出だしはめっちゃ面白いし、1シーズン目は最後まで緊張感保ってレベルをキープした!
だけどその後は、あれれ・・?な海外ドラマって結構ありますよね。
最近見た中で、あまりにガクっと来たのを3つほど挙げてみました。
できるだけネタバレなしで書いてます。
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1位 アンダー・ザ・ドーム

この原作は読んでませんでしたが、一時期はスティーブン・キングにハマって結構読んでる時期がありました。
なにより映画化されたものはみんな面白いし、傑作ばかり。(ただヒットした映画はホラー系ではなく、ヒューマン系が多いのですが。)
ドラマだって絶対面白いでしょ!とかなりハードル上げて見始めました。
1話目から飛ばしてきますね~・・。
こんな設定があったら面白くないはずがない!
ある日突然、小さな村にパカッと蓋されたようなドームが現れて、そこをいくら突破しようとしても絶対に無理・・。
出れないし、入れない。
ってことは、食料は?水は??限られた場所で自給自足になるってこと?
中に残された住民たちがいかにサバイバルするのか!という話になるのかと思いきや・・。
あれれ?なんか女子高生が誘拐・監禁されちゃった。
あ、でもそれも緊迫感があっていいですよ~。この誘拐犯、怪しくて怖いですね~。
と、その辺まではよかったのです。
それこそスティーブン・キングらしい恐怖、緊張感が張り詰めていて期待が持てました。
ところが・・あれれ・・?
こちらは怖がってるのですが、なんだか肝心の村人さんたちがどうも緊迫感に欠けますね・・。あまり困っていませんね・・。
この異常事態に、村一帯となって全員で取り組んでいこうという姿勢が一切見えません。
それどころか、実際のところ何が不足して、何が問題となってくるのかの説明もなく、どうでもいいエピソードが続くので、肩透かしをくらったような気分になりました。
「あー、そこじゃないのね・・。」という感じです。
どうもサバイバルというよりも、SF要素が大事らしく、「ピンクスターが落ちてくる・・」だの・・、だんだん心配するこっちがアホらしい気分になってきます。
さらに申し訳ないですけど、この主人公バービーの俳優さんと女優さんカップル、どちらも演技いまいちで感情移入できません。
調べてみると、バービーの方は元モデルさんだってみたいで、あーやっぱり。いい男だけどな~・・という感じ。
キャスト陣ではビッグジム役のディーン・ノリスがブレイキングバッドのお兄さん役で有名で、当然しっかり仕事してますが、その他で言うと唯一光輝いていたのがアンジー役の女の子。
彼女は魅力的でした。
若いのに展開次第ではどっちにでも転んでいけそうなキャラを作ってて期待できそうだたんです。
ところが、ネタバレになるので理由は書きませんが、途中から降板になってしまいます。
ええ!一番の魅力キャラを消して何しようっていうの!
という突っ込みも届かず、その後はさらにつまらない展開が続きました。
でもね、頑張って見ましたよ。シーズン3まででしたっけ。これ。
全部見ました最後まで。
最後もやっぱりどうでもいい感じで、結末もよく覚えていませんが・・。
設定が設定だけに、どうやって脱出するのかだけは見届けたいと思ったので。
ただ、それだけで見続けたドラマなので、あー時間がもったいなかったな・・。というのが感想です。。
吹き替えで流し見するくらいならそこそこ面白くて、丁度いいドラマかもです。
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2位 エクスタント

これもスピルバーグ制作のSFサスペンスってことでかなり期待しました。
それに主演がハル・ベリーですよ!
宇宙ステーションで恐怖体験する!みたいなCM見たときには、金かかってそうだし、ワクワク度100%でした。
1話目はもちろん面白かった!というか、話はともかく映像にびっくりしましたね。
ドラマでここまでやりますかって。
ただ、ロボットの子供が出てきたりして、うーん、ちょっと怪しい~。。
と少し警戒・・。
またスピルバーグの大好きなお涙頂戴の、AI系に行ってしまうのかな。と。
・・で、結果的にその通りになりまして、もう途中からどうでもよくなりました。
しかも、これまた子役さんには悪いのですが、この子がかわいくないんです。
ロボット感は確かにあります。ただ、それが強すぎて、子供というよりロボットにしか見えないのです。
しかもなんか表情とか怖いし・・。
シーズン2に入ってさらに大きくなって可愛くなくなった同じ子役の子が登場したときに、あぁこれはもういいや。ロボットなのに成長しちゃうのね。と完全に見るのをやめました。
だってシーズン2の1話目でびっくりしたのが、ハル・ベリーの旦那が実は〇〇〇と浮気してたとかいう新事実をしゃら~と見せるんです。
え~!シーズン1ではそんな設定全くなかったのに~。あまりに評判悪いからって面白要素を適当に足さないで~!浅すぎ~!と飽きれて見るのやめました。
だって、この夫婦と家族は愛情だけは確かだったはずですよ。
それこそスピルバーグですから。
ストーリーがブレるのはドラマファンとしては一番失望するところです。
というわけでこのドラマはシーズン2の始めの10分でギブアップ。
あとですね、全体を通して言えるんですけど緊張感がないんです。
なんかどっかでファンタジーっぽいというか、誰がコロされようがふーん・・みたいな。
「残酷なことは起こらない。どんなに主人公が苦しい目にあったって、最後はみんなでハッピーエンド~」みたいなスピルバーグ感がサスペンスドラマにとっては悪い方向に出ちゃってる感じです。
決定的なリアリティがないんです。
SFのドラマってそこが限界なんでしょうかね。
でも、ゲーム・オブ・スローンズだってファンタジー入ってますけど、あのリアリティはすごいですよね。
何が違うんでしょうか。人が死ぬときの痛みが半端ないです。
ところがエクスタントみたいなドラマって、人が死ぬときも拳銃んでパン!と撃って「あぁ~」で倒れて終わり。で、痛くない。
真田広之も中途半端でどっか行っちゃったし、ストーリーもブレブレでがっかりでした。
3位 リベンジ

これはまぁ、もともとが分類的にメロドラマなので、そもそも期待するのがいけないんですけどね・・。
ただ悪役の美魔女にマデリン・ストウが扮して妖艶な美しさを放っているので、彼女だけでも見る価値はありました。
シーズン1くらいまでは内容もそこそこ面白いし。
復讐劇も始めはリズムがあってキレもある。
だけど、これも途中から昼メロ感が強くなってきて見るのやめました。
ただ結局シーズン2の終わりくらいまでは見たのかな~・・。
これにも真田広之がでていたのですがシーズン2からは全く別の似ても似つかないおじさんに代わっていてびっくりしました。
長年ドラマを見ていますが、シーズン途中でさらっと別人に代わるっていうのは初めてです。
あとですね、マデリン・ストウとバチバチやり合う主人公のエミリー・ヴァンキャンプに同じだけの迫力がなかったかもですね。
完全に押されてました・・。
もっと「復讐!」という怨念が漂うくらいの悪い女でもよかったかもです。
なんか途中から普通にいい人になってきて、何がしたいのかわからなかったし・・。
というわけで、途中から面白くなくなったドラマを3つ挙げてみましたがこんな感じでしょうか。
他にも「HELIX」もがっかりしたなぁ・・と今思い出しましたけど、これにも真田広之が出てるんですよね!すごい!4つのうち3つだぁ。
しかもどれも途中でどっか行っちゃってるし・・。
出るなら出るで最後まで大事な役柄として演じ切ってほしいです。なんで消えちゃうんだろう~。
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