「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」異様な世界観にドはまり確実!!ネタバレ感想

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」

*アニスです。登場人物紹介とネタバレなしの感想、注意書き以降はネタバレありの感想です。

全感想

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待ちに待ったhuluの「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」が来ましたよ~!

いや~、エミー賞受賞から半年近く待たされましたからね、長かった・・!

さてさて、冒頭から緊迫のシークエンスで始まりましたが、やっぱり面白い!!

3話までがあっという間で、期待を裏切らないレベルの高さでした。

こういう異質な世界の設定ものは、それを演じる役者たちに説得力がないと、安っぽいドラえもんの「もしもボックスぅ~」になっちゃうんですけど、このドラマは格がちょっと違いますね。

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目次

【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。

また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」予告編とあらすじ

この設定がまた面白くて、基本的にはアメリカを舞台にした近未来ものですが、ある日突然法律が変わり、原理主義勢力によって宗教国家が誕生してしまうのです。それも何の前触れもなく・・。

聖書(?それとも何か他の経典?)に書いてあることが全てで、そこにのっとった生活を送るため、雰囲気は完全に中世のヨーロッパ(ナチ占領下のドイツみたい)、そして女の扱いは奴隷同然。

特に子供を生める女たちは「侍女」という待遇で支配階級の金持ちの家に送られ、子供を産む道具として仕えることを強要されます。

もう一つの興味深い設定が、この近未来では環境汚染や避妊薬などの影響から「不妊」という病が蔓延っているというものです。

女性は妊娠しずらくなり、妊娠できても流産が激増、その上出産までこぎつけても健康な赤ちゃんが生まれる確率が5人に1人という人類滅亡の危機さえ感じる状況なのです。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」登場人物とキャスト

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エリザベス・モス演じるオブフレッド(本名ジューン)。

以前の世界ではルークという黒人男性と結婚して娘(ハンナ)がいたが、侍女にさせられるため、ハンナを奪われてしまう。娘を取り戻したい!という決意で毎日を生き抜いている。

以前は出版社に勤めていた。(原作では司書だけどちょっと変更)

まず、主演のエリザベス・モスの重心が低くて安定感あるわ~。

先日見た「トップ・オブ・ザ・レイク」から4年。つるつるだったお肌にも眉間の辺りに皺が寄り、丸みも帯びて一層味わいある女性になってきました。(でも4年であんなに変わるんですねぇ)

でもあの眼光鋭い感じと、一瞬セリフのタイミングずらして引き付けてから話し出すとろなんかは変わりませんね。

彼女を見てるだけで物語の厚みが何層にも感じられるというすごい人です。

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オブフレッドが仕える司令官ウォーターフォード

お、ジョセフ・ファインズじゃないの!まだまだ若い!

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ウォーターフォードの妻セリーナ

で、でかい、怖い・・。こんな女のところに仕えたくない・・。

演じるのは「24 リヴ・アナザー・デイ」にも出ていたイヴォンヌ・ストラホフスキー。(名前がロシアっぽいけど、ポーランド系のオーストラリア人だそう。)

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侍女仲間のオブグレン(エミリー)以前の世界では女性と結婚していた。

可愛い!ナタリー・ポートマン的な可憐な顔立ちに見とれてしまう。

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侍女軍団を率いる鬼軍曹ことリディアおば

完全に全身ナチの鬼ババァで、マイウェポンが電流棒。

これでビリビリ~!と侍女たちを感電させまくり、さらに反抗すると右目をえぐられる・・。

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ウォーターフォード家に仕えるニック

彼がいい男かどうかは好みが分かれるところでしょうか・・。童顔なのよね。

ジューンの夫ルーク

ジューンとルークの娘ハンナ

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ジューンの親友モイラ

レズビアンでこの世界になる前からの親友。

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侍女仲間のジャニーン

憎めない不良少女。

そんなところでしょうか。

役者さんたちは皆貫禄たっぷりでいいですね。

リディア婆なんて、もう憎たらしくてしょうがないですよ。やっぱり最後は侍女たちにやられて悲惨な最期を迎えるのかしら・・なんて今から勝手に想像しちゃうし。

セリーナも今後ますます狂気を帯びてきそうな予感。

「ハンドメイズテイル/侍女の物語」第3話までの感想(ネタバレなし)

怖くてゾクゾクする!

この恐怖の宗教国家はとにかく不気味で恐ろしいです!

常に「目」という監視人が至る所に配置され、侍女同志であっても自由に会話ができないほどの圧制ぶり。

もしも逃げようとしたり、同性愛などの反逆罪に問われたら、死刑か汚染地帯にあるコロニーという収容所に送られてしまう(汚染物質で徐々に死に至る)という四面楚歌の恐怖がドラマを盛り上げていますね。

さらに怖いのが、この異様な世界に支配される過程です。

それまでは本当に今現在私たちが送っているのと同じ世界があったのに、ある日を境にこれが一変します。

始めは「テロ防止のための臨時法」なんていう建前で出来た法律が、あれよあれよという間にアメリカを狂気国家に変貌させ、これまでの日常を奪っていく訳ですが、この描写がまたスリル満点で面白いですね~。

宗教用語で会話する人々の中にも、オブフレッドのように内面には以前の人間性が残っているのか、それとも本当に洗脳状態にあるのか・・。その辺も興味深いです。

*これ以降は1~3話までのネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第3話までのネタバレ感想

コントじゃないよ!本気だよ!

すごいですね~・・、このセックスシーンも出産シーンも、お笑いすれすれの世界が繰り広げられていて、こっちもどういう顔で見ていいのか迷います・・。

大体あの異様な種付けのやり方は誰がどう決めたわけ?

絶対始めに「夫人は侍女の手首を持って~、男は腰に手を当てて~」と指導した人がいるわけで、その様子をちょっと見てみたいですよね。

でも男性の方だって、あんな風に妻に睨まれながら儀式的によくできるもだなぁ。

繊細な男性なら、無理っていう人もいそうですけどね・・。

それから、疑似出産シーンで司令官夫人が「ふー!ふー!」を夫人仲間とやってるところなんかは、完全に集団コントの世界で最高!

