アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。今日も勝手なネタバレ感想をブツクサ書いてます。

「ゴッドレス-神の消えた町-」凄い!今年2番目の最高傑作ドラマ出た!!最終話まで見た感想

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Netflixのドラマ「ゴッドレス-神の消えた町-」を3話~最終(7)話まで見た感想です。(*途中までネタバレなし)

 

きゃー!!凄かった~!!

感動!完璧!気持ちいい!!!

私が今年見た海外ドラマの中では「ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7」に次ぐ最高傑作だと思います!

来年度のエミー賞に食い込んで来るのではないでしょうか。

 

完璧なシナリオとキャストで力強く語られた7話のドラマ

鳥肌ですよ。鳥肌!

これ以上の出来は考えられないくらいの完成度に、個人的に感謝感激です!

ありがと~!ネットフリックス!ありがと~、ソダーバーグとスコット・フランク!

 

前回の記事でも書きましたがキャストが最高!

アリス演じるミシェル・ドッカリーはぶれずに一本筋の通った女を演じ切り、メアリー役のメリット・ウェバーは愛情豊かな女性をクールに演じてくれました。

どちらも最後までカッコよかった~。

もちろん男性陣も完璧!

ジェフ・ダニエルズにトーマス・サングスター、保安官ビル役のスクート・マイネイリーも絶妙で文句なし!

キュートな顔で孤独なガンマン、ロイを演じたジャック・オコンネルもハマリ役でした!

 

始めの1話、2話、3話くらいまでは「普通に面白い、よくできてるなぁ・・」程度の感想でしたが、4話以降は話を追うごとに内容が濃くなり、キャラ達は肉厚に魅力を増し、悪も善も誰しもが重要な語り部としての役割を担いながらラストまでノンストップで盛り上げてくれました。

無駄なシーン、描写、一切なし!

一瞬も飽きさせずに緊張感を保ったまま、キャラの魅力にうっとり陶酔、西部劇の醍醐味に興奮!興奮!の全7話でした!

 

 

*これから先はネタバレ感想です。

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壮絶過去のアリス

中盤のストーリーで一番ショッキングだったのが、このアリスに起こった事件です。

あまりに突然来た衝撃シーンだったので腰抜かしそうになりましたよ。

こんな時代に生まれなくてよかったぁ・・と。

それに救出したビルのヒーローっぷりにも興奮!(奥さんもいた!)

ビルに「上着は取っておけ」なんてカッコつけられると、なぜかちょっと笑っちゃいそうになるんですけど、ビルの本来の姿も見られて嬉しかったですね。

あんな目にあっても、その後一人で息子を守り抜き、強く生き抜くアリスにも恐れ入りました・・。

(インディアンの2人目の夫もチラッと映ったけどいい男だった!)

アリスもあの強烈婆ちゃんの荒治療を受けたのね・・。

 

それから、魅力的なキャラがひしめき合うこのドラマでも、強烈な個性を放っていたのがこのドスコイ婆ちゃん!

表情一つ変えずに荒っぽい治療して、土砂降りの中でも平気で馬乗って狩りに出かけ、狙った獲物は目を射貫く銃の腕前。でも、孫にはちょっと甘い、あんな姑が欲しいわぁ・・。

トラッキーも朴訥としたかわいいキャラで、アリスやロイとの相性も最高でした。

 

ラ・ベルでの銃撃戦

もう期待していた通りか、それ以上のガンファイト!

散っていく女たち、最後まで戦い抜いた女たち、どちらも感動的な戦いっぷりでした。

ダメ夫を守るために、撃ち続けながらも危険を冒して建物を出て行くドイツ人女性がまた最高!(あの強烈キャラの彼女をもっと見たかった!)

もしかして危ないかも?!と心配していたメアリーの彼女も最後まで生き残ってくれたし、死んで欲しくない人たちがしっかり生き残ってくれたのも嬉しかったぁ。

 

ホワイティの最期

そんな中、え~!そんな~!という悲しい最期を迎えてしまったのがホワイティ。

残念!本当に愛くるしい少年だったのに。

誰からも愛され、特にビルとメアリーの兄妹からは子供のように目をかけられていた存在・・。

体を洗わないのがまた彼の無邪気さを表していて、そんな所も可愛かった。

せめて最期はカッコよく戦わせてあげてから、ガンファイトで散って欲しかったかな。

家族を亡くし、ホワイティまで失ってしまったルイーズの涙には、思わずこちらも涙・・でした・・。

 

ビル最高!

