らしめたい!」という目的でテロを実行したようです。

たまたま金の為にエイキンズと手を組んだだけで、特にジュリアをターゲットにしたようでもなかったようですね。(もちろんそれも彼らにとっては都合がいいけど)

 

それにしても、テロを阻止されたディビッドへの恨みからか、子供達の通う学校を標的にするってナディアって酷過ぎ。

でも、思ったのがディビッドに子供がいることや、その子供の通う学校なんて調べればすぐ分かりそうですけどね。

だって、エイキンズ達はディビッドのアパートに入って銃の弾を取り替えたりできるんでしょ?

その子供達を追跡して学校を突き止めるくらい簡単そうですけど・・。

 

シーズン2はあるの?

とりあえず私に分かったのはこのくらいです・・。

これってシーズン2もあるんでしょうかね?

今回最終話でついにディビッドが治療に取り掛かってましたね。表情も明るくスッキリしてましたので、これなら妻との復縁もありそうです!

 

そもそも彼女がディビッドと別れることにしたのも、心を閉ざしたままPTSDに苦しみ、酒でごまかしてる夫との間に壁を感じてきたからですよね。

それが、爆弾を巻かれ、追い詰められたディビッドが初めて心を開き、泣きながら想いを語ってくれた時から彼女は表情が変わりましたもんね。

新恋人は大した存在じゃないって前に言ってたし、シーズン2では復縁した二人と幸せ家族が見れらるのかな?

 

ただ、もしシーズン2に続くとしてもイギリスのドラマって2年に1回だったりするんですよね。

主演俳優も他のドラマや映画に出たりするので、そういうペースみたいです。

ディビッドは当初期待したよりも単純でそのまんまの熱血ボディガードでしたけど、それでも充分魅力的なキャラですからね。

まぁ、気長に待ちたいと思います。