ここまで来ると、オブフレッドのようにニヤニヤして見ていいんでしょうけどね。

でも椅子にまたがって本当に出産してるジャニーンのことを想うと、ニヤニヤしてもいられず・・、あまりに残酷すぎて気の毒でしょうがないです。

赤ちゃん、授乳が終わったら「それっきり」なんですよね、きっと。

これはつらい。

それならいっそ出産した途端に顔も見ずにお別れのほうが、まだ辛くないかも・・。

あんな風におっぱいあげて、抱っこして一緒に過ごしてしまったらもう別れられないわ。

そういえば、ジャニーンにも男の子がいたって言ってましたよね。やっぱり取り上げられたんでしょうか・・。

そして「こうして取り上げられた子供たちは一体どこへ・・?」という疑問ですけど、この状況から想像するに、彼らもやはり子供を欲しがっている支配階級の夫婦へ養子に出されてしまうのでしょうかね。

その辺は後半に分かってくるのかな。

酷い世界ですけど、貴重な子供たちだけは傷つけられないだろう・・というのが唯一の救いですね。

次々といなくなる友人たち

恐らく子供たちは大丈夫だと思いますけど、対する大人は平気でバンバン消していきますね。

以前の世界からの親友だったモイラは逃亡を計ってコロニー送りになったそうですけど、心配です・・。

いい友人になりそうだったオブグレンも、同性愛者というのが当局にバレてしまい(またなぜ女中とそんな関係に!?危険過ぎでしょ!)謎の刑を言い渡されていましたけど、これまた怖い。

3話の最後のシーンでは、あの部分を切り取られたような手術跡があったのと、「まだ妊娠はできるわよ」と鬼ババァが言っていたことからも、女性器切除をされたものと想像します。(クリトリスを切除して快楽を得られないようにする)

なんてことを・・!と思いますけど、ところがですね、実はドラマでない私たちの現実世界の方が衝撃的で、「女性器切除」は今現在でもアフリカの28か国で少女に対して行われているそうで、不衛生な環境で消毒もなしに行われることもあるそう。

これは女性虐待、子供虐待以外の何物でもないので、先進国の働きかけですぐにでもなんとかして欲しいものです。

話を元に戻しまして・・

相手の女中は首吊りの刑に処されてましたが、あれが「一般赦免の刑」でオブグレンの受けた刑が「贖罪の刑」って言ってましね。

どれも衝撃的ですけど、一番度肝を抜かれたのが、1話目に出てきた集団執行の死刑ですよ。

侍女を暴行したという男を侍女軍団が殴る蹴るのリンチ状態で、という・・。

もうあんなの誰のアイディアなの!?趣味悪いわぁ・・。

きっとオブフレッドは怯えて何もしないんだろうなぁ・・という予想を裏切り、すごい形相で飛び掛かって行ったのでこれまたゲゲっ・・っと引きました。

あの時は、地獄の現状とモイラが死んだという話を聞いた怒りで限界点に達しておかしくなっていたのは分かりますけど、それにしてもすごい顔だったわ。

あの男も、よくこんなご時世に性犯罪なんてするものね・・。



妊娠できるかが鍵!!

3話でオブフレッドの生理が遅れている状況でセリーナが別人になって喜んでましたけど、その後生理が来たと知った途端にまた冷酷な女に豹変してましたね。

あんなプレッシャーのかかる中でオブフレッドは妊娠できるんでしょうかね?

ジャニーンはどう見ても20代で若そうでしたけど、オブフレッドやオブグレンは30代半ばくらいに見えますよね。(ハンナを生んでから8年経ってる訳だし・・)

妊娠率は年齢と共に下がりますしね。

それに、そもそも不妊の原因は男女比がほぼ40%ずつで同じなんですよね。男女共にある場合が15%、不明が5%。(現在の話ですけど)

なので、オブフレッド側に問題なくても司令官の方にあったら無理な訳で・・。

それと、ダイオキシンなどの大気汚染で一番打撃を受けるのは男性の精子だって以前ニュースで見ましたよ。(精子の量が減り、奇形が増え、運動率が下がる)

不思議なのは、近未来なんだから精子を取って質を調べて、問題なかったら人工授精にすればいいのに・・って思いますけどね、恐らく原理主義的にアウトな方法なのでしょう。

妊娠できたらアイスクリームが毎日食べられるらしいし、食事も贅沢でしたね。

でも、できなかったらセリーナからどんな待遇が待っているのやら・・。今後が怖いです。

男運は良さそうだけど・・

それと、気になるのが司令官からのデートのお誘いですよね。

まぁ私が男だって、あんな怖いセリーナが妻じゃオブフレッドみたいな女性に癒されたいって思いますけど、今後もスクラブルゲームだけで済むんでしょうか・・。

でも司令官は穏やかそうなので見ていて安心ですね。

それから運転手の男ニックもいい奴そうでした。

オブフレッドに気がある様子でしたけど、オブフレッドがここに来てモテモテだわ。

と言う訳で、予想通りの面白さのハンドメイズ・テイルには今後も期待したいです!

あ、そうそう各話の最後に懐かしのポップスが流れるのがなんとも新鮮で嬉しいですね~。

2話の最後に流れた”Don’t you (forget about me)”を聞いて昔の映画「ブレックファストクラブ」を思い出しましたよ。あの曲がテーマソングだったので。(誰も知らないかな・・)

うわ、ネットフリックスで今日から配信開始だそうです。↓

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次は4話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第4話 ドラマの方向性が見えてきた!

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やっぱり面白いわ~、ハンドメイズ。

これまでの3話までは新しい異質な世界の恐ろしさと、その中で怯え戸惑う女性達の姿が描かれてきましたが、4話ではさらなる逆境に苦しむオブフレッドがついに覚悟を決め、戦う姿勢を明らかにし出しました。

なるほど~、あの世界で翻弄されるだけでなく、勇気と主体性を持って今後は生き抜いて行くんですね。

これはますます楽しみです!

閉じ込められ、気力を失うオブフレッド

セレーナが本性を出し始めましたね~。

13日間、部屋に監禁状態で、オブフレッドは昔の幸せだったころの記憶をさまよい、自分を痛めつけていました。

もうあの幸せな遊園地のシーンが泣かせるわ・・。「綿菓子でベタベタだった娘の手」を思い出すオブフレッドの気持ちが痛いほど伝わって辛い・・。

そうそう、あの種付けの儀式は排卵日前に月1回だけなんですね。

28日周期の人は14日目が排卵なので、13日目の夜に行うようでした。

33日周期の人は確立が下がっちゃいそうですけど、ザックリ一律に決められてるんでしょうね。

実は既に逃亡を計っていた

オブフレッドとモイラは訓練時代に逃亡を計っていたんですね。

モイラが捕まったと聞いてオブフレッドがショックを受けていたのは、この時の逃亡のことだったみたいです。

種付けの儀式のやり方を教え込まれショックを受けたモイラが「冗談じゃない!」とばかりに覚悟を決めたようです。

途中までは上手く行ったものの、駅でふとモイラが離れた途端、兵士たちに囲まれ尋問を受け始めるオブフレッド・・。

モイラに笑顔で合図を送り、彼女だけ逃げるように伝えますけど、あの時モイラは管理層の「おば」の服を着ていたわけだし、「彼女は私と一緒なの。問題ないわ」と言いに行けば大丈夫だったような気もしますけど、違うんですかね。

苦渋の思いで一人電車に乗るモイラですが、あの後どの時点で捕まってしまったのでしょうか・・。

それにしても、お金持ってなくても駅を通過して電車に乗れるんですね・・。

あとまぁ驚くほどの死体がありましたけど、何を理由にあんなにころすんでしょうか・・。

そしてあの状況で市場経済はこれまでと同じように回っていくんでしょうかね?

