アニスの今日の海外ドラマ

海外ドラマ20年、国際結婚10年の働く40女です。今日も勝手なネタバレ感想をブツクサ書いてます。

アマゾンプライムビデオで何気なく見た、地味だけど強烈に面白かった2作品

フレッシュ・アンド・ボーンガールフレンド・エクスペリエンスについてです。

どちらもsrartz製作らしいんですけど、なにげに質が高くて、私にはすごくハマりました。 

共通しているのはどっちもセクシー系ってことですかね。

若い女性が主人公で、色々迷走気味。だけど映像は美しくて全体的なクオリティが高いです。

ちょいエロという意味では若い男性向けかな・・とも思いましたけど、目線的には完全に若い女性目線で共感できる部分も多いです。(本当か?!)

 

フレッシュ・アンド・ボーン

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バレエ界の裏側と、壮絶な過去を持つ少女のサクセスストーリーを描いたドラマで全8話。

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後で知りましたが、ブレイキングバッドの脚本家が書いているらしいので、ストーリー運びの面白さは文句なしですね。

まぁダークで危険な匂いがぷんぷんです。

まずですね~、この田舎からNYに出てきたばかりの少女なんですけど、とりあえず自傷行為が止まりません。

頭にピンを刺したりして、見てるだけで怖いです・・。

どっか壊れちゃってるのは明らかなんですけど、その辺の過去については謎かけになってます。

 

で、もうこれは1話からわかるんですけど、実の兄とそういう関係にあるらしいです。

そこにまずギョッとしますね。

 

だけど、この兄が結構セクシーでいい男ですわ。

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顔は完全に爬虫類系なので、好き嫌いが分かれそうですけど、全体的な雰囲気がワイルドでいいですね。

なんか、Xーメンとかに出れそうだな~と思ったら、wikiで見たら本当に出てた!ので笑いました。

ダンサーの妹がプリンセスなら、こちらの兄の方は「野獣」的ポジションでしょうか。

 

主人公のクレアを演じるのはサラ・ヘイというバレエダンサーで、演技経験ゼロで臨んだ作品のようですが、エミー賞にノミネートされるほどの迫真の演技でこちらを釘付けにします。

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で、そんな二人の危険なやり取りがストーリーの一方にあって、

同時にがバレエ団に入団して、その後トップまで駆け上がっていくクレアの戦いを描くのがメインストーリーです。

バレエ団の仲間や振付師やら、強烈なキャラクター達の中で、様々な駆け引きや泥仕合に振り回されながら生き残っていくんですね。

こちらも見応えあって飽きません。

ルームメイトがセックス中毒みたいな女の子で、しょっちゅうそういうシーンがあったりして、必要以上にエロを振りまいてます。

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ただ一点、バレエ寮の階段下に住み込んでるホームレスの男がいるんですけど、正直この男の存在がまるっきり意味不明でした。

それこそこの男のエピソードは丸ごとなくてもいいくらい。

まず第1話で登場したときに、「鎮痛剤ある?」って聞いてくるんですけど、薬中のホームレスなんて関わっていいことないでしょうに、田舎出身の彼女は徐々に心を開いて行っちゃうんですよね~。

もうその辺のクレアがメルヘン過ぎて「??」の域でしたけど。

 

あと、このドラマで何が一番目を引くかって、クレアの胸ですね!バレリーナとは思えないほど大きい!

顔もお人形のようにかわいいし、踊りもうまいし、演技もいい、危うい存在感も雰囲気あるし、さらにこのスタイルですよ!

