アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。今日も勝手なネタバレ感想をブツクサ書いてます。

「マインド・ハンター」来た!フィンチャーxNetflixの第2弾! 1話~3話を見た感想

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*ネタバレなしの感想です。

Netflixで世界同時配信スタートのフィンチャーの新ドラマ「マインド」がついに来ました!

「ハウス・オブ・カード」に次ぐ第2弾!

怖い~・・。怖いですよ~!!

予告編では完全に「セブン」の雰囲気!

今回は何と言ってもフィンチャーお得意の猟奇殺人鬼の精神世界に迫って行きますよ~。

正直、そんな恐っろしい闇の次元まで迫ってみたいか?と聞かれれば、「うーん、ちらっと見てみたい気もするけど、そんなに詳しくは結構です・・。」って感じなんですけどね。

 

だけど、このドラマは見ない訳にはいかないでしょ!

・・と意気込んではみたものの、見れるのか・・。

「セブン」は昔見た時は意外と平気だったんですけど、最近はテレビで再放送とかしてても絶対見れないですね。

もう痛すぎて、エグ過ぎてダメ・・。

今回のマインド・ハンターもどこまで見れるのか非常に不安です・・。 

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1話を見始めて・・

あれれ・・?

FBIの主人公が悪魔のような凶悪犯を追い詰めていく話を連想してましたけど、意外にも序盤は完全に肩透かしでした。

まずですね、このドラマは今では当たり前の犯罪心理学の「プロファイリング」をゼロから始めた人たちに焦点を当てているので、かなり学術的な部分の説明が多いです。

しかも1977年頃の時代背景と、当時の犯罪捜査の常識概念みたいなものまで説明されるので、これが結構長い!

始めの30分くらいはそんな調子で、退屈といえば退屈ですかね・・。

ただ、デビッド・フィンチャーがこれで終わるはずないんですけどね・・。

 

登場人物

ホールデンとビル

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右が主人公のホールデン君。

FBIで人質交渉の担当だったものの、上手くいかずに大学で講義をさせられたりしていいたホールデンは、犯罪を防ぐためには犯人の行動心理を理解する必要があると感じていた。

そんなある日、FBI行動科学課のビル(左)に「せっかくなら自分と一緒に全米各地の警察で講義をしに行こう、それなら地方の犯罪を肌で感じられるし、情報も得られる」と誘われ、二人はコンビとして巡業することに。

 

ホールデン役のジョナサン・グロフは大抜擢と言ってもいいですよね。

アナ雪でクリストフの声を担当した以外は目立ったキャリアはありません。

私生活ではゲイだと公言されてるそう。なかなかキュート!いい体!

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顔がなんとなくだけど、127時間のジェームス・フランコっぽい?タレ目じゃないのが違うか・・。

f:id:Annice:20171014160119j:plain フランコ

 

そして、この2人が聞き込みを始める凶悪犯がこのドでかいエド・ケンパー

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身も気もよだつ猟奇連続殺人を犯しているのに、話している様子はしごくまともで、これがまた怖い・・。

どうして自分がそういう行為に至ったのかを冷静に分析している。

 

またこれがですね~、母親からの酷い虐待や精神的屈辱を長年受け続けたなんて話を聞かされると、思わずちょっと納得してしまう自分がいるんですよ。

それも冷静に考えると嫌ですよね。

だって、これがもし虐殺された6人の女性の一人に関してでも、その恐怖と苦しみを想像してしまったら、この男の話どころか顔を見るのだって嫌ですよ。

 

だけど誰かがその闇に踏み込んでいかなきゃいけない訳で、ビルが言ってた通り「狂人に勝つには狂人を理解するしかない」んですよね。

当時は警察関係者もみんな「凶悪犯罪者は生まれながらにそうなのだ」という考えで終わろうとしていて、ビルたちの上司ですらその意義を理解できていない。

 

そんな中、唯一彼らの研究を高く評価するウェンディ・カー博士が現れて、彼らも自分たちのしていることに自信を深めていきます。

 

内容的にはこんなところでしょうか・・。

大筋は面白いテーマだと感じましたし、話に説得力もある、3話で初めて彼らがプロファイリングを使って事件を解決するのも良かったです。

ただですね・・

 

残忍過ぎ!!これはアウト!

1話の最後で出てくる猟奇殺人!これ、何なんですか?!

もう、退屈な部分を頑張って見てきてようやく事件かと思いきや、被害者の一人が子供・・?!しかもこんな残酷な殺害方法で!!

 

もう、ここで見るのやめようかと思いました。

本当、うっかり写真を見てしまった自分を猛烈に後悔・・。

無理です、無理・・。

「セブン」にだって子供は出てこなかったですよ。(確か)

残酷なのは覚悟できてましたよ。おそらく若い女性たちが酷い被害に合うものだと・・。

だけど、子供までは覚悟ができていなかった・・!

たぶんここで見るのをやめた人が2割くらいいるんじゃないでしょうかね。(知らんけど)

ただ、2話、3話とその後その事件のことは出てこなかったので見続けて来ましたけど、またいつか、あの事件を解決するために彼らが戻るだろうというのは想像できるので、そうなったら完全に無理かも・・。

 

それにしても、どうして??なんで子供出します?

その事件の痛ましさと、全く糸口さえも掴めなかったという悔しさが、ホールデンやビルの大きな動機となって、その後のつらい研究に向かわせることになった・・。

っていうなら、その必然性も理解できますよ?

だけど、そういうシーンも特に描かれてないんですよね。

たいしてショックを受けてる様子もないし・・。

 

むしろホールデンなんて、ひょうひょうとケンパーへの聞き込みを楽しんでるかのようだし、いまひとつ、この若者は捉えどころがないですね・・。

やる気は理解できますけど、何が最終目的なのか。

そこら辺で、悪を憎み正義を追い求めるFBI捜査官として、というよりも、むしろ学者的な純粋な探求心が彼を突き動かしてるように感じました。

 

でもしょうがないですよね。

このドラマはまさにその残酷さ、猟奇的異常さに焦点を当てて、その闇を理解すること自体がテーマですから。

全10話みたいですけど、10話まで見終わった時に、何か感じるものがあるんでしょうか?

 

こうした犯罪を犯すサイコパスもまた人間・・。

恐らくは生まれて来た時は、普通の可愛い赤ちゃんで、その時点ではまだサイコパスではなかったはず。

いつ、どの時点で犯罪者は形作られるのか・・。

怖い、怖い~・・。

最後まで見れるかな・・。

 

ホールデンが花開くか?!

まだババーン!とは、主人公の魅力が開花していない感じのホールデンですけど、今後このほわ~んとしてる彼が魅力的なキャラに成長していくんでしょうか?

なんだか70年代後半なのに、新人類(この言葉も古い?)を見てるような不思議な若者ですけど、真っすぐなのに熱意が暑苦しくない感じが爽やかでいいかも。

何かちょっと不思議君的な魅力は感じます。

だけど、まだ彼に共感したり入り込める感じがしなくて、もう一つ何かが足りないような気も・・。

その辺がどう変化していくのかも注目です!