当然全てのシステムを変えて、共産主義的な体制を作っていくんでしょうけど、その辺のことも説明してくれたら面白そうですね。

そうそう、おかしくなってるのはアメリカだけでカナダやメキシコなどの隣国はこれまで通り・・という設定も面白い!

国境さえ超えれば地獄から天国へ・・って北朝鮮みたいだわ。

ということは、オブフレッド達にとっては国境越えこそが最終目標で、娘を連れて一緒に国外へ出れれば救われる!という希望が持てるので、少なくとも第二次世界大戦下のドイツよりはいいのかな・・?

婦人科医師の種付け

ゲゲゲ!キモ!

「妊娠できなかったら君が苦しむから、私が種付けを・・。ほんの数分で済むよ」っていうあの医者、気持ち悪いわ~!

どんな奴かと思わせておいて、チョコっとカーテンの横から出した顔がめっちゃパンパンで引いたわ。

あんな「おにぎり君」みたいな顔に種付けされたら、すぐにフレッドの子じゃないってバレちゃうじゃないの。フレッドはシュッとした面長なんだからさ。

その場は上手く断って事なきを得ましたが、もうどんなに具合が悪くなってもあの医者のところにだけは行きたくないわ。

でも、あのおにぎり君、「司令官はみんな種無し」って結構大胆な発言してましたね。

今後あんな反抗的な姿勢を貫いて、しかも来る侍女、来る侍女にみんな種付けしまくって、おにぎり顔の赤ちゃんが生まれまくるようになったら彼の命も危ないでしょう。



やっぱりできなかった司令官

そりゃそうよね~・・。あんな無機質な状況で、女二人に睨まれてできますかって・・。(一人は他人で、妻は怖い!)

男は意外に繊細で、相手が妻であっても、あの行為に「種付け」という目的が介入するだけで萎えちゃう人も多いらしいですからね。

なんとか心を通わせようとスクラブルに誘うフレッドの気持ちも分かるわぁ・・。

しかも、あれだけの知識人なら自分が種無しって分かってるだろうし、無意味で空虚な行為をひたすら続けなければいけないストレスは相当なものでしょうしね。

妻の赤ちゃんへかける執念も知ってるだけに・・。

オブフレッドの推測通り、前の侍女ともそうしてスクラブルで心を通させたものの、自身の置かれた環境に耐えられなかった彼女が命を絶ったようですね・・。

ラテン語のできる人だったのか、何かの時にフレッドがたまたま教えたのか、あのメッセージは彼女の言葉というのをフレッドは知っているようでした。

フレッドの辛そうな表情から想像するに、彼の抱える苦しみと闇も大きそうですね。

ああしてスクラブルをする2人の立場は極端に違うものの、苦しみの原因と根底にある人間性は限りなく近いように感じました。

オブフレッドは「奴らに虐げられるな」という言葉に勇気をもらい、フレッドに「あの部屋から出たい、私はくじけたくないから」と訴え、再び散歩に出る自由を得ることができました。

でも、上から睨んでたセリーナが怖いわぁ~・・。

フレッドに頼んだことで後からまた別のお仕置きになって返ってこないといいんですが・・。

新鮮な空気を吸い込んでオブフレッドはさらなる気力を得たようです。

逃亡の罪

エリザベスおばからのお仕置きがまた痛そうだった~。

目をえぐられるよりはいいけど、足の裏を集中的にムチで打たれて血だらけにされる・・というのも普段の世界では想像できない痛さだと思います。

だけど、そのオブフレッドへの仲間たちからのお裾分けが感動でした。

ほんの少しずつの食べ物のお裾分け・・。そういえば昔小学校でお弁当の日に、お弁当忘れた子があんな状態になってたっけ。

と言う訳で、今回はこんな感じで最後は希望を感じさせるシーンで終わりました。

それにしても、このドラマ、現在と過去のエピソードを交えながら進むので、意外なエピソードがいくらでもありそうですね。

この未知の世界は異様なのに妙にリアルで(看板ないのに電車は普通に動いてる!)興味をそそるし、あの自由主義のアメリカがどういう経緯であんなナチスドイツのような国家に変貌を遂げたのかがすごく気になります。

作者の方が「声を上げられる時にしっかり発言すること、投票権がある時にしっかり投票すること」というメッセージを込めた。という記事をどこかで見ましたけど、まさにその機会をほんの一瞬逸したがために、こうなってしまったんでしょうかね。

はぁ、もっと一気に見たいな~。でも、また来週までお預けです~!

次は第5話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第5話 ついに来た?!ニックとは恋仲に?

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今回はジューン(オブフレッド)にとっての「愛」をテーマに描いた回になりましたけど、なかなか複雑で難しかったですね。

まずはジューンを巡る三人の男を一人ずつ見て行きたいと思います。

司令官フレッドの正体

今回のフレッドはちょっと意外だったし、ガッカリでした。

現体制に批判的な思想を隠しながら、それでも立場上の役割を苦しみながら果たしている男かと勝手に思ってましたけど、どうやら違うのかな・・。

ジューンや侍女たちへの同情や思いやりの気持ちはあっても、やはり支配者階級層として自分たちに都合よく物事を考え、処理してるようでした。(言ってたことが全部本心ならね)

なんだぁ・・そうなのか~・・。

じゃ、フレッドの魅力は地に落ちたわ。

オブグレンの処置に関しての発言も完全に常軌を逸していて、「生物学的な役割を果たすために救ってやった」云々・・。

「愛は幻想で、聞こえのいい言葉で性欲を正当化してるだけ」の言葉にはジューンの中の「屈しない」部分が顔を出してしまい「私には幻想じゃない!」と言っちゃってましたね。(すぐ「なんでもない」と誤魔化してましたけど)

でも、これでジューンの中のフレッド司令官も終わりかな・・。

いくら穏やかにゲームをして、雑誌を時々読ませてくれたって、フレッドは所詮あちら側の人間で、この先もジューンとは永遠に平行線のままなのでしょう。

意外とキュートなルーク

ジューンの「屈しない」人柄に惚れたルークですけど、よく見るとなかなかキュートで魅力的な人ですね。

でも、出会った当時は別の女性を結婚していて、ジューンとは不倫関係だったことが今回わかりました。

ふーん、これもちょっと意外だなぁ・・。不倫とかしないタイプの誠実顔ですけどね。

ところで、ルークは子供はいたのかな?

でも子供ができにくい時代なので、いなかった可能性が高いのかな。

あのホットドックの店の前で偶然出会ってから、その後2人がどうやって再会したのを説明して欲しかったな。

ジューンが恋人募集のサイトに出して、そこにルークがアクセスしてきた・・とか?

ともかく、2人は共にほぼ一目惚れで、あっという間に恋に落ちたようでした。

ニックへの気持ちは本物なのか?

ポイントはここですよね。

ずっと前から、ニック側にジューンに対して気持ちがある様子は伝わってきてましたけど、ジューン側からの気持ちがよく分かりませんでした。

ただ今回はいくつかヒントがありましたよね。

夫人からニックとするように言われて彼の部屋に向かう際、ジューンが心の声で「なぜかルークを裏切るような気持ち」と言っているのが一つ。

ニック本人に「あなたは目なの?」と怯える様子で聞いて、「そうだ」と言われた時のショックの受けようが二つ目。(でもこれは身近な人間に目がいた、というショックとも受け取れる?)

そして三つ目はもちろん最後のシーンで彼の部屋を訪れて、激しいセックスをする場面

でも、これは「目の彼に接近して、メーデーの情報を聞き出すためでは?」と一瞬思ったりもしたんですけど、どうでしょうかね?(逆に「聞いちゃダメだろ」って気もするけど。)

気になるのはベッドシーンの途中で、自分が上位になるようにポジションを変えたところ。

以前ルークとのそういう場面で「一回きりかもしれないから自分が上になりたい」と言ってますよね。

なぜ上になりたいのかがちょっと謎だけど、彼女にとっては大事な愛の行為では上になりたいってことかな?(フェミニズム的な発想に関係してる?)

いずれにしても、ジューン自身にニックに惹かれてる部分があるのは確実なので、今後「目」という立場の彼と、「メーデー」に接触したい彼女がどういう関係性を取っていくのかが注目ですね。



ジューンは妊娠したの?!!

これこれ!問題は!

突然吐いてるシーンがありましたけど、ジューンはニックとの子供を妊娠したんでしょうか?!

通常ドラマの中で女性が「うっ!」となって洗面台でゲ~!となったら、確実にそれは「妊娠」を意味しますけど、今回はどうなんでしょうか。

問題のない男女がタイミングのいい日に性交渉して妊娠する確率は20%と言われてますので、これ一回で妊娠してたらすごいですね。

ニック、見た目的にはジューンより結構若そうですけど(何気に童顔だし)、中身はなかなか男臭いキャラで魅力的です。

「目」だと言っても、ジューンが意志に反して「侍女」を強要されているのと同じように、彼も無理やりその役割を担わされてる可能性もありますしね。

でもさ、夫人の立場も微妙よね。

「ニックとやって頂戴」・・なんて苦渋の選択でしょうけど、それほど子供が欲しいのでしょうね。

今回、もし妊娠してたらどんな反応なのかな?ちょっと楽しみ。

にしても、ニックとジューンをセックスさせるシーンでは、夫人が部屋を出て行かないんで「え?!居座る気??」っとギョギョっとしましたよ!

アンタ、無茶な頼みを押し通したんだから、せめてそこは出て行ったり~な。

・・と、見てる人全員が思ったはず。

エミリー(オブグレン)の抵抗

愛する人を処刑され、自分も人間性を無視した酷い処罰を受けて完全に鬱状態にあるように見えたエミリーですが、あの車を奪って運転するシーンは感動的でした!

もちろん完全に自殺行為ですけど、一方であの瞬間に彼女が感じたであろう、「自由」「解放」「主体性」というかけがえのない感情には、一瞬でもその価値があったのでしょうね。

そして、彼女が最後まで失わなかった強さを示したことで、ジューンにも勇気を与えることができました。

最後、ジューンが夫人と会話するシーンでは剪定ばさみを見つめながら、それでもあの場を立ち去っていきましたけど、彼女はまた違う方法で抵抗の道を見つけて行くのでしょうか。

ちなみにちょこっと出ていた、エミリーが仕える家の夫人ですけど、エミリーのことを気遣って犬と遊ぶ彼女をそっと見守っていてくれたり、自分の体調を理由に儀式を先延ばししたりと、随分優しい女性に見えましたけど、こういう支配者階級もいるんですね。

悪と善で割り切れるような単純な物語でないのが、このドラマを奥深く面白くしてますね。

この先もどんな仕掛けでこちらを驚かせてくれるのか・・、また来週が楽しみです!

次は第6話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第6話 例の夫婦の物語

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今回は謎に包まれていたウォーターフォード夫妻に焦点を充てて、彼らの過去と現在が描かれていました。

びっくりしたのは、彼らはギレアドの建国理念を立ち上げ、アメリカ国家転覆を図るクーデターを仕掛けた側のまさにど真ん中にいた人達だったということ!

うっわ~、キツイな・・。

ウォーターフォードが大物司令官というのは聞いてましたけど、まさかここまでギレアドの幹部だったとはね・・。

セリーナとフレッドが前の時代に普通の若者のように生き生きして小作りに励んでいるシーンがありましたけど、既に聖書の言葉(?)を呟いてましたね。

彼らがなぜそこまで原理的主義的な思想に傾倒していったかまでは描かれていませんでしたけど(子供ができない!という危機感が一つにはあると思いますが・・)、以前から信仰心が篤かったみたいで・・。

セリーナはドメスティック・フェミニズムという概念をテーマに「女性の領域」という本を書いたらしいですけど、今現在の彼女の生活が、当時の彼女が望んだものになってるんでしょうかね?

それにしても、彼らは相当深刻で、ジューンにとってはまさに敵の中の敵。

こうなってくると、ジューンがフレッドをあすこまで嫌悪感丸出しで毛嫌いするのも分かるし、この際、あのイカれたリディアおばの方がまだマシにみえてくるわ・・。

ジャニーンの目を自分でえぐっておいて、キスして「デザートを届けてあげるわ」ニコって、背筋ぞぞ~っ・・。

だけど、パーティに参加してご馳走が食べたかったジャニーンがまた可愛くて、可哀そう・・。まだ赤ちゃんといられるのかな?

メキシコ通商代表団の本音

あのおばちゃんですけど、あんな風に司令官たちの前でジューンに質問したところで、どんな答えが返ってくると期待してたんですかね?

それに、「幸せ?」と聞いた時のジューンの困窮した様子と絞り出した声から、普通はある程度察するでしょ。

それを「正直に答えてくれてありがと~」って嬉しそうに最後チョコを持ってきて、ジューンの本心を改めて聞かされた時の驚きようったら・・、こっちが驚くわ・・。

まぁ、それでもメキシコの危機を説明して「助けれない」と言ってましたから、侍女たちの苦しみもある程度は予想していたのかな。

セリーナの演出で子供たちをあんな風に登場させて、すっかりその気にさせられてましたけど、そもそも侍女たちをトレードしたところでメキシコで同じように機能するんですかね?

だって、あんな異常な体制を敷いているのはこの国だけで、他の国は以前と同じなんでしょ?

大気汚染や不作、不妊問題が深刻化していることはあっても・・。

メキシコで侍女を監視する目がいなければ、皆逃げるんじゃないのかなぁ・・。

それにしても、もう6年も子供が生まれていないって、怖すぎ!超高齢化社会どころの話じゃないわね。絶滅を待つだけ?!

だけど、侍女を何十人か送り込んで、子供が何十人かできたところで、何かが変わるとは思えないけどなぁ・・。

それこそ、その子供達世代の負担を考えたら気の毒すぎて産むのも怖いわ。

例えば、将来一人が5千人の老人を支える、なんて、無謀過ぎて彼らも逃げ出すでしょ。うーん、すごい時代だなぁ・・。

ニックへの想い

どうやらジューンもニックに対して本気みたいですね。

立ったまま手を触れあってるだけで、すごい興奮してましたもんね。

だけど、相変わらずニックが若く見えるなぁ・・。

ジューンに「じゃ、何も着るな」なんて軽口を叩く感じがちょっと違和感かも。

もう少し、あと5歳くらいは年上で、渋さと人生経験を感じさせる俳優さんの方がしっくり来たかなぁ・・、なんて思ってしまう。

ジューンがもっと若ければいいけど、顔も体格的にも貫禄たっぷりでニックよりかなり年上に見えちゃうのよね。

色々言ってますけど、とりあえずは2人は禁断の恋の行方に目が離せませんね。



フレッドにもおべっかを・・

前回フレッドの本心を聞いて、「コイツ、ないわ・・」と完全に見切ってしまったことと、今はニックに気持ちが持っていかれていること、メキシコ団からの質問のことなどもあって、上の空のジューン・・。

フレッドの愚痴を完全に聞き流していたことで、奴がヘソを曲げてしまいました。

これはイカン、コロニー送りは勘弁!と思い直したのか、ジューンが気持ちを入れ替え謝罪し、キスでご機嫌を伺っていました。

なんだ~、司令官もやっぱり下心からジューンを誘ってたんじゃなのー!

「こっちへこい、キスしろ」っていうフレッドはただのエロ爺だったしね・・。

(でも自分から行かないのは、思想とプライドが許さないのか・・)

ジェントルマンの装いが少しずつ剥がれ落ちている感のあるフレッドですけど、ジューンとニックとの関係を発見した時は怒りまくりそう・・。怖いわぁ・・。

突然現れた救いの手

最後、交渉団の内の一人の男がジューンに「ルーカスは生きてる、メッセージを届けられる」と突然声をかけてきました。

必死の表情を見るに、本気なのが伝わってきますけど、なぜ彼はあれほどのリスクを冒してジューンとルーカスを助けようとしてるのでしょうか?(ただメッセージを届けるだけかもだけど)

突然ルーカスが生きてることを知らされ愕然とするジューンですが、今後どんな展開が待っているのか?

それと、ジューンは妊娠はしてなかったのかなぁ・・。

ゲ~って吐いてたのは何だったのか・・。(もしただ具合が悪かったとしたら、紛らわしいにも程があるでしょ!まさにそこがテーマのドラマなんだからさ)

でも、たぶん妊娠検査薬も使っちゃいけないのよね。

だとしたら妊娠が確信できるのは結構時間がかかるかも・・。

ニックとルーカス、それとフレッド。三人の男と非情な現実に翻弄されるジューンが今後どう自分の道を切り開いていくのか、ではまた来週!

次は第7話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第7話 ルーク脱出劇の裏側

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さて、今回は夫のルークにあの後何が起きたのかが描かれてましたけど、同時に家族での逃避行も描かれてスリル満点でしたね。

そして、あの最後のシーンが素敵過ぎて、感動だわ・・。

あんなロマンチックなメモがありますかね?

メールやラインでいつでもどこでもメッセージを送れるこの時代に、あの許された数秒間にささっと書いた直筆のメモがものすごいパワーを持ってましたね。

ルークがこの3年をどういう気持ちで過ごしてきたのかが分かる瞬間でした。

しかも、今回はジューンが出ない回だったのに、最後のいい場面だけ登場するのがまた強烈で効いてたわぁ・・。

ルークが好きなあの「屈しない」表情でしたね。

夫の生存を知って、「こりゃ~ニックは完全に吹っ飛んじゃったかな・・?」と思わせる顔してました。

最大の謎は・・

今回の話はそれほど意外性のあるものではなかったんですけど、一番気になったのは「なぜルークはころされずに、むしろ救急車で助けられていたのか?」ですよね。

救急隊員が事故直前に「そいつは生かしておけ」と言ってるですけど、これはナゼなんでしょ。

もうあの時点では逃げようとする者、かくまおうとする者は皆縛り首で片っ端から処刑しているようでしたから、あの場合は現行犯だし、即撃たれて終わりのはずですよね。

妊娠できる女性は貴重なので「侍女訓練所」送りだし、子供も貴重なので大丈夫なはずですけど、ルークの場合がわかりませんね。

彼の職業に関係してる・・?と思ってちょっと前のルークのシーンを見返したりしましたけど、そういう説明は見当たらなかったです。(見逃したかもだけど)

でも、カナダ移住後の生活を見ても至って普通の人に見えたし、もしかしたら大した謎ではないのかもだけど、ちょっと気になります。

船に乗り込むシーンでは

あの時船に乗り込めなかったのは誰だったんだろ。

リーダー格の女性が撃たれたのと、口をきかない女性がルークと逃げれたのは分かったけど、ゲイの男性と尼さんがどうなったのかが何度見返してもちょっと分かりませんでした。

そこ、もう少し教えてくれても良かったのにな・・。

カナダでの生活は

ルークがあの口をきかない女性といい友人(?)になってましたね。彼女はまだ話をせずに部屋に閉じこもっているようでした。

だけど、ルークが「新しいアパートの停電も直ったし、もう一日ずっと部屋で座ってるなんてダメだぞ。外はいいだろ~」と言ってるんですけど、それって一緒に暮らしてるってことなのかな?

彼女も笑うと可愛かったし、この3年で男女の関係になってしまってるのか・・?それとも便宜上一緒に暮らしているだけか・・、その辺が微妙ですね。



リトル・アメリカ出現

それにしても「リトル・アメリカ」っていうのが聞きなれなくて新鮮ですね~。

「リトル・チャイナ」とか「リトル・インディア」とかはあるけど、「リトル・アメリカ」がトロントにできたんですね。

ここでアメリカ政府の生き残りが正式な機関を作って活動しているようですが、壁一面には行方不明の家族や友人を探す貼り紙がびっしりでした。

ルークもアメリカに残された人々を助ける活動をしているようでしたけど、まだジューンやハンナへの手がかりはなかったようですね。

それが突然ハンナからの手書きのメモを渡され、歓喜の涙を静かに流していました・・。

ヒビの入った眼鏡が可愛い・・。

だけど、カナダに3年いても割れた眼鏡を新調できないんだなぁ・・。

今では普段は眼鏡なしで、必要な時だけかけてるみたいでしたけど、不便でしょうね。

「コーヒーもなかった」って言ってたし物資が大幅に不足してるのかな・・。

あの異常なギレアド描写にすっかり疲れてたので、こうして他の国の普通の人々を見るとホッとしますけど、それでもなんとなく世紀末的な匂いを感じさせるのが怖いですね。

なんとかああして、隣の国からアメリカに取り残されている人々を救おうとしてるようでしたけど、それにしてもアメリカの人口って3億くらいでしたっけ?

人口減少と粛清で大分減ってるとは思いますけど、それだけの人々が異常な体制の元にガッチリ閉じ込められてるって想像できないなぁ・・。

体制側の人間がどれだけいるのかな。割合的に相当数いないと管理できないですよね。

それに普通の人々はどうやって生きてるんだろ?

例えばあの逃避行で小屋みたいな家で待機していた時に声をかけてくれた隣人の人なんて、本当にイイ感じの人ですけど、あんな人もそのうち洗脳されてしまうのか・・?それともただ諦めて感情を殺して生き残って行くのか・・。

「フィアー・ザ・ウォーキングデッド」もそうでしたけど、日常が少しずつ変化して、異常な世界に変わりつつある過程が一番興味深くて面白いですね。

それまで全く危機感のなかった人たちが、少しずつ異変を察知し、恐怖を感じ始め、恐る恐る行動に移そうとする・・。

ところが現実は予想を超えるスピードで世界をひっくり返し、気が付けば暴力に怒涛の如く覆われた地獄で身動きが取れない・・。

怖いわぁ・・。

ドラマと割り切れないリアリティがあるし、実際、この広い世界ではそういう国や地域が現在も存在しますからね。

と言う訳で、徐々に事情と背景が分かってきました!

これからは、希望を得たジューンとルークがそれぞれに道を模索し戦って行くことになるんでしょうね。

いつか再会を果たせるのか?ハンナはどうやって見つけるのか・・?

ますます楽しみになってきました!では、また来週!

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次は8話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第8話 愛に生きる女ジューン

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あれま、ジューンは意外にも愛に生きる情熱の女でしたね。

ルークの生存を知ったことで、ニックのことは吹っ飛ぶかと思いましたけど、どうやらまだ熱い関係を終わらせる気はなかったようで・・。

ただ、彼女が元々恋愛体質ということよりも、現在の閉ざされ、自由を奪われた環境の中では、唯一喜びと解放を感じられるのがニックと過ごす時間ということなのでしょうね。

その瞬間だけは、快楽に溺れ人間的な感情を実感でき、孤独を感じることもない・・。

ルークと離れて3年・・。既に思い出すことも難しくなってきた夫の幻影にすがるよりも、今目の前にいるニックとの関係に取り組むことの方が、実感として「今を生きる」ために必要なのでしょう。

だんだん気色悪くなってきた司令官

なにあれ・・?女の脚の毛を剃るってどういう趣味なの?

あんなことされて喜ぶ女いないのに、ご満悦な様子で気持ち悪いわ~。

大体、これまで紳士ぶって長いことスクラブルをしてきたのは何だったの?

前の侍女にも手を出して自殺という結果に追い込んでしまったので、ジューンの様子を伺うためにも今回は時間をかけた・・って感じかしら。

なんだかんだ男はみんな同じで、女と見ればそれしかないのね・・。

そして、前のオイタは妻にバレてたみたいですね。

今回はバレないよう慎重に慎重に・・。

化粧をさせて、衣装を着せて、さぁ恐妻のいぬ間に隠れ〇〇宿へゴー!

(衣装のせいか、ジューンが太りつつある気がする・・)

もちろんジューンには選択肢はなく、操り人形状態で奴の思うがまま・・。

ニックの微妙な視線を感じつつ、ジューンもついに正式な愛人デビューを果たしてしまいました。

でもウォーターフォードと一緒にいる時のジューンは声に感情もなく、無機質に徹してますね。(せめてもの意地からか・・。)

あれでジューンが喜んでると勘違いできるウォーターフォードも相当アホですけど、ジューンももう少しテンション上げないとそのうちバレちゃうんじゃないかとちょっと心配です。

よかった!モイラが生きてた!

コロニー送りになったと聞いていたモイラですが、なんとか生き残っていました!

初めこそ親友との再会を嬉しそうにしていたモイラですが、その後は大分辛そうでしたね。

現在の生活に耐えきれず、心が死にかけているようです。

「もうギレアド脱出は無理」と完全に諦めている様子で、酒や薬にも溺れているようでした。

ふと疑問に思ったんですけど、そもそもモイラってどうして侍女になれたんですかね?

ジャニーンやジューン、オブグレンは過去に子供を産んだことのある女性ばかりで、妊娠能力を証明してますけど、モイラって子供はいなそうですよね。

妊娠したことがなくても、毎月排卵してるかどうかや卵子の質などを見たりしてるのかな?そこら辺の説明がないけど・・。



ニックが「目」になった事情が明らかに!

ふーん、あんな風に信者をリクルートするんですね。

でも、あの職安のおじさんはニックの何を見てピンと来たんでしょうかね?

助けのいる兄弟を世話する姿なのか、絡んできた男に強気で立ち向かっていった姿なのか・・。

でもまぁ、それはあの瞬間に決めたことじゃなくて、事前にニックの身辺調査は済ませてあるようでしたけど。

ともあれ、あのオジサンが幹部中の幹部のようで、現在はあのオジサン直属のスパイとしてニックは生きているようです。

ウォーターフォードも粛清の対象として目を付けられてるようですね。

でもさ、司令官であっても侍女に手を出したら処刑なんて、随分厳しいじゃないの、ギレアドも。

もちろんニックもジューンとの関係がバレたら即処刑ですから、「もうやめよう」と決断するのも当然ですね。

あのジューンを見つめる目から、ジューンに対しての気持ちが本気なのも伝わってきますので、恐らくは彼女の身を案じているのでしょう。

ところが、ジューンは「箱の中の人形として生きるくらいなら、今を生きてころされた方がまし。少なくとも自分を覚えていてくれる人がいる」と同意せず。

(きっと、あのオブグレンも同じ気持ちで女中とそういう関係を続けたはず。)

そして、決意の表情でクローゼットの裏側に”You’re not alone.”と削っていました。

この言葉はあの職安のオジサンがニックを勧誘する時に使ってましたね。(字幕では「仲間になろう」になってましたが)

「あなたは一人じゃない」というのは、自分に対してのメッセージなのか、それとも後に続く侍女へ向けたものなのか・・。

シーズン1も残りあと2話!

と言う訳で、ニックとジューンの関係は今後どうなっていくんでしょうか?

気持ち的には両者とも本気のようですが、ニックが心を開く様子がありませんからね。彼女を危険に晒したくないせいだとは思いますが、ミシガン出身のニック・ブレインさんということしか教えてくれないし・・。当然ジューンはそれでは不満だし。

死よりも、箱の中の人形となる方を恐れるジューンは今後どうやって「生きる」道を見つけて行くのか・・、また来週が楽しみです!

次は9話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」第9話 はぁ、男ってのは

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シーズン1は全10話なので、残すはあと2話!

今回はいよいよ反撃に向けてジューン達が動き出しましたね。

絶望の末に悲しい決断をしたジャニーンに対し、ギリギリでも決して希望を失わず、レジスタンス(メーデー?)に協力を申し出たジューンと、遂に思い切った行動に出たモイラとが対比になっていて、印象的に描かれていました。

あの小包には一体何が?

メーデーへの協力を申し出て、アルマから例の宿で小包を受け取るよう言われたジューン。

ウォーターフォードをその気にさせ、宿まで行く手筈を整えましたが、今回の演技は前回よりも少しテンション上げ目で笑顔も見せていましたね。

まぁ、それでも下手だったし、目的が別にあることはウォーターフォードにも見抜かれちゃってましたけど。

ただ、モイラのことと勘違いしていたようで、なんとかセーフ・・。

それにしても彼女に他の目的があると知りつつ喜んで連れて行っちゃうフレッドもアホだなぁ。(妻がいるのに、リスク冒してさ。)

結局男はそれしかないのかしらね。

あのギレアドって他に娯楽も少なそうだし、女房はずっと家にいて怖いし、「自分の所有物」と名の付けられた女は自分の物と勘違いして一線を超える司令官たちが続出するのも無理ないのかな・・。

大体、侍女のあの名前の付け方がちょっと失敗ですよね。

逆にオブセリーナとか、オブナタリーとか、妻の方の所有物にしておけば、まだ妻の管理下にある意識が働くので勘違いする男も少なくなるかも・・。

まぁ、どっちにしたって女性の人格を一切否定し、それまでの人生を一切認めない侍女制度は残酷で不健全に尽きるし、ジャニーンのように悲劇を迎えるの侍女達が多いのも当然ですよね。



絶望するジャニーン

可哀そうに・・、あんなオッサンのどこがよかったのか・・。

いいように利用され、最後は当然のごとく裏切られ、娘とは決して一緒には暮らせないという事実にショックを受けたジャニーンは川に身を投げてしまいました。

ただですね~、あのオッサンのしょうもない不貞ぶりはちゃんと言いふらしてやりましたよ!!(妻、聞いたか!?ジャニーンの意地だ!)

そして、ジューンの説得で赤ちゃんだけでも救えたのが本当に良かった。

「皆で飲みに行こう。飲んで踊ってカラオケして・・。モイラも、アルマも・・」と、2人がほんの一瞬、その夢に酔いしれて笑顔になる瞬間があまりに絶望的で哀しくて、こちらも涙が出てしまいました・・。

でも、ジャニーンの気持ちは変えられず・・。

その後、意識不明の状態で病院で寝てましたね。

隣に付きそうリディアおばは本当に悲しそうでしたけど、やっぱり出来の悪い子ほどかわいいのかな。(というか、妊娠、出産という成果を出した点では、一番誇りに思う子でもあるし。)

ただ、彼女を見る度に、目をえぐった自分を後悔したりしないんでしょうかね?(しないんだろうな。)

それともう、あのジャニーンの司令官は訓戒じゃなくて、降格くらいの罰を受けて欲しいわ。

それでもって司令官の地位を失い、赤ちゃんも取り上げて、他の両親を探したほうがいいでしょ。

だって、あの妻も最低だわ~。あれだったらまだセリーナの方がいい母親になりそう。

赤ちゃんの着るものを手作りしてましたけど、気持ちが分かるだけに本当に切ない・・。

夫は侍女に手を出しまくってるし、自分が望んだこととはいえ、妻の立場は弱いわ~・・。

ジューンもニックとの子がすぐできるかと思いましたけど、意外にもまだできてないみたいですね。今後どうなるのかが気になります。



覚悟を決めたモイラが素敵!

あの状況で心が死にかけていたモイラですが、「ハンナを一緒に探すって約束したじゃない・・」と訴えるジューンの涙で何かが変わったようです。

あれ、トイレタンクの中にある部品ですよね。あの棒で男を倒し、その車に乗り込み、逃走するようでした。

ジューンに言われていた小包も預かり、それをジューンの通う肉屋のレジスタンスの男に手配したみたいですね。

車に乗り込んだ時のモイラが嬉しそう!!すぐに失うかもしれない自由ですけど、自分の手で掴み取った喜びは大きいのでしょうね。

あのオブグレンも車を乗っ取った時は嬉しそうでしたよね。

ジューンが心配で仕方ないニック

ニックは随分、健気だなぁ。

彼が心配するまでもなく、タフなジューンは自分の道を切り開いて行けそうですけど、(なんならガタイもニックより良さそうだし。)でも何かの時には助けになってくれそうですね。

宿へ向かう車中では、ジューンがニックをちょっと挑発してる感じでしたけど、自分との別れを決めた彼への怒りもあるんでしょうか。

それでもニックは顔色一つ変えず、男としての覚悟を感じますし、きっとジューンに危険が及んだ際には自分の命を懸けてでも守ろうとしてくれるものと私は期待してますよ!

と言う訳で、来週が最終回!

シーズン2へ続きそうな気配が濃厚ですけど、シーズン1のクライマックスとして、納得の盛り上がりを見せてくれるくれると期待してます!楽しみ!

次は最終10話のネタバレ感想です。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」最終10話 光に向かって!

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いよいよ今回が最終回!!とはいっても、当然シーズン2がありそうですので、シーズン1の最終ということですね。

印象としては、「これぞ最終回!」という衝撃的な終わり方ではなかったものの、それでも随分話が進んだ感じですね。

あのまま囚われ生活の苦境とニックや司令官との愛憎劇を描いて行ってもドラマとして成立しそうでしたけど、それは終わりにする気なのか、ここで一気に展開してきましたよ!

モイラ脱出成功!!

え?オンタリオ??カナダ??!!

すごい!あっという間にカナダ来てた!

実は、車を奪ってもすぐに見つかり捕まってしまうのでは?と思ってました。

あの後、検問をうまく避けながら国境沿いまで来て、その後は歩いて逃げたってことですよね。

モイラ~!やればできるじゃん!!

カナダで味わう突然の自由と恵みに茫然とするモイラ。家族リストに彼女の名前を載せていたというルークが迎えに来た時には、抑えていた感情があふれ出し号泣していました。

宿では心が折れる寸前だったけど、ここまでよく壊れず頑張った!

ルークとモイラの小さな家族。ここにジューンとハンナが加わる日は来るのか・・?!

腕を切られたジャニーンの司令官

切断シーン、あそこまで見せます??エグ過ぎでしょ。

以前、ジューンが「禁止された本を読んだ罰に手を切られることがある」って言ってましたけど、不貞行為もなの?

手術室が出て来た瞬間、あそこをチョン切られるのかとギョッとしましたけど、腕っていうのもかなりギョッとしましたよ。(意味不明だし)

それにしても、あの妻はクソ根性曲がってますね。夫の腕を切って何しようっていうの?自分の気が晴れるだけでしょ。

あんな女に育てられるジャニーンの赤ちゃんが心配だわ・・。

あの耳のタグは何?

機械で取り付ける時かなりジューンが痛がってましたけど、あれって何ですかね?

リディア婆が「あなたを失わないように」と言っているので、GPS装置的な物なんでしょうけど、あれが本当に機能するのかは微妙ですね。(やけにシンプルに見えたし)

気になってアメリカのサイトを見てみたら、ルークと一緒にカナダに脱出した耳の聴こえない女性もつけていたそうなので(同じく侍女だった)、彼女が逃亡に成功したのだから追跡装置としての機能は実際のところ果たしていないのかも・・ということでした。

でも、こんな風にクローズアップしてタグ付けのシーンを用意してるということは、今後このタグが大事な局面で意味を持ってくるのかもしれませんね。

根性の座りまくってるジューンなので、必要に迫られた場合には、耳のその部分を自ら引きちぎる・・なんて衝撃のシーンがあったりするのかも・・?

おお~、ついに妊娠来たよ!!!

ジューン、やっぱり妊娠してたか~~!

そうよね。不妊や出産をこれだけ扱う以上、このドラマの盛り上がりには欠かせない要素だものね。

やっぱりニックとの子供なんでしょうか・・。

ジューンのお腹をさすり、静かに感激に浸るニックが素敵だわぁ・・・。(童顔だけど)

この赤ちゃんが司令官たちに取られてしまうならば、ジューンにとってもちろん不幸ですが、もしこのまま脱出に成功することができるなら、それはそれで愛する男との間にできた子供を授かることができて最高じゃないですか。

もちろんこの時点ではジューンはそのシナリオを想像すらできないとは思いますが・・。

ところで、妊娠検査薬はやはり違法らしく、闇市場で手に入れたような事言ってましたね。

セリーナもくそ真面目かと思いきや、結構そういう部分は現実的なのよね。

大体侍女をニックとさせちゃうなんて、夫に対する究極の裏切りでしょうし、いざ赤ちゃんのこととなると、なりふり構わぬ女になりますね。

性悪セリーナの最終手段

ただ、彼女も相当おかしいわ~。

自分でジューンを殴っておいて、その後妊娠が分かったら「ゆっくり休んで」って狂気でしょ。

しかも、悪知恵はよく働くようで、娘のハンナを発見してジューンに見せつけ、「ハンナに手を出されたくなきゃ、あたしの赤ちゃんを無事生め!」と脅しをかけてきました!!

ぎょえ~!!!なにこの性悪女!!!

あの女には、侍女も自分と同じ人間、同じ女ということがこれっぽっちも理解できないのでしょうか?

ジューンがかなりの悪態をついていたにも関わらず、冷静に「体に障るから落ち着きなさい」なんて言うところが憎たらしい・・。

赤ちゃん欲しさに必死なのはわかるけど、限度ってものがあるでしょうにね。

それに、自分を裏切った夫への当てつけに、「あなたの子じゃない。神はあなたの弱さを許さないから父親になれないのよ」とまで言ってるし!

神の祝福だの恵みだの、美しい単語を使いながらも、この夫婦のやり取りはますます醜悪に泥沼化してきましたね。

ただどっちもどっちなので、もう傍からは何も言うことないわ・・。



あの小包の中身は手紙だった!

命を懸けて預かった小包の中身は、窮状に苦しむ仲間たちの助けを求める必死の叫びでした。

隠れて書いたらしい手紙は紙の切れ端だったり、ナプキンだったり・・。

手紙を読んで圧倒されるジューン・・。

絶望の淵にありながらも、大きな勇気を得たようでした。

でも、あの手紙はどこに持っていく予定のものなんだろ。国外?カナダ?

なら、モイラがそのまま持っていた方が良かったのかな。

ジューンは自分が連行される間際に女中のリタに渡してましたけど、彼女はあの後どうするんでしょうかね?

リタも息子を亡くして悲しい過去があるようでしたが、冷たい人かと思いきや急に妊娠したジューンに優しくなったり、ちょっと不思議さんですよね。

小包を受けとったリタの表情から、それなりの覚悟があるように見えましたけど、はたしてこの後どうするのか?

ジャニーンに下る罰が地獄過ぎる

だから、あんな残酷な刑の執行方法を誰が考えてるんだっつーの。

リンチ形式で石で殴ってって・・、趣味悪すぎ。

前回病室で、リディア婆が悲しそうだったのは、こうした刑が下ることを知っていたからなんですね。

今回も泣いてましたけど、そこ全然おかしいから・・!何をいい感じに自分に酔って涙流してるの。泣く資格ないって!

現実が分かってるのか、分かっていないのか・・、ジャニーンも「痛くしないでね・・」って切なすぎ・・。

そんな健気なジャニーンを殴れる訳もなく、長い沈黙の末、侍女軍団がここで根性を見せました!

まず先頭を切ったのが意外にもあのツンケン女オブグレン。「昔は路上で体を売ってたから、その頃に比べたら今がいい。」と強がっていたショッピングパートナーの侍女。

あ、そうそう余談ですけど、この彼女と侍女友達でレジスタンス活動をしてるアルマの顔がやけに似てません??

いつも一瞬どっちかわからないんですけど、私だけかな・・。よく見ると違うし、オブグレンの方が色が黒いけどね。

その彼女が異議を申し立てただけで、「目」の男に銃で殴られ血吹雪を飛ばしてましたけど、ガッツがありましたね。

ジューンとはファック、ファックと言い合う仲ですけど、腹を割って話せば意外に気心の知れた友達になれそう。

そして、彼女に続くジューンも頑張りました!

石を捨てた後「謝れまりゃいいんでしょ。」ということで「すみません、リディアおば」も付けてやりましたよ!

さらに他の侍女軍団たちも同じように石を捨て、「すみません、リディアおば」。

恐らくはすぐ違う形で死刑になるはずのジャニーンも嬉しそうでした。

彼女を助けることはできないけれど、最後にかけがえのない友情を受け取ったジャニーンのあの表情に救われますね。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」続編でジューンはどこへ?

そして最後に来ました!

ジャニーンに手を出さなかった罰として、「目」の男たちに連行されるようですが、その先に待つのは闇か光か?!

ただ、その直前に「ついて行け、俺を信じろ」とニックが耳打ちしてましたので、やっぱり向かうのは光の方ですよね。

あくまで私の想像ですけど、ニックはジューンの様子を見ながら、彼女がいつか問題を起こし、こうして連行される日が来ることを予測していたものと思います。

それに向けて、「目」の中でも自分と同じようにギリアドの体制に疑問と不満を持つ仲間を水面下で探し、今日の日のために準備していたのかも・・?

今回の「目」たちは全員そうした仲間で、連行を装いながらもジューンをそのままカナダとの国境付近まで連れて行って逃がすのかも・・?

なーんて、どうかな?

もしもその推測が合っていれば、シーズン2はカナダで再結集したジューン、ルーク、モイラの3人がハンナ救出に命を懸ける・・という内容になるのかもしれません!

もちろん、全然わかりませんけどね・・。(原作読んでないし)

ただ、このシーズン1は狂気国家ギリアドの中で孤独に戦うジューンの内面に焦点を当てて、静かに、静かに怒りの炎を燃やす彼女を描いてきましたが、シーズン2はもう少しアクションシーンを増やしてダイナミックなハンナ救出作戦を描いてくれても面白そうですよね。

いずれにしても始めからよく練られたプロットで格式高く描かれていますので(原作あるしね)今後も真実味のある展開と役者たちの素晴らしい演技で見応えのあるシーズンになっていくと期待してます!

https://www.annicedrama.com/entry/handmaids201

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