いや~、もうビル保安官たら、一体目はどうしたのよ~!

あれだけ「失明」って言って心配させておいて銃撃戦になったら「まだ見える!」って・・、

「見えるんかい!!」というこちらの驚嘆をよそに、あの砂ぼこりの中、強靭的な視力とガンマンの腕前を証明しましたよ!

しかも例の眼鏡はなしだった!凄い!

そうよね~・・。あれだけカッコよく決めるのに、あの割れた丸眼鏡じゃね・・。

 

それにしても一切身を隠さず、ただ棒立ちのままよく生き残りましたね!

登場のシーンも空気に馴染み過ぎてるのか殺気がなさ過ぎるのか、奴らもビルがいることに気が付かなかったようだったし・・、まさかの奇跡の男?

ロイと並んで冷静沈着なまま戦い切ったビルに痺れたわ~。

そして平和が戻った町で再会した息子と娘を、今後はしっかり抱きしめることができました!よかったぁ・・。号泣・・・。

 

そうそう、これで株を上げたはずのロイですけど、あの後アリスとはいい感じになるんでしょうかね。

アリスも悪い気はしていないようだし、命を助けてくれた恩人だしね。

 

亡霊インディアンとのエピソードも良かったですね。

ビルの不思議な存在感をさらに味付けしてくれました。(でもロイにも見えるって、どういうこと?!)

 

フランク・グリフィンの最期

ずっと言ってた「俺は自分の死に方を知っている」っていうのは、一体なんだったの?

勘違い?思い込み?

あの思い込み一本で弾にも当たらず、天然痘にもかからず生き抜いてきたなら、それはそれで凄いですけどね。

 

4話でフランクが天然痘で死ぬゆく人たちに同情し、看病するくだりには驚きました。

このまま西部劇らしく悪は悪として描き切るのかと思っていたら、こんな一面を持たせるなんて。

しかも子供時代に起きた悲劇やロイを我が子として迎え入れるエピソードも、フランクを複雑で傷つきやすい人間として魅力的に肉付けしてましたね。

でも最後に「決闘」という形をとって、息子に撃たれて死んで行くときにはしっかり悪役として倒れてくれました!

そうそう、必要以上に華を持たせた死に方でなかったのもスッキリして良かった!

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アリスとロイの恋

そうか~・・!ラストはあんな風に終わるのね!

もぉ~、出会ったときから惹かれ合ってる2人がどうして最後に一緒にならないの?!

もう2人を隔てる障害はなくなったはずなのに!

と、ちょっと残念な部分もありますが、あのラスト以上に美しい終わり方はないでしょうからね。

生まれて初めて海を目にして感動に飲み込まれるロイと、牧場で彼の残した贈り物を見つけ胸を熱くするアリスのかぶせ映像・・。

それに何ですか、あのたどたどしい「Thank you」の文字は!もう、あれだけで泣いちゃうわ。

いえね、帰ってくる訳はない・・とは思いながらも、「あれ?、まだ5分もある!ロイ、Uターンして帰ってくる?来る?帰ってこい!」と残り時間見ながら願わずにはいられなかったんですけど、この終わり方なら納得せざるを得ないですね。

 

シーズン2は?

当然期待するのはシーズン2ですよね。

これほどの作品を生み出して、これっキリはもったいない!

それにアリスとロイの物語も終わってないし!

でも、リミテッドシリーズって基本的には続編はないってことですよね。

まぁね、あれだけ美しい終わり方をした以上は、「その後の物語は作らない」というのも潔くていいですけどね。

無理に繋げると安っぽくなっちゃいそうだし。

終盤で逃げたフランクを見て、「あれ?ヤツだけ逃がしておいてシーズン2に繋げるのかな・・」と勘繰りましたけど、そこもキッチリ決着つけましたからね。

文句ないです。

変に続編を期待するよりも、この完璧なドラマとエンディングの余韻に浸っていきたいと思います!