アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。今日も勝手なネタバレ感想をブツクサ書いてます。

「サバイバー:宿命の大統領」全話見た感想 「24」のキーファー大統領版!

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*途中までネタバレなしの感想です。

「サバイバー:宿命の大統領」ようやく21話見終わりました!

はぁ、長かった~。けど充分面白かった~!

 

これね、ちょっとスローな「24」でしたよ。

「24」では現場で体を張って走り回っていたキーファーが、このドラマでは最高指揮官の大統領という立場になって頭脳と人間性で勝負してました。

見始めた時はもっと政治的な内容かと思ってましたけど、意外にも国家転覆を企むテロ集団との攻防が結構な割合を占めていて、それがなかなかスリリングで見応えあり。

 

冒頭の衝撃テロから始まり、21話まで持つかなぁ・・と心配だったけど、常に一定の緊張感で物語がしっかり進行して、最後まで一度も弛まずに行けました!

「24」ほどの衝撃的な面白さではないけれど、21話を見続けるのに十分な出来だったのではないでしょうか!

 

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24との違いは

派手なアクションや、残虐シーンがないことかな。

アクションの変わりに政治的な頭脳戦だったり、チームプレイだったり、人の心に訴える話術だったり・・そういう所が見どころで面白かったですね。

ショッキングな展開がバシバシ続く24よりも、もう少し良識派の大人向けというか、品よく作られてました。

 

でも見やすくて充分に面白いし、大衆向けにわかりやすい内容で、決してインテリ向けに作ってある感じじゃないのよね。

 

現場で走り回っていたのは

このドラマでのジャック・バウワーはこの人でした~!

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マギー・Q演じるウェルズ捜査官!

拍手~!!細い体を張ってよく頑張った~!素晴らしい~!!

 

始めにお色気むんむんで現れた時は、ここまでボコボコにされながらも現場を走り回る人だとは思いませんでしたけど、よく最後まで戦いました!

 

やっぱりマギー・Qすごいな。

あの美貌でこれだけのやり手捜査官を演じきれるんですからね。

知性も感じられて、しかもど根性座ってるように感じるのはやっぱアジアの血?

 

24と同じだったのは

それにしても、なんでこんなに24に雰囲気似てるんだろう・・って思ってふと調べたら、音楽担当がSean Calleryと言う方で同じでした。

そっか~、だから危険が迫ってる時や盛り上がる時の音楽が似てたんだ~っと納得。

ちなみにホームランドもこの方だったみたいです。

 

魅力的な大統領夫妻

大統領のトムですけど、ドラマ出演を渋っていたキーファーが脚本を読んで気を変えたというのがわかるくらい魅力的な人物に描かれてますね~。

こんな役柄は俳優だったら誰もが演じてみたいんじゃないですかね。

政治家ではなく、高尚な理念を持った普通の一人のオジサンが、国家のため、家族のため、未来のために知恵と勇気を絞って新しい可能性を秘めた大統領を作り上げていくわけですけど、このサクセスストーリーがよくできてました。

たぶん、その辺は本当のドロドロした政治の世界から見ればリアルとは言えないんでしょうけど、まぁドラマですからね。

 

ただ、上手いなぁ・・と思ったのが、この高潔な新米大統領がただのナイーブ(世間知らず)な理想家ではない、

とこちらに感じさせるのが、トムのアイロニーなユーモアを含んだ軽妙トーク!

このニヒルなトークでがっちり人の心を掴むので、その後にどんな臭いことを演説しても、それがスッと心に入っていくトリックになってます。

スポークスマンのセスと同じトーンの自虐的なユーモアです。

 

それから、誠実大統領のトムも凄いですけど、もっと驚異的なのはファーストレディのアレックス!

どんな厳しい状況でも、決してへこたれずに常に笑顔で夫に対し愛情いっぱいのサポートを続けていました!あっぱれ!

こんな理想的な妻がこの世にいるんですかね?まさに妻と母の鏡!

これまでずっと人権派の弁護士として移民たちを擁護していたという過去も説得力につながってます。

 

と言う訳で、気軽に気持ちのいい良質ドラマを見たい!という方には丁度いい感じのおススメドラマです。

 

*以降はネタバレ感想になってますのでご注意。

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脇のキャラも最高!

終わってみれば、敵以外はみ~んな「いい人」達ばかりでしたね。

恐ろしい政敵になるかと思っていたキンブルは結局は野心だけでなく、良識もしっかりあるベテラン政治家だったし、嫌味いっぱいに登場した元大統領のモスおじさんも頼りになる国務長官になってくれたし、若手3人衆のアラン、エミリー、セスも全員愛すべきキャラでしたね。

少し出来過ぎなくらいですけど、まぁそういうドラマってことで。

 

余談ですけど、アランが休暇中の髪形が違っていたんですけど、これが全然印象変わって凄くイイ男でびっくりしました!若いし!

普段もあんなナチュラルカールを生かす髪形でいればいいのにね。

でもホワイトハウスではさすがに浮くのかな・・。(でもあのべたッとオールバックはいかんね。)

 

それから、シークレットサービスのリッターが国家最高機密の捜査チームに参加するっていうのは現実的にアリなのかな?・・という疑問もありつつ、まぁ、いつも大統領の近くにいるから色々情報入るし、同時にしっかり守ってくれるし、情報分析にも長けてるらしいし(出来過ぎ?!)、頼もしかったですね。

 

あとは、何と言っても一番気の毒だったのはドスコイ親方ジェイソン・・。

息子をあんな形で亡くしたうえに、殺害容疑で逮捕、収監され、出所はできたものの、息子の敵を討つべく捜査をしていた途中、ロサーノに見つかって殺されちゃった。

息子君、殺す必要があったんですかね・・。

ただ、息子を誘拐してFBI長官を操り・・というシークエンスはまるで24を見てるようで、ここが個人的には一番ハラハラしました。

その経緯を知って、なんとか阻止しようとするウェルズと敵との攻防も見応えあったなぁ~。

あの辺から、マクリーシュが死ぬところくらいまでが一番盛り上がった気がしますね。

 

最終回は!

それにしても、21話あったので、敵を見つけてやっつけても、やっつけてもなかなか核心には近づけませんでしたね~。

最後の方でようやくトップの親玉が出てきましたけど、なんだかふーん、という感じの見知らぬ人で、とにかく莫大な財力があるというのだけはわかったけど、こう・・新しい人なんであんまり憎めないんですよね。

マクリーシュが一番憎たらしかったんですけどね~・・、あのムカつく妻との無謀なやり取り、「コノヤロ~」って思えたけど、あっけなく死んじゃったなぁ・・。

 

で、この親玉がペンタゴンの大事な情報をごっそり持って国外に逃げて行ったそうで、結局今シーズンでは終わりませんでした~!

なんだ~、終わらないのか~!

まぁ、ここで逮捕して、解決しちゃったらシーズン2が続かないってことなのかな。

 

一応、最終回としての「締め」はテロ実行犯のロサーノが死ぬとこと、最後の大統領のスピーチでしたね。

ウェルズとロサーノとの直接対決は、体の大きさ細さから言って彼女が勝つってのは無理があるのでは・・?と思ったけど、まぁずっと頑張ってきたのでこれくらい見せ場がないとね。

大統領のスピーチは、当初は棚ぼたで機会を得ただけのダメダメ素人大統領が、次第に国民の信頼を得て、ようやくここまでたどり着きました~!というクライマックスでした!

アメリカ人ってああいうスピーチ好きですよね~。アメリカ賛美してるだけでしたけど、すごい盛り上がりでした。

 

注目のダサ眼鏡は「らしさ」を演出するためか、最後まで時々かけてましたね。

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シーズン2はどうなる?

シーズン1が上々の出来栄えだったので、順調に続きそうですね。

ぶっちゃけ、あの終わり方だと続きがあんまり気にならないんですけど、私だけかな・・。

だって、あの悪役ボスにそれほど憎しみが持てないというか、なんか安っぽい中年ロックスターみたいな容姿であんまり怖くないんですよね。

こうして物語を引っ張る場合、悪役は大事ですからね~。

ブラックリストみたいに、悪役にはしっかり大物実力派俳優に登場してもらう感じだと、こちらも緊張感が続くんですけどね。

その辺、シーズン2にどうでるんでしょうか?

 

でも、政治話でどうにでも転がっていけるので、いくらでも膨らませていけるのがこのドラマの強みでしょうか。

そういえば、核軍縮が究極の目標!なんていうのもNATOの話の時に出てましたもんね。

 

ただそろそろ、トム大統領のハネムーン期間も終わって支持率も落ちてきそうですけど、驚きの政治手腕でさらなる新境地を見せていけるのか!その辺が見どころですね。