 

始めは兄の方が問題ありのように描いていて、妹に虐待してるようにも見えるんですけど、徐々に実際には違うようだともわかってきます。

終わり近くで実家に帰った時なんて、自分から兄のベッドに入ったり、急に電話で甘えてきたり、どうやら元々不安定で危ないのは彼女の方で、これまでも相当振り回しては兄を苦しめてきたんだろうな~というのが わかる訳です。

この二人に起きた決定的な出来事についてはネタバレになるので書きませんが、どっちにしてもとにかく衝撃的で救いのない話でした。

兄妹じゃ、どうがんばってもハッピーエンドにはならないしね。

 

とにかく全体的に世界観が独特で、ある意味異質な世界なんですが見ちゃいけないものを見てるようなワクワク感もあって、面白いですね。

 

ただ、どうにもこうにも残念なのがエンディングですね。

唐突だし、意味不明だし、後味悪いし・・。

 

雰囲気重視の破滅エンディングも嫌いじゃないですけど、もう少し意味あるものであって欲しかったかな。

 

ただ、そのマイナス点を考えても全体の出来としてはかなりお勧めできる作品だと思います。

シーズン2も作って欲しいけど、ないようですね。

まぁあれ以上何を語れというのか・・という終わり方だったので、これでいいでしょうかね。

トップまで登りつめたのその後というのも、きっと厳しく怖~い世界が待っていそうで、見るのが疲れそうです・・。

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ガールフレンド・エクスペリエンス

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こっちの作品もエロいんですが、本格的な方のエロです。

なにしろ主人公が高級コールガールですから。

法律家を目指す普通の若い女性がちょっとした出来心から始めた売春にはまって、最後は高級コールガールにまでなってしまう・・というド根性ストーリーです。

 

バレエダンサーのトップを目指すクレアもド根性でしたけど、こちらの彼女はさらにすごかったですね。

まずこの主人公クリスティーンを演じるがエルヴィス・プレスリーの孫娘のライリー・キーオなんですけど、そこまでやるか?!っていう位やっちゃってます。

すごいですよね。

よくここまでできましたよ。もう、それだけで拍手です。

 

スティーブン・ソダーバーグ監督の同タイトルの映画は私は見てないんですが、ドラマの方もソダーバーグが製作総指揮っていうことなので、彼女もその覚悟で臨んだように感じます。

なにしろソダーバーグといえば「セックスと嘘とビデオテープ」で衝撃デビューした監督さんですからね。

あの映画を見た時は、ただただジェームス・スペーダーの美しさに見とれてしまいましたけど、内容的にはかなりキレていて、わかる人だけわかればいいというアート系の映画でした。

 

このドラマも空気感がすごく似てますね。

全体を通しての静けさと(内容は激しいのに)、主人公の心の動きについてあまり説明がなくて、その行動を見て推測するしかない感じなんかが同じでしょうか。

あと、やけにマスタベーションのシーンが多いのも共通してるかな。

ソダーバーグ的に大事な要素なんでしょうか。

 

この彼女がどんどん壊れてすごい方向に行っちゃうんですけど、同時に自分の天職を見つけた!本当に好きなことを見つけた!

という、圧倒的な確信と自信が見ている方を驚かせるんです。

 

最後のエピソードがこれまたすごい!

マゾ客のところへ仕事へ行くんですけど、この男の妻という設定で、突然、子芝居が始まります。

このシークエンスがまたすごい緊張感で、あれよあれよとその一部始終を目撃することになります。

 

まるでその場にいるような、目の前で舞台劇を見ているような臨場感に圧倒されましたね。

この「いい仕事」してる彼女をしっかり見届けることで、彼女の確信を私たちも感じることができるんですけど、まぁなんともすごい体験です。

なかなか普通のドラマでは見れないシーンの連続なので、そういう意味での爆発力がありました。 

 

最後、ちょっとチャチャを入れるとすれば、彼女、高級コールガールになるほど綺麗かな~?というのと、スタイル的にも割と普通なので、あんまりらしくはないですね。

それが逆にリアルで「普通の若い女性が・・」という部分に説得力があるんでしょうか・・。

 

それと、主役のライリー・キーオがほぼ無表情で最後まで飛ばしまくります。

好感度的にはなかなか取れるタイプじゃなさそうですが、私は好きでしたね。

彼女の完璧姉より好感もてました。

スティーブン・ソダーバーグは2012年の自身の監督映画「マジック・マイク」で彼女を起用しているので、そういう意味ではしっかり才能を見込まれての再登用ということだと思います。

 

全13話なんですが、各話30分なのであっという間に見れちゃう感じです。

なんと、第2シーズンも決まったそうですけど、いつ見れるんですかね?

絶対見ます!楽